鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1658回】 AをするとBになる

2015年07月16日 | 住宅コンサルタントとして
ビジネスパーソンとして、親として、
これは知っておいた方が良いと思うことをちょっとまとめたいと思います。

それは「AをするとBになる」「BになるためにはAをしなければならない」という
因果関係を知っているかどうか、ということです。

例えば、やせるためには摂取カロリーよりも消費カロリーを高めなくてはならない。
そのためには、摂取カロリーを抑えるために食事制限をするということに取り組んだり、
消費カロリーを高めるために運動する必要がある。
更に、消費カロリーは基礎代謝+運動に分かれますが、
運動する時間が定期的に取れないので、筋力をつけることで基礎代謝を高めよう、
と考えられるかどうかが重要だということです。

Bという効果を得るために、何に取り組めば良いのか?
効果がありそうなことを挙げて、その中でどれが最も継続でき、効果が上がるのかを判断し、
やるべきことを決め、後は愚直に取り組む。

これがビジネスの世界でも、子どもを育てる上でも、生きていく上でも
うまくやっていくポイントではないか、と思っています。

試乗が縮小する住宅業界で成果を出し続けるために何が必要か?
情報がたくさん溢れるようになればなるほど、
ネットやSNSで仕入れた情報の裏付けを皆がするようになるのではないか?

ということは、結局のところ地域内での評判を高めておくということは欠かせないし、
それが出来ていないとWEBマーケティングやSNSマーケティングって意味ないよね、
と考える力があるか、ということです。

住宅業界で成果を出すために、WEBやSNSを活用した情報発信を強化する。
その効果がより出やすくするために、地域内の評判が高くなる活動をおこなう。
地域内の評判が高くなるように、まずは現場をキレイにする。
社員さんや協力業者さんに応援してもらえるような考え方と行動を徹底する。
建てて下さったお客様に感謝の気持ちが伝わるような取り組みをおこなう。
今、建築中のお客様に満足していただける仕事をする。

そのために・・・、と今、やるべきことを明確化していくことが重要です。

経営者には、「AをするとBになる」という因果関係を理解する力が欠かせないのです。
コメント
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