田中川の生き物調査隊

平成12年3月発足。伊勢湾に注ぐ田中川流域の自然と生き物を調べ、知らせる活動をしています。三重県内の生き物も紹介します。

ハマシギ 干潟に死す

2006-01-14 | 
2005.5.14干潮が近づく干潟。
水の中で、 動かないハマシギを、見つける。
まだ生きている。近づいても飛び立とうとしない。
時折、眼を閉じる。周りにはウミニナやアラムシロガイが多い。

ハマシギ2 1時間後、捕獲を試みる。
そっと抱き上げると、目を開けたまま、こと切れていた。
外傷も見つからず、死因不明。
新聞紙に包み、冷蔵庫内で、早速、冷凍保存する。
標本にしてもらう為、関係者に連絡を取り、引き渡した。








ハマシギ

剥製にするためにかかる費用は、約6万円。
予算がたつ迄、冷凍庫で眠る。
腹に大きな黒班がある夏羽のハマシギ。
剥製標本に生まれ変ったら、再会したい。



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2 コメント

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Unknown (J)
2006-02-20 01:36:14
野鳥は、なかなか実際の大きさ等が、分かりにくいと思います。旅の途中死ぬこともありますね。標本になって、美しくよみがえってくれるとありがたいですね。
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Unknown (田中川)
2006-02-20 23:15:15
標本になって蘇ってきたら、またブログで紹介します。何年先の話になるのかなあ。
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