スズメガ科ウチスズメ亜科のエゾスズメ幼虫 Phyllosphingia dissimilis dissimilis (Bremer, 1861)
津市美杉町の大洞山。クルミ科のオニグルミが実をつけている。このオニグルミの葉をムシャムシャと勢い良く食べている大きな幼虫を見つけた。オニグルミを食餌植物とするスズメガの幼虫となると,エゾスズメが知られている。その終齢幼虫の体長は85㎜ほどというから,この幼虫は終齢と思われる。
エゾスズメは北海道,本州,四国,九州,対馬;シベリア,朝鮮に分布する。
『幼虫図鑑』という画像掲示板で,atozさんという方から,「尾脚の上あたりがイボイボになってるのも」エゾスズメ幼虫の特徴だと教えてもらった。
幼虫の画像は,これまでネット上にはほとんど出ていない。
2011.8.12
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