今年も植物園で朝顔展(第57回)が開催(7/29ー8/2)されています。
梅雨が明け猛暑が続いていますが、朝顔展はラジオ体操とならんで真夏の風物詩です。
うれしいことに朝顔展の期間は植物園も7時に開園します。
朝早いですが、多くの方が今年の朝顔を見に集まります。
秀逸 彩光錦
北山入口に近い展示コーナーに愛好家が大切に育てた朝顔が展示されています。
朝顔は奈良時代末に遣唐使が薬用(下剤)として種子を持ち帰りました。
それから観賞用に栽培され、日本独特の園芸植物になったのは江戸時代です。
最も流行したのは文化文政(1804ー29)朝顔の書物も多数出ています。
次の黄金期は幕末寛永安政(1848ー60)で江戸、京都、大阪で盛んに栽培され、変化朝顔の改良もすすみ、明治20年(1889)を過ぎると大輪朝顔が生まれます。
今日は大輪朝顔全盛になっています。
大輪朝顔を紹介します。大きさは15cm前後あります。
淀の湖月
成田屋 歌舞伎の屋号みたいです。
遠霞
藤の泉
左京一笑
花一番
紫の上
紫時雨
団十郎(優等)
暁の夢
鶏光
花平
早瀬
月夜野
渓流の調
平安の春
宝幸白大臣
赤峰
薄化粧
平安の泉
旭光
万代の紫雲
朝顔の種類がこれほどあるとは知りませんでした。外来種もあるんでしょうね。
それにしても・・・・
たくさん見せていただきました。
ありがとうございます。
詳しくは知らないのですが、ほとんどが和製のようです。朝顔は日本以外にもありますが、これほど園芸用に品種改良されたのは日本くらいのようです。
多くの花が江戸時代に生み出されていますが、朝顔もそのようです。現在は大輪朝顔が主流ですが、変化朝顔もなかなか味わいがあります。
多くの素晴らしい朝顔を見ると夏だなあと思います。
ありがとうございます。
色々種類があるんですね。
美しい朝顔に心が和みました。
ありがとうございます。
朝顔はやはり真夏、早朝の風物詩です。
見事な朝顔を見ているととても満足した気分になります。
今日は変化朝顔投稿できませんでしたが、明日には投稿するつもりです。
江戸時代最盛期だった変化朝顔ですが、味わいがあります。