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鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1395回】 真似したい人がたくさんいるか?

2014年10月26日 | 住宅コンサルタントとして
私は自分でもビックリするくらい、オリジナル性がありません。

自分なりのこだわりも全くありません。

今の自分を構成しているのは、
ほぼ全て自分が尊敬する方だったり、好きな方の真似、コピーばかりです。

例えば、日頃のコンサルティングでクライアント様とお打ち合わせをする際は、
完全に自分の師匠のコピーです。
と言っても、師匠と一緒に同行したのは20回くらいしか無いので、

「こういう場合、師匠だったらこう判断し、こういうことをお伝えするだろうな」

とあくまで師匠の考え方が自分に乗り移った感じで考えているのですが・・・。

研修や講演の中で、自分でボケて自分ですぐツッコむのは、
大学時代のテニスコーチの師匠(今、俳優をされています)のパターンの真似です。

ブログを毎日更新しているのは、私が日々、愛読している
弘中勝さんのメルマガ「ビジネス発想源」が毎日更新されていて、
日々の情報発信の大切さを学ばせていただいているからです。

おそらく、これからも素晴らしい方が現れれば、
年齢や性別、経歴などに全く関係なく、真似させていただくと思います。

私の場合、「俺のやり方はこうだから・・・」みたいな変なこだわりはありません。
割と簡単に変わることができます。
しかしながら、自分のやり方、考え方、これまでの成功体験にこだわりすぎて、
新しくて素晴らしい事例に出会っても変わろうとしない方も結構おられたりします。

良く言えば、こだわりが強い。
ブレない。

悪く言えば、融通がきかない。
変われない。

個人的に思うのは、自分なりの基礎が出来て、ある一定の成果が出せるようになるまでは、
素晴らしい方のやり方を素直に真似て、自分のベースをつくることが重要だと思うのです。

「守破離」という言葉がありますが、自分のオリジナルを出す前に、
まずは徹底的に基本の型に染まることが大事だと思うのですね。

で、自分のベースが出来たところで、「破」、
すなわち殻を破っても良いのかな、と・・・。

でも今の時代、ドンドン良い事例が出てくるので、
ある分野では「破」や「離」となっていても、
異業種の素晴らしいやり方を体感したら、
その分野に関しては「守」に戻るような感じですかね・・・。

業界や立場、年齢や性別が違っても、自分の周りには真似したい人がたくさんいます。
その方たちから、ドンドン吸収させていただき、
住宅業界のさらなる発展に少しでもお役に立てたら、と思う今日この頃。

皆さんは周りに真似したい人がたくさんいますか?
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