鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4489回】 先輩が後輩に継承する、という素晴らしい文化

2023年04月15日 | 住宅コンサルタントとして

なぜ、家を高性能化しなくてはならないのか?

 

UA値やC値はどれくらいを目指すべきなのか?

 

住宅会社であれば、こうした問いに対する、

自分たちの考えを統一しておかなくてはなりません。

 

そのために私が数年前、

各クライアント様におススメしていた書籍が、

 

「室温を2度上げると健康寿命は4歳のびる」

 

という本です。

 

この本を読むことで、住環境と人間の健康の関係性が

非常に深く理解できるからです。

 

数年前にこの本を各社様におススメし、

素直なクライアント様は皆、購入され、

自分たちで勉強されていたのですが、

今月の営業研修の中で再度、

 

「なぜ、家を高性能化しなくてはならないのか?」

「UA値やC値はどれくらいを目指すべきなのか?」

 

という点をお伝えしております。

 

その中で、新人営業さんに、

 

「『室温を2度上げると健康寿命は4歳のびる』という本は、

読んだことがありませんよね?」

 

と質問すると、「ある」と答えてくれるクライアント様が

2社、あったのです。

 

その理由を聞くと、先輩営業さんが後輩に

 

「この本、読むと良いよ!」

 

と貸してあげたり、勧めてくれていたりしたのです。

 

素晴らしい住宅会社に共通するのは、

勉強好きの体質と社員教育に力を入れている、

ということ。

 

先輩が後輩に大切なことを教えたり、

自社の家づくりの考え方を継承していくということは、

本当に素晴らしいなぁ、と思います。

 

そしてこの2社のクライアント様に共通するのは、

営業力が非常に高いということ。

 

来場からの契約率も当然、高いのです。

 

皆さんの会社では、

先輩から後輩に継承されていることって

どれくらいあるでしょうか?


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【4488回】 現場に足を... | トップ | 【4490回】 かつて強み... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

住宅コンサルタントとして」カテゴリの最新記事