司法書士内藤卓のLEAGALBLOG

会社法及び商業登記に関する話題を中心に,消費者問題,司法書士,京都に関する話題等々を取り上げています。

登記制度が阻む日本の成長 ?

2018-02-25 10:53:46 | 不動産登記法その他
日経記事
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27353530T20C18A2SHA000/?n_cid=DSTPCS001

「自民党幹部は「長男による家督相続を戦後に均等相続に見直した時に登記を義務化し、使い勝手もよくすべきだった。法務省は改革に及び腰で、選挙の票にならないからと放置してきた政治家の責任も大きい」と反省を口にする。」(上掲記事)

 日本の不動産登記制度は,真の権利者の権利を公示し,これを護るシステムとして,よい制度であると思うが,真の権利者が「権利の上に眠るもの」状態を継続し,登記申請を怠っている場合が増えると,その機能が劣化し,逆に社会の「負動産」として,害悪視されることになっていく。

「所有者不明土地の利用の円滑化等に関する特別措置法案(仮称)」は,2月27日,自民党の政務調査会及び国土交通部会に諮られるようだ。
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