京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

植物園の紅葉と菊花展

2018-11-12 20:11:17 | 2018紅葉


京都の植物園も紅葉がきれいなところですが、今年は台風21号で甚大な倒木被害が出ました。
倒木を免れた木々も多くの枝や葉を落としました。
紅葉はまだ色づきはじめですが、残念ながら痛みも目立ちます。


蓮池





別の池まわり















フウは台風でかなり葉が落ちました。





ラシンボクの紅葉





観菊会開催中(~15日)です。

小さな子供に人気の猫バス















江戸菊
古典菊の一つで、江戸時代後期に発達した変わり咲きの菊です。
満開までは多くの菊と同じように咲きますが、次第に花の内側へ折れ曲がりながら花芯を包み込むように咲き終わっていきます。
この咲き終わり方は品種によって異なり、「芸」と呼ばれています。
また芸の様子から「狂い菊」「抱え菊」とも呼ばれます。















丁字菊
関西地方で栽培された古典菊の一つで、外側の平弁やサジ弁の花弁と、内側の筒状花の二相の花弁が特徴的な花形を形作っています。
19世紀頃にヨーロッパに渡り、切り花品種として改良されました。










肥後菊
熊本県で栽培が継承されてきた古典菊の一つです。
江戸時代、肥後藩主細川重賢公が武家に花の栽培を奨励して生み出された菊で、長く門外不出とされてきました。















伊勢菊
古典菊の一つで、三重県松阪地方で伝統的に栽培されてきました。
嵯峨菊の変種といわれ、縮れた糸のような花弁が垂れ下がって咲くのが特徴です。
















嵯峨菊
古典菊に分類されています。江戸時代に品種改良された中輪菊の地方品種の一つで、京都嵯峨野大覚寺を中心として栽培されていたことから嵯峨菊と呼ばれています。















大菊










小菊盆栽