小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

牡丹の色の変化にびっくり

2019-04-22 | 植物
14日の日曜日、私が企画したイベントで花束をいただいた。
それがなんと牡丹があしらわれた花束。

牡丹を使った花束なんて、生まれて初めていただいた。
花弁は濃いピンク色で、そのゴージャスな雰囲気に圧倒されました。



牡丹の花はかなり日持ちして、あれから1週間、
まだたっぷりと花弁をたたえている。

けれど、あれっ? なんだか雰囲気が違う。
色が変化したみたい……、急いで写メを撮ってみた。



「色が抜けた」というさえない雰囲気ではなく、
上品なやわらかな桃色に変わっていた。

同じ花とは思えないくらいの変化。
牡丹の花の色が変わることも初めて知りました。
不思議~。
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母猫もさくら猫らしい

2019-04-20 | 犬&猫との暮らし
偶然、裏のうちのママさんに会ったので、
「リリィとチビの母親、来ていますか?」と聞いてみた。
「たまに来てるみたいよ」とママさん。

私が「母猫に避妊手術をしないと、まずいですよ」というと
「パパが言うには、よく見たら耳がカットされてたって」と
予想外の報告が。

それはよかった!

朝霞市内には「もめんいと」「にゃいるどはーと」
「しあわせねこの会」「そらとゆめ」など、
TNRを行っている団体がいくつかあって、
みな熱心に活動していると聞く。

リリィとチビの母猫も、
そんなメンバーのどなたかに捕獲され
手術してもらえたのかもしれない。

とりあえず、もうリリィとチビの同胞が増えることはない。
よかった、よかった。



猫は高いところが好き? 今日はチビが室外機の上に
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親猫の不妊が重要

2019-04-16 | 犬&猫との暮らし
我が家の庭にちょいちょいやってくる、さくら猫のリリィとチビ。
リリィとチビの名付け親はもちろん裏の家のおじさんだ。

なぜ2匹の子猫がおじさんちにやってきたのかを問いただすと、
なんのことはない、その親猫におじさんがエサをやっていたからだ
ということが分かった。

なので、子猫を捕獲して不妊手術をする際、
「親猫にも不妊手術をしなければ、また子猫が生まれてしまうから、
同時に親猫も捕獲してください」とお願いした。

すると、おじさんは「親猫は最近姿を見せないので、
捕まえようがない」というではないか。
そのうえ、このTNR活動に裏の家のおばさん、
つまり、おじさんの奥さんは、あまりいい顔をしていない。

「パパがエサなんかやるのが悪い。
なんで、うちが手術してやらなくちゃいけないの?」と
ご機嫌斜めなのである。
「パパ」というのはおじさんのことだ。
(傍目には「パパ」感ゼロなのだけど……)

避妊去勢手術はTNR活動に理解を示す獣医師が
飼い猫の手術代より、はるかに割安でやってくれる。

私はおばさんの説得を試みた。
「でもね、ママさん(ここは“おばさん”といわずに)、
親猫をそのままにしておいたら、また子猫を産んでしまいますよ」
私がそう言うと、ママさんは
「ない、ない、そんなこと、絶対ない」と手を振り振り言うのだった。

おばさんは取りつく島がないが、
おじさんは一応TNRに協力的だったので、
この先、もしリリィとチビの親猫が捕獲できそうなら、
「ぜひとも!」とけしかけるつもりである。
だってもう、ニャンコの恋の季節だもの!



まるでうちの猫であるかのように室外機の上でくつろぐリリィ
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今日も来てます、さくら猫

2019-04-15 | 犬&猫との暮らし
毎日のようにやってくる、さくら猫のリリィ(白黒)とチビ(黒)。

 

昨年9月、裏の家のおじさんが、産まれて半年くらいの2匹の子猫に
庭先でエサをやっているのを知り、TNRを勧めてみた。

「TNR」というのは、野良の猫を捕獲(Trap)して
不妊・去勢手術(Neuter)を行い、元の場所に戻す(Return)ことで、
繁殖しないように手術済みなので、殺処分の対象とはせず、
一代限りの命を全うさせてあげようという活動だ。

「そんな地域の猫ですよ~」という印に、
耳先をさくらの花びらのようにV字カットする。
そのため、その子たちは「地域猫」「さくら猫」と呼ばれている。

裏のおじさんに、カヤの車載用ケージを貸してあげたら、
数日の時間差はあったものの、苦労しながら2匹を捕獲してきた。

エサはおじさんが面倒をみるというので、
勧めた手前、いろいろ手助けすることになり、無事TNR完了。

その子たちが、うちの庭に遊びに来るようになったのだ。

 

なるべく、よその庭や植木鉢にトイレをしないよう、
うちのテラスにトイレと水皿は用意してあげた。
糞尿の始末くらい、オバチャンがしてあげるよ。

白黒猫はメスなので左耳を、黒猫はオスなので右耳をさくらカットにされている。

  

完全に人慣れしているわけではないけれど、手術前の数日間、
エサやトイレの世話をしてやったことを覚えているのか、
私のことを「恐ろしい生き物」だとは思っていないようだ。 


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残念、のぼり旗が邪魔

2019-04-08 | つぶやき
ドライブ中に限らず、風景を眺めていて気になることがある。
道路沿いに連なってはためく「のぼり旗」だ。

地方に出かけた際にも、
のぼり旗が田園風景を台無しにしていることがあり、がっかりする。

景観を損なうように設置されている場合が多いように思うのだ。
その主な目的である広告効果や周知効果は絶大なのか?

4月7日は投票に出かけたついでに、徒歩でお花見へ。



この桜並木、満開で美しかったのだけど、
のぼり旗が明らかに景観を邪魔している。残念!!!
書かれた内容は単に桜祭りの告知でした。必要かなあ……。


    
投票所となった市民センター前の桜    人様の駐車場に咲いていた純白の花。何の花か不明


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桜と新元号の発表と

2019-04-05 | 植物

2月下旬の下田に行く用事があり、早咲きの河津桜を見ることができた。


3月の第1週で河津、南伊豆の河津桜のライトアップが終了。
ちょうど南伊豆ライトアップ最後の日に出くわした。

そして4月1日、新しい元号が発表された。

「令和」という新元号の第一印象はとてもよかった。
私にとって「令」は、「命令」の「令」というより、
凛として清らかで美しいという印象があったから、
Reiwaという音もいいなと思った。


新しい元号が発表された日の、河川敷広場の桜。まだ8分咲き

「令和」、悪くないなと思ったけれど、何を勘違いしているのか、
「令和」とした理由を、まるで所信表明演説のように長々と語り、
しかも「史上初めて国書を出典とした」と得意気にしている人の姿が、
あちこちで報道されると、何だか少し白けてしまいました。

しかしまもなく、万葉集を典拠とするという部分が
実は中国後漢時代の張衡という政治家が著した
『帰田賦』から引用されているということが分かり、
元をたどれば中国の書物に由来するため、
やはり今回の元号の典拠も漢籍だということになった。

別に典拠はどっちでもいいです。

どっちでもいいのですが、
ただ「日刊ゲンダイDIGITAL」の報道には驚いた。
4月4日に配信された記事のタイトルは
「安倍政権と酷似「令和」元ネタは腐敗政治を嘆く内容だった」。

「令和」の元となった『帰田賦』の部分が
「政治の腐敗を嘆き、中央政府に愛想を尽かして、
故郷に帰る喜びをつづった」箇所だとの指摘でした。
そうだったの?



万葉集の「于時初春令月 氣淑風和」にしても
帰田賦の「於是仲春令月 時和氣清」にしても、
出典箇所は美しい気配を詠んでいる部分なのだから、
それを談話でごちゃごちゃ意味付けしなければよかったのです。

元号が変わるのだから、政権も変わればいいのにね~。
コメント (2)
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檻の中のライオンin滑川町へ

2019-04-04 | つぶやき
3月31日は、滑川町にある古民家ギャラリー「かぐや」で、
憲法を理解するための講演があったので出席した。



講演したのは広島の楾(はんどう)大樹弁護士。
国家権力をライオンに、憲法を権力を閉じ込める檻に喩えて、
熱のこもった講演が繰り広げられた。

楾弁護士は「ライオンと檻に喩えて、憲法の説明をするのは適切じゃない」と
いう学者がいると話していたけれど、十分、分かりやすく伝わってきた。

「まず、左とか右とかいう前に、憲法をきちんと理解しておきましょう。
日本国憲法を守るべき人は誰かですか」と楾弁護士。

「第99条には“天皇又は摂政及び子組大臣、国会議員、
裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。“
と書いてありますよ。果たして国会議員や公務員は
憲法尊重擁護義務を遂行しているでしょうか」

と会場に問いかけ、日本国憲法の重要な箇所を解説。

そして、特定秘密保護法、共謀罪法、安保法制下では、
どのようなことが起こり得るかを説明してくれた。

自民党の改憲草案が、現憲法をどう変えていくか、
分かりやすくまとめたペーパーも配布してくれたのだけど、
積極的に知ろうとしなければ、上手に誤魔化されて、
後になって「えっ? そんな!」ということにされそう。

「弾薬庫は作らない」と言っておきながら、平然と作り、
その嘘を「説明不足」で済まそうとする政権だものネ。

下は楾弁護士の著書のパンフ。発行は「かもがわ出版」です。


ちなみにうちの周辺と違って、この日「かぐや」前の桜は満開でした。



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「クマのプーさん展」へ行ってきたお話

2019-04-03 | つぶやき
3月下旬に、Bunkamura ザ・ミュージアムで開催されている
「クマのプーさん展」(~4月14日)を見に行った。



アーネスト・ハワード・シェパードが描いたプーさんの原画を
世界で最も多く所蔵している
英国のヴィクトリア・アンド・アルバート(V&A)博物館から
そのコレクションがやってくるとあって、
昨年の11月23日から前売券の販売を開始していた。

私はV&A直輸入のピンバッチ付前売券を購入。
そのピンバッチがこちら。
プーとコブタの関係は本当にステキだ。



ディズニー・キャラクターの絵より、
私はやはりシェパードの絵のほうが好きだなあ。

『MOE』3月号でもプーさんを特集していたし、
先に見に行った兄嫁さんからもかなりの人出だったと聞いていたので、
平日の開館まもなく到着したのだけど、
館内にはすでに老若男女の長い行列ができていて、
のろのろと進みながら、原画や展示物を見ることに……。

プーさんって、こんなに人気があったのか。
翻訳した石井桃子さんの偉大さも、改めて実感。

下の写真は、
求龍堂から刊行されていた世界の文学写真紀行シリーズの中の1冊で、
1993年8月に発行された初版本。



25年も前に買ったものなので、背表紙の色焼けしてしまっている。

原画や舞台となったイギリスの風景写真が
ふんだんに掲載されているだけでなく、
作者のアラン・サレクサンダー・ミルンの素顔や挿絵を描いたシェパード、
息子クリストファー・ロビンとの関係が、丁寧に綴られている保存版だ。

プーさんをはじめ、仲間たちの愛すべきキャラクターには、
ミルンの才能をうかがわせるけれど、
ミルンは自分が児童書の作者であることを、あまり歓迎していなかったようだし、
妻やクリストファー・ロビン、シェパードとの関係も
何かぎくしゃくとした、柔らかさのないものだったみたい。

本名で登場するクリストファー・ロビンは、プーさんと並び、
世界中で知られる物語の主人公になってしまったことが、
彼の人生の足かせになったともいわれています。

そのことは『クマのプーさんと魔法の森へ』にも書いてあり、
『グッバイ・クリストファー・ロビン』からも読み取れる。



ミルンやクリストファー・ロビンの現実は、厳しかったかもしれないけれど、
やっぱりプーの世界はウィットに富んでいて、素晴らしい。

日本で初めてコミックス化された角川書店発行の
『くまのプーさん』は、疲れた頭にオススメ。
笑えるし、ううんと感心する言葉が満載です。


   
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