京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

草間彌生『永遠の南瓜展』

2018-05-24 05:26:16 | 美術・博物館


フォーエバー現代美術館 祇園・京都で「草間彌生 永遠の南瓜展」が開催されています。
作品は祇園甲部歌舞練場内の八坂倶楽部の畳敷きの部屋に展示されています。
今回は草間彌生の初期作品や南瓜・花のモチーフ作品、浮世絵師とコラボレーション制作の「七色の富士」シリーズなど123点です。
期間は2018年5月3日ー2019年2月28日
美術館というとコンクリート造りが普通ですが、この美術館は総畳敷きの日本建築という面白い組み合わせです。


美術館は花見小路通りにあります。
ポスターの作品は「A PUMPKIN」 2007 油彩





八坂倶楽部





一部写真撮影可能作品がありますので紹介します。

「黄樹」 1992 アクリル















「私の魂を乗せてゆくボート」 1989




















「宇宙にとどけ水玉かぼちゃ」 2010 アルミニウム










「Pumpkin-Yellow」 2006 エッチング





「かぼちゃB」 1999 シルクスクリーン・ラメ





「かぼちゃRYSQ」 1998 シルクスクリーン





「Amour pour toujoursCitroilleⅡ」 2000 シルクスクリーン・ラメ





「かぼちゃのひるね」 1993 シルクスクリーン





「かぼちゃGY」 1996 シルクスクリーン






「七色の富士オレンジ」ー生命は限りもなく、宇宙に燃え上がって行く時ー 2015 木版画











龍谷大学大宮学舎 重要文化財

2018-05-23 16:01:20 | 京都の町 町屋・建造物

西本願寺の唐門を撮影に行った際、唐門に近い龍谷大学大宮学舎の重要文化財を撮影してきました。
以前私のブログ「京都の洋館」で本館と守衛所だけを紹介しました。
木骨石貼寄棟造りです。
数ある京都の洋館のなかでも、私が好きな一つです。
建物に格調があり、本館は仏像を見ているような錯覚にとらわれます。











本館(重要文化財)1879(明治12)年竣工 設計不詳





北黌・南黌(重要文化財)










北黌 パノラマ






南黌 パノラマ






旧守衛所(重要文化財)




サツキがきれいでした。








西本願寺国宝唐門 修復前の開門

2018-05-23 05:50:56 | 京都めぐり


世界遺産の西本願寺で20日、国宝「唐門」が1983年以来34年ぶりに開けられ、通り抜けが行われました。開門は20、21日でした。
唐門は桃山時代の豪華な装飾彫刻が施された四脚門です。
彫刻の見事さに時を忘れて見入るとして「日暮らし門」とも呼ばれています。
6月から2022年まで檜皮ぶき屋根のふき替えや金箔、彩色部分などの補修工事に入ります。
工事前の最後の唐門を、20、21日行われる「宗祖降誕会」で開門したのです。
私は残念ながら20日の通り抜けには行けなかったのですが21日に行ってきました。
4年後美しい唐門に甦りますが、今の唐門を撮影しておきました。









通り抜けはできませんが、唐門が開いているのは初めて見ました。
















向かって左側の扉






























向かって右側の扉

























反対の南側からの唐門





























大玄関





書院






茶会





御影堂















阿弥陀堂と御影堂





西本願寺では国宝飛雲閣も修復工事中です。
こちらは2020年3月に完成予定です。






フランス、イタリア、ドイツ、日本のバラ

2018-05-22 16:17:37 | 花めぐり2018

植物園バラ展の続きです。
撮影は5月19日です。

















フランス作出のバラ

プリンセス・シャルレーヌ・ドゥ・モナコ 





ポール セザンヌ 





マルク シャガール 





クロード モネ 





フランス・アンフォ 





ローズ・ポンパドール 





レジス・マルコン 





メアリー・ノートン 





ダム・ドゥ・シュノンソー 





チェチェ・モーウ゛ 





ペッシュ・ボンボン 





ピエドゥ・ロンサール 





イヴ・ピアチェ 





レオナルド・ダヴィンチ 





フランス以外のバラ


ベツラ・ディトーディ イタリア





バリエガタ・デ・ボローニア イタリア





プリンセス・クレア・ドゥ・ベルジック オランダ





パレード アメリカ





アンジェラ 不明





ゴスペル 不明





ヘルヘンツァウバー ドイツ





ローズ・笛吹 日本





レッチ・フィールド・エンゼル 日本





紅玉 日本





珠玉 日本





ジャンティーユ 日本





ラ・ベル・ポー 日本





アラベスク アメリカ









浄福寺の菩提樹開花

2018-05-21 05:39:42 | 花めぐり2016


昨日行ったのは西陣の赤門寺で有名な浄福寺です。
六月真っ先に開花する仏教三聖木の一つ菩提樹ですが、今年は10日ほど早い開花です。
京都は寺院が多いせいか、境内で菩提樹を目にする機会は多いです。

赤門寺と呼ばれる浄福寺の赤門





社務所前の菩提樹の大木があり、一部開花しています。




































サツキ










アジサイは咲きはじめです。











チョウトクトウが開花しました。











バラ展 イギリスのバラ

2018-05-20 14:34:59 | 花めぐり2018


植物園のバラはまだ見頃続きです。
本日までバラ展が開催されていて、いくつか撮影しました。

イギリスのバラ

サー・ジョン・ベッジャマン





セントスイザン





レディ・エマ・ハミルトン





メアリーローズ






シャルロット・オースチン





キャロライン・ナイト





モリニュー





アン・ブリン





ジ・エンシェント・マリナー





レデイ・オン・シャーロット





クレアオースチン






ロアルド・ダール





ベンジャミン・ブリテン





ハイド・ホール





セプタード・アイル





サマー・ソング





ゴールデン・セレブレーション





ジ・アルウィック・ローズ





ポート・サンライト





グラハム・トーマス





ティージング・ジョージア





ロイヤル・ジュビリー





バスシーバ





ベイズリーア・ビィ





サー・ガラハット






レディ・マーマレード





ウエル・ビーイン





セント・リチャード・オブ・チチェスター





ナターシャ・リチャードソン






キャリス





ジャニーン





サニ・ヤベニダニス





ロセッティ・ローズ






サンセット・ブロウ 






高山植物 タイリントキソウ、ヤマホタルブクロ、チシマキンバイ

2018-05-19 16:16:42 | 花めぐり2018

先日植物園で撮影した高山植物です。

タイリントキソウ





ヤマホタルブクロ




チシマキンバイ





エノモトチドリ





コマクサ










レブンヒネスカシユリ





ミヤマキンポウゲ





スノーキャップ





シコタンソウ





ゴゼンタチババ





シコタンハコベ





ハクロバイ(ギンロバイ)





エゾルリソウ





セダムスパツリフォリウム





チョウカフスマ





シナノナデシコ





オオビランジ






春の日本画 手わざの美

2018-05-18 15:50:04 | 美術・博物館


京都近代美術館平成30年度第1回コレクション展の特集です。

春の日本画
日本には四季があり、古来日本人はそれぞれの季節の美を愛で、詠い、書き、描いてきました。
今回のコレクション展日本画コーナーでは、春の風物を中心に、四季の美を描いた作品が展示されています。

冨田溪仙(1879ー1936) 醍醐之華 1926年





井上石邨(1893ー1975) 懐古  1975年





川村曼舟(1880ー1942) 古都の春 1918年





都路華香(1871ー1931) 春宵図 1904年





猪田青以(1906ー1976) 山の花(山つつじ) 1960年





池田遙邨(1895ー1976)朧夜  1982年










福田翠光(1895ー1973) 春花秋葉 1940年


































































浅井忠(1856ー1907) 編みもの 1901年





手わざの美
明治中期から昭和初期にかけての「帝室技芸員」や、戦後の「重要無形文化財保持者(人間国宝)」という芸術家の顕彰制度があります。
また重要無形文化財は、昭和30年(1955)の第1回認定以降、現在まで続く、技(無形文化財)とその技を高度に体得した個人・団体を対象とした国家による工芸と芸能に関する指定・認定制度です。
今回帝室技芸員の赤塚自得や板谷波山、清水南山をはじめ、日展や日本伝統工芸展等で活躍した15名の工芸家の作品が展示されています。


板谷波山(1872ー1963) 彩磁香炉三生果 1953年





五代清水六兵衛(1875ー1859) 大札磁花鳥文香炉 1917年






北原千鹿(1887ー1951) 鶉文金彩壺 1938年





杉田釆堂(1886ー1955) 鳩鈕香炉 1950年





田辺一竹斎(二代竹雲斎)1910ー2000 亀甲透編輪達違椽花籃 1966年





柳下昌玗(1930ー) 花籃「秋風」 1967年





飯塚琅玗斎(1890ー1958) 花籃「富貴」 1926年






二十代堆朱楊成《山水図屏風意堆朱彫文庫及硯箱》1918年





平舘酋(1890ー1981) 春融白映手筥 1936年





赤塚自得(1871ー1936) 竹林図蒔絵硯箱及文台 1923年





六角紫水 他(1867ー1950)、木村西崖 素案(1867ー1927)
蓬莱雲鶴図八足脚机 1923年





















新緑の二尊院

2018-05-18 06:14:35 | 2018 新緑


嵯峨野二尊院に行ってきました。





紅葉の馬場
今は青もみじが美しいです。




















高浜虚子の俳句















黒門





唐門





本堂





















唐門










本堂を出ます。










法然上人廟へ石段を上ります。120段ほどです。





法然上人廟





藤原定家時雨亭跡










市内眺望





小倉山を下ります。















黒門





紅葉の馬場





出口











コレクション展 田村宗立 没後30年 菅野聖子の世界

2018-05-17 16:38:54 | 美術・博物館

京都近代美術館平成30年度第1回コレクション展(3/14ー5/27)です。

田村宗立(1846ー1918)は京都洋画壇の先駆者として知られる京都生まれの画家です。
今年は宗立没後100年の節目で、近代美術館所蔵の日本画や油彩画が特集展示されています。


自画像 明治中期






寒山拾得図 1902





十六羅漢図 明治後期





達磨図 1902





白衣観音図 制作年不詳





蓮蛙 大正初期





地獄休日之図 1913





丹丘青草山水図 1915





京都駆黴院図 1885





風景 制作年不詳





没後30年 菅野聖子の世界
菅野聖子は1933年、宮城県仙台市に生まれました。
福島大学学芸学部で美術を学び、卒業後、抽象画を描き始めます。
1958年夫の転勤で関西に移住し、1964年から吉原治良率いる抽象美術集団、具体美術協会に参加しました。


ドップラー効果





ランジュバン効果





いたるところ微分不可能な関数族のみたす方式(2)





母音コウ2





レウ゛ィ=ストロースの世界Ⅱ





作品





五月の無鄰菴

2018-05-17 05:29:14 | 2018 新緑

五月の無鄰菴に行ってきました。
いつもは朝訪れるのですが、今回は昼前になりました。
初夏の強い日差しのもとでの撮影になりました。


















東山を借景にした池泉回遊式庭園、美しいです。




母屋に入ります。










母屋からの景色



































母屋を出ます。
















カキツバタが咲いていました。




















三段滝










茶室





母屋





洋館





疏水と京都近代美術館