週刊浅草「江戸っ子瓦版」 -のんびりHiGH句な日々-

文学と食とRUNの日々を、PHOTO5・7・5で綴るエッセイ♪

お山の寒桜!

2015年03月17日 | ☆文学のこと☆



 上野恩賜公園なう、じゃないけど弥生に入り再び立ち寄った

 春の気配に枝が思いっきり背伸びしたように花を広げていた。

 皆さん、大寒桜はいまが満開の見ごろでやんす。

 日本、欧米、中国、etc、etc。

 世界各国の平和の民がシャッターを押している。

 カメラよりスマホが多いのは当世風。 

 


【薄紅の花は上野か浅草か】哲露

 
 上野の清水の舞台の前でも咲いている。

 染井吉野まであともうすぐだが、長閑な陽気に誘われて来てみてよかった。

 公園では早速区画割りがしてあった。

 気が逸るってこういうことか。

 15年前に地元の版元にいた時には、昼間から交代で場所取りをしたもんだ。

 そういえば、そん時にとんでもないタイアップのトラブルが勃発して花見どころでなくなった。

 それもこれも懐かしい思い出だわ。

 

 大川(隅田川)に黄色い花が賑やかだった。

 1月は看病と自身の病でほぼ走れなかった。

 こんな花に出逢えるのもランニングの効果のひとつか。

 だが、いくら走っても体脂肪が落ちない。体重も落ちない。

 たったひと月で、筋肉量が大分落ちた。

 しばらく辛抱して、筋肉を育てないといかん!



 谷中霊園の手前の大雄寺。

 彰義隊が戦った地。

 ここに幕末三舟の一人、高橋泥舟が眠っている。

 尊敬する山岡鉄舟の義兄で、槍術と書の名人だった。

 その昔の下町には、カッコいい大人が多かった。

 鳥羽伏見の戦いにも加わり、幕府に恭順を説いて、晩年まで慶喜の信任も厚かったと云われる。

 こんな生き様ができようか。

 目まぐるしい日常を言い訳に、平凡なサラリーマンは今日も平和にモルトを傾けるのだ