保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。
WAVE出版の担当編集者さんから重版の連絡をいただいた。
少しずつだけど、動き続けていることがうれしい。
「児童書のよさは、息が長いことです」と、
編集者さんから言われたのだけど、そのとおりですね。
全国学校図書館協議会の選定図書にもなっているそうで、
4刷目のカバーの表4には、それが明記されるらしい。
子どもたちからも、ポツりポツリと読書感想文が届く。
「こういう法律を作るといいと思います」などと、
しっかりした指摘があったり、
「人間には殺処分はないのに」などと
さらっと書かれた一文があったり。
一生懸命考えて書きあげて、それを封筒に入れ、
切手を貼って投函するという、スマホで送るなら、
送信ボタンひとつで済む行為を、
何段階もの手順を踏んで、やり遂げてくれた子どもたちを
いとおしいなあ、ありがたいなあと思う。
あらかじめ、それを公表していいか聞いてあるので、
OKの場合だけ(これまですべてがOKだったけれど)、
公表していい名前で発表している。
そのブログが「Say NO プロジェクト広め隊活動報告」
http://blog.goo.ne.jp/imacoco201511
お便りをくれた皆さんには、お便りと一緒に、
缶バッチや「Say NO プロジェクト」の周知カードなどを送っている。
みなさん、ありがとう。
4月末の尿検査で菌も白血球も減り、膀胱炎の治療も一段落。
抗菌剤ともさよならしたカヤ。
膀胱炎の治療中、尿漏れも収まり、おむつともさよならしていたのに、
なんと投薬をやめて数日後「ぽたぽた」が再発!
頻尿でもなく、膀胱炎が再発したとは思えないのだけど、
抗菌剤をやめて数日でぶり返すってこと、あるかしら。
どういうこと?!?!
酒井先生の教科書にはない事例だと思う。
とりあえずまたオシッコの濁りや匂いに注意して、
気になるようなら、また尿検査ということに……。
カヤはどうも「シモ」の不具合が多くて、困っちゃうなあ。
猫の捕獲劇は、管理人さんから「階段の踊り場に猫の糞尿があり、
どうも館内に猫が迷い込んでいるようだ」と報告されたのがはじまりだった。
「共生」を促す具体的な活動はしていないのだけど(苦笑)、
創設から10数年来、私が「ペット飼育者連絡会」の代表のままなので、
管理人さんや理事会の人からのペットの苦情や相談は、私のところに集まります。
通常「猫が階段の踊り場で排泄する」とは考えにくいのだけど、
実際にしてあった(写真もある)というのだから、そうなのでしょう。
マンションの外から猫が入ってくる可能性は低いと思って考えていると、
午後になって管理人さんが「2階に猫がいます!」と言ってきた。
見に行くと、顔の可愛い白っぽい猫ちゃんが、
吹き抜けになっている2階部分の壁際にうずくまっていた。
小声で「大丈夫よ~」と言いながら、ゆっくり近づいたら、
追い詰められたと思ったのか、そこから、なんと1階に飛び降りてしまった。
「ニャンパラリ」という感じじゃなくて、
なんだか少しダメージを受けたような着地に見えた。ああ、私が悪かった。
そのあと管理人さんと2人で追い回したわけじゃないのだけど、
最後には1階の廊下の奥に追い詰められた形になった。
どれくらいの時間、館内を逃げ回っていたのか、ずいぶんと汚れ、疲れているみたい。
管理人さんが「首輪をしている」と言ったので、どんな首輪か聞くと、
「白に青い縁取りだった」と言う。
私はその首輪に覚えがあった。
かつてマンション横の駐車スペースで行き倒れていた、
Tさんの猫が同じタイプの首輪をしていたのだ。
正確にはその子は、Tさんが室内飼いしていたわけではなかった。
首輪をしていたから、野良ではないと思ったけれど、
どこのうちの子か分からなかったので、私が一時亡骸を引き取って、
近隣で聞き取りなどをするうちに、Tさんがその子を
地域猫として世話をしていることが分かったのだ。
きっと今回も、Tさんがキーパーソンだ。
だとしても、なんとかこの猫ちゃんを捕獲しなくては…。
けれど、誰が近づいても「う~う~」と威嚇する。
妹に応援を要請し、あれこれ手を打ち、作戦を練っていたところ、
仕事帰りの居住者の男性が、首根っこをつかまえる方法で
捕獲してあげると言い出し、果敢にトライしてくれたのだ。
「ええ、無茶だよ~!」と思ったのだけど、その人は怖気づくことなく、
軍手をして、猫に向かって行った。
その猫は恐怖のあまり逆上し、激しく抵抗する。
男性は引っ掻かれて傷を負い、猫も爪を割ったかして出血したけれど、
最後には、私が用意したカヤのケージに入れることができた。やれやれ。
無理やり首根っこをつかまえられて興奮したのでしょう、
そこらじゅうに失禁したので、1階の廊下は猫ション臭が立ち込め、
「消せるだろうか」と不安になるほどの状況になってしまった。
猫ちゃんが入ったケージにはすぐに布をかけて、周りを見えなくしてあげて、
Tさんの玄関のドアには、連絡を乞うメモを残した。
「まったくもう、ビールでも飲んじゃおうかな」と思ったときに、
携帯が鳴った。やはりTさん宅の飼い猫だった。
ご亭主が飼い猫3匹を逸走させてしまい、2匹はすぐに戻ってきたのだけど、
捕獲された「シロちゃん」だけが、2晩帰ってこなかったのだそうだ。
あいにくシロちゃんはご亭主には懐いていないらしい。
シロちゃんが懐いている奥さんは連休を利用して今日まで不在。
ご亭主はひとりオロオロしていたらしいが、
もっとオロオロして、怖くて痛い思いをしたのはシロちゃんですよ!
ご亭主はシロちゃんを抱っこできないようなので、
ケージごとエレベーターで何階も上の階に運び、
玄関の中で扉を開けてやると、目にも止まらぬ速さで、
室内に走り込んでいったシロちゃんの姿に胸が痛んだ。
Tさん宅の猫ちゃんは、みんな保護猫だそうなので、
なかなか懐かないのかもしれないけれど、
だとしたら、なおのこと逸走には気をつけなくちゃなりません!!!
シロちゃんが懐いているという奥さんが一時間でも早く帰宅して、
シロちゃんの心のキズを癒してあげてほしいなあ。
いつの間にか5月になっている。なんと、まあ…。
さて、カヤは1月の下旬から長く膀胱炎を患っていた。
ある朝、ペットシーツについた血尿に、慌てて病院へ。
採尿して白血球や菌の有無を調べて、
教科書通りの基本的な抗生剤を投与したのだけど、
翌週の尿検査でも、白血球も菌も減らず、
抗生剤を変えて1週間投与した後に、
改めて尿検査をした結果も、おもわしくなかった。
しかたないので、薬剤感受性検査をして、
有効な薬剤を確定することになった。
酒井先生はできるだけ飼い主に経済的な負担がかからぬよう、
別途検査費用がかかるものは、いくら必要なことでも、
慎重に対処してくれ、当たり前のようにことを進めず、
費用も含め、事前によく説明もしてくれる。
自然療法の薬液や錠剤に比べれば、
この感受性検査も驚くほど高価ではないのだけど、
庶民派ドクター酒井の気配りはありがたく、胸にしみます。
今回は外部の検査機関に薬剤感受性検査を依頼。
薬剤は10種類まで同じ検査費用だとのことで、
先生はマックス10種類の検査を依頼していました。
結局、カヤの膀胱炎の引き起こしている菌は
初めの1週間と次の1週間に投与した抗生剤に
薬剤耐性をもっていたことが分かり、感受性がある薬剤に変更。
それでも、なかなかしぶとかったけれど、
4月下旬に3カ月かかった菌との戦いは終息し、
私も毎週の採尿作業を返上したのでした。
膀胱炎の治療をしている間、2月に入ってのことでしょうか、
気が付くと、カヤの尿漏れが収まっていた。
「ぽたぽた」がなくなっている?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/31/19045976bccf71d6f414f9824751a0ae.jpg)
舌を出してスヤスヤ
もしかしたら、カヤの尿漏れは膀胱炎が要因だったかも。
ということを先生に話すと、おそらくうちに来る前から、
カヤは慢性的に膀胱炎を患っていたのだろうとのことでした。
膀胱炎を繰り返すと、膀胱内の粘膜が肥厚してしまい、
肥厚した粘膜の深部まで菌が入り込んで繁殖すると、
薬剤が行きわたりにくいとか、尿で押し流しにくい、
といった支障が出てくるのだそうだ。
そして、さらに膀胱炎になりやすくなり、
発症すると、完治しにくくなるという悪循環を定着させてしまう。
季節の変わり目で免疫力が下がっていたり、
過剰なストレスなどによって、発症することもある。
ああ、もっと早く気付いてあげればよかった。
ちょいちょい頻繁にオシッコに行くこともあったのに…。
それは「尿漏れの延長」ではなく、
「尿漏れの原因」を作っていた症状のひとつだったのだ。
カヤは特にぐったりする様子もなく、普通に生活していたけれど、
血尿が出るまで、残尿感などで気持ち悪い思いをしたことでしょう。
カヤ、ごめんね。
オシッコのpH値が高いアルカリ性尿だと、
膀胱炎やストルバイツ結石を発症しやすいといいます。
その予防効果が高いといわれているのが「クランベリー」だと聞き、
さっそくサイペットの「クランベリー顆粒」を購入。
カヤの場合、新しい何かを与えるときには
漏出性腸炎を再発させないように注意が必要なのだけど、
「クランベリー顆粒」には悪い反応がなかったので
朝晩フードに混ぜてやるようになりました。
クランベリーは、人間にも同じ効果があるそうで、
アメリカなどでは古くから薬用として使われてきたらしい。
期待していいかな。