鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1398回】 継承って大切

2014年10月29日 | 住宅コンサルタントとして
昨日はクライアント様で構成している勉強会「リフォーム6社会」のメンバーに
九州のある地域に集まっていただき、懇親会というか、食事会を開催していました。

年内、集まるのが最後ですし、せっかく九州に行くのだから、
ご当地の美味しいモノを食べたいという要望が皆さんにあったのでしょう。

もちろん、私にもですが・・・(笑)。

で、「この地域ならこのお店!」という名店がありましたので、
最初、会場をその名店にしたいと思っていたのですが、
そのお店は店主が親の介護のために今年のはじめに閉店した、とのこと・・・。

個人的にはそのお店が日本の中で5本の指に入るくらい好きで、
プライベートでも家族を連れて行くくらい、愛していました。

そのお店が閉店したのです。

正直、かなりショックでした。

で、会場選定を九州のクライアント様にお願いしていたのですが、
クライアント様がそのお店が退去された後に入ったお店を予約して下さいました。

「まあ、前のお店ほどは期待できないだろうな・・・」
という気持ちが自分の中にありましたが、
あのお店の雰囲気を再び味わえることに、個人的にワクワクして会場に向かいました。

お店について、まずはスタッフさんの接客を受けましたが、
皆さん笑顔が素敵で表情とか素敵です。

お店のしつらえも申し分ありません。

で肝心の料理ですが、これまた非常に素晴らしい。

以前のお気に入りのお店と遜色ない味とサービスでした。
味だけでなく、器も素晴らしく素敵でしたよ!

で、そのお店のパンフレットをいただきましたが、
そこには名店の後を引き継がせていただくことに対しての
お店の決意と以前のお店に対するリスペクトの気持ちが詰まったメッセージが書かれてありました。

ちょっとその姿勢に感動しました。

偉大な前店に対しての感謝と敬意の気持ち。
そしてそのお店の格に恥じること無きよう、お料理とサービスを極めていきたい。
もちろん、良いところは引き継いで・・・。

継承って本当に大切ですね。
コメント
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