小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

冬休みのピッコイ

2011-01-21 | 犬&猫との暮らし
 少し前に、冬休みのピッコイ(トチの娘)の写真が届いた。
 イエローのラブは黒ラブより表情がはっきり分かるし、写真映りもよくてうらやましい。実際、ピッコイは美人さんである。

 可愛いベストを着せてもらっているのを見て、「大事にされているんだなあ」と思った。うちの犬はレインコートすら着たことがない。

                

 ピッコイと仲良しの子の「子分」と書かれたベストには大受けしました。

 ピッコイの飼い主さんはインターナショナルスクールの先生なのだが、冬はピッコイと一緒に車で出勤するそうだ。授業中、ピッコイは車の中で寝ていて、お休み時間にお散歩&排泄をさせてあげるとのこと。
 夏は車内の室温が上がってしまうから、車で待たせることはできないでしょうが、「新学期が始まれば、またピッコイと一緒に出勤する」というメールを読んで、ピッコイは幸せだなあと思った。

 ちゃんとしつけられていれば、どこにでも一緒に行ける。犬にとっても人間にとっても、ハッピーなことがいっぱいだ。幼犬の頃から共生できるようルール作りをしていくことが、飼い主の役目だと改めて思ったのでした。
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深く愛した分、後悔も大きい

2011-01-21 | 犬&猫との暮らし
 15日に亡くなったルビの飼い主から、後日「ルビの写真を整理していたら、以下のことが判明しました」という報告メールがあった。

2009 秋
・目蓋の上に腫瘍がみつかる
 #結膜炎と診断されたが、亡くなるまで完治はしなかった
・身体のあちこちに、小さいデキモノができ、直らない
 カサブタと再生を繰り返す、なんか嫌な感じ
  →この辺りから、毛繕いや爪とぎをしなくなるが、
   元気に太っている

2010
・冬なのに、すごい抜け毛
・春から痩せ始め
・激痩せしたときには、腫瘍はなかった(脇腹はぺったんこ)
・7月にひと晩中嘔吐し、夜間救急病院へ
 #このとき腫瘍(小)がみつかる
  →寝る前の指しゃぶりをしなくなる
  →「もう死んじゃう」と時々言うようになる

 タハラが「死んだらゴミ」と言ったのは、「死んでからどんなに嘆いても無駄!という自分に対する猛烈な怒りでもあり、生きている間に、もっともっと大事にしてあげればよかった」という悔恨から出た言葉だったというけれど、ルビの異変にちゃんと気付いてあげていたし、嘔吐すれば夜間救急にかけつけたように、十分ケアしてあげていたと思う。
 決してほったらかしにしていたわけじゃない。

 傍目には、可愛がり手を尽くしたように見えても、ペットを亡くした飼い主には後悔がついて回る。
 老衰で眠るように逝き、大往生に見えても、やっぱり飼い主はもっと何かしてあげられたんじゃないかと思う。

 20歳まで長生きさせてあげられたなんて、それだけでも大したものだと思う。タハラとの暮らしがルビには心地よかったんだと思うな。

 確かにタハラにとって遺骨には何の意味もないかもしれないけど、蘭丸のことも十二分に愛してくれたタハラのところで、ルビと一緒に置いてもらったほうがいいと思った。だから、蘭丸の遺骨、引き取りに行くのは止めようと思う。

 ただでさえうちにはワンコ2頭、ニャンコ2匹の骨壺が祭壇に置かれていて、今後も増える予定だし、蘭丸も窮屈だと思うよ。
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マンションの自治会長に!

2011-01-19 | つぶやき

 居住しているマンションの管理組合は、フロアごとに1世帯が理事になって、持ち回りで運営されている。任期は2年。戸数が少ない1階と2階は併せて1フロアと見なされているため、入居して10年目にして初めて私に理事の役目が回ってきた。

 先日、初の理事会に出席したところ、理事長やら会計、書記などの役割を決めなくてはならないという。もちろん誰も理事長にはなりたくないので、立候補者などいなくて、結局あみだくじで決めることになった。

 管理会社の担当者が作ったあみだを選んで氏名を書き、それぞれが一本、線を書き加えていく。いよいよ発表。

 理事長はほかの方に。やれやれとホッとしていたら、なんと副理事長が当たってしまった。ううん、宝くじは当たらないのに、こんなくじに当たるとは! 

 しかし、副理事長はあくまでも理事会のときに理事長が欠席した際に、その代理を務めればいいようで、大した仕事はなさそうである。「まあ、よいか」と胸をなでおろしたのもつかの間、副理事長にはもれなく「
自治会長」という職務がついてくると聞き、びっくり仰天。

 引き継ぎをしたところ、自治会長の仕事のほうが、どうも大変そうなのだ。
 地域リサイクル活動推進補助金の入出金やら美化活動、赤い羽根募金などの福祉活動などなど、自治会としての取りまとめをしなくてはならないらしい。

 自治会の通帳を渡され、名義変更のうえ管理せよという。ああー、自分のお金の管理もままならないのに、人の(自治会の)お金の管理なんて荷が重いなあ。

 そんなこんなで昨日は銀行やらクリーンセンターやらに出かけ、手続きに奔走したのでありました。

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死んだらゴミ?!

2011-01-18 | つぶやき

 家族だけではなく(タハラは独りではあるが)、知人にも看取られる猫って稀だよねと言いながら、ルビを偲びつつ(?)酒を酌み交わし、タハラといろいろな話をしたのだが、タハラは「もう死んで物体となったら、私にとってはゴミだ」などと、びっくりするようなことを言うのだ。
 でも、それはその人その人の死生観も含めた捉え方だから、それがおかしいとも言えまい。 

 確かにタハラとは考え方は大きく違うのだが、彼女と話していて小気味良いのは、彼女が話をはぐらかしたりせず、自分の主張をしっかり伝えてくるからだな。変に取り繕って優等生っぽい逃げ方はしないし、違う考えであっても上から目線で小馬鹿にしたもの言いもせず、どっぷり四つに組める話しっぷりなので、たとえ全く相容れない意見であっても不愉快じゃない。

 私は、相手や話の内容によって、話をはぐらかしたり、真摯に返さずうやむやに返そうとする態度には本当に腹が立つ。とはいえ、おそらく「話すに値しない」と思っているから、そういう態度を取るわけで、こちらが怒ってもしようがないのだよね。それは意見や考え方が違うという以前の問題だから。

 タハラとは久々にたくさん話したが、自分の主張があって面白かった。

 タハラはかつて、私が託した蘭丸という猫の遺骨を持て余していると言うので(だって彼女にとっては、もうゴミなんだもの)、引き取ってこようと思ったのに、呑んでいて忘れてきてしまった。近々またタハラと会って、受け渡してもらおうっと。

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生前葬が本葬に

2011-01-18 | 犬&猫との暮らし
 タハラの飼い猫ルビは酸素ハウスに入れられる直前、食べれはしなかったけれど、いきなりカマンベールチーズをフガフガを舐めまくり、元気を取り戻す兆しかと思ったのだが、酸素ハウスに入ったあたりから、すでに魂が抜けたような表情になってしまっていた。

 そして、酸素ハウスの設置から1時間もたたぬ間に、静かに息を引き取ったのでした。
 取りたてて彼岸に向かう顕著な動きをするでもなく、苦しむ様子もなく、何も言わず、ちょっと足を伸ばしたような、もだえたような、そんな感じで逝ってしまった。

 まあ、大往生といえば、大往生だったのかなあ。

 タハラが「えっ、これって、死んじゃった?」というほど、眠っているようだった。
 だいたい飼い主のタハラが「ええー、しゃれにならないよー。生前葬をしていて死んじゃうなんて!」と少し笑いながら言うものだから、こっちもつい「ホントだよー」と声をあげてしまった。

 ダメ押しのように、「明日、卓球の試合だから、すぐに火葬を頼めないのだけど、冬だからベランダに出しておけば、大丈夫かなあ」(つまり、ううんと、ええと、傷まないかなあということね)と言うので、「カラスにつつかれないようにしないとね」って。
 こんな会話が続き、哀しみが押し寄せようもなかったのだけど、ルビの手足を少し丸めてあげてながら、お別れを言ったのでした。

 さよなら、ルビ。うちでも何度か預かったし、20年を振り返ると、感慨深いよ。

           
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小動物用在宅酸素ハウス

2011-01-17 | 犬&猫との暮らし

 旧知のタハラの飼い猫ルビが巨大腫瘍のため、すでに入院して点滴治療などを施すより、ヘモグロビンの減少による酸素欠乏を補うため、自宅で酸素吸入をしてあげることが現時点で最善の方法だと勧められたタハラは、さっそくその勧めどおり、自宅に小動物用酸素ハウスを導入した。

 酸素ハウスは搬入・設置をしてくれるレンタル器具で、私と妹が見舞いに行ったとき、ちょうど業者さんが設置しているところだった。

 本当は「ルビの生前葬をするので来てくれろ」ということで、出かけて行ったのだが、前日に容態が急変したのであった。
 そんな機械があることを初めて知った。通常空気中の酸素は21%程度で、私たちはそれを取り入れて、肺胞でガス交換をしているわけですが、酸素を運ぶ役目をしているヘモグロビンが著しく減少すると血中酸素が低下し、低酸素状態になってしまうのです。

 ルビがヘモグロビンの値が半分以下になっていたため、すでに腫瘍の切除も出来ない状態となった現状においては、酸素吸入によって体を楽にしてあげた方がいいということで、すぐさま酸素ハウスの業者に連絡し、自宅に搬入してもらったという次第。

 ハウス内の酸素濃度は80%くらいまで上げられるようだが、まずはとりあえず業者さんのいう40%くらいに設定した模様。

 ルビの腫瘍はびっくりするほど大きく、体幹からにょっきり生えているような、触るだに恐ろしい状態だった。私の拳ほどある大きさで、人間がルビと同じ割合の腫瘍を抱えていたら、おそらく生きていることはできないのではないか。

 昨年の夏くらいまで体重10キロもあるデブ猫だったため「気付かなかったのよ~」というタハラ。腫瘍がめきめき肥大し急激に痩せたので、その全貌が明らかになったのだ。
 ルビはこの5月に20歳になる老猫なので、これで生きているほうが奇跡だと思う。

 ルビが入ったハウスは中型で、1日のレンタル料は1500円。1カ月の上限2万2500円だそうだ。もちろん搬入代金などもかかるので、初期費用には2万円くらい必要になる。酸素マスクも付帯していたのがリアルだった。

 写真は、取り急ぎ酸素ハウスに入れられたルビちゃんです。

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貧乏人の節句働き

2011-01-05 | つぶやき

 暮れの大掃除は仕事部屋まで手が回らず、ぐちゃぐちゃのまま年を越してしまった。年末年始はほとんど毎日仕事をしていて、やっとひと息つくことができた。毎度のことながら「貧乏人の節句働き」を地で行っているなあと思う。

 明日にはまた取材が入っているので、机の上や床に山積みになっている資料や本を片付けようと、始めたはいいが、本棚は満杯だし、捨てる紙、紙、紙がわらわらあって、途方に暮れてしまった。

 日も暮れちゃって焦り始めているのだけど、 気力が続かない。借りたい猫の手は、絨毯で爪とぎなんぞするばかりで、一向に役に立たない。

 明日は資源ゴミの集荷日なので、とりあえず廃棄処分の雑誌や本だけでもくくってしまおうか。それとて積み上げたら1メートル以上ある。ああー、日頃の無精が恨めしい。 

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ケムトレイル?!

2011-01-03 | つぶやき

 初日の出の写真を掲載し、呑気に「飛行機雲がかかり」と書いたところ、「それは飛行機雲ではなく、ケムトレイルではないか」というご指摘を頂いた。

 ケムトレイルって何? 初耳でした。まったく自分の知識など小さじ1杯ほどもないことを実感する次第。

 で、調べてみたら、ケムトレイルというのは「ケミカル・コントレイル」の略で、化学物質から成る飛行機雲のことらしい。つまり航空機を用いて化学物質を大気中に散布したことによってできた飛行機雲のことなのだそうだ。

         

 何だか恐ろしい話になってきたぞ。

 何でも、京都議定書に否定的なアメリカ政府が、独自の地球温暖化対策として、地球規模の人為的気象改変技術の開発を進めているらしいのです。
 北京オリンピックの開会式に雨が降らないように、人工的に先に雨を降らせようとした中国のことを思い出した。

 太陽光の紫外線を反射させ、大気圏内の温度上昇を抑制することを目的に、ある種の化学物質を成層圏付近に散布しているのだそうですよ。
 問題はそれらの化学物質を継続的に散布することで、人体への影響があるか・ないかは検証されないまま実験が秘密裏に行われているというのです。

 ケムトレイルに詳しい方々は、写真を見てもすぐに分かってしまうらしい。

 ううむ、だとしたも、何も美しい初日の出にかぶせて撒かなくてもよかろうに。

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2011年元旦のブナとクリ

2011-01-01 | 犬&猫との暮らし

 だいぶ年を取って、平坦な道でもつまづいたり、尻もちをつくようになった2頭。3月でブナが13歳になり、5月にはクリも12歳になる。

 ブナの姉さん犬・ほたるのうちの先住犬ノエルなど4月で16歳になるのだ。直接私が知っているラブの中では一番の長寿。ノエルは大病もせずに週末田舎生活を楽しんでいるのだもの、大したものです。

 神様、どうか2頭に健やかな晩年を与えて下さい。病で苦しまないように、私ともども「ピンピン、コロリ」の終焉であることを心から望んでいる。

 河川敷では久しぶりにグラッシーに会い、3頭で記念写真を撮った。
 帰宅して画像をパソコンに取り込んでみると、グラッシーが口から、何やらオレンジ色のオーラのようなものを出しているではありませんか。

             

 映画にもなった、スティーブン・キングの小説『グリーンマイル』を思い出してしまった。と同時に『ゴジラ』も思い出したんだけどね。

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2011年初日の出

2011-01-01 | 犬&猫との暮らし

 毎年恒例、河川敷でのご来光礼拝。
 昨年は、ほんの6日前に亡くなったトチの魂に寄り添いながら、2頭としんみり眺めた初日の出。

 車で出かけるときにはすでに空が白んでいたので、犬たちを急かしながら、一番高い土手道へ。
 例年どおり、土手道にはたくさんの人が集まっている。太陽が姿を見せる前に、東の空に飛行機雲がかかり、やがてコマ送りのようにズンズン太陽が昇ってきた。

               

 どうか今年も、明るく朗らかに過ごせますように。みなが幸せでありますように。

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