tnlabo’s blog   「付加価値」概念を基本に経済、経営、労働、環境等についての論評

人間が住む地球環境を、より豊かでより快適なものにするために付加価値をどう創りどう使うか。

最近の数字について思う事:頭は中身も大切に

2020年11月28日 20時52分58秒 | 文化社会
最近の数字について思う事:頭は中身も大切に
 新型コロナの1日の感染者が2500人を超えてきています。
 分科会も、すでに個人の努力に頼る状況ではないと言っているようです。
 政府も中途半端ながらGoToキャンペーンについての制限を言い始めました。

 ところが、先日から何度も似たような数字を聞いています。主要閣僚や自民幹部などの口からの、何千万人がGoToに参加して、それで感染者が増えたのは数十人から100人程度だという発言です。

 多分出所は同じでしょう。発言者はこの感染者の数字の大きなギャップをどう理解しているのでしょうか。 GoToを多少制限したところで、感染者はいくらも減らないと考えているのでしょうか。ご自分の頭脳の判断はどうなのでしょすか。

前総理の桜を見る会の前夜祭で、都内のトップクラスのホテルに支払った料金が1人5000円だというので、誰もがそんなに安いのとびっくりしましたが、実は安倍事務穂が補填していたという事が解りました。

 前総理は、秘書に言われたことをそのまま信じて国会で答弁していたとのことです。
 これも部下から聞いた数字をそのまま信用して、国会の場でも発言していたという事です。(部下が無謬者である保証はありません)

 人の上に立つリーダーと言われる人は、立派な識見や判断力を持っているのかと思うと必ずしもそうではないのでしょうか。
 単純に人の言う数字を、ご自分の頭脳を使い自分の思考や判断で自分なりの検討もされずに信じてしゃべるのでしょうか。

 偉い人、責任のあるお立場の人であればあるほど、数字を使われる時は(数字は正直ですから)ご自分の知識、思考力、判断力を駆使して納得してからお使いいなるのが宜しいかと思う所です。

 

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