光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
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バックマンの「農機具小屋」

2020-12-16 05:22:39 | ストラクチャー
 トミーナインスケールで売られていたバックマンのストラクチャーのはなしから  

 先日、バックマンの教会を見せてもらった折についでに見せてもらったアイテムです。
 農家とペアを組むべき「農機具小屋」

 実をいうと見せてもらい実際に手を取って見るまでこの建物にはあまり関心を持てませんでした。
 私自身の嗜好が都市かせいぜいが近郊なせいな事もありますし、農機具小屋ほどお国柄を反映するローカルストラクチャーがない(つまりあまりにアメリカナイズされている)ゆえの関心の低さだったといえます。

 小屋とか言いながらGMの住宅より大きな図体はさすがアメリカの農家と妙に感心したりして(笑)

 ですが手に取って見るとこれが意外に侮れない事に気づかされました。

 アクセサリ買い足し不要のバックマンらしく、過剰なくらい人形やら動物やらが最初から付いています。馬が顔を出している入り口には「ちょうど馬が顔を向けた先にバケツが置いてある」し裏口は「ついさっき閉めようとしたばかりの様に半開き」で、その先に荷物を担いだ農夫がいたりします。

 おまけに裏の照明穴から中を覗くと「家畜用の仕切りまできちんと再現」(因みに室内は外からほとんど見えません)

 大味ながらディテーリングも過剰なほどついていますし、バックマンストラクチャーの中で一番アメリカ臭の強いこれは(私の知る限りでですが)バックマン最高峰の出来ではないかと思えました。

 何事も先入観は禁物ですね(汗)