たまてばこ新聞

アニメ&特撮オタ歴50年、まだ×2現役やってます!8番出口絶賛プレイ中♪

アマプラ配信鑑賞「境界戦機 第2部」。

2022年07月25日 20時04分26秒 | TVアニメ鑑賞記録
 全話観終わり、結局1期と大して変わり無い感想を抱くことになってしまいました。前半のアモウ帰還からアモウ復活まではまあまあとして、新日本協力機構なる同盟関係がいきなり登場した時点で「はぁ?」と(汗)。2クールで強引に畳みにきたよ…。

 これなら、ルルーシュと同様特定の一国に占領させた方が全然わかりやすい。三勢力がまとまるという伏線もほぼ無かったですよね…?

 メインは時代に振り回される少年少女のロボット活劇なのはわかる。しかし、やはり設定はもっとシンプルでも良かったんじゃないでしょうか。結果プラモはさっぱり売れない訳で(実感)。現代に寄り過ぎた日本の風景もおよろしくなかったですね。いや、昭和だろってとこもあったし。

 北米のブラッドの行動もわかりにくかった。あ、わかろうとしてなかったからかしら(おい)。

 戦記ものならば何らかの形でこの続き、日本の行く末を見せて欲しいものです。今回の最終回は最終回なんかじゃない(汗)。
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「PLAN75」観てきました。

2022年07月25日 19時47分56秒 | 洋画、邦画など
 公開初週の6月22日に行ってきました。賞を取った話題作ということもあり、地方の小さなスクリーンでも自分の観た回で20人以上の観客。

 75歳になったら死を選択可能になる、決して強制ではないけれども増えていく高齢人口を減らそうと意図された法律。今までアニメや小説などで似たような世界観は目にしていたので新味は特にありませんでしたが、実写でかつあり得そうな設定というのは初めてです。

 倍賞千恵子さんの主人公の動きを追いかけることで自分の5年先10年先を考えさせられるストーリー展開はドキュメンタリーを観ているような気がしました。仕事(収入)、仲間、住居…どれも長く生きていくうえで欠かせないものなのに、少しずつ奪われていくところが悲しい。結果PLAN75を選択してしまうのですが…。

 前に観たハッチングと同様、結末、安楽死用の施設を出たその後がぼかされていて非常に残念でした。雰囲気的には前向きなイメージだったけれども。映画って結末を観客にゆだねる方が良いのかしら…。

 主人公以外にもスポットを当てられた登場人物、PLAN75に関わる若い男女二人&外国籍の女性にあっても、気になるその後についてはご想像にお任せします、なのもどうなんだろう。特に、疎遠にしていた親戚の男性に深くかかわってしまった男性はご遺体と逃走しちゃってただじゃすまないと思うんですけど…示唆も何もなかった。

 安楽死のち火葬の人骨灰が産業廃棄物扱いなところ(PCのデータ画面が映っただけだけど)にグロ味が少しありました。考えるだけでえぐい…。安楽死施設も工場だしなぁ(最後サイバーテロされたのか、薬物注入の不具合起こしていたみたい。反乱分子?)。

 こんな感じでちょいちょいリアルな残虐さを出しつつ、セリフではなく映像で静かに訴えかける点は良かったけれど、やはりシナリオにもう一工夫欲しかったです。あと、予算の関係なのかな、施設関係のセットとか安っぽさがちょっと気になりました。
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