先日、茶道資料館に行ってきました。
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茶道資料館の開館35周年記念秋季特別展、『 茶の湯の名碗』を是非見たかったのです。
茶道会館の1,2階の第一、第二展示室に、前期(10/10~11/9)、
後期(11/11~12/7)に分けて、名碗が展示されます。
私が行った前期は50作品で、名碗と呼ばれてきた茶碗の美しさや、
個性、由緒などがわかるような展示スタイルになっています。
私は何度もブログに書いていますが、お茶は門外漢です。
しかし、茶道具や茶碗などを見るのは好きです。
それらには、長年わが国で愛されてきた、伝統工芸品にとどまらず、
総合的な美があります。
茶道知らずですが、美術好きの一人として、名碗を是非見たかったのです。
以下は、入館時いただいた、説明パンフレットの写真です。
私が気に入った茶碗を記しておきます。
私は全般的に、井戸茶碗が好きです。
□井戸茶碗 対馬井戸 朝鮮時代16世紀
□井戸茶碗 宗及井戸 朝鮮時代16世紀 重要美術品
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□小井戸茶碗 銘朝顔 朝鮮時代16世紀
□瀬戸黒茶碗 銘小原木 桃山時代16世紀(不審菴藏)
三角に掛け残した腰の白い部分と、
黒く光沢した釉のコントラストが絶妙です。
瀬戸黒を代表する茶碗だそうです。
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萩茶碗も良かったです。
渋い色合いが好きです。
□萩茶碗 江戸時代17ー18世紀
□萩茶碗 銘残雪 江戸時代16ー17世紀
紅葉呉器茶碗(泉屋博古館)
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赤楽茶碗 加賀光悦 本阿弥光悦作(相国寺蔵)重要文化財
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□色絵鱗波文茶碗 野々村仁清 江戸時代17世紀(北村美術館)
胴の外側に緑と青の釉に金彩を用い、鱗文が描かれています。
とにかく、斬新なデザインで、琳派の作品を見ているようです。
中庭は撮影可能というので一枚
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見終わり、お茶と和菓子を頂戴しました。
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お花の展覧会は私もチケットをいただきます
とてもとても行く時間がありません
今はダンスパーティの招待に参加するだけが
精いっぱい
お花は流れや形がとても綺麗です
展覧会の時は水やりが大変だと伺っています
我が家にも萩焼、上野焼と何点かありますが
…
今は心をゆっくりさせる暇がないのですよ~~
庭のダリアも雨の中でショボショボ…
行事をこなしていくだけの私です!
美しいもの、一流のものを見ないと感性は
育たないと思っています!いいですね~
定年後生活さまはお好きな生き方が出来るなんて
最高の幸せ!
私は林先生ではないけれど<今でしょう!>…?
11月3日まで時間が欲しいですよ
来月の新規オープンまでお忙しい日々が続いていますね。
現役時代はなかなか時間がとれず、好きな美術館通いもままなりませんでした。
画集等は目を通すものの、やはり、現物にはかないません。
やっと、誰にも気兼ねせず、好きな美術館や各種展示会などに足を運んでいます。
他府県にもでかけてみようと思うのですが、移動が億劫で、京都市内をウロウロしている次第です。
私はテレビの「何でも鑑定団」という番組が好きでよく見ています。
絵画や彫刻の良さは大体分かります。
絵画の場合、ニセものかどうかもある程度分かります。
でも、全然分からないのが茶碗です。
幼稚園児が作ったのか、名工が作ったのかさえ分かりません。
これだけはお手上げです。
確かに茶碗は難しくて、私も贋作かどうかを見分ける自信は全くないと思います。
ましてや、こういった展示会では、作品を触れませんので、微妙な質感や、重さ、手に持ったり、口に当てた感触などが分からないのです。
私の場合、気になるのは造形美です。
良い茶碗というのは、間違いなく美しいと思っていいます。違うかもすれませんが、、。