司法書士内藤卓のLEAGALBLOG

会社法及び商業登記に関する話題を中心に,消費者問題,司法書士,京都に関する話題等々を取り上げています。

平安の会

2004-08-29 20:58:45 | 消費者問題
 京都クレジット・サラ金被害者「平安の会」の定時総会が本日開催された。私も一会員として参加。大荒れに荒れた総会で、私は総会屋というわけではないのだが、執行部提案に対する反対意見に終始せざるを得なかった。組織が大きくなるにつれて、予算規模も大きくなり、独善的な運営など赦されなくなるのだが・・・。なにはともあれ、被害者の会が経済的に破綻したら洒落にもならないので、そんなことにならないよう、健全な運営をお願いしたい。

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登記事件数の統計

2004-08-29 11:48:59 | 司法書士(改正不動産登記法等)
 法務省大臣官房司法法制部司法法制課によると、平成15年における登記事件(不動産登記,商業・法人登記,立木登記,各種財団登記,債権譲渡登記,成年後見登記等で申請又は嘱託等に基づいて登記簿等に記載した事件)は,20,402,695件であり,これを登記の種類別件数及び構成比で見ると,以下のとおり。

【登記事件の種類別件数】
不動産に関する登記
(土地に関する登記) 13,438,583件(65.9%)
(建物に関する登記)  4,845,256件(23.7%)
商業・法人登記     2,032,610件(10.0%)
債権譲渡登記       37,475件(0.2%)
成年後見登記       28,651件(0.1%)
その他の登記       20,120件(0.1%)
合計         20,402,695件


 大半の司法書士の業務形態が、不動産登記9割、商業登記1割と俗に言われているが、統計上も立証された(?)。

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「登記のための税務【第5版】」

2004-08-29 11:21:28 | 司法書士(改正不動産登記法等)
 登記&税務研究会編「登記のための税務【第5版】」(民事法研究会)

 司法書士業務は、不動産関係にしろ、会社関係にしろ、高額の資産が移転することが多く、税務を顧慮することなく処理することはできない。下手を打つと、損害賠償責任を負うはめとなる。そういった意味でのまさに「登記のための税務」の入門書として最適の書。平成15年及び16年税制改正に対応しての改訂版だが、追録された10余りの設問には特に目新しいものはないようだ。
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