「FLEE」観てきました。

　7月10日、公開初週にダンナと観に行ってきました。

　ドキュメンタリーをアニメーションで表現するという内容に惹かれたのがきっかけでしたが、実名を出すことが出来ないこと以上にそのまま実写だと観るのが非常に辛かったと思います。祖国を脱出しソビエトに隠れ住んでいた時期のシーンが特に印象に残っています。その後欧州への亡命を果たし徐々に生活が落ち着いていくアミン、観ている側も共感するエンディングでした。

　治安的にはまだまだ平和な国に住んでいることを実感し、自分に何が出来るのか考えた時間になりました。

　アフガニスタンの歴史、情勢をまずは本を読むなどして知りたいです。

TVer.配信鑑賞「エスタブライフ グレイトエスケープ」。

　谷口悟朗総監督＆橋本裕之監督＆ポリゴンピクチャーズの美少女SF？ファンタジー？アニメ。ここにフルメタの原作者賀東招二さんが揃い、どんなすごいオリジナル作品が出来るんだろう～と期待(していた人はそんなに多くないと思われ)を少ししつつ観始めました。

　メインの女の子達は確かにデザイン良かったけれど、やはりCGゆえの可愛さの限界があり(細かい仕草がぎくしゃく)、手描きならもっと表情も豊かに、高橋李依さん演じるツンデレちゃんフェレスの恥ずかしセリフも生きたのではないでしょうか。フェレスの自意識過剰っぷりが何とも言えず良かったなぁ。

　速水さんにロボ(アルガ→表情が粗いドットでしか表現されない）、三木さんに人狼(ウルラ→人語を一切話さない)という超贅沢なキャスティングをしたのはただの資金潤沢だったのか？(苦笑)アルガはまだお当番回あったから良いものの、ウルラにはなく非常に勿体なかったです。

　今作はメディアミックスの一環、いわゆるCM的な印象を担ったのでは？劇場版アニメとアプリゲームは決まっているとか。ゲームはともかく、劇場版は谷口監督が自ら関わるとのことで、こちらはちょっと楽しみにしています。

　世界観をすべて説明しきれず、勢いだけで突っ走っていた感しかないけれど、「逃げたい時は逃げて良い」と繰り返しエクアが語ったセリフは印象に残りました。辛かったら逃げて良いなんて現実はなかなか言えないからなぁ…。

アマプラ配信鑑賞「本好きの下剋上 ～司書になるためには手段を選んでいられません〜 (第3部)」。

　アニメ版3期は、原作小説の第2部後半がその内容。第3部から主人公とその周辺環境が大きく変化する、その前章となっています(原作既読)。全話数が10話と少なかったせいもあり、ストーリー進行に重点が置かれ全体的にシリアスへ傾いていた気がします(SDキャラによる掛け合いのコーナー？が減っていた)。

　神官長フェルディナンドや領主ジルヴェスターが裏側とは言え、事を動かしているところがあるので、マインのモノローグが少なく、モノローグによるストーリー説明苦手主義(爆)には非常に好感が持てました。

　領主の養女となり貴族社会へ入る為、家族と別れなければならないマイン。異世界転生した高校生がその中身とつい忘れてしまう、名作劇場のような感動的な結末でした。まだまだ原作ストーリー全体の序盤でしかないんですけどね(汗)

　今も原作読んでいますが、小説第3部ながいー(まだ途中/汗)、そしてさらに第4部も第5部もめちゃながいー(苦笑)。最新巻が30巻…(遠い目)