司法書士内藤卓のLEAGALBLOG

会社法及び商業登記に関する話題を中心に,消費者問題,司法書士,京都に関する話題等々を取り上げています。

民法の成年年齢が20歳と定められた理由等

2018-06-03 19:26:51 | 民法改正
民法の成年年齢が20歳と定められた理由等 by 法務省
http://www.moj.go.jp/content/000012404.pdf

 明治9年太政官布告第41号で,「自今満弐拾年ヲ以テ丁年ト相定候」とされ,これにより満20歳が成年年齢と定められたそうである。

「「二十歳」の根拠については、民法制定当時、明治9年太政官布告41号において課税や兵役の基準年齢(丁年)を「満二十年」としていたことに従ったと考えられていますが、当時の我が国の慣習では15歳程度を成年としていたため、当時21歳から25歳程度を成年年齢としていた欧米の経済取引秩序とのバランスを取るために「二十年」としたといった考え方もあるようです。」(後掲参議院法制局)

cf. 法律の中での「大人」は何歳? by 参議院法制局
http://houseikyoku.sangiin.go.jp/column/column049.htm
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