鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1666回】 常識

2015年07月24日 | 住宅コンサルタントとして
最近、何故かいろんな電話がかかってきたり、SNSでメッセージをいただくことが多いです。

その中には、嬉しいお知らせ、おめでたいお知らせもありますが、
大半は、残念な連絡だったりします。

何が残念なのかというと、電話をかけてきたり、メッセージを送ってくる人の大半が、
自分のことしか考えていないのですね。

昨日、電話をいただいた方は、木材関係の会社をつくろうと今、
会社を登記中とのことでしたが、

・自分は以前からコンサルティングに興味がある
・私のコンサルティングのお手伝いがしたい
・関東近郊でコンサルティングがある場合に限る
・1日中のお手伝い時間的に不可能で、自分の時間が取れるときに限る

みたいなことを電話でおっしゃられるのです。

終始、ご自身の希望ばかりをおっしゃっておられ、
こちらの立場や気持ちに配慮されている、ということは感じられませんでした。

また、最近ある方からメッセージをいただいたのも、
自分がある企画をするので、私がクライアント様をたくさん連れてきて
自分のお客様に紹介して欲しい、みたいな内容でした。

そのメッセージをいただいたのは突然です。

個人的な感想で言うと、何年も連絡を取っていない昔の同級生から
いきなり電話がかかってきて、

「俺、保険の代理店を始めたんだけど、一度、話を聞いてくれない?」

と言われたような感じです。

違和感があるのは、いずれも自分のことしか考えていないということ、
それからこちらを思いやる気持ちや、こちらのメリットを全く考えていないことです。

住宅会社は過去、来場して下さったお客様に
いろんなイベントの案内をしたり、連絡をすることがあるかと思いますが、
その際、お客様から「自分の都合の良い時しか、連絡してこないなぁ、この会社」と
思われないようにしなければなりません。

そのために、心がけなくてはならないことって何だと思いますか?
コメント
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