鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1777回】 お客様がどう情報を収集しているか?

2015年11月12日 | 住宅コンサルタントとして
まだまだ住宅業界全体的には、時代の流れに乗れていないと感じます。

完全にお客様の変化についていけていない会社が多いのです。

その大きな要因は、まだまだ男性が中心の業界だからでしょう。

接客も、商品も、デザインも、モデルハウスの飾り付けもそうなのですが、
最も遅れていると私が感じるのは、情報発信のやり方と質です。

今の時代、一般的なエンドユーザーさんは、
家を建てようとした時、どういう風に情報を収集していると思いますか?

そのお客様の思考の流れ、行動の流れをイメージできていますか?

お客様の情報収集の多様化を理解できていますか?

チラシ、ポスティングについては、それなりに各社様、勉強されているかと思いますが、
紙媒体をほとんど見ない方もとても多くなっていると思います。

家のポストにチラシが入っていても、そこから情報収集しようとしない。
雑誌やフリーペーパーも見ない。

そういう方に情報を発信するには、HPだろう、ということで
WEB制作会社の提案どおりにHPをつくるものの、全く効果が出ない、
なんてことも非常に多いような気がします。

大切なことは、お客様の立場で徹底的に考えることです。

リアルな情報発信とWEB上での情報発信と、両方やっていかなくてはなりません。

この辺りの情報をここ最近のコンサルティングの中で
クライアント様にお伝えしているのですが、
半分以上のクライアント様のリアクションが「?」「?」「?」なのです(汗)。

SNS、ブログ、リスティング、ファサードなど、
強化しなくてはならないことだらけですが、
何とかご理解いただき、急ピッチで対応して参りましょう!

皆様自身、SNSを個人的に使いこなせるようにしておいて下さいね!
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