鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4488回】 現場に足を運ばないと、真の問題点は見えない

2023年04月14日 | 住宅コンサルタントとして

昨日はこれまでリモートでしかお会いしたことが無い、

クライアント様の現地にお伺いし、

直接スタッフさんにいろんなことを教えていただいたり、

こちらがお伝えしたいことを伝えさせていただきました。

 

リモートでのコミュニケーションだと、

本当にクライアント様の現場で起こっていることや

今、お抱えになっている問題点などが

ぶっちゃけ全く分からないのです。

 

どうしてもコミュニケーションが浅いレベルで終わってしまう感じ。

 

決定したことを伝達するだけなら、

リモートでも良いのですが、

熱量を届けたり、スタッフさんのモチベーションを高めるのであれば、

やはり現地に足を運び、リアルでコミュニケーションするに限る、

と個人的に思っています。

 

そこでクライアント様の社長に直談判して、

現地でスタッフさんと直接、やり取りしたい、

とお願いし、それを了承していただいた、という次第です。

 

現場の皆様が抱えている問題点であったり、

今までどのようにお客様をお迎えし、

どのように接客をされていたのか、ということを

何となく感覚的に理解することができました。

 

その上で、住宅会社として今好調な弊社のクライアント様は

このような考え方でお客様と商談を進めている、

ということをお伝えさせていただきました。

 

私が直感的に感じたのは、

商品売りしかされていないのでは、

ということです。

 

商品だけ説明する会社、営業マンは多いですが、

それでは勝率を高めるのは難しいこと。

 

そして自分たちが取り組んでいることであったり、

自分たちの強みに対して、

 

「なぜそういうことに取り組んでいるのか?」

「なぜこういう部分を強化しているのか?」

 

といった理由を説明することの重要性を

お伝えさせていただきました。

 

そしてこのクライアント様の営業力強化のために、

どういうことに取り組んでいただく必要があるのか、

ということが自分なりに体感できたのです。

 

コンサルタントも、それから経営者や営業責任者も、

問題がある場合、現場に足を運び、

現状を正しく把握することが基本なのだということを

改めて感じた1日でした。

 

現場に足を運ぶ。

皆様の会社ではできているでしょうか?


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