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鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1388回】 思い通りにならないときに、どう向き合い、乗り越えるか?

2014年10月19日 | 住宅コンサルタントとして
ホンマに訳の分からない事件が、近年、増加しています。
今年だけでも、数え切れないくらい、悲しい事件が多々、ありました。

被害に遭われたのは、幼い女の子であったり、同級生であったり、
普通の大学生であったります。
また、ストーカーによる強硬な事件は数えきれません。

こういう事件を起こした犯人に対して、
人の命を何だと思っているのか、と感じずにはいられませんし、
被害者の方、それから残された遺族の方の気持ちを考えると胸が痛みます。

なぜ、こういう悲しい事件が後を絶たないのか?

私自身、専門家でないのでよく分からないのですが、

「(相手を)自分の思い通りにしたい!」

という、犯罪者側の身勝手な欲望が原因なのではないか、と個人的に感じます。

世の中、いろんな価値観や考え方を持っている人がいて、
立場や環境も異なる中、自分の思う通りに物事なんてそもそも進まない、
ということを理解できていない人が増えているのでは、と思ってしまいます。

いろんなことに真剣にチャレンジしたり向き合ったりすれば、
そもそも思い通りになんて簡単にいかないことが分かるはず。
そのうまく行かない中で、自分なりのベストを尽くし、
100点ではなくとも60点、70点の成果をひとまず出し、
その後粘り強く改善を重ねがら100点に近づけていくことが人生だと思うのです。

それを簡単に自分の思い通りになる、と思っている人が結構いて、
自分の思うとおりにならないのは、相手のせいだったり世間のせいだったり、
と考える人が身勝手な犯罪をおこしてしまうのでは無いか、と感じます。

思う通りになんて、人生なかなかそうならない、ということを
幼い頃から子どもに経験させなければならないのに、
その芽を摘んでいる親が多いのかもしれません。

部活動などで一所懸命練習に励んでも、レギュラーになれないことなんて多々ある。
それを受け入れ、その中でどう部活、それから友人と向き合っていくのかが大切なのに、

「なんでウチの子がレギュラーになれないの!」

なんて言う親が増えている、ということを風の噂で耳にしたりしますが、
そういう親が子どもの経験を奪う親なのではないか、と思います。

思い通りになかなか進まない時に、どうその現実と向き合っていくのか?
こうしたことを自分の子どもたちに考えさせ、
しっかりと生きていける力を持ってもらえるように育てていきたいと思います。
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