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京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

京都御苑の梅も開花

2016-01-13 05:41:33 | 京都花めぐり

昨日は全国的に寒かったようです。
東京で初雪、北国ではかなりの積雪と報じていました。
京都市内は降りませんでしたが、寒い一日でした。
しかし、この間の暖冬で今年は梅の開花も例年より早いです。
昨日でかけた京都御苑の早咲き梅も咲き始めました。
梅林の梅はこれからですが、出水の小川付近の紅梅はかなり咲いています。

出水口を入ると目に入る大宮御所





紅梅早くも見頃です。















白梅も咲き始めです。


















紅梅、白梅に続き、ロウバイも咲いています。










出水の小川付近には若木の寒桜でしょうか。











京都御所建礼門






御苑の梅林はの見頃はもう少し先のようです。





妙蓮寺御会式桜と御池不断桜

2016-01-12 15:51:17 | 京都花めぐり

暖かいお正月でしたが、この数日は冬らしい寒さが続いています。
寒い朝は散策時間をずらし、少し暖かくなってからでかけるようにしています。

本日2回目ですが、真冬に咲いている桜二種紹介します。
一つは妙蓮寺の桜です。





山門を入るとすぐに本堂前の御会式桜が見えます。





青空に映え桜もきれいです。




















ここは妙蓮寺の名前がついた早咲き椿でも有名です。
早咲きで初冬から開花します。
昨日もたくさん花を咲かせていました。










境内にはカンアヤメもあちこちで見かけます、





もうひとつは、御池創生館の不断桜です。












刀剣女子? 京都国立博物館

2016-01-12 05:23:15 | 美術・博物館

今年の干支、申にちなんで昨年末から京都国立博物館で猿を描いた絵画や、猿をモチーフにした工芸品が展示されています。
私は年末年始忙しかったので、一段落した昨日、妻と博物館にでかけました。

明治古都館ー現在耐震工事中です。





会場の平成知新館





私は新春特集の「さるづくし 干支を愛でる」(~1/24)が目的でしたが、
同時特集陳列で「刀剣を楽しむ 名物刀を中心に」も開催されています。

今回の展示は特別大型企画展ではないため、空いていると思ったのですが、駐車場は朝から満車です。
チケット売り場も若い女性の方が多いのです。
おかしいなあと思いつつ、会場となっている平成知新館に入ると、ビックリです。
刀剣は1階に展示されているのですが、若い女性の長蛇の列ができているのです。
刀剣の各展示室前にも長い行列です。

あまりの行列でしたので、その理由を職員の方にお聞きすると、
ゲームの影響ですごい刀剣ブームなのだそうです。

昨年初めくらいから若い女性が名刀を求めて全国を駆け巡っていて、
彼女たちは「刀剣女子」と呼ばれているそうです。
刀剣観賞というとあまりメジャーな印象はなかったので非常に驚きました。
あまりの行列で、私たちは刀剣観賞をあきらめ、2階展示の「さるづくし」にまわりました。

パンフレットの刀剣画像です。現物は見ていません。














2階展示室は1階とは大違いで空いています。
猿は古くより身近な動物のせいか、多くの作品に描かれています。
江戸時代の伊藤若冲、長沢芦雪、猿の名手と言われる森狙仙人の作品、
中世水墨画や絵巻物に登場する作品、斬新なデザインの根付などが展示されています。










私は白隠禅師の「猿猴捉月図」が気に入りました。
猿が水面に映った月をつかまえようとしている絵です。
画面上部には「誰もさがれし」「ただぶらさがっていよ」と書かれています。
なかなか奥深い禅語です。


今回の展示会、私たちはゲームやアニメに疎いので、刀剣ブームと言われてもただただビックリするばかりでした。






智積院の梅も開花

2016-01-11 05:31:07 | 京都花めぐり


私が四季を通じて散策に訪れるのが東山智積院です。
早春の梅、そして桜、初夏のアジサイ、秋の紅葉と楽しむことができます。
また利休好みと言われる書院の庭園も好きなひとつです。
今年の暖冬で梅の開花も早くなっていますが、智積院はどうでしょうか。

やはりここの梅も開花していました。





金堂の前の紅梅










境内には梅の木がたくさんあります。
白梅も咲き始めてです。















モクレン蕾が膨らんでいます。










こんなに早いとは驚きですが、1月の梅散策もいいですね。



印空寺の熱海寒桜開花

2016-01-10 05:32:24 | 京都花めぐり


今年は暖冬で小寒が過ぎたところですが、梅や早春の花まで咲き始めています。
昨日の散策は北嵯峨へでかけたのですが、もしやと思い、印空寺に寄りました。
印空寺は松尾芭蕉が「名月や池をめぐりて 夜もすがら」と詠んだと言われる、
広沢池の東200mほどにあります。
毎年、ここの敷地に2月下旬頃、熱海寒桜が咲きます。





なんということでしょう。
熱海寒桜、咲いていました。




















昨年撮影したのは2月24日でした。
あまりの早い開花にビックリです。

広沢池です。





サギがあちこちに見えます。














私の好きな北嵯峨の冬景色です。










菜の花を探しましたがまだ開花していませんでした。
雀です。





お正月からまだ10日も経っていないのに桜とは、この先どうなるのでしょう。




梅宮大社と松尾大社

2016-01-09 05:32:07 | 寺院・庭園

京都四条通りの西端にあるのが松尾大社です。
ちなみに四条通りの東端には八坂神社があります。
新年も一週間が過ぎ、初詣も落ち着いてきました。
昨日松尾大社に向かう途中に立ち寄ったのは梅宮大社です。
ここは梅は勿論ですが、庭園は杜若、花菖蒲、八重桜、椿、ツツジ、紫陽花などが咲き誇ります。


梅宮大社東鳥居















境内の梅が開花していました。










またカンアヤメも咲いていました。










椿も咲いています。
桃太郎





紅侘助





楼蘭





参道脇にはスイセンも咲いています。





次は松尾大社です。
赤鳥居の上部に垂れ下がっている脇勧請(榊の小枝を束ねたもの)が新しくなっています。
この脇勧請は鳥居の原始的な形式で、太古の風俗が今でも引き継がれているものです。









木版画家井堂雅夫氏の原画によるものです。





神社といえばおみくじですが、ここはおみくじ以外に「樽うらない」があります。
射った矢の当たりでうらなうものです。










境内の焚き火です。
寒い今の時期にはうれしいですが、最近は他の神社では見なくなりました。





梅の老木にも花が咲きました。





最後に、ここの絵馬はシャモジです。









新年の椿

2016-01-08 05:36:20 | 2015紅葉

前日散策で訪れた植物園新年の椿です。
暖冬の影響ですでに多くの品種が開花しています。
椿は早咲き品種から春に開花する品種もあり、さまざまですが、
私はどちらかというと初春のイメージがあります。
ですが、これほど開花していますと最近は冬のようにも感じます。







散姫




白角倉





菊冬至




酒天童子





燦々





鹿児島





絵姿





白侘助





紅筆





玉兎





草紙洗





菅公





有楽





紀州司





衆芳唐子





数寄屋





いつも思いますが、椿は品種が多いです。
冬は花の少ない時期ですが、椿は華やかでいいですね。


梅の開花

2016-01-07 05:33:11 | 京都花めぐり

今年は暖い正月でしたが、昨日から気温が下がってきました。
私は散策を日課にしていますが、寒い朝の散策は苦手です。
それでも昨日は、昼前には青空がでてきましたので、散策にでかけました。
向かったのはいつもの植物園です。
今年は梅の開花も早く、北野天満宮の開花はすでにお届けしましたが、
植物園の梅はどうでしょうか。


咲いていました。
紅梅に白梅、咲き始めです。















ロウバイは満開です。










ソシンロウバイもきれいです。





今は花の少ない時期です。
クリスマスローズは咲き始めです。





春に咲くウグイスカズラがもう花をつけていました。
小さな花です。





スイセン見頃です。





ゲンカイツツジ(白花)






十月桜にミツバチ






芝桜も咲いていました。





植物園内を1時間半ほど歩くとほどよく体が温まります。
早朝散策はいつも私ひとりですが、早朝以外は妻と一緒に出かけるようにしています。
二人とも還暦が過ぎましたが、一緒に花や野鳥探しも楽しいです。





宝ヶ池散策ー野鳥撮影

2016-01-06 06:12:16 | 京都めぐり

昨日の散策は、洛北の宝ヶ池公園です。
観光地ではありませんが、京都市民の散策、ジョギングに訪れる人が多いところです。
いつもは朝に訪れることが多いのですが、今回は昼過ぎです。


国際会議場と比叡山が借景になっています。
池の周囲1.5kmを野鳥を探しながら散策します。





早速サギがいました。





このサギ、獲物を捕まえたのですが、大きすぎてすぐに吐き出しました。





貸しボートがあります。
暖かい季節にはボートを漕いでいるカップルをよく見かけます。





ボート置き場の近くに大きな鯉が餌を待って集まっています。





散策道です。





国際会議場や比叡山を見ながらの散策です。





池には多くのカモが泳いでいます。





アヒルのがーちゃん(通称)










松の木に二匹のサギがいました。










休憩所





休憩所からの景色










山肌にツツジ発見





池にカワウがいました。


























山際にネットがかけられています。
防鹿ネットです。最近京都も鹿が多く、鹿害も多くなっています。





アセビです。
早春の花ですが、もう開花していました。













新年の嵐山嵯峨野散策

2016-01-05 05:32:31 | 京都めぐり

新年も4日目、仕事始めの方も多かったようです。
昨日朝向かったのは、嵐山渡月橋です。
時間は7時半過ぎ、観光客がいない静かな渡月橋を撮影にでかけました。

桂川に朝日が昇ります。





朝日を受けた渡月橋





嵐山、愛宕山に朝霧がかかっています。





渡月小橋


























天龍寺山門、いつもは観光客でいっぱいですが、ほとんど見あたりません。





野宮神社





竹林の道





観光客がいない静かな景色、好きです。





小倉池、野鳥に出会えるかと思いましたが、出てきてくれませんでした。





スイセンが咲いています。





ツツジです。















落柿舎





帰り道、ひさしぶりに車折神社に寄りました。
ここは芸能人神社でも有名です。





社務所前の冬桜










まだまだ先ですが、ここの河津桜が開花すれば京都の春の到来です。




新年の鴨川散策ー野鳥と早春の花

2016-01-04 05:29:01 | 京都めぐり

大晦日からわが家に集まっていた子ども一家総勢9名が2日夜に帰りました。
嬉しいことですが、さすがに私と妻も疲れました。
正月3日目はゆっくりしようと、大学駅伝復路をのんびり見ていました。
しかし、あまりのお天気に、急遽お昼すぎに鴨川散策にでかけました。

コースは四条大橋から賀茂大橋までの約2.8kmです。





四条通りは大混雑ですが河川敷歩道は人も少なく、散策日和です。
四条大橋から北向の景色




鴨川の冬の野鳥、ユリカモメがたくさんいます。
ユリカモメの別名は都鳥です。 『伊勢物語』東下りの一節が有名です。
京の都を旅立ち、隅田川に着いた在原業平が京では見たことがない鳥を見かけます。
渡し守に名を聞けば都鳥というそうです。
そこで業平が詠んだのが、「名にし負はばいざこと問はむ都鳥わが思う人はありやなしやと」。
都という名前をもっているなら、 さあ聞いてみよう都鳥よ。
都に残してきた私の思い人は元気でいるのかどうかという歌です。
このユリカモメが京都に飛来したのはごく近年だそうです。










鴨川のなかで魚釣りをしています。





暑いくらいの陽射しで、妻はコートを脱いでしまいした。





先斗町歌舞練場です。
京都の洋館でも紹介しました(1927年、昭和2年)。





三条大橋










橋の下にいたサギ





カモも日向ぼっこです。





早春の花、レンギョウが開花しています。





御池大橋が見えます。





ここでもサギがいます。





センダンの木と果実です。
鴨川河川敷には多く植えられています。
















二条大橋が見えます。





鴨川の所々に川を渡れる石が並べられていて、私たちも反対側にまわります。





紅葉したユキヤナギから開花しています。返り咲きでしょうか。











丸太町橋です。











雀もたくさんいます。





大文字です。





京都の洋館で紹介した建物です。
旧京都中央電話局上京分局(1924年、大正13年)です。





再び鴨川に目を移すと、ユリカモメの群れです。















雀もよく見かけます。









荒神橋です。





ここにも鴨川を渡る置石があり、小さな子どもたちも渡っています。





またまたサギです。





トンビです。
河川敷で食べ物を見つけると人めがけて奪いにきます。










シモツケ発見、これも返り咲きでしょうか。





鴨川に映る対岸の建物





スイセン発見





鴨川は野鳩も多いのです。





賀茂大橋です。





凧が木に絡まっています。





賀茂大橋から出町橋と河合橋が見えます。





賀茂大橋からは五山の送り火のひとつ、妙法の法が見えます。





賀茂川と高野川の合流地点の三角州





橋の上に咲いていたタンポポ





新年の素晴らしい散策日和で大満足です。
今回は四条大橋から賀茂大橋までですが、春の桜の頃には、
上賀茂神社までさらに3.1km(総距離5.9km)桜を満喫しながら歩きます。



新年初散策 清水寺、八坂神社

2016-01-03 05:37:19 | 京都めぐり

皆様明けましておめでとうございます。
今年は暖冬でお天気にも恵まれて清々しい元旦でした。
昨年は新年早々雪が降りましたが、今年は雪は縁遠いようです。
大晦日から子どもたちや孫5人が集まり、大変賑やかな年末年始です。
嬉しい反面、かなり疲れもでています。

毎年新年早々、初詣を兼ねて清水寺から八坂神社にでかけます。
昨日朝、まだ観光客が少ない間にと、妻との初散策です。


八坂の塔





今年は申年なので、 八坂庚申堂に寄ります。
八坂庚申堂は日本三庚申(東京浅草寺、大阪四天王寺)のひとつとされています。
庚申さんの「くくり猿」は布で作られた幾つもの猿の人形が、四肢をくくられて吊るされています。
人間の欲望が動かないよう、庚申によってくくられているという意味だそうです。














定番スポットから八坂塔
まだ観光客が少ないのが嬉しいです。





二年坂





清水寺門前通りはまだお店が開いていないのですが、大勢の観光客です。





仁王門前





三重塔





清水の舞台





京都市内眺望





地主神社、相変わらずお参りする観光客が絶えません。









子安塔





子安塔からの新年の清水寺全景





ツツジが開花していました。





山茶花





音羽の滝には今回も行列ができています。











帰りは門前町のお店も開きました。
お正月雰囲気もちらほら。





高台寺前のねねの道





石塀小路を歩いて八坂神社に向かいます。














八坂神社の東鳥居から入ります。










境内はものすごい人出です。
八坂神社西門





昼前には家に帰りました。
気持ち良い初散策でした。