goo blog サービス終了のお知らせ 

鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第961回】 トコトン考える

2013年08月18日 | 住宅コンサルタントとして
私の仕事は、世間一般的に言うと「経営コンサルタント」と言えると思うのですが、
実際にやっている仕事は多岐に渡ります。

その中でも、いろんなクライアント様の広告や雑誌への掲載記事のデザイン&コピー制作、
更には営業ツールの制作などのウエイトは非常に高いです。

ゆえに、私の仕事場(大きな6人掛け用のダイニングテーブル)は、
描きかけの広告のラフや資料で常にごった返しており、
更にテーブルの上は消しゴムのカスだらけだったりします。

これまで数えきれないくらい、
いろんなクライアント様の広告や雑誌記事のデザインとコピーを制作させていただいてきましたが、
0から1を生む際の苦しみは、今も全然変わりません。

いや、むしろ、広告の奥の深さを知るに連れて、むしろ上がっていると言えます。
で、アイデアが出て来なかったり、アイデアはあるんだけどそれをアウトプット出来ないことなどしょっちゅうです。

トコトン考えて、でもアウトプット出来ない時にどうするか?

そんなときは、一旦その仕事を手掛けることをやめ、別の仕事をしたり、
仕事そのものを放棄したりします(←おいおい)。

で、別のことに没頭します。

スポーツをしたり、寝たり、本を読んだり、YOU TUBEで動画を見たり・・・。

しかしながら、その間も脳はいろいろと考えてくれているようで、
眠っている中でアイデアが浮かび、夜中に起きてそれをまとめたり、
トイレや飛行機の中でアイデアが湧いてきて一気に片付くことなどもあります。

真剣にアイデアを考えに考えると、
脳はアウトプットするために過去の莫大な情報のデータベースの中から最適なものを
勝手にピックアップしてきてくれると言われています。

寝ている時も、他のことをしている時も、それをずっとしてくれているそうです。

ですから、トコトン考えるだけ考えて、アイデアが出ない時は別のことをして気分転換するというのは、
実は非常に理にかなっているとも言えます。

で、なかなかまとまらなかったアイデアが、イタリアに行っている間にまとまりました。
後、住宅会社が2015年以降に取り組むべきことについても、ぼんやりとアイデアが出てきました。

いやいや、いつもながら助かります。

この脳の働きで大切なのは、日頃からどれだけいろんな情報を脳にインプットしておくことかだと思います。
だから、興味が無いことや直接今すぐに役立たないことでも興味を持って調べるようにしておくと、
いざというときに自分の脳は助けてくれるのだと思います。

トコトン考える。
いろんな情報を仕入れる。
皆さんは出来ていますか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする