鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3518回】 雨の日にお客様をどうお出迎えするか?

2020年08月17日 | 住宅コンサルタントとして

雨の日にお客様をお出迎えする際、

皆さんの会社はどんな取り組みをされていますか?

 

サービス業発想の会社さんだと、

お客様の車が駐車場に入ってきたタイミングで、

傘を持ったスタッフさんがすぐにお車の方に向かい、

お車を停めて出て来られる方が

濡れないようにお出迎えするでしょう。

 

そしてスタジオ内にお客様が入られた際、

お手持ちの荷物や服を拭くためのタオルをお渡しし、

お客様に満足していただける対応を取ることでしょう。

 

また、お客様がお帰りになられる際、

皆さんの会社はどういうお見送りをされていますか?

 

基本的にはお客様が笑顔になられ、

かつ気を遣わせないようなお見送りが最高でしょう。

 

こうしたことを昔は、

クライアント様や勉強会のメンバーの方に

定期的にお伝えさせていただいておりましたが、

もう自分の中ではそれが当たり前のように

各社様が出来ていると思い込んでいて、

こうした商売の基本的な部分について、

お伝えすることがほぼ無かったような気がします。

 

昨日、クライアント様の社長にこのことを気づかせていただき、

お出迎えやお見送り、電話の出方や切り方、

お飲み物の出し方などは、商売の基本ですから、

やはり定期的に発信をさせていただいた方が良いな、

と感じました。

 

私が大好きな京都の飲食店さんは、

もちろん味もセンスも抜群なのですが、

帰る際には必ず外まで出て、

お見送りをして下さいます。

 

その際、こちらに気を遣わせないような立ち振る舞いで、

本当に自然に、かつ余韻を感じられるような、

それはそれは見事なお見送りの仕方を

各店のオーナーがして下さるのです。

 

真のおもてなしとは、

お客様が笑顔になったり、心地良く感じることを

お客様に気を遣わせずに提供し続けることだろう、

と個人的には思っています。

 

その実現のためには、

お客様への感謝の気持ちと謙虚な心がベースとなるでしょう。

 

お出迎えやお見送りについて、

皆さんの会社はどこまで徹底できていますか?


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