小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

「海ぼうず」でアブラボウズを

2009-11-30 | 旅先でのお話

 銚子漁港へ取材に行った折のこと。漁協の人オススメの店「海ぼうず」に足を運びました。「その日の朝に水揚げされた新鮮な魚介類がいつでも味わえる魚料理店」としてテレビにも出たことがあるらしい。

 店に入るとツルピカ頭の主がカウンターの中で何やら調理中。「主がツルピカ頭なので、海ぼうずなの?」と思いながら席につく。名物は銚子沖で獲れる銀ダラの仲間「アブラボウズ」という魚のようです。

 アブラボウズは水深400mの岩場に生息する深海魚で、大きなものでは体長2m近く、体重も91kg超えるものが上がるとか。超高級魚とされるクエに見た目が似ているそうですよ。
 店の若女将が「脂が乗っていて美味しいですよ」というので、アブラボウズも並んだお刺身の盛り合わせと、アブラボウズの定番料理だという照焼きを注文。カメラマンの沢海さんご所望の「金目の煮付け」も迷わず注文。

 ビールの中瓶3本を空けたあと、「魚料理なら日本酒でしょう」という2人に付き合って、またしても地酒の飲み比べ。千葉県の特別純米酒「不動」と銚子の地酒「徳明」。「不動」は純米酒らしくがっつりとしたお酒だったし、「徳明」も美味でした。

 で、アブラボウズは刺身もとろっとしていましたが、照焼きの脂身が沖縄のラフテイの脂身のようでびっくりでした。
 しかしながら、大きな金目の煮付けのプリッとしや食感と、甘さ控えめなちょうどいい味付けにやられちゃいまして、やはり軍配は金目に上がったのであります。

      

 あんなに「あまり呑まないようにしよう」と申し合わせたのに、1人ビール中瓶1本と地酒3合をペロリと飲み干し、ほろ酔い気分で、宿のそばに見つけたラーメンの屋台にまで立ち寄ったのでした。さすがに私とゆうさんは半分こしましたが。

 宿では酔いも手伝って、浴室を見に行ったり、それぞれの部屋を見に行ったりし、「お風呂は入るのやめよっか。何かちょっと」となり、ゆうさんの部屋は12畳くらいあって怖いので、「やっぱり一緒の部屋で寝よっか」ということになり、私がゆうさんの部屋に移動していったのでした。

 翌朝3時半、数時間の仮眠ではまだ酒が抜けきらず、女2人は(沢海さんは「大丈夫です」と力強く言ったのだ)ぼーっとしたまま、宿を後にしたのでありました。

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時が止まった旅館

2009-11-29 | 旅先でのお話

 「マグロ」をテーマに取り上げるため、銚子漁港へ取材に行くことに。25日の夕方、近海の延縄漁に出ていた船が入港するというので、その時間を目指して編集のゆうさん、カメラマンの沢海さんと3人で銚子に向かって走っていると「入港が遅れる」との連絡が入りました。
 しかし、取りあえずは現地に入って待機しておかねばなりません。5時過ぎには銚子漁港に到着。

 水揚げは翌26日の早朝。というわけで、ゆうさんが漁港に一番近い宿を探し、部屋を予約しておいてくれたのはいいのですが、前日の彼女からのメールには「お化け屋敷かも…」などと書いてある。

 しかし、過日、取材時に泊まった温泉宿も「昭和の部屋らしい」と怪しみつつも、別段それほどのものではなく、ホテルそのものはもてなしが素晴らしかったので、単にホームページの情報だけでは何とも言えまいと思いつつ、自分でも宿のホームページを確認。

 創業は今から360年前の1645年(正保2年)。銚子を代表する宿として多くの要人・文人に愛されてきたらしい。おっ、いいじゃないか。由緒ある宿らしい。ちょっと楽しみ!

 その日入港予定の漁船が翌朝にしか入港できなくなったことが分かったので、さっそく宿に荷物を置き、美味しい魚でも食べに行こうということになったのです。翌日早いので「深酒はしないように」と申し合わせながら。

 で、宿はというと、ううむ…。
 古い建物は戦禍に遭って消失してしまい、現在のものは戦後すぐに建て替えられたものだというが、戦後すぐに建て替えられたまま、おそらく改築することなく、今に至っている様子。
 入口にあるバーは「にゅうさろん」という平仮名の名で「昭和」そのものなのだけど、宿の佇まいに風情というものがまったく感じられないのです。昔、サロンだったであろう広間には卓球台がありました。それは懐かしかったけど。

 入浴セットを抱えた「海の男」といったオッチャンたちが出入りしており、泊まり客はあまりいなそうです。部屋数はたくさんあるように見えるのに、手違いで部屋の用意がまだだということで、ロビーで少し待たされる。ロビーのそばにある階段から上をのぞくと、2階は真っ暗でちょっと怖かった。

 私が泊まる部屋は「あやめ」の間。ううん、シブイ。高度成長期も知らずに時間が止まってしまったような部屋でした。これこそ「昭和の部屋」だよ。
 もちろんトイレは共同。廊下を出て「婦人用」と書かれた扉を開けると、いきなり便器がありました。

   
  あやめの間の入り口       あやめの間の室内

       
       部屋の鍵はこんなのが1個。ちと不安

 「このような旅館が健在とは!」と思いながら写真を撮っていると、無骨な感じの見知らぬ男がにゅっと入ってきたので、思わず「キャー!」と声をあげてしまった。男の仲居さんらしく、ポットを持ってきてくれたのだけど、「ノックくらいしてくださいよ~、びっくりするじゃないの~」と心の中で叫びました。

     
     作りつけられていた鏡や引き出し。細工は手がこんでいるの
     だけど、いかんせん古いだけで、骨董的な趣が出ていないの
     が非常に残念。夜、絶対この鏡はのぞかないようにしようと
     思いました。

 翌朝は3時半くらいに起きなきゃならないし、この日の取材もどうなるか分からなかったので、ゆうさんは「素泊まりで予約しておいた」とのこと。正解だったと思う。
 食堂をのぞいたら、どこかの合宿所のような感じで、今では「とても“料理の大新”とは謳えまい」というセッティングでした。

 宿の主らしき男性は「昔は皇族も泊まりに来たけど、あっちにホテルができちゃったから(あっちというのは観光の名所・犬吠崎のことらしい)、こっちはさびれる一方で、今は漁師か慶応大学のボート部の学生やOBしか泊まらない」と嘆いていました。慶応ボート部とは古い付き合いなのだそうだ。

 ゆうさんは「なんであんなに部屋数があるのに、私ら3人はポツンポツンと離れた部屋に泊まらされるのだろう」といぶかしがっており、それぞれに今見た自分の部屋の様子や宿の感想を感嘆符付きで興奮気味に話しつつ、漁協の人に教えられた魚料理の旨い店に向かったのでした。

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ハンナ、頑張って

2009-11-23 | 犬&猫との暮らし

 腎臓病のハンナは、和光の病院で「年内くらいの余命」と言われ、毎日点滴に通っていたそうです。点滴もハイスピードでされるし、動物保険の相談をした際、かなりキツイことを言われ、飼い主の久美子さんがめげてしまい、ペットの腎臓病治療にも力を注いでいる(なんといっても、院長先生が人工透析患者なので、腎臓病には詳しいらしい)笹塚の病院へ。

 和光へ点滴に通わなくなったら、ハンナが少し元気を取り戻したというので、お見舞いに行こうかと思っていたのですが、来客に舞い上がってハンナが疲れてもいけないと考え、思いとどまっていました。

 すると、笹塚の先生が「はしゃいだり、喜んだりすれば、免疫力がアップするから、ほかの人に可愛がってもらうことはいいことですよ。そのあとにしっかり休ませてあげれば、問題ないですよ」と話してくれたとのこと。

 人間だってガンや高血圧、糖尿病にも「笑うこと」が有効とされています。「喜び」や「笑い」は効果的な免疫療法のひとつだものね。

 そこで、昨日の午後、ハンナに会いに行ってきました。しっぽブンブン、ワンワン吠えて迎えてくれました。(あれ、歓迎だよね?)一見まったく病気のワンコには見えませんでした。

    

 でも、ちょっとはしゃぎすぎたのかな。「ワタシ、休憩します」という感じで横になってしまった。この写真は寝たきりの病人(病犬)のようですが、見た目はそんな重篤な様子ではありません。

 いっときぼーっとした感じになって、がくがくっとケイレンしたようになり、倒れてしまったことがあるそうです。
 
「最近、こういう症状が出るので、ぼーっとしたときに大声で呼ぶと、はっとして倒れ込まずに踏ん張るのだけど、そのままにしているとバタッと倒れちゃうことがあるの」と久美子さん。

 「食べる物も限られてきて、食べたそうにするからあげると食べない。これも腎臓病の特徴だそうだよ。腎臓病だと人もそうらしくて、贅沢病だといわれることもあるんだって」とダンナの達也さん。

 そうなのか。エサに薬やサプリメントを混ぜても、食べてくれないのでは困るなあ。

 「少しでも食べたから買ったのに、これも食べなくなったの。これも、あれも。丸薬なら喉に押し込めるけど、このサプリは顆粒だから、以前はエサに混ぜられたけど、今は無理。みんなにあげて。腎臓病じゃなくても、あげていいサプリだから」

 ということで、ハンナが食べないフードやおやつやサプリをしこたま頂いてしまった。
 「ネフガード協和」という顆粒のサプリは、体内の有害物質を吸着してウンチと一緒に排出させる、ヘルスカーボン(植物性の活性炭)を主体としたサプリでした。腎臓病の子なら、腎不全の進行をくい止め、腎不全に伴う諸症状の軽減が図れるらしい。

 帰宅して頂き物を袋から出しながら「うちの犬たちならまだ大喜びで食べるこのビスケットも、このおやつも、ハンナはもう食べたくないのか……」と思ったら、急激に哀しくなってきて、しゃくりあげて泣いてしまいました。

 ハンナ、まだ12歳だもの。トチの歳を目指して、病気とうまく付き合いながら頑張ってよ。お願い!

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お土産の黒ラブ・グッズ

2009-11-22 | 犬&猫との暮らし
 休日なので犬たちをグランドに連れて行こうかと思いましたが、どこかを痛がるクリに無理に運動をさせて、悪化させるとよくないと思い、いつもの土手道へ。

 クリは自分でセーブすることができない質で、たとえどこかが痛くても、ボールを投げれば取りに行くだろうし、私が早足で歩くと置いて行かれまいとして、排泄も我慢してしまうことがある。分離不安は相変わらず。

 土手道を歩いていると、向こうからグラッシーがやって来ました。わざわざ土手道まで会いに来てくれたのです。お父さんのアメリカ土産を持参して。

 見ると、アメリカのショップで買ったという黒ラブ・グッズ。黒ラブが描かれた灰皿にマウスパッド、マグネット、アメリカで出版されているラブラドールの本。いつも有難う。グッラシーのお父さん、お母さん!

 

 ラブラドールの特性や繁殖から育て方、病気、しつけから看取り方まで、ラブを飼うために必要な知識満載のガイドブックでした。もちろん英語で書かれているんですけどね。写真も多く、内容をすぐに解読できなくても、見ているだけで楽しめます。

 「Your Senior」のページに、人間の年齢に比較した犬の年齢のグラフが掲載されていました。Dog's Age14歳は、Human's Ageだと100歳に当たるとなっています。でもって、グラフはそこで途切れており、Dog's Ageの15歳以降は表示なし。アメリカでもラブラドールの14歳以降は稀なんだわ、きっと。

 トチは来月末に15歳。ノエルも来春15歳だから、2頭で「金さん、銀さん」だな。
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バッテリーが切れた!

2009-11-22 | つぶやき

 車のバッテリーは突然切れるから厄介だ。「もうすぐ切れますよ」という何かサインがないものか。

 昨日、犬たちを車に乗せ、いざ出発!というときに、キーを回してもウンでもスンでもない。エンジンがかからない。
 おっかしいなあー。ライトのつけっぱなしもなかったし、半ドアでもなかったし、バッテリーが上がるようなこと、していないのになあ。

 仕方なく犬たちを降ろして、家の周囲の散歩で済ませ、妹にSOSを出しました。妹がブースターケブル持参で私の車の前に乗りつけてくれたのはいいのですが……。

 「マイナスとマイナスをつなぐんだよねー」とか言いながらケーブルをつなぐと、思い切りバチバチと火花が散りました。「こんなに火花、出たっけ。怖いよ~」と言う私に、いい加減な妹は「多少はバチッとなるんじゃない」などと言う。強引につないだら、勢いもくもくと煙があがり、ケーブルの取っ手が溶け出したのです。

 口々に「電極を間違えてるよー!」と大騒ぎしながら、慌てて熱くなったケーブルをタオルでつかんで外すと、注意力に欠けた姉妹はやっぱりマイナスにプラスのケーブルをつないでいたのでした。
 まったく危なかった。にもかかわらず、そのいい加減さに呆れながらも、大笑いしながらの作業になりました。

 一時的に充電されたので、いつも車検をお願いしている近くの車屋さんに持っていくと、ちょうど同じ型のバッテリーがなく「すぐ手配するからまたあとで来て」と言うので、いったん帰ることに。

 で、不意な出費のためのお金を下ろすべく、ATMがあるコンビニに立ち寄りました。そこでうっかりエンジンを切ったら、また車はウンでもスンでもなくなって、再び妹を呼ぶ羽目に。

 今度はちゃんとマイナス同士、プラス同士をつなぎ車は始動。どうせまた動かなくなりそうだったので家には戻らず、直接車屋さんに持ち込んだのでした。
 バッテリーは新しくなったけど、あのおバカな失態のせいで、オーディオのフューズが飛んでしまったのか、ラジオがつきません。その原因を追求せねばと思っております。 

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飼い主の気持ち

2009-11-22 | 犬&猫との暮らし

 クリのワクチン接種に行った際、先生からハンナの容態が思わしくないということを聞きました。ハンナは以前住んでいた家の近くに住むイエローのラブで12歳。どうしたんだろう。10月には犬連れOKの福島のコテージに遊びに行ったはずなんだけど。

 心配になって飼い主の久美子さんに連絡すると、腎臓病が悪化しているらしいのです。ハンナの病状以上に彼女たちを苦しめていたのは、先生の心ない言動でした。

 急に具合が悪くなったハンナを閉院時間前に受診させたところ、点滴が必要だということですぐに点滴を始めたのだけど、ものすごい勢いで滴下させ、先生から「点滴は時間がかかるので、もっと早く連れてきてほしい。自分はこれから病気の母を見舞わなくてはいけないから」と言われたのだそうです。

 ほかにも、ハンナの脂肪腫だったかを気にして相談したら、12歳なのだからあと5年も生きないのに、そういった心配はする必要がないのではないかという発言があり、「あと5年も生きないのだから」という物言いにひどく驚き、傷ついたというのです。
 待合室には15歳になるラブを連れた飼い主さんも診療を待っており、その発言を耳にして泣いていたそうですよ。
 
 犬の仕事をする際に、しつけや世話をするのは直接犬にするわけだけど、結局は飼い主さん相手の仕事なんですね。飼い主さんに納得してもらえないと先にはなかなか進めない。
 
 犬が好きだから犬の仕事に就きたいという人も多いですが、動物相手の仕事だから「動物が好きなこと」は大前提なのだけど、でも結局、人相手の仕事なんですね。人への対応が真摯にできなければ、どんな相手にも同じように、気持ちのむらなく対応できなければ、続けられません。飼い主さんの信頼を得られなければ、ダメなんだもの。

 獣医でも大切なことは、治療技術もさることながら、飼い主さんの気持ちに寄り添う医療をするかどうかだと思う。それは人間に対する医療も同じ。患者の心に寄り添う医術でなければならないと思う。「医は仁術」というのは人に対しても、動物に対しても同じなんだと思う。

 経験からいえば、心から信頼できる獣医さんに出会うことは思いのほか難しいことなのです。獣医師もたくさんいるように思われるでしょうが、通いやすい場所にそういった獣医さんを見つけるのはなかなか大変なことなんです。
 
 「外科的な技術はイマイチだけど、近いから」とか「無愛想なんだけど、遠方に通う手立てがないから」とか、そんなことで妥協して通院している場合も少なくありません。フルタイムで仕事を持ってれば、通える日時が限られてくるから、どうしても近場で通いやすいことを優先せざるおえない飼い主さんもいるでしょう。

 和光の先生は確かに腕はよいのだけど、飼い主が傷つくであろう物言いをたびたび耳にする。犬たちが病気で飼い主も辛い思いをしているときに、もう少し心のこもった暖かい言葉がけがあってもいいのではないかと思うこともあります。

 多分、通院している飼い主さんたちもそういう思いをしているのではないかと思うのですが、やはり近いし通い慣れているから、その辺のことは目をつぶろうという気持ちの収め方をしている飼い主も多いのではあるまいか。

 久美子さん夫婦もインターネットで調べに調べ、笹塚にある動物病院にセカンドオピニオンを求めたそうです。笹塚の病院には獣医も看護師も何人もいて、丁寧にいままでのいきさつや病歴を聞いてくれたといいます。
 結局、ハンナの腎臓病の診断は、和光の先生と変わらないものの、それでも笹塚の先生に「一緒に頑張っていきましょう」と言ってもらえたことに「どんなに救われたことか」と話してくれました。

 フィラリア予防薬などどこで処方されても同じ薬を買いに行くとか、緊急時の点滴などは今まで通り、通いやすい和光へ行くだろうとのことですが、週1回でもしばらくは心おきなく相談できて、飼い主の心のケアにも取り組んでいる笹塚の病院にも通うといいます。

 私はそういう利用の仕方でもいいと思います。というか、そういう方法を取らざるを得ないんだな、飼い主にしたら。

 「笹塚は少し遠いので大変だけど、小首をかしげたままのトチや、どこが痛いのか分からないけど『きゃん』と鳴くクリも、一度笹塚に連れて行ってごらんよ。私の話だけでなく、実際に受診してその病院との相性を感じて来て」と久美子さんに勧められ、それもいいかもと思ったのでした。

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ボッチ、なぜ出さぬ

2009-11-21 | 犬&猫との暮らし

 木・金と続けてボッチの排便処置のために通院。本当は木曜だけで終わると思っていたのですが、出し切れなくて金曜日も。

 前回から2週間。先生は「2週間でこんなに溜まるかなあ」という。でも、毎日食事はしっかり取っているので、あの量のウンチを出さなけりゃ、そりゃ、溜まるだろうと思う。しかし、なぜ出さぬ、ボッチよ。

 腸の力が弱いというだけの説明では、何となく合点がいきません。昨年の秋までは便秘ネコじゃなかったのだし、引き取って1~2月と頻繁に絞り出しに通った結果、その後は順調だったのに。

 血液検査ではほかの病気を疑われる結果は出なかったけど、血液検査だけでは分からないことも多いから、何とも言えません。

 で、クリの「キャン」という悲鳴についても、「触診した限りではどこにも異常は感じられない」と言われ、「どんなときに鳴くか、しばらく観察してみます」と言って帰って来たけれど、やっぱり今朝も室内でぱっと動き出したときに「キャン」と鳴いた。

 どうも前肢に違和感があるように見受けます。痛み止めの薬は持っているけど、そういった対処法のみで原因を探らずにいたばかりに重大な病気を見落とすのはいやなので、どう対処するか思案中。
 

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ゴミじゃないってば。

2009-11-18 | 犬&猫との暮らし

 ブナとクリを連れて歩いていたら、いつも声をかけてくれる近くの電設商社の人が、ブナの大腿部辺りを指差して、「ゴミがついてるよ」と教えてくれました。

 ゴミ? あっ、これ、ゴミじゃないってば。「ゴミじゃないんですよ。なんかイボみたなヤツらしいんです」と言いながら、ブナのそれをピローンと引っ張る私。

       

 その人曰く「なんか、バアサンのしおれた乳首みたいだねえ。アハハ」。実は私も常々そう思っていたのです。口には出さなかったけど。

 ブナのそれはだんだん大きく、というより、長く伸びてきたような。でも、ブナのより気になっているのが、クリの左前肢の肘にある、また大きくなった出来物です。少しずつぶよぶよと増殖している感じが、なんとも不気味です。

       

 そのうえ、最近クリは何かの拍子に「キャン」と鳴く。明らかに「痛!」という鳴き方なのです。びっこを引くわけじゃないし、あちこち触って確認しても、いっこうにどこが痛いのか分からず、すっきりしません。

 近々クリはワクチン接種に行かなくてはいけないので、その折、忘れずに「増殖するぶよっとしたイボ」と「キャンの原因」を確かめてもらおうっと。
 犬も高齢になると、人間同様あちこちいろいろ問題が出てきますわね。
 

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バランスチェアー

2009-11-15 | つぶやき

 10年以上使っていた仕事用のイスが、こんな風に壊れてしまった。
 
 脚にはブナやクリがかじった跡もある愛用のイスでした。

 で、常々購入したいと思っていたバランスチェアーをとうとう買いました。
 でも、いろいろリサーチして、大きさや高さを比べて購入したわけじゃないので、本当にこれでよかったのかどうか分かりません。安かったので迷わず注文してしまった。

      

 昨年の11月に急性腰痛症で苦しんだ経緯もあり、来春までも1分でも長くキーボードと格闘しなくてはいけないことが明白なので、とりあえず少しでも体のどこかに負担がかからない姿勢を保てる椅子が欲しかったのです。

     
 だったら、もっとリサーチすりゃいいじゃんと言われそうだが、根がアバウトなもので…。

 でも、これに座って仕事をしていると、とりあえず背中が丸くならない。足を組めないのもいいかも。つい癖で足を組んでしまっていたから。
 座高が高くなったので、パソコンの画面の角度を変えたりしました。画面を見下ろす感じなので、首が前より疲れません。

 ただ今日、石原良純さんの講演会のテープ起こしをしなくてはいけなくて、曲げた膝が下の段のフットレストにあてがわれる足で、どうやってフットコントローラーを操作したものか、ちょっと悩んだ。結局、右足だけ前に投げ出して、普通の椅子に座っている時と同じように操作しました。

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みんな一緒

2009-11-13 | 犬&猫との暮らし
 ベッドをしつらえてから、やり残した仕事を済ませ、「さて、ぼちぼち寝るか」とリビングに行くと、こんなことになってました。黒い物体は我が家のワンコたちです。

 リビングのソファーに少し幅の狭い折りたたみベッドをくっつけると、長さのあるセミダブルベッドくらいのサイズになるので、そこに布団を敷き、いつもみんなで寝るわけです。ベッドに寝る私を囲むように、犬たちはいつも思い思いにソファーで眠ります。

 もっとも夏場はくっつくと暑いので、犬たちは床で寝たり、犬布団で寝たりしてますが。

 よく見ると、ボッチが牢名主のように私が寝る場所に座っておりました。

 寒くなったからか、ボッチも布団にやってくるようになったのは嬉しいことです。もうすっかり犬たちにも慣れ、のびのび暮らせるようになったのはいいのですが、布団にもぐり込もうとするクリやブナを威嚇したりして、すっかり女王様のような態度。

 ボッチに「お前に意地悪もせず、やさしく受け入れてくれた高齢の犬たちに対して、そんな態度はダメなんじゃないの」と言い聞かせたのでした。
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土手道の消波ブロック活用法

2009-11-08 | つぶやき
 河川の岸辺や海辺で見かける消波ブロック。なぜか土手道にいくつか置いてある。多分「ここは車輌通行禁止だかんね」という意味で置いてあるのだと思いますが。

 な、なぜか消波ブロックの上に、食い散らかされた柿が…。こんなところに誰が置いた?!

      


 実は私です。
 いただけば食べないでもないのですが、とくに好きでもない柿。硬い柿ならいいのですが、熟れて柔らかい柿はちょっと苦手なんです。

 たいそう立派な柿をいただき、そのとき既にちょっとぐにゅっとしていて、数日放っておいたら、さらにぐにゅっとなってしまい……。
 鳥たちにお裾分けしようと思って、前日の朝、こっそり消波ブロックの上に置いたのでした。

 カラスかなぁ。むくどりかなぁ。二日後には何にもなくなっていました。
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房総に出かける人々

2009-11-08 | つぶやき

 週末になると妹家族は南房総に買った土地に、小屋を建てに行きます。この土日はお天気が良いので、完成した物置小屋にペンキを塗りに行きました。
 
 
物置小屋、ほぼ完成!         扉に姪っ子が描いた「地球」の絵

 きっとノエホタ家族も別荘に行き、何かしらの作業に精を出していることでしょう。
 10月最後の週末にノエホタ家族の別荘にうかがった際、ノエホタ母さんの若干冷め気味な反応をよそに、ノエホタ父さんが得意気に点灯してくれたふたつの明かり。
 別荘のムーディーな夜を演出してくれました。訪ねて行った人間は「ムーディー」とは無縁の連中ばかりだったけど。まあ、なかなかよろしいんじゃないですか。
   
  ガラス製のバイオリンの電灯   こちらはキャンドル

 で、ノエホタ母さんはノエホタ母さんで、指南書としている本をいろいろ見せてくれました。『虫といっしょに庭づくり』『農薬に頼らない家庭菜園 コンパニオンプランツ』ほか数冊。 
      

 『コンパニオンプランツ』はイラストが気に入って買ったとのことでしたが、よく見れば、私の料理本や犬の本のブックデザイン、イラストを手がけてくれたゼンヨージ画伯のデザインによるものでした。あちこちに生き物を配す手の込んだイラストはゼンちゃんらしい。

 妹たちはときどき地の物をお土産に買ってきてくれます。房総にも地ビールがあったんだー!
      

 「アンバーエール」は黒ビールのように濃い色で、少し重くコクがある味わい。ちなみに「アンバー」は英語で琥珀色のこと。「ペールエール」はすっきりと軽く、飲みやすかった。ホップの効いていて、爽やかでした。

 「蛍まいヴァイス」はなんでもお米を使ったビールらしい。あとで調べたら、三芳村の「蛍まい」という有機肥料米を使用しているとのこと。かすかにお米の香りがしましたが、薄い日本酒の発泡酒みたいな味というか…。別にビールにお米を使わなくてもいいかな。

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今朝の散歩も寒かった

2009-11-04 | 犬&猫との暮らし

 今朝もたいそう冷え込み、車のフロントガラスに霜が降り、凍っていました。河川敷から遠望できる富士山も、冠雪の白さが際立って見えました。
 そんな季節になったのね、と思いつつ、年末には15歳になるトチをしみじみ眺めたのでした。 

    

 トチは相変わらず、ちょこっと小首をかしげていますが、しゃんしゃんと小走りをしたり、いたって快調なお散歩状況。万が一のために犬連れのときは欠かさず持参しているドッグキャリーの出番がないことは喜ばしいことです。

 
3頭放牧中            親子でクンクン。ほらほら、行くよ~

 ときどき河川敷で会う黒ラブとチョコラブを飼っている人が、最近もう1頭、黒ラブを飼い始め、今朝まだ5カ月くらいのその子の名を聞くと「はるです」という。トチの子にも「はる」という名のイエローのオスがいます。「はる」はどうしているかなぁ。

 聞かれもしないのにその飼い主さんに、トチがもうすぐ15歳になること
を告げると「元気ですねえ!」と言われ、ご満悦のワタクシ。
 そう、うちの高齢犬トリオは河川敷のラブラドール仲間の希望の星なのです! 目指せ、健やかなる長寿ラブ!

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便秘ネコ、再び。

2009-11-04 | 犬&猫との暮らし

            日向ぼっこ中のボッチ

 取材に飛び回り、忙しくしているうちに、ボッチを医者に連れて行く頻度が減っていて、気付いたときには、また糞詰まり状態になっていました。

 毎日薬は飲ませていたのだけど、どうもボッチのウンチを見ない。うちにはペットショップ出の食糞癖がある困ったちゃんがいるので、ボッチのウンチの行方を怪しんでいたりして。

 で、改めてちゃんと排泄管理をせねばならぬと思い、フードのついた猫用トイレを買い求め、犬たちに悪さをされないように設置したのに、ボッチは一向に猫トイレでは用を足しません。何が何でも犬たちと同じ場所で排泄する構えです。もう~。

        
        やっぱり無用の長物になった猫トイレ

 おとといの晩、ボッチが初めて私の布団に入ってきた! 枕元に気配を感じ、ぼんやり目を覚ますとボッチがいて驚いてしまった。ボッチが夢枕に立ってるー!

 しかと目を覚ますと、ちゃんと生きてるボッチで、掛け布団を上げて誘うと素直に入って来たのです。そして、昨日の晩も。
 ここのところ、寒いからねえ。それにしても、犬たちに囲まれながら、一緒に布団で寝られるようになったなんて、家ネコらしくなったなぁ。

 昨日は獣医さんでウンチを絞り出してもらいましたが、先週連れて行ったときに比べ、それほど溜まっていなかったけれど、おとといの晩はヨダレを垂らし続けたりと、体調不良が見受けられたので、血液検査をすることになりました。

 「血液検査をしたほうがいいと思うのですが、いいですか」と先生に聞かれ、いいに決まっているのに、なぜ聞くんだろうと思っていたら、先生の「いいですか」は「お金がかかりますが、いいですか」の「いいですか」でした。

 だって、排便処置も含めて、検査代に8000円以上の請求。たまたまお金を持ってたからよかったけど、でなければ「いいですよ」と言っておきながら、またコンビニに走るところでした。やれやれ。

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ほやラーメン

2009-11-03 | 食・酒

 10月27~28日の青森~岩手取材では、美しい三陸海岸の風景を満喫しました。三沢空港からはレンタカーでの移動。八戸・田野畑間は海岸線も走ってみました。

 でもって、海の幸もたっぷり堪能しました。青森県の水産物ブランド「前沖サバ」も初めて食べた。前沖サバの握りは絶品でした。

 「三陸なら“ほや”だよね」と言い合う編集者ゆうさんとカメラマンの沢海さん。「旬じゃないけど、あるんじゃない?」って。ううん、私は“ほや”が苦手なんですよ。貝なのか、何なのか、はっきりしろと言いたい。「何なんだ、キミは!」と思う。

 「特に食べなくてもいいなあ」と思っていたら、入った食堂になんと「“ほや”ラーメン」なるものがあり、「オレ、“ほや”が大好きなんだよねー」という沢海カメラマンが迷わず注文。


    

 スープだけ飲ませてもらったけど、ちょっと生臭いような海の味がした。“ほや”の、それがいいんだって。よく分からんなぁ、私には。

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