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京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

ヒマラヤの青いケシ

2021-07-16 19:34:01 | 2021 花


 今年もヒマラヤの青いケシ(メコノプシス・ベトニキフォリア)が開花しました。
この花は標高3,000m以上の高山の日当たりに生息します。
25度を超えると枯死するので、日本に平地での栽培は不可能に近い。
原産地はチベット南部~中国南西部、ミャンマー北部










メコノプシス・シェルドニー
ケシ科メコノプシス属の多年草。草丈120~150cm。原産地はネパール~チベット。
ヒマラヤの青いケシと呼ばれるベトニキフォリア種とグランディス種の種間交雑種。











蓮華升麻、黄蓮華升麻、節黒仙翁、鈴懸草、島路田村草、女郎花、桔梗、河原撫子

2021-07-16 07:59:33 | 2021 花

 
 夏の山野草です。

レンゲショウマ(蓮華升麻)
日本固有の1属1種の植物で、東北地方南部から近畿地方にかけて分布します。
深山のやや湿った林床に多く見られ、やや薄暗い林に大群落をつくっていることもあります。
シャンデリアのように咲く姿は、夏の花の風物詩としてマスコミなどでも毎年取り上げられています。
国内はもとより海外でもとても高い人気を博しています。





キレンゲショウマ(黄蓮華升麻) 
アジサイ科キレンゲショウマ属の多年生の植物。
紀伊半島、四国山地、九州山地にブナ林などに自生しています。
絶滅危惧II類 (VU)(環境省レッドリスト)









フシグロセンノウ(節黒仙翁)
ナデシコ科センノウ属の多年草。名の由来は茎の節が黒いこと。









スズカケソウ(鈴懸草)
非常にめずらしい山野草で、絶滅が危惧される花です。
青色の花で、花のつき方が「鈴懸け(山伏が衣装の上に羽織る衣)」に似ているので名付けられた。









シマジタムラソウ(島路田村草)
シソ科アキギリ属の多年草で、東海地方の固有種です。
環境省発行のレッドデータブックでは絶滅危惧II類(VU)に分類されています。
東海地方のごく限られた場所に自生しているので、日照不足や湿地の開発などで絶滅が危惧されています。





女郎花





桔梗





河原撫子





ヤブカンゾウ