光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
こちらはメインブログのアーカイブとなります。

クレイドルレイアウトをやってみる・7・試運転

2012-05-31 08:01:10 | クレイドルレイアウト

 さて本線メインラインの3本も開通しモジュール内のミニカーブも合わせると4本の同時運転が可能な状態になりました。
 とりあえず手持ちのパワーパックを総動員して試運転です。

 メインレイアウトでは2本の同時運転すらめったにやらなかったので賑々しさは比較になりません。

 単純なエンドレスぐるぐる回りは御座敷運転でやるとものの10分もしない内に飽きてくる事が多いですがシーナリィ付きでやると意外に見あきる事がありません。
 極端な話、運転せずにただ見ているだけで良い。

 それが同時に4本ですから飽きる訳がありません。

 4本同時運転ですと少なくとも2本の列車の追い越し、追いかけが再現されます。
 1・5畳のスペースで1800ミリ+αの直線区間ですので8連から10連位までの編成が運転可能なのでそれらの追い越し風景も結構見どころだったりします。

 これと同じ事は運転会では毎回観られる(しかもフル編成同士で)のですが、運転会では少なくとも10メートル近いの直線区間のエンドレスで3本の列車がそれを行う関係上追い越しのタイミングが少なくなるのが難です。
 しかもどこで追い越しがあるのかの予測が難しい。

 その点このサイズですと殆ど毎回が追い越し場面になるのでタイミングには不自由しません。
 むしろ追い越しが多過ぎて飽きる危険の方が大きいと思えます。

 さてここで大分間の空いてしまった「大レイアウトの考察」へ無理やりつなげます(汗)
 大レイアウトならではの運転上の魅力もこの「大スケールの追いぬき」にあるのではないかと思います。

 ローカル単線のレイアウトの風情も悪くありませんが幹線で豪快にフル編成が走行するのみならず、複々線区間等でそれが追い越しをやってのける魅力はそれ以上に大きい物があります。

 それが自宅で再現できるとすればこれはかなり魅力的なレイアウト足りうるでしょう。

 ではそれができる至適サイズはどれくらいになるのでしょうか。
 単純なエンドレスでそれを想定した場合、直線区間は編成の長さの2倍から3倍は必要ではないかと思います。

 運転会の経験で言うとモジュール5枚分位の直線(5.4メートル程度)なら12連以上のフル編成に対応できると思います。
 これ以上大きくなると追い越しのタイミングが少なくなりますし(ユーザーの見えない所で追い越しがある可能性が増えます)小さいと私のクレイドルレイアウトみたいな煩雑な走行風景になるのではないかと思います(笑)

 これは以前に触れた視野の角度から導いたレイアウトの横方向のサイズにごく接近してきます。
 Nならフル編成ですが16番だと6連から7連位が限界でしょうか。

 尤も、昭和40年代までの運転派ユーザーにとっては6連でも長編成だったので問題は少ないと思いますが。

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クレイドルレイアウトをやってみる・6・ふと思いついたこと

2012-05-30 06:52:11 | クレイドルレイアウト
 クレイドルレイアウトの話・今回はふと思いついたことから。
 今回のレイアウトのコンセプトはモジュールの有効利用にあります。
 
 元々年に複数回行なう運転会で使う事を前提としているので可搬性と耐久性を最優先して作っているモジュールですが、自宅では単純に『大きな飾り台』としてしか機能しない事も多いのでこうした形で利用するのはひとつの方法と思います。

 又、モジュールを個人の運転にも利用する事で倉庫に置いておくよりもまめにメンテナンスが出来るのもメリットと言えます。

 ですがここまで考えた時もうひとつ面白いメリットも考え付きました。

 モジュールと言う性質上、他のメンバーのモジュールも同一の企画で作られておりベースの寸法もほぼ一緒です。
 つまりこのクレイドルにはめ込むレイアウトは私の物以外のモジュールも組み込み可能と言う事になります。

 各モジュールは統一した規格としてフィーダーが必ず組み込まれているので給電も問題ありません。

 クラブの倉庫には他のメンバーのモジュールがかなりの数あるのですがやろうと思えば(もちろんメンバーの了解が必要ですが)クレイドルにはめ込むモジュールを借りてきて変化をつける事も十分可能な訳です。
 もう一歩進めてこれと同じようなクレイドルユニットが各メンバーにあれば「モジュールのやり取り」も十分可能なわけです。

 「レンタルレイアウト」ならぬ「レイアウトのレンタル」あるいは「レイアウトの交歓」
 今思いついた事ですが案外こういうのも面白いかもしれません。実現の可能性は別にしてもそういう事を思いつかせるだけでも意味はあったような気がします。

 あるいはJANTRAK辺りのメンバーの方々なら既にそういうのもやっているかもしれませんが。

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クレイドルレイアウトをやってみる・5・コーナー処理

2012-05-29 06:39:59 | クレイドルレイアウト

 クレイドルレイアウトの続きです。

 レイアウトの両サイドのカーブ部分ですがその性格上本格的なシーナリィは組み込まない方針でいます。

 とは言ってもスタイロ丸出しの状態では面白くありませんので多少の起伏をつけたいと思います。
 建物類も市販品を適当に並べる程度にしたいと思います。

 まず、ベースの端のスペースはこのままですとデッドスペースとなりますがスタイロフォームをカーブの形状に合わせてカットして突堤風にする事にしました。
 コーナー部に高層建造物(天井につっかえそうなマンションなど)をここに配置する心づもりですが、同時にあおりで列車を眺められるようにする事も大きな目的です。

 奥の方は逆にカットしたスタイロフォームを積み上げて丘陵風にします。
 今回のレイアウトはモジュールと組み合わせる性質上、余りシーナリィに凝りませんので少ない起伏をできるだけ効果的に使いたいと思います。
 更にはこれまでの着せ替えシーナリィの有効利用も図りたい所です。



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クレイドルレイアウトをためす・4・変換コードの製作

2012-05-28 07:03:24 | クレイドルレイアウト
 
 今回のレイアウトではユニトラックメインで製作していましたのでTOMIXのパワーユニットがそのままではつながらない問題があります。
 そこで変換コードを作る必要があります。

 これにはもうひとつ事情があります。KATOのパワーユニットはACアダプタが大きすぎて普通のタップコードにふたつ以上繋ぐ事が出来ないという問題がありその解消の上からも焦眉の急でありました。

 材料はTOMIX・ユニトラックそれぞれのフィーダ用の延長コードを一本づつ、それぞれの端をばらしてコードの被覆を取り、接続部をはんだ付けの後接続部に熱収縮チューブを被せ直します。
 この際、TOMIXの白線の入っている方とKATOの青い線を繋ぐようにして極性を揃えました。

 実はこれは以前この趣味を再開した時に逆のパターンで一度やった事があります。
 その時は(実は今でも変わっていないのですが)自分の不器用さから見た目も接触の確実さの点でも残念な結果となっていたのでせめてそれよりは良い仕上がりにしたいという野望がありました(笑)

 それにしても原理こそ統一されているものの接続コードの端子の形状でユーザーの囲い込みをやろうとするこのやり方は正直感心しません。
 Nでもそうですがこれと同じ傾向は実はZゲージにもあり六半とクラウン、メルクリンで端子がそれそれ全く違うのです。ビデオのベータとVHS、DVDーRAMとRWのそれほどではないにしてもこれでは何のための国際統一規格なのかわかりません。

 おもちゃだからそこまで神経質にならなくてもと言う向きも一部にはある様ですが私に言わせるなら逆におもちゃだからこそこの種の規格の煩雑さは尤も避けるべきものと考えます。

 TOMIXのパワーユニットは何もそこまでしなくともとすら思える位にラインナップが充実しているのにKATOのそれはほんの2・3種類。実質「スタンダード」しか選択肢がないアンバランスな現状を考えると「用途によってパワーパックが選べない」のは困りものです(TOMIXにある「ポイントスイッチ内蔵タイプ」や「リバース運転対応」「乾電池駆動式」ユニットはKATOにはないか入手が難しい)

 この辺りメーカーには何とかしていただきたい所ではあります。
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鉄コレの大攻勢(汗)

2012-05-27 07:18:42 | 鉄道模型 
 クレイドルレイアウトの話は今回はひと休みで。今日はやや季節はずれ(笑)の題材です。

 私の覗いている模型関連のブログではここ最近静岡のホビーショーの話題が花盛りです。

 マイクロと言いトミーテックといい、怒涛という言葉がぴったり来るほどのニューアイテム攻勢。
 特に鉄コレの方がつぼを押されるラインナップで少し焦らされます。
 トミーテックで私が注目したのはやはり「鉄コレ第16弾と17弾」です。

 前回鉄コレのリリース攻勢の話をしたばかりですがまたまた凄い組み合わせ。
 特に第17弾の小型電車は私のつぼにぴったり来るものでした。京阪大津線の車両や16番で既に出ている琴電300なんかが出るらしく期待は大きいですね。
 ラインナップが出ている第16弾も比較的新しい(とは言っても昭和40年代頃ですが)私鉄車両が登場するようです。

 ところで鉄コレ17弾に合わせたのか単なる偶然かMODEMOも時期未定ながら「びわこ号」を予定しているとの由。
 先日の「南海攻勢」の例もあるし油断できません。

 各メーカー通しての一番の目玉となりそうなのはTOMIXのC61辺りでしょう。C57で終わるのではと思いかけたタイミングでこれとは(汗)

 ところで今回は見てきた方のどなたのブログを見てもストラクチャー関連の情報が見つかりません。
 今回はなかったのでしょうか?

 それにしても鉄コレのリリースペースは驚異的です。原則一回きり再生産なしであのハイペースでは(最近は価格も徐々に高くなっていますし)買う方も大変です。
 そうそう、105系コレクション(リリース数の多さはこれだけで単独のコレクションになりそうです)には驚きました。
 105系自体、製造時期や改造のベースの違いで同じ名称なのが不思議なほど個体差の激しい系列ですが、それを一気にあれだけのバリエーションを出された日には(大汗)

 地方都市風のレイアウトに最も似合う編成としては大穴の形式だけに期待と不安が交錯します。

 これらについては財布と相談する日が続きそうです(大汗)
(写真は他の鉄コレのものです)

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クレイドルレイアウトをやってみる・3

2012-05-26 10:16:05 | クレイドルレイアウト
 クレイドルレイアウトの施工・第3回です

 線路はモジュールがユニトラックですが外側の二線はアダプタレールを介してファイントラックを繋ぎました。モジュール本体にはユニトラック用フィーダーが標準で装備されているのでこのままで即パワーパックを接続できます。
 但し最も内側の線はユニトラックのカーブレールを使っています。
 実はこのレール、先々月に開店した中古ショップで安く手に入れたものです。

 なお、モジュールの構造で線路自体が10センチ奥に引っ込んでしまった為ファイントラックのカーブ径を変更。
 354.391のカーブはアプローチ線路と外側の1本のみとし280・317を一本から二本に増やして径を若干縮小しました。

 なお、ユニトラックとファイントラックでは4ミリ程度複線間隔が異なりますが、ここはジョイントレールの直線部分に若干の「遊び」を作り調整しています。

 最内部のエンドレスはユニトラック249のカーブです。これ位ですと市販車両の殆どがクリアできます。

 これに元々モジュール内に組みつけていた140Rのエンドレスがありますので電源が確保できさえすれば4列車同時運転が可能です。

 さてモジュール同士の線路の接続ですが運転会ではバリアブルレールに頼らず、市販レールを1ミリ単位で62ミリから68ミリまでカットした専用の接続レールを多数用意して繋いでいます。
 今回は私もその方法に準じました。

 ユニトラックの道床つき線路のレールを引き抜き任意の長さにニッパーで切断。道床のほうは真ん中を抜いて両端を繋ぐ形で鋸でカットした後レールとジョイナーをはめ込み接着するものです。
 と、言葉で言うのは簡単ですが1ミリ単位でのカッティングは意外に難しいと感じさせられます。
 要領としては道床は寸法よりやや短めにして接着剤の厚みで0.5ミリ以下の隙間を吸収させるような感じでやったのですがそれでも実際に組みつけてみると予定より長くなっているという不思議(笑)要は道床を「微妙に斜めカットしてしまった」ためのようです。

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TMSカタログ・機関車&電車

2012-05-25 06:58:02 | 書籍
 今回はクレイドルレイアウト実験の番外編です。

 TMSカタログ・機関車編・電車編の二冊。
 1978~1979年にかけて入手可能だったHO(16番)N・O・ナローの製品を網羅した物です。

 この二冊は先日来紹介しているクレイドルレイアウトへの入れ替えの際に出てきたものです。

 どう言う事かと言いますとメインレイアウトの設営の際にベースの高さ調整用にこの本を挟みこんでいたと言う事で(笑)何しろ近所のブックオフで105円で売られていた本だった上に最初読んだ時の印象が製品紹介ばかりで面白みに欠けていたからです。

 ですがこの機会にと読み返してみると電車編はともかく機関車編のコラムが結構楽しめました。

 このコラムは殆どのページに一つは着いていたのですが、実車の豆知識あり模型の話ありで飽きさせません。特に古典機や専用線のくだりはなかなかの拾い物ですし、巻末には簡単な編成表も付いています。
 又、本書のリリース時期はNゲージが本格的に充実し始めた頃(何しろしなのマイクロのNゲージ第一号のED17が試作品で紹介されている時期です)なのであの頃の勢いをしのぶ意味でも面白い物でした。

 本書の発行元はTMSの機芸出版社ですが製作は企画室NEKO。ある意味RM MODELSの原点がこの本かもしれません。

 巻頭のページにあった言葉。
 鉄道模型の原点を感じます。
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「クレイドルレイアウト」をやってみる・2

2012-05-24 06:56:17 | クレイドルレイアウト
 クレイドルレイアウト(笑)のはなし。今日はまず今回の変更の動機についてから。

 これまでメインレイアウトを現在の常設位置に置いて楽しんできたのですが、当初の製作方針から来ている齟齬が気になってきていた事がその背景にあります。
 というのも最初の900×600のレイアウトを作った当初にはシーナリィの設計に関して「どの方向から見ても様になる」と言う方針で製作してきました。分割していた状態では気分によって向きを変えるのが容易なためにあまり気にならなかったのですが、現在の様に壁に密着させた合体状態では「風景の半分しか楽しめない」というジレンマに悩む事になったのです。

 せっかく風景を差し替え可能に作ったにもかかわらずその半分しか見られない。

 それでも現在位置に移設した後、1,2年に一回はレイアウトの向きを変えていたのですが合体した状態からいったん分割して向きを変えたうえで再び組み直すと言う工程を経ていたので殆ど一日がかりの大工事となり、しかもその状態でも「反対側から楽しめない」と言う点は変わらないので運転時のストレスは高まっていました。

 線路配置でぜいたくをせず、列車の走る様を楽しむと言う方針のレイアウトではこれは致命的です。

 その点運転会用モジュールは基本的に線路のある側から見る様に構成されているのでその点でのストレスはかなり軽減されます。
 これだと運転会の時だけモジュールを取り外して持ち込む形式になりますが、モジュールは元々ベースごと接続する事を事を前提に設計されているのでその点でも手間がかからずに有利と言えます。
 更にこのモジュール最大のメリットはメインラインが3線あるのでモジュール内のサブエンドレスを含めると最大4列車の同時運転が可能という点があります。
 単調なエンドレスですのでこれは大きなメリットです(パワーパックも4台必要と言う事になりますが)

 更にモジュールの規格上線路の手前に10センチ程度の余白があるのでベースぎりぎりに線路を配置している現行のレイアウトより見苦しさが少ない点もあります。

 一方、分割配置するレイアウトの方もシーナリィの改修が容易になるメリットが出ます。エンドレスの半欠けなので連続運転はできませんがそれは前述したモジュールに任せられるのでストレスもそれほど溜まりません。
 こちらの改修については後回しにしてまずモジュールから。

 コーナー部・モジュールの背面の線路敷設部はスタイロフォームで形を作ります。
 モジュールのベースがKATOのレイアウトボードですので厚さは4センチ。但しモジュールを完全にはめ込む形にしますと運転会のときの分離・搬出が難しくなりますので少し遊びを作っておきます。


 ここにモジュールをはめ込んで行きます。モジュールが二枚なので直線1800ミリの区間になりますがこれでも前のレイアウトより短くなってしまいました。


(この項続く)
 
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「クレイドルレイアウト」をやってみる(笑)・1

2012-05-22 17:37:04 | クレイドルレイアウト

 のっけから見苦しい写真ですみません。
 今日は連休出勤の代休だったのですが、外は雨模様。
 外に出たい気分になりませんが今回は逆に好都合です。

 さて、レイアウトの改修計画と同時並行でもう一つ考えていた事があったのでこの休みを利用して試してみる事にしました。

 それは現在運転会用に使っているモジュールを中心にエンドレスを組んだものを、現行のレイアウトと入れ替えると言う物です。
 その理由については次回に触れますが、纏まった時間がないと出来ませんから今日のような平日休は実に貴重です。

 さて、これを実行するとなるとモジュールは直線だけですのでカーブは別にベースを組む事になります。また、エンドレスにする以上背後に直線を配置するスペースも必要です。
 このベースは現在のベースにモジュールの分だけ空間の空いた合体前のブロックのような状態になります。

 ここにモジュールをはめ込むわけですが、ちょうどモバイル機器をクレイドルに組み込むような感じになると思われますので今回のプロジェクトを「クレイドルレイアウト」と勝手に命名しました。
 
 但し課題としていくつか問題もあります。
 モジュールについてですがメインレイアウトがファイントラックなのに対してモジュールがユニトラックなので場合によっては給電用のコネクタの加工、又は変換ケーブルの自作が必要になる点(TOMIXのユニットでユニトラックを稼働させる可能性が高い)
 モジュール同士の接続で専用のカットレールが必要になる点(バリアブルレールよりも短いのでこれは必須です。レールの加工に1ミリ単位の精度が要求されるのでこれも難関です)
 ファイントラックと併用する(カーブについてはできれば現行のカント付きを使いたい)場合大量にアダプタレールが必要になる点があります。
 もし併用が出来なければこれまた大量のユニトラックのカーブ線路が必要と言うジレンマもあるのですが(この場合現行のラインナップから言ってカントはあきらめるか現行より小径のカーブにならざるを得ません)

 いずれ、現物合わせでの組み換えが必要にはなる事ですので腰を据えてかかるつもりで挑みました(笑)


 まず、レイアウトのベース上のシーナリィを取り外します。
 こういう場合も想定してシーナリィをブロックごとに取り外し可能に作っていたのですがシーナリィが細かくなるにつれ、この工程が馬鹿になりません。
 取り外したシーナリィを箱詰めにするプロセスもあるのでなおさらです。

 大体ベースだけの丸裸になったところで今の用地から取り外します。
 (この項続く)
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今月の新車・マイクロの「こうや号」

2012-05-21 06:53:07 | 車両・私鉄/民鉄


 先日入線の新車。
 マイクロの南海20000系「こうや号」です。

 この車両は更新車と登場時の2タイプが製品化されていますが他の方のブログを見ると大概が更新車を選ぶ傾向があるようです。プロトタイプが一編成しかないのでマニアかコレクターでもない限り両方揃えると言うのは考えにくいと思います。
 実は私も更新車を予約していたのですが到着時に問屋の手違いで登場時タイプが届いてしまいました。
 とは言うものの私自身予約の際にどちらにするか、ぎりぎりまで迷った経緯があるので登場時でもそれほど問題はなかったりします。

 登場時と更新車の違いは外見上は床下機器と社章位の様ですが、実車の更新の中身と言うのが600Vから1500Vへの昇圧対応なので600Vを選んでおけば設定上は「路面電車の線路を走ってもおかしくない(ゲージは?)」と言うメリットがあります(爆笑)

 それは置いておいてモデルは17M車と言う事で車体がかなり短いので140Rのエンドレスもクリアしますがモータのうなりが聞かれるので実用上はこの辺が限界と思います。
 非常に個性的な前頭部の表現は見事な物でヘッドライト3つが点灯する上に表示灯がきちんと白色で光ってくれるのは当たり前とはいえ、感動物です。

 ところでこのモデルの10日くらい後に鉄コレで初代ズームカー4連が出るのはファンを破産させるための何かの陰謀でしょうか?(笑)

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「田巻安里のコーヒー」に思う鉄道趣味のこと

2012-05-20 19:41:33 | 書籍
 今回は青空文庫の小説を読んで感じたことから。

 鉄道模型を含む「趣味」について考えるときに折に触れて心に引っかかる小説があります。

 岸田国士の「田巻安里のコーヒー」という短編小説。
 これは青空文庫でも読むことができます。
 その中で心を引いた部分を抜粋・引用させていただきます。少し長いですがご勘弁を。


 田巻安里は、はなはだコーヒーをたしなんでいた。彼は、朝昼晩、家にあっても外にあっても、機会を選ばずコーヒーを飲んだ。友人と喫茶店にはいり、「君はなに?」と問われれば、「無論コーヒーさ」と空うそぶき、コーヒーさえ飲んでいれば、飯なんか食わなくてもいいと放言した。
 だれも、彼がコーヒーをたしなむことに偽りがあるとは思わなかつた。ただ、敏感な友人は、彼がコーヒーをたしなむことは、寧ろ「コーヒーをたしなむこと」をたしなむに近いと思つていた。
 (中略)
 少しうがつた観方をすれば、彼は、コーヒーを味はふ時よりも、「おれはコーヒーが好きだ」と思ひ、かつ、人からそう思われることの方が楽しいのである。それゆえに彼は、コーヒーを飲む時そのコーヒーの味よりも、それを味わう自分自身が興味の対象であり、かくまでコーヒーが好きであるといふ自分を、半ば賛美し、半ば憐みつつ、かの黒かつ色の液体を唇に近づけるのである。
(中略)
 一方、彼のコーヒー惑溺(わくでき)は、いささか「通」の領域に踏み込んでいた。彼は東京では、どこどこのコーヒーが一寸(ちょっと)飲めるといい、自ら書斎の一隅にコーヒーひきとフイルトレの道具を用意し、「これはこの間フランスから取寄せたコルスレだ」などと、不眠症の客をへき易させる奇癖をもつてゐた。ある友人が、試みに、「君は、小石川のどこそこに、近頃出来たカフエー・ド・レトワルつていふのを知つてるか。コーヒーはとても自慢ださうだ」といへば、彼はすかさず、「うん、あれや、大したもんぢやない。第一あんな熱いのを、そのままだすつていふ法はない」とこきおろした。ところがそんなカフエーは、その友人も聞いたことがなかつたのである。

 しかしながら、彼田巻安里は、決してコーヒーばかりを好んではいなかつた。彼はまた、文学を愛していた。彼は、泰西の近代文学史に通じ、現代日本の文壇を軽べつし、しかも軽べつしつゝ、その文壇の情勢に明るく、月々の雑誌に発表される数多くの作品を読み、二三、大家の門をたゝき、若干の新進作家と交遊関係を結び、もちろん、自らも小説と戯曲を書き、同志を語らつてパンフレツトを刊行し、原稿用紙に姓名を刷り込ませ、文学故に親戚と義絶するに至つたと心得、「牛肉が硬い」といふ時、「人生は憂うつなり」の表情を浮べるのである。

(中略)
 田巻安里は、この時この友人から奇怪な皮肉を浴せかけられた。
 ――「田巻のコーヒー的文学」といふ言葉が友人間を風びした。
 この友人に従へば、田巻安里は文学そのものを愛する以上に、「文学を愛すること」を愛し、引いて文学を愛する自分自身を慈しむのあまり、文学の本体を見失はうとしてゐるといふのである。

(中略)
 人間としての田巻安里は、今日の文学者の一つの型を代表してゐる、この型は、必ずしも理想主義者の中にばかりあるのではない。おい野添、お前も、幾分、この部類だぞ!
 ――馬鹿いへ!

 (中略)
 ――そんなら、お前だつて「女を愛すること」を愛する部類の人間だ。大きなことをいふな!
 主知的感傷派と自称する彼は、そこで、人間が今日、総てのものを、直接に愛するだけで満足しなくなつた傾向について論じはじめた。愛書癖を、その好適例として持ちだした。われわれが、何々を愛するといふ態度のなかに、田巻安里のコーヒーにおけるが如きものを見ない場合があるかと喝破した。旧くは骨とうにしろ、盆栽にしろ、釣りにしろ、新しきは、登山にしろ、銀ブラにしろ、西洋煙草にしろ、趣味を離れては技術にしろ、金まうけにしろ、異性との交渉にしろ、肉親の関係にしろ、なにひとつ「愛癖」を伴はないものがあるか。「愛癖」のあるところ、必ずエクスタシイがある。文学も、それでいゝのだ……。
 ――田巻安里万歳! と、彼は怒鳴つた。

 少し難しい所もあると思いますが、ここで出てくる「コーヒー」や「文学」をそのまま「鉄道」とか「模型」に当てはめて考えるとどうでしょう。
 「総てのものを、直接に愛するだけで満足しなくなつた傾向」とはまさに鉄道と鉄道模型の関係についてその本質を付いた言葉と感じました。

 特に模型の場合、対象となる鉄道や自動車の実物への愛癖からスタートしていると思うのですが、続けてゆくうちに「模型そのもの」への愛癖、更には「工作すること」「コレクションすること」への愛癖が前面に出て原点を見失っているきらいがあるのではないかと思えるのです。

 もちろんそれを突き詰めてゆく事が一種の成長であるかもしれませんし、大人への脱皮のひとつかもしれないとは思います。
 しかし、それでもどこかで趣味の本質・原点に立ち返る姿勢が時々でもないと自分は成長したつもりでいても実際には退化・退行してしまっていたり、楽しむはずの趣味が却って自分を苦しめる事になりはしないかとも感じるのです。

 どのジャンルの趣味でもそうなのですが「田巻安里」的な求道型の大家が必ず一人や二人はいるものです。ただ、そうした方々が真の大家になる過程ではどこかで原点に立ち返る(趣味の場合なら「子供の心に戻る」)プロセスがあるのではないかと思えます。

 以上、大家になれない凡俗の繰言でした。

 なお、この小説は全文合わせても大した長さではないので通勤の車中等でスマホの青空文庫で読むには好適と思います。できれば全文の購読をぜひお勧めします。
(写真は本題とは関係ありません。あまりに文字ばかりなのもなんでしたので景気づけに加えたものです)

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「N(エヌ)」に思うこと

2012-05-19 07:02:17 | 書籍

 先日古本で入手した「N」の「Nゲージ進化論」
 製品の進化・改良の過程を車体造形、ディテーリング、動力ユニット、照明などのあらゆるジャンルから俯瞰して見せた好企画と思います。
 昔を知る身からすると懐かしく、また参考になるところも多いですね。

 本書が出たのは昨年秋頃のようですがなぜその時に気付かなかったのかと(一応毎号ぱらぱら見はしていたはずなのに)

 Nは創刊号を古本屋で購入しているのですが現在の最新号を見ても余り印象が変わりません。

 それは一言で言って「万年入門書」である事。
 そんなイメージを持っている「N」ですが、こうした雑誌で無いとできない企画と思います。

 どんなジャンルでもそうなのですが、趣味の雑誌というのは最初は良くても読者の高年齢化や雑誌の長期化に伴って内容のマニアック化・高尚化(笑)が進行し、それに連れてビギナーには敷居の高い内容になり結果的には入門者数の減少、趣味それ自体の衰退・消滅へ至ってしまうケースが増えている気がします。

 こうした例はオーディオやバイク、スポーツカーなどとジャンルに暇がありません。

 この雑誌の読者欄を見ると明らかに小学生・中学生辺りが書いたと思しきイラストや投書が多いのですが先行他誌のどれよりも読者欄のボリュームが多くまずここに心強さを感じます。
 又、これも他誌では常識以前のものとされて取り上げられる事の少ない初歩的な知識の啓蒙にも力が入っておりわかりやすい工作記事と併せ非常に好感が持てます。
 こういうのは年少者に限らず「出もどり組」にとっても有難いポイントであるはずですし。

 16番の場合昔はTMSでも入門工作を扱っていましたし、「模型と工作」「模型とラジオ」「子供の科学」などのビギナー・年少者向けの鉄道模型工作記事を扱う受け皿が存在していました。
 それがいつしか、ビギナー置いてけぼりに近い状態に徐々に入り込んでいる感じがします。

 最近の玩具のヒット作としてダンボール戦機のLBX、ビーダマンやベイブレードなどに見られるように子供が手を動かして自分なりの工作に手を出そうとする意欲はまだ失われていません。
 ただ、「大人の趣味」を標榜しながら大人たちが自分の殻に閉じこもってビギナーに手を差し伸べなかった事、ビギナーをより伸ばす方向へ導けなかった事が鉄道模型工作の衰退につながる一因となっている事は間違いないと思います。

 その意味でもこの雑誌の存在は心強さを感じてはいます。こういうのがないと鉄道模型は続きません。

先日、当ブログの訪問者数が33万を超えました。
最近は工作関連の記事が少なくなりつつある(まとまった時間が作りにくいので)のですが今後徐々に増やす積もりです。
今後もよろしくお願いします。

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鉄道模型の「作ること」で思うこと

2012-05-18 06:55:17 | 思いつくままに・考察
今回は先日のマイクロの新カタログを見ていてふと感じたことから。

 マイクロに限らず、最近のNのラインナップの充実度はものすごいものがあります。
 これだけラインナップが充実しすぎると欲しい編成がすぐ製品化されてしまい「作る楽しみ・喜び」を感じなくなるのではないかという論をよく耳にします。
 実際私もそうした危惧を感じないではないのですが、その一方で「作る」という行為に対する誤解もあるのではないかとも思えます。

 最近良く目にする「なければ作る」というのは耳触りは良いですし、説得力もあります。
 ですがそれは裏を返せば「あったら作らない」と言う事でもあります。それではこの世界に関して工作と言う行為は単なる「隙間探し」と変わらなくなるのではないでしょうか。
(じつはこれは鉄道模型に限らず最近の「モノ作り」衰退の遠因のひとつではないかと私自身は考えています。隙間探しばかりでは骨太な思想は育たないと思いますし)

 実はこの論は私のオリジナルではありません。
 40年以上前、TOMIXやユニトラックなど影も形もなかった頃(当然16番・HO中心だった時期)のTMSのミキストの論でもあるのです。

 と同時に当時の有名なレイアウト本の記事で「○○号の編成は何度か自作に挑戦しているのですがなかなか思う様なものができません。こうなってくると『××社の●●系と言う立派な完成品があるのにも拘らず○○号はどうしても自作でとこだわる有様です』いつの日かその思いは達成されるものと思います」という一節があり、こういうのが「趣味としての工作の本質のひとつ」ではないかとも思えていました。

 ですがここで論じられていた事は今でも立派に通用するジレンマと思います。

 私個人、共感する所も多い論でしたが「なければ作る」よりも「あっても作る」と言うのが「趣味としての工作」の本質のひとつではないかと思います。
 そう思えばこれだけの新製品洪水の中にあっても自分を見失わないで済むのではないかと。

 製品より上手く作れればそれに越したことはないのですが、そうでなくとも「自分で作った」という達成感にプライオリティを置く方向はありだと思います。
 つまり「出来の悪い子ほど可愛い」引いては私自身の下手な技量に対する言い訳を再び開陳する事になりますが(超大汗)

(写真は本題とは関係ありません)

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琴電の新規入線2題

2012-05-16 07:03:15 | 車両・私鉄/民鉄

 先日ちらりと紹介した今年上半期の琴電入線車の話から。

 まずはリトルジャパン製の元京急230の車両です。
 京急230はその独特の大窓フェイスがなかなかに個性的で好みの車両だったのですが先日奥の出物を見てついむらむらと(汗)

 カラーリングは異なるものの琴電カラーでもそれほど違和感は感じませんでした。
 非貫通型のフェイスですがこの電車の場合この方が似合いと思います。

 先日キット製作した高松事平電鉄1070形。もと京急700です。
 以前GMから他の二形式と共に出た事がありますが今回はバラで色替えの形式です。

 17M級の二扉2連と言うのは当レイアウトのラインナップの中でも異色の部類でもあり結構貴重です。
 さて今回の製作では以前触れたRMMのキットからデカール定規を使いました。

 直角が正確に取れる上にカッター刃の切りこみも入っているので工程自体は楽です。
 ただ、計算違いだったのは定規自体が右利き用だった事。

 もしこういうギアを製品化するなら裏返して左利きでも使える構造にしてもらえると助かります。
(言い忘れましたが私は左利きです)

 キットが塗装済みだったので塗装台は今回は使わずじまい。
 次回の機会を待ちます(汗)

 板キットとはいえ、動力ユニットの一部に切削加工が必要なのであまりイージーではない部類です。
 現物合わせでフィッティングさせるので台車を外してやった方が楽ではあります。
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平日休と鉄道コレクション第15弾

2012-05-15 06:50:57 | 車両・気動車

 昨日は久しぶりの平日休で晴れているのに風が涼しいという今の私にとっては良い環境なのですが、先日急に思い立ってはじめた某プロジェクト(笑)にかまけて一日中単純労働と家事に追われておりました。

 これについては多少はこのブログとも関係ある事なので目鼻が付いた段階で紹介したいと思います。

 「某プロジェクト」と書くといかにも大仰ですが大概の方がやろうと思えば出来る事です。ただ、私にとってはこれまで未経験だったがゆえに怖くて二の足を踏んでいた事です。
 ただ今回挑戦してみた感じでは要領が理解できればどうにかなりそうな気もしています。
  ただ、思った以上に多い単純労働の繰り返しがしんどさの理由だった気がします。

 そんな事も長時間やるとやっぱり煮詰まるのも確かです。

 そんな合間を縫って気分転換を兼ねたお出かけで購入した鉄道コレクションのレールバス。

 いつもなら箱買いする鉄コレですが今回はレールバスという事もあって1両だけばら買いしました。しかもブラインドで。
 元々食玩からスタートしているシリーズなので本来ならこういう買い方が似合います。
 ただ、第1弾の頃からするとだいぶ高くなってしまいましたが)

 帰宅して箱を開ける時の何が出て来るかわからないワクワク感は久しぶりです。

 今回のラインナップは第3セクターや小私鉄の近代型レールバスというラインナップですがこれらの会社の場合、必要以上に派手でうるさいカラーリングのことが多く、自分のレイアウトで使うには躊躇させられる事も手を出さなかった理由なのですが、箱を開けてみるとカラーリングが他に比べて地味な方の名鉄が出てきたのには助かりました。
(但し窓周りなどに他社にないデラックス感があるのも確かなのですが)

 先々月の発売という事もあって動力ユニットは払底していましたが当分は線路上の置物でも構わないかと思います。

 これは現在計画中の「週刊SL~」のレイアウトの主力車両のひとつ(実はキハ41000が既にあるのですが乗客サービスを考えると「かっこいい」のが1両くらいあってもいい気がします)として使う予定でいますので。

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