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鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1652回】 現場の空気をトップがどこまで感じているか?

2015年07月10日 | 住宅コンサルタントとして
企業を経営していく上で、数字で現状を捉えることはとても大切なことです。

しかもその数字は、点で把握してもあまり意味がなく、
できれば傾向を押さえたいものです。

お客様の来場数。
契約率。
受注棟数。
お客様アンケートの点数。
紹介件数。

などなど、挙げればキリがありませんが、こうした数値を傾向で押さえた上で
いろんな経営判断をすることは大切なのです。

しかしながら、数値を押さえるだけでは十分とは言えません。
特に住宅会社の経営者であれば、数値を押さえることで満足してはいけません。

現場に行くと、数字には表れない部分がたくさんあるのです。

現場でスタッフがお客様に出しているお飲み物。
モデルハウスやショールームの清掃の程度。
ウェルカムボードやドリンクメニュー、おしぼりのクオリティー。
打合せが終わった後、お客様が帰られる際の笑顔。

こうした数字に表れない部分にこそ、自社がより良くなるためのヒントがあるような気がします。

ちなみに、ここで言っている現場とは、建設現場のことではなく、
お客様と自社のスタッフさんが接しているところ全てを指しています。

その現場には、数字に表れないことがたくさんある。
だからこそ、現場を定期的にチェックする時間を経営者はつくらなければならない。

個人的にそう思っています。

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