京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

大輪朝顔

2016-08-01 05:22:33 | 花めぐり2016

今年も植物園で朝顔展(第57回)が開催(7/29ー8/2)されています。
梅雨が明け猛暑が続いていますが、朝顔展はラジオ体操とならんで真夏の風物詩です。
うれしいことに朝顔展の期間は植物園も7時に開園します。
朝早いですが、多くの方が今年の朝顔を見に集まります。





秀逸 彩光錦





北山入口に近い展示コーナーに愛好家が大切に育てた朝顔が展示されています。





朝顔は奈良時代末に遣唐使が薬用(下剤)として種子を持ち帰りました。
それから観賞用に栽培され、日本独特の園芸植物になったのは江戸時代です。
最も流行したのは文化文政(1804ー29)朝顔の書物も多数出ています。
次の黄金期は幕末寛永安政(1848ー60)で江戸、京都、大阪で盛んに栽培され、変化朝顔の改良もすすみ、明治20年(1889)を過ぎると大輪朝顔が生まれます。
今日は大輪朝顔全盛になっています。

大輪朝顔を紹介します。大きさは15cm前後あります。

淀の湖月





成田屋 歌舞伎の屋号みたいです。





遠霞





藤の泉





左京一笑





花一番





紫の上





紫時雨





団十郎(優等)





暁の夢





鶏光









花平





早瀬





月夜野





渓流の調





平安の春





宝幸白大臣





赤峰









薄化粧





平安の泉





旭光





万代の紫雲













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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
これほど (tyako)
2016-08-01 09:52:25
おはようございます。
朝顔の種類がこれほどあるとは知りませんでした。外来種もあるんでしょうね。
それにしても・・・・

たくさん見せていただきました。
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tyakoさまへ (京都で定年後生活)
2016-08-01 15:32:08
こんにちは
ありがとうございます。
詳しくは知らないのですが、ほとんどが和製のようです。朝顔は日本以外にもありますが、これほど園芸用に品種改良されたのは日本くらいのようです。
多くの花が江戸時代に生み出されていますが、朝顔もそのようです。現在は大輪朝顔が主流ですが、変化朝顔もなかなか味わいがあります。
多くの素晴らしい朝顔を見ると夏だなあと思います。
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こんにちは (kazu)
2016-08-01 16:47:31
たくさんの素晴らしい朝顔見せていただき
ありがとうございます。
色々種類があるんですね。
美しい朝顔に心が和みました。
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kazuさまへ (京都で定年後生活)
2016-08-01 18:41:45
こんばんは
ありがとうございます。
朝顔はやはり真夏、早朝の風物詩です。
見事な朝顔を見ているととても満足した気分になります。
今日は変化朝顔投稿できませんでしたが、明日には投稿するつもりです。
江戸時代最盛期だった変化朝顔ですが、味わいがあります。
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