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鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2513回】 変なプライドなど、不要

2017年11月16日 | 住宅コンサルタントとして
いろんな方と接していると、

「この人、自分なんかよりよっぽどいろんな経験を積まれているな」
「この人、器が自分よりも全然大きいな」
「頭の回転が自分なんかとは比較にならないくらい、すごいな!」

と感じることがあると思います。

相手の方の能力や肩書によって、対応を変えることはありませんが、
人間も動物ですから、野生の感覚がある方なら、
相手の力量を瞬時に把握できるかと思います。

自分よりレベルが上の方とお話をする際、
というか、そもそも全ての方とお話をする際に重要なのは、
相手に敬意をはらうことと正直になることです。

知っていることは知っている。
やっていないことはやっていない。
理解できていない場合は、「すみません、理解できていません」という。

ただ、正直に伝えれば良いのに、
プライドが高すぎる人って、正直に言えないんですね。

やっていないのに、「やろうとしていました」とか
「○○で忙しくて先週はできていませんでした」という。

知らないのに話題を変えて、知らないということを悟られないようにする。

理解できていないのに、さも理解しているようにふるまう。

でも、レベルが自分より高い人には、全て御見通しなんですよね?

で、最も残念なのは、そういうプライドが高い人は、
自分に本当に親身になって話をして下さる人の話にでさえ、
変なプライドが働いて、その話をまともに受けとめようとしない。

話をそらそうとする。

で、誰も何も言ってくれない人になってしまうのです。

人の価値なんて、知っているか知らないか?
やったことがあるかないか?
学歴が高いか低いか?
家柄が良いか普通か?

そんなことじゃなくて、その人を本気で応援してくれる人、
ついていこうと思う人が何人いるかだと思うんですね。

また、自分がお役に立ちたい、力になりたいと心から思える人が何人いるかだとも思います。

だから本気で付き合おうと思ってもらえる人間にならないといけないのに、
変なプライドなんて、邪魔の極致だと思うんです。

変なプライドなど、不要なのです。
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