鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1670回】 価値観が合う方たちとの学びは楽しい

2015年07月28日 | 住宅コンサルタントとして
お客様が住宅会社に求めるレベルは年々、上がっています。

そのお客様の要求するレベルに適応していかなくては、
お客様に選んでいただけない会社になり、元請ではやっていけなくなります。

お客様が求めていることはいろいろとありますが、
これから先、家を建てる方が思うであろうことの一つとして

「ダサい会社で家を建てたくない」

ということがあります。

食事をするのも、服を買うのも、髪をカットするのも、
全てお洒落で洗練されたところでやりたいのが、若い方の感性です。
(アメ横とか博多の屋台とかは、その世界観が魅力的なのでOKなのですが、
普通の食事やショッピングはイケてるところで済ませたいのです)

しかしながら、住宅業界はその90%以上が
オッサンの感性で全てつくりこまれているのが現状です。

「ダサいとこの先の未来はないですよ!」
「おもてなし力やサービス力を高めておかないと選ばれませんよ!」

ということをお伝えすると、さすがにクライアントの皆様はスーッと理解して下さいます。

しかしながら、勉強会のメンバーの方になると、
こうしたことをお伝えしてもピンと来ない方もおられます。

中には、「ちょっとこの先、ついて行けるかどうか、不安」という方も居たりします。

ついて来る、来ないは大したことではなく、
お客様から選んでいただける魅力を自分たちが持てるか持てないかがポイントなのですけどね・・・。

今日はとあるエリアで勉強会をさせていただいておりましたが、
このメンバーの方たちはもうお付き合いも長くて、
しかも感性も素晴らしい方たちばかり。

今、日本で最も勢いがある住宅会社のカタログと
これからの時代、お客様が選ぶであろう世界観を出せている会社のチラシを見比べ、
如何に住宅業界がダサいか、オッサンの感性で動いているかということを
見事に理解して下さいました。

「こうしてみると、こっちの会社のカタログ、ホントダサいですよね!」
「やっぱり、こんなイメージですよね、これからの時代」

というような反応をいただけて、本当に嬉しかったです。
何なんでしょうね?
自分が伝えたいことを分かっていただけるということって、やっぱりとても嬉しいんです。

価値観や感性が合う方たちと一緒にいろんなことを学べるのは、本当に楽しいです。

こうしたご縁に心から感謝です。
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