昨日、1月5日は日曜日でした。
定年退職者にとっては、あまり曜日は関係ないと思うようになってきたのですが、妻が休みなので一緒にでかけました。向かったのは、平安神宮と京都国立近代美術館です。
正月3ヶ日は初詣で非常に賑わったであろう平安神宮ですが、5日目、しかも9時半すぎという時間のためか、ウソのように参拝者が少なくて驚きました。
一方、近代美術館は非常に入館者が多いのに驚きました。
私は昨年末に、「皇室の名品ー後期展」に来ているのですが、妻はまだ見ていないので、もう一度一緒に足を運びました。
ブログでも書きましたが、素晴らしい作品は何度見ても感動します。
明日からまた妻は仕事に復帰です。
今年は暦の関係で、明日から仕事始めという方も多いと思います。
ほんとうにお疲れ様です。
私も主夫見習いに復帰します。
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今回のアートの旅は、冬の青森県立美術館です。
ナビゲーターは、元総合格闘家の須藤元気さんです。
青森県立美術館
2006年開館したばかりの新しい美術館です。山内丸山遺跡に隣接し、郷土ゆかりのアーティストの作品を数多く所蔵しています。
冬の美術館外観
話が少し飛びますが、私も一度訪れたことがある、特別史跡三内丸山遺跡は、日本最大級の縄文集落跡です。当時の自然環境や生活、ムラの様子などの解明が進められ、遺跡は通年で公開されています。
ここの遺跡を見ていると、昔、教科書で習った縄文時代のイメージが覆ります。
私が行ったときには、まだ美術館はなかったように思います。
美術館所蔵作品
郷土の作家では、棟方志功、関野凖一郎、斎藤義重、小野忠弘、工藤甲人、工藤哲巳、寺山修司、成田亨、奈良美智など個性豊かな作家の作品。
県以外では、荒川修作、今井俊満、恩地孝四郎、高山良策、鳥海青児、浜口陽三、山口長男など、海外作家ではシャガール、カンディンスキー、 クレー、マティス、レンブラント、ルドン、ピカソといった作家の作品を収蔵しています。
私の好きな棟方志功や海外作家の作品など是非見てみたいものです。
番組で紹介された作品を紹介します。
青森県出身の写真家の作品、『津軽』です。
写真家小島一朗(1924~1964)。
昭和30年代、青森の風土とそこに生きる人びとを撮影しています。
須藤さんが紹介した作品をいくつか見ていただきます。
奈良美智「あおもり犬」
これも巨大です。
頭に雪をかぶっていて、傘地蔵のようになっています。
いかがでしたでしょうか。
〈続 く〉