司法書士内藤卓のLEAGALBLOG

会社法及び商業登記に関する話題を中心に,消費者問題,司法書士,京都に関する話題等々を取り上げています。

最高裁判事のおしごと

2024-01-17 09:53:40 | 民事訴訟等
日経記事(有料会員限定)
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO77660760V10C24A1EAC000/

 桜井龍子元最高裁判事のインタビュー記事である。

「各小法廷が年に扱う上告事件数は約2000件」

「2000件のうち95%は、あらかじめ調査官が意見を付けた書類をまとめ、5人が順に審査する「持ち回り事件」になります。書類を熟読し、明らかに棄却相当などと判断できた場合、判を押し、次の判事に回して最高裁の決定とするのです」

「判事の稼働日数は年約200日。持ち回り事件の判断は1日10~20もあった」

「5人全員で合議する審議事件は上告事件全体の5%、年100件ほど。毎週木曜に5人が序列のない丸テーブルを囲み徹底して議論しました」(上掲記事)

 最高裁判事の仕事ぶりは,外野からは見えにくいが,上記のようであるそうだ。なるほど~。
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土地取引に規制~特別注視区域

2024-01-17 09:47:02 | 不動産登記法その他
京都新聞記事
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1184859

「安全保障上重要な施設や国境付近の離島を対象にした「土地利用規制法」の「特別注視区域」と「注視区域」の指定候補に、京都府内の自衛隊と米軍施設の周辺11カ所が挙がっている・・・・・特別注視区域では200平方メートル以上の土地・建物の所有権移転は届け出が義務付けられ、違反すれば罰則もある。」(上掲記事)

 気付きにくいだけに,注意が必要である。
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