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鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1658回】 AをするとBになる

2015年07月16日 | 住宅コンサルタントとして
ビジネスパーソンとして、親として、
これは知っておいた方が良いと思うことをちょっとまとめたいと思います。

それは「AをするとBになる」「BになるためにはAをしなければならない」という
因果関係を知っているかどうか、ということです。

例えば、やせるためには摂取カロリーよりも消費カロリーを高めなくてはならない。
そのためには、摂取カロリーを抑えるために食事制限をするということに取り組んだり、
消費カロリーを高めるために運動する必要がある。
更に、消費カロリーは基礎代謝+運動に分かれますが、
運動する時間が定期的に取れないので、筋力をつけることで基礎代謝を高めよう、
と考えられるかどうかが重要だということです。

Bという効果を得るために、何に取り組めば良いのか?
効果がありそうなことを挙げて、その中でどれが最も継続でき、効果が上がるのかを判断し、
やるべきことを決め、後は愚直に取り組む。

これがビジネスの世界でも、子どもを育てる上でも、生きていく上でも
うまくやっていくポイントではないか、と思っています。

試乗が縮小する住宅業界で成果を出し続けるために何が必要か?
情報がたくさん溢れるようになればなるほど、
ネットやSNSで仕入れた情報の裏付けを皆がするようになるのではないか?

ということは、結局のところ地域内での評判を高めておくということは欠かせないし、
それが出来ていないとWEBマーケティングやSNSマーケティングって意味ないよね、
と考える力があるか、ということです。

住宅業界で成果を出すために、WEBやSNSを活用した情報発信を強化する。
その効果がより出やすくするために、地域内の評判が高くなる活動をおこなう。
地域内の評判が高くなるように、まずは現場をキレイにする。
社員さんや協力業者さんに応援してもらえるような考え方と行動を徹底する。
建てて下さったお客様に感謝の気持ちが伝わるような取り組みをおこなう。
今、建築中のお客様に満足していただける仕事をする。

そのために・・・、と今、やるべきことを明確化していくことが重要です。

経営者には、「AをするとBになる」という因果関係を理解する力が欠かせないのです。
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【第1657回】 ワクワクするプレゼン

2015年07月15日 | 住宅コンサルタントとして
昨日は勉強会のメンバーだった頃からの期間も入れれば、
恐らくお付き合いをさせていただいて8年になるクライアント様にお伺いしていました。

間もなく決算月なのですが、
来期の繰り越しが既に多数あり、
更に今、商談しているお客様の数もスタッフが回らないくらいあります。

来期は過去最高の決算を迎えられることは確実で、
来期に備え、組織をどうつくり、契約までの流れをどう変え、
更には社長の仕事の内容もかなり変えていただく手はならない、
というようなことについて、打合せをさせていただいておりました。

さて、このクライアント様が何故、一気に受注が伸びたのかというと、
それはお客様と出会う方法に幅が広がったということが一つ。
それから成約率が急激に高まっていることがもう一つの要因だと思っています。

何せ、今、プレゼンした案件で6連勝を飾っていて、
一気に成約率が高まっているのですね。

その理由も何点か挙げることができるのですが、
その中の要因の一つとして、プレゼンのクオリティーが非常に井のです。

昨日、見せていただきましたが、お客様がワクワクするプレゼンになっているのです。

他社のそれとは、明らかに手間のかけ方、クオリティーが異なっているのですね。

一生に一回の高額なお買い物をして下さるお客様がワクワクされるような、
魅力あるプレゼンを皆さんの会社ではつくれていますか?

もしまだできていない、ということであれば、
そこも改革して参りましょう!
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【第1656回】 紹介に年月は関係ない

2015年07月14日 | 住宅コンサルタントとして
昨日は住宅事業に参入してまだ1年も経過していないクライアント様にお伺いしておりました。

受注は相変わらず素晴らしい。
しかしながら、それ以上に素晴らしいのは、
参入して間もないのに既に紹介が発生しているということです。

更に昨日は月曜日なのに、一般のお客様が主婦4人組、それから主婦1人でこられた方など、
モデルハウス前に「CLOSED」の看板を掲げているのにも関わらず、
いろんな方が来場されるのです。

いやいや、本当に素晴らしいです。

私がここ最近、提唱している「次世代型」住宅会社に見られる典型的な傾向です。

チラシも打たない。
SNSもそれほど一所懸命取り組んでいない。
HPも普通。
歴史もお引き渡し棟数もまだまだ少ない。

でも地域内でお客様のクチコミで爆発的に広がっているのです。

次世代型になるためには、その企業の体質が重要です。

ノウハウや知識でなれるものではありません。

一言で言えば、サービス業になれるか否か?
それだけです。

昨日、お引き渡しの際にお客様に対して実施していることを一通り披露していただいたのですが、
その映像を見て、何と代表が感極まって涙してしまうということに・・・。

お客様への一途な想いをどこまで持ち、それを行動でどう表現するか?
そしてその気持ちがお客様に届くかどうか?

そこが大きなポイントなのです。

紹介が多い会社は、お客様に感動していただくための取り組みがハンパありません。

皆さんの会社ではどうですか?
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【第1655回】 支え合う?

2015年07月13日 | 住宅コンサルタントとして
昨日はオフで、家内と京都までお買い物に行っておりました。

カンブリア宮殿の番組で紹介されていたお店で、衝撃を受けた北野エースに行きたい。
自宅に置く大型4Kテレビをチェックしたい。
靴下や下着を買いたい。
文房具を見たい。
次男が海外に行く際の移動中の枕を見たい。
靴を見たい。

などなど、いろんな目的を持ってお買い物に・・・。

必要なモノを購入しましたが、昨日は京都がかなり暑く、
まだ身体が夏仕様になっていないので相当疲れ増した。

夕方に帰宅し、休日の日はなぜか無性に料理がしたくなるので、
私がおもむろにキッチンに立ち、ひたすら料理をしていました。

すると家内は足りない食材をスーパーまで買いに行ってくれ、
更に料理中の私に変わって、私の車を洗車してくれていました。

夫が食事をつくり、妻が買い物&洗車。

思わず「逆やん!」とツッコミたくなりますが、
さすがに20年も一緒に暮らしていると、あうんの呼吸でお互いを補い合えるようになりますね。

疲労が溜まって、料理をつくった後、食器を洗う前に倒れるように寝てしまっている家内を見ると、
なぜか夜中でも食器を洗っておこう、と最近、思えるようになりまして、
仕事から帰って、たまに食器を洗っています。

食器を洗うことなんて、昨年まで一切なかったのですが、
最近は自然と身体が動くようになりました(笑)。

会社組織でもそうですが、完璧な人など存在しません。
必ず、一人一人に苦手なことがあり、抜け落ちやミスをすることもあるでしょう。

そんな時、お互い支え合うことができれば、ミスを防ぐことができますし、
何より組織としての結びつきが強くなります。

チーム内でお互い支え合うような関係性を築くために、
日頃からどんなことに取り組んでいるといいでしょう?

皆さんが所属するチームでは、お互いを補い合うような関係になっていますか?
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【第1654回】 挫折を活かす

2015年07月12日 | 住宅コンサルタントとして
「人として味があるなぁ」と感じる方の大半は、
過去にいろんな挫折を味わっていることが多いような気がします。

私はあまりテレビを見ませんが、カンブリア宮殿とアナザースカイ、
それからボクらの時代という番組だけは毎週、DVDで録画しています。

いつ放送されたのか分かりませんが、
女性アーティストでドラマを叩きながら歌うスタイルを確立したシシド・カフカさんが
アナザースカイに出られていました。

存在感がすごい方だなぁ、と以前から感じていたのですが、
シシド・カフカさんは中学校の2年間、アルゼンチンに住んでいた際、
言葉の壁により、人間関係がうまく構築できず、かなりつらい時間を過ごしたそうです。

そんな時、ドラムに出会い、ドラムを真剣に学んだそうです。

数ある楽器の中でドラムを選んだ理由が、バンドでボーカルだったりベース担当の方は
ほぼ100%、テレビに映るのに、ドラム担当の方が映されるケースがかなり少なく、
そこが「かっこいい」」と思われたそうなのですね。
(←個人的にこういう感性の方が好きなんです)

周囲に馴染めない中、ドラムに打ち込んでいくうちに友人もできはじめ、
少しずつ周囲にも馴染んでいったそうです。

そして日本に帰国後、いろんなバンドのドラムとして下積みをしっかりと積まれ、
あの強烈なインパクトを与えたグリコさんのCMに出演されることとなったようです。

生きていく中でうまく周囲に馴染めないこと、うまくいかないことなんてしょっちゅうあります。
しかしながら、そこで苦しい時間を過ごしたことが、
その後の飛躍の源になることも多いような気がします。

私自身も、転職活動の際、2回も面接で落とされ、
しかも面接時にケチョンケチョンに言われて落ち込んだことが、
結局のところ、かなりプラスになっていると感じます。

うまくいかない時に感じる挫折感。
これを活かせるよう、うまく生きる力を自分の子どもにつけてもらいたいと思いました。

挫折を活かす力。
皆さんはお持ちですか?
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【第1653回】 プロとしてお客様にアドバイスができるか?

2015年07月11日 | 住宅コンサルタントとして
営業マンとして生きていくことを決めたのであれば、
自分がお客様としていろんな接客をされる経験を積む必要があります。

そして自分が「心地よい」「感じ良い」「好きだ」と思う接客を受けたなら、
それを積極的に自分のモノにしようと真似していくことが、一流の営業マンになる近道です。

自分自ら経験した一次情報は、ビジネスパーソンにとって最大の武器であり、
ここを鍛えなくしてお客様に支持なんてされる訳がないと思った方が良いでしょう。

さて、皆さんは、どんな人の接客に惹かれますか?
どんな接客なら、心地良いと感じますか?

私の場合、声のトーンや服装、におい(たばこ臭い方の接客は受けたくありません)、
清潔感、笑顔、姿勢などが、最初に気になってしまいます。

そこをクリアできない人の場合、それ以上接客を受けたいと思いません。

その次に気になるのは、コミュニケーションスキルです。

こちらが訊いたことを正しく受け止め、分かりやすく簡潔に応えてくれる方だとバッチリです。
逆に話が脱線したり、こちらが訊いたことと違う答えが返ってくる人だと、
接客を受けていて心地良くないのです。
どこか違和感を感じてしまいます。

そしてその部分をクリアして、最後に気になるのは、プロとしての知識、アドバイス力です。
お客様の立場に立って、プロとしてその方にベストな提案ができるかどうかで、
ここをクリアしてくれているスタッフさんを発見すると、私はファンになってしまいます。

服屋さん、レストランにはこのレベルをクリアできている方が結構おられるのですが、
住宅業界に目を向けると、この部分をクリアできている人は少ないと思っています。

業界全体のレベルがまだまだ低いからこそ、
ここをマスターすれば、誰でもトップ営業マンになれるのではないか、と思います。

例えばどういうことかというと、
お客様が「お洒落でステキな家を予算内で建てたい」とおっしゃった場合、
それを実現するためにどうすれば良いのかを分かりやすくお伝えできることです。

予算内でステキな家を建てる。
自然素材を使いたい。
収納がたくさんある家に住みたい。

お客様にはいろんな要望がありますが、
その要望を実現するためにはこうすれば良いですよ!と
お客様に伝えられる知識が必要なのです。

クライアント様とこの部分を強化していきたいと思っています。
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【第1652回】 現場の空気をトップがどこまで感じているか?

2015年07月10日 | 住宅コンサルタントとして
企業を経営していく上で、数字で現状を捉えることはとても大切なことです。

しかもその数字は、点で把握してもあまり意味がなく、
できれば傾向を押さえたいものです。

お客様の来場数。
契約率。
受注棟数。
お客様アンケートの点数。
紹介件数。

などなど、挙げればキリがありませんが、こうした数値を傾向で押さえた上で
いろんな経営判断をすることは大切なのです。

しかしながら、数値を押さえるだけでは十分とは言えません。
特に住宅会社の経営者であれば、数値を押さえることで満足してはいけません。

現場に行くと、数字には表れない部分がたくさんあるのです。

現場でスタッフがお客様に出しているお飲み物。
モデルハウスやショールームの清掃の程度。
ウェルカムボードやドリンクメニュー、おしぼりのクオリティー。
打合せが終わった後、お客様が帰られる際の笑顔。

こうした数字に表れない部分にこそ、自社がより良くなるためのヒントがあるような気がします。

ちなみに、ここで言っている現場とは、建設現場のことではなく、
お客様と自社のスタッフさんが接しているところ全てを指しています。

その現場には、数字に表れないことがたくさんある。
だからこそ、現場を定期的にチェックする時間を経営者はつくらなければならない。

個人的にそう思っています。
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【第1651回】 過去の経験を捨て、その会社に染まる

2015年07月09日 | 住宅コンサルタントとして
前々職の会社から前職の会社に転職をしたときのこと。

一応、前々職の時代、営業マンとして数々の賞をいただいてきたという実績がありましたが
そうした成果を出してきたことなど全て捨てようと決めました。

そして家族を養っていけるだけの稼ぎを得るために、とにかく最短のコースで行こうと決めました。

そのために、前職の会社で成功している人、伸びている人、
お客様の満足度が高い人に片っ端から個別に質問をさせていただき、
真似できる部分を徹底的に真似しまくりました。

プライドもクソもありません。

データの取り方、働く時間、生活パターン、手紙の書き方、仕事の頂き方。
更には会社のDNAに染まろうと、行動パターンも徹底的に変えました。

入社して半年もしないうちに、見事に変われたのではないかと思います。

その結果、転職して半年もしないうちから良い仕事に恵まれ、
貴重な経験を積むことができました。


しかしながら、前職時代にそれなりの実績があるのに、転職後の成績が冴えない人もいます。

そういう人に共通するのは、新しい会社になじもう、染まろうという意識が低いことのような気がします。

以前の会社でやってきたことにプライドがあるのか、
それとも新しい会社の手法を謙虚に学ぼうという気が少ないのか分かりませんが、
とにかく自ら染まろうとしないのですね。

これだとなかなか成果が出ないような気がします。

転職してまず最初にやることは、その転職先で成功している人の真似を徹底することです。

考え方や行動パターン、思考方法など、全て一旦、素直に真似、受け入れるのです。

ここが重要な気がします。

また自分が古株の場合でも、
新しい人が入社してきたらやはり貪欲に学ぼうというスタンスは不可欠です。

いくつになってもそういう姿勢で、若い方からも貪欲に学び続ける人が、
長い間、一線で活躍できるのだと思っています。

自分もそこを目指していきたいです。
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【第1650回】 本音を言い合える風土

2015年07月08日 | 住宅コンサルタントとして
最近、精神的に弱い方が増えていると感じます。

人からの噂、評判を気にし、周囲に気を遣いすぎ、
自分の精神がボロボロになってしまうようです。

私自身は精神的にかなり打たれ強い方だと思いますし、
周囲の目を全くと言っていいほど気にしません。
(お客様に気持ち良くなっていただく、という部分はメチャメチャ気にしますが・・・)

これは大阪で生まれ育ったことが大きいなぁ、と思います。

人の心に土足で入ってくる。
相手の話が面白くない時は、「おもろないで!」とストレートに伝える。
会話が面白くないと、友達もできにくいし、クラスにおける地位も上がっていかないので、
必然的に会話力を鍛えようとする。
周囲の人からかなり厳しいことを言われることは当たり前。

いちいち周囲の目を気にしていてもしょうがないと気づかされる環境が大阪にはありました。
なので、自分が幼い頃の同級生を思い浮かべても、
みんなかなり精神的にタフだと思います。

ただ、今の日本は相手に対して本音や厳しいことを言わなかったり、
変に気を遣いすぎなような気がします。

そしてそうしたことが重なって、
社内でも本音をなかなか言い合えないような会社が増えているような気がします。

変に周囲に気を遣いすぎるというか、
そしてまた言われたことを気にする人が多すぎというか、
何か微妙な空気の会社が多いのです。

仕事なのだから、より良い会社、よりお客様に喜んでいただける会社にしていくために、
言いたいことを大人の対応で言える会社が増えていくといいのに、と思っています。

組織が一体化している会社は、そうしたことがやはりできています。

本音でいろんなことを言い合える会社にするためには、
どんなことに日頃から取り組んでいくと良いでしょう?
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【第1649回】 メールやLINEのやりとりが面白い人

2015年07月07日 | 住宅コンサルタントとして
クライアント様の女性社長とお話をしていて、気づいたことがありました。

それは、頭の良い人からもらうメールやLINEのメッセージは、
簡潔で読みやすく、しかも面白いこと。
更に返信を送りたくなること。

一方、頭の悪い人からのメールやLINEは、
何を言いたいか分からなかったり、とても返信を送りたくなる気分になれないこと。

思いっきり共感しました。

皆さんもそう思うことってありませんか?

頭の悪い人のメールやLINEは、基本的に自分のことしか考えていない。
自分のことばかり書かれてあったり、自分のお願い事のみが書かれてある。
相手に対する気遣いが全くといって良いほど無い。
そして文章にまとまりが無くて何が言いたいのか、分からない。

一方、頭の良い人のメールやLINEは、読み手の方が気持ち良くなる内容になっている。
相手への気遣いが随所に見られ、また自分のお願いごとが書かれてあったとしても
受け手側が進んで協力してあげたくなるような気持ちにさせてくれるのです。
もちろん、文章は簡潔で分かりやすい。

これ、実はそのまま営業力にもつながります。

頭が悪い人やお客様から支持されない人は、
お客様が何を求めているのか、お客様がどうされれば気分が良くなるのか、
その辺りのピントが思いっきりずれているのです。

自分のことが大好きで、周囲の方の気持ちよりも自分の感情を優先してしまう。
自分の言動が相手をどんな気分にさせているのか、なんてことに関心が無いのです。

まあ、自分のことしか考えられない子どもなのですね。

一方、頭の良い人、お客様から抜群の支持を集める方というのは、
相手が何を求め、どうされれば嬉しいのかというツボをしっかりと押さえられる人なのです。

個人的友人でもある、日本一の住宅営業マンから頂戴するメールは、
もういただいたら本当に嬉しいですし、こちらの気分がとても良くなるのです。
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【第1648回】 なぜ読書をした方が良いのか?

2015年07月06日 | 住宅コンサルタントとして
素晴らしい経営者になりたい。
ビジネスパーソンとして一流を目指したい。

そう思うのであれば、読書をした方が良いと個人的に思っています。

しかしながら、読書をした方が良いということを何となく分かっていても
実際に実践されない方が結構おられます。

なぜ実践されないのか、個人的にはもったいないなぁと思うのですが、
読書をした方が良い明確な理由を知らないからかもしれません。

なぜ、読書をした方が良いのか?
その理由は、自分の中にいろんな考え方・価値観を持つためだと個人的に思っています。

自分一人の一生で、経験できることなんて、たかだか知れています。
自分が経験したことの中からいろんな経験則を見出すことは、
自分が生きていき上で重要だと思いますが、
自分の経験する総量なんて、ほんの少しです。

その自分の経験から得た経験則のみを信じ、それで全てを判断する人は、
個人的に考えが固く、頑固だなぁと思います。

読書を通じ、いろんな方からさまざまな考え方や経験則を学ぶことで、
常に思考を柔軟にしたり、自分と異なる考えの方の意見も受け入れられるようになると思うのです。

島田紳助さんのように天才的な方は人からの情報を入れなくとも
一つの事象をいろんな角度から考えることができるのでしょうが、
凡人は自分固有の見方しかできないと思うのです。

だから人の考えや経験から学び、自分の考え方の幅を広げていくことが欠かせないのです。

読書量。
皆さんは足りていますか?

私、最近ちょっと足りていないので、読み込みたいと思います。
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【第1647回】 子どもに教えられることがたくさんある

2015年07月05日 | 住宅コンサルタントとして
我が家の子どもは高校1年生の長男と中学3年生の次男の2人。

私が言うのも何ですが、まあ本当に良い感じで育ってくれています。

毎日、通学時間が次男は4時間、長男も3時間近くはかかっていると思います。
その通学時間に文句一つ言わないで通っているのが、まずはすごいなぁと思います。

更に2人とも運動部に入っているので家に帰ってきてクタクタなはずなのですが、
食事してお風呂に入って、すぐに勉強するんですね。

メチャメチャ体が疲れているときは、すぐに寝るのですが、
朝早く起きて勉強しているようです。

更に長男は朝練にも参加しているようで、
毎日5時半に起きて、部活に行ってます。

休みも無い中、愚痴一つ言わずに言っているなぁ、と感心します。

更には海外にも関心を持ってくれていて、
今年の夏、長男はオックスフォード大学の学生寮にホームステイに行きますし、
次男はカナダにこれまたホームステイに行ってくるそうです。

自分の生活パターンに子どもたちの生活スタイルが似てきているなぁ、と思いますし、
親の価値観が子どもに伝染していっているような気がします。

私が楽な方、楽な方に安易に流れ、人を嫉み、自分の権利ばかり主張していたら、
おそらく我が子もそうなっているのではないか、と思います。

それくらい、子どもは親の背中を見ているのです。

自分の生き方が子どもに影響を与えるということを
子育てを通じて勉強させてもらいました。

子どもの幸せを願うなら、まずは親が一所懸命いろんなことに取り組み、
正しい生き方をしなければならないような気がします。

子は親に育てられ、親は子に育てられる。
そんなことを最近、とても感じています。
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【第1646回】 我慢する力

2015年07月04日 | 住宅コンサルタントとして
ここ数年、本当に信じられないような事件が、悲しいことに起こっています。

先日の新幹線内での焼身自殺もそうですし、
北海道の飲酒運転による暴走での死亡事故もそうですし、
愛知や神奈川での中学生の死亡事故(いや、殺人事件)もそうです。

もう、あまりにもレベルが低すぎですし、
犯人は自分の欲求のことしか考えていません。
日本人として情けないなぁ、と思ってしまいます。

人生、自分が思う通りになんかいかないということ。
思い通りにいかない中、どううまくやっていくか、ということが大切だということを
学んでこなかったのかなぁ、と思ってしまいます。

また、人に迷惑をかけるような生き方をしてはならない、とか、
弱い者いじめをしてはいけない、とか、
嘘をついてはいけない、とか、
こういったことも教えてもらってきてないのかな、とも感じます。

集団で生活しているのだから、
我慢しなければならないこと、自分を抑えなくてはならないこともあるはずです。
でも、いろんなものがすぐに買え、モノに不自由しなくなった日本は、
そういった我慢するとか忍耐とかが衰えているなぁ、とも感じますし、
自分の物差しでしか、判断できないわがままな人が増えてしまっているのでしょう。

これは若い世代だけでなく、老人も同じだと思います。

我が家の近所に、飼っている犬の鳴き声がかなりうるさい人がいます。
もう70歳くらいのご夫婦かと思いますが、
近所で幼稚園児や小学校低学年の子どもたちが遊んでいると

「うるさくて眠れない」

とか平気で苦情を言いに来るんです。
(ちなみに、そんなに騒がしくないのですが・・・)

自分が飼っている犬の方が、よっぽどうるさいのに・・・。

子どもはこれからの日本にとって宝です。
その成長を見守る余裕もなく、自分の価値観が全てだと思ってしまっているのでしょう。

日本全体に我慢する力や協調性が欠けているなぁと思う今日この頃。
自分自身も気をつけていきたいと思います。
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【第1645回】 契約後に住宅会社の本質が出る

2015年07月03日 | 住宅コンサルタントとして
住宅業界、建設業界の常識や発想をどこまで捨て、
サービス業に転換できるかが、これからの住宅会社の命題だと個人的に思っています。

しかしながら、このことを本質的に理解できていない住宅会社がまだまだ多いのが現実です。

契約までは一所懸命対応するのに、契約後は事務的に対応する。
そしてお引き渡しの際は、本当に事務的に淡々と進める。

数ある住宅会社の中から選んで下さったということ、
それから何十年というローンを組んでご購入下さったということに対し、
感謝の気持ちをすっかり忘れてしまっているのですね。

お客様にご決断いただいたその重さに対して、
住宅会社の気持ちや対応があまりに軽すぎるのです。

経営理念やチラシ、HPの中で「顧客満足第一」とか言っていても、
その言葉と行動が一致してなさ過ぎなのです。

客単価数千円の居酒屋さんですら、感動的なサービスを行なっている会社はあるのに、
客単価数千万の住宅会社のサービス力があまりにもショボすぎるのですね。

情けないと思えるか、思えないかが重要です。


数ある住宅会社の中から自社を選んで下さったことに心から感謝できている住宅会社、
契約後からお引き渡しまでにお客様に感動していただけるような対応をしている会社は、
間違い無く素晴らしい評価をされ、地域に良いクチコミが発生しています。
そして増税後の厳しい中、業績を飛躍的に伸ばされています。

契約後のお客様に対する対応に、その会社の本質が出るような気がしてなりません。

皆さんの会社は、お引き渡し後のお客様への対応は万全ですか?
お客様に感謝の気持ちを持ち、しかもそれが伝わるような取り組みをしていますか?

自社の業務が効率的に回るように、などと、
自社の都合を優先する思考が社内を支配していませんか?
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【第1644回】 謙虚さ

2015年07月02日 | 住宅コンサルタントとして
歳を重ね、経験を積むことは、時として非常にリスクになり得ます。

人間、過去に大きな成功体験をした人ほど、
プライドを持ちやすくなっていますし、何事も分かったような感覚になりがちです。

過去、数々の経験を重ねた経営者、営業マンほど、そういった勘違いをしやすいのは事実です。

でも、市場は常に変化し、お客様やライバルは常に進化し続けているのです。

たまたま自分たちが取り組んでいたことが市場に受け入れられた場合、
それが自分たちの実力と思うか、それとも「たまたまだ・・・」と謙虚な気持ちでいられるかは、
非常に重要な分かれ目だと思います。

また、いろんな会社の成功事例を目の当たりにした時、

「こんな時代に、それだけ成功されているということは、やはりすごい!」

と思うか、それとも

「どんな会社でも、いろんなことをやれば、たまたまヒットすることもあるもんです」

と他社の成功事例をまるでたまたまのように思うかも、大きな分かれ目だと思います。

自分たちの成功をたまたまの幸運だと思い、他社の成功事例を

「素晴らしい!我が社にも取り入れさせていただけるポイントは何か無いか?」

と感じられる経営者は、謙虚だと思います。

経験を積み重ねている経営者で、いつまでも謙虚で居られる方は素晴らしいですし、頭が下がります。

逆に他社の成功事例をマグレだと思い、自分たちに欠けている部分を学ぼうとしない経営者を見ると、
ちょっと謙虚さが足りないなぁと感じてしまいます。

謙虚さは、強い会社、安定成長をし続ける会社の経営者には欠かせません。

いくつになっても謙虚でありたいものです。
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