昨日の散策は双ヶ丘登りです。
双ケ丘は東に妙心寺、法金剛院、少し北に歩けば仁和寺があります。
徒然草を書いた吉田兼好が晩年庵を結んだ地としても知られています。
単なる丘ではなく、24基の古墳がある 双ケ丘古墳群がある丘なのです。
この古墳群は、古代の豪族、秦氏の首長の墓と考えられています。
丘は、北から一の丘(119m)、二の丘 (102m)、三の丘(78m)で構成され、
国の名勝に指定されています。
それほど高くはないので、ハイキングにもってこいです。
地域の方々は勿論、保育園児も日常的に登っています。
古い地図ですが、双ケ丘の全体像です。(京都市画像より)

私が登るのは今回で二度目です。
前回も妻と登りましたが、その時は直接一の丘を目指しました。
今回は、三の丘→二の丘→一の丘のルートです。
ひとりで登るより、会話をしながらの方がやはり楽しいです。
法金剛院を少し歩くと登り口があります。

お花のきれいなところです。説明板もつけておきます。

落葉の絨毯を踏みしめて登ります。

一の丘頂上付近

頂上付近(78m)からの眺望

二の丘を通り一の丘です。

一の丘頂上(119m)からの市内眺望です。

北には仁和寺が見えます。

少しアップします。

頂上に基本(国土地理院)が埋められています。

付近に大きな古墳跡があります。
古墳の入口は塞がれています。

保育園の園児たちも先生に引率されて登ってきました。
年齢を聞くと2歳児とのこと、驚きです。

一の丘の登り口にある説明板です。


休憩所になっています。
また丘裾は桜の木が植えてあり、春は散策に良さそうです。

お地蔵様もあります。

次に向かったのは、右京区太秦にある蛇塚古墳です。
京都府下最大の横穴式石室を持つ、前方後円墳です。
古墳時代末期のもので、秦氏一族の首長の墓と言われています。
これも国の史跡に指定されています。
住宅地の中に、鉄柵に囲まれています。

以前、石室の中に入ったことがありますが、今は何もありません。

角度を変えて撮影してみました。


