光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
こちらはメインブログのアーカイブとなります。

モジュール再改修13・照明の変更

2010-10-31 19:01:56 | モジュール.1

 運転会まで残り一週間をきった状態のモジュールですが、先日メンバーの方にお願いしていた照明のグレードアップが出来上がりました。
 他は基本的にミニシーンの追加や建物の改装といったレベルですので実は今回の改修の一番の変化が照明の進化という事になります(汗)

 これまで冷陰極管を使っていたホーム周りはLEDに変更されました。明るさの点では強すぎたのが和らいだ感じがします。

 一方で冷陰極管は先日落成の放送局に使われました。この建物は本屋を作る際に窓まわりに自動車用のミラーフィルムを貼り付けていたのでやや光が強いきらいのあった冷陰極管の光が多少和らげられています。

 照明は改善されましたが限られた残り時間で他の部分の改修を進めなければなりません。本番までどれ位進みますか(汗)
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帰省の発掘品・エーダイのキハ28

2010-10-29 18:09:13 | 車両・気動車

 今回も帰省の発掘品の話です。
 クモルで予算の大半を使った後でしたが価格の点で前回のワールドのクモルの対極とも言うべきモデルも入手しました。

 エ-ダイナインのキハ28。500円です(笑)

 キハ28は同時期のTOMIXのそれを300円(!)で入手していたので敢えて買う必然はなかったのですがよく見るとTOMIXや後のKATOに比べると独特の質感というかリアリティを感じたのが決め手となりました。

 帰宅後箱から出してみたのですが、やはり全体にリアルな質感です。特にウェザリングをした形跡もなかったのですが箱のくたびれ具合からして30年以上使われていたモデルだったと思われました。

 つまり車体自体が30年かけてエージングされたような状態だった訳です。KATOやTOMIXのそれに比べて前面のモールドの彫が深かったのもこの場合プラスに働いているようです。
 子供の頃見かけるキハ58系のくたびれたイメージが重なり(笑)何か愛おしい気がしました。

 これより年数を経たKATOのキハ20系や同じ様にくたびれている筈のTOMIXのキハ28(成型色をそのまま使ったボディだった点でエーダイに比べて損をしている印象です)ではこんな風情がなかったのでこれはエーダイ(学研)モデル特有の特徴なのかもしれません。
 その意味では結構な拾い物だったといえます。

 ペアを組んでいるはKATOのキハ65。私の地元でも故郷でも見慣れない形式でしたが、こんな出物でもないと入手できないと考えてこれも入手です。

 発売時期が10年近く違うのですが二つ並べても違和感が余りありません。

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帰省の発掘品・ワールドのクモル23

2010-10-28 20:37:16 | 車輌・電車

 
今回は先日急用で帰省した折に「骨董品漁り」をした結果報告です。

 ワールド工芸のモデルと言えば私にとっては正に「天上の存在」でした。

 細密感あふれる完成度は噂には聞いていましたが実際に手にとって見た事など殆どなく、ましてや買うとなるとキットでは自分の腕が、完成品では価格がネックとなって到底手が出ない存在だった訳です。
 中古とはいえそれが当レイアウトに入線するとは思いもよりませんでした(驚)

 物は「クモル23」配給車としてかつては都会のターミナル駅の隅っこなんかで見かけた車両です。

 見ての通り中央部が無蓋の構造なので通常の動力ユニットが搭載できない為昔の専門誌などでもトレーラーとして「駅の置物化」しているか、動力ユニット(特にモーター部)にカバーを掛けて貨物に見せ掛けるかした作例しか見た事がなかった車種でした。

 それがこのモデルでは空車状態で「自走式」として製品化しているのだから私の様な昔者には驚きでした。
 ついでに1万ちょっとという値段を見て二度驚いたのですが、後で調べてみると新車の完成品で2万円オーバーらしいとの事で意外に安価だった事が分かりました(あくまで「ワールド工芸のモデルとしては」ですが)

 車体はブラス製。無蓋部のあおり戸や窓周りなどプラ成形だと実際以上に厚ぼったくなってしまう所が実にすっきり表現されモデルとしての強度を保ちつつプラより肉薄にできるブラスのメリットが最大限に生かされています。
 更にパーツの細かさときたら正に工芸品レベルで20年位前の16番モデル並みの細密感でした。
 これまでブラス製モデルと言えばエンドウのそれしか知らない身としては結構なカルチャーショックだったりします(笑)

 動力ですが片側の台車の上にモーターとギアを組み込み、台車が動力ユニットごと首を振るNとしては独特の構造でした。これだと理論上は103Rのカーブもクリアできそうに見えますが実際には台車のマウント部の復元バネらしき部分のコシが強いため140Rも苦しいです。
 走り自体はスムーズとは言いにくいですが不満と言うほどでもないレベル。単行か貨車を1・2両牽引する分には問題ないと思われます。

 この車両、そうしょっちゅう出動する性質の車両ではありませんが駅や沿線の隅っこに留置されている事が多いのでその状態で見られる分には「工芸品レベルのディテーリングを存分に楽しめる電車」ではないかと思います。
 もちろん「いざとなれば走れる」というビッグなおまけつきで(笑)

 そこまでは良いのですがこれ1両だけで予算の大半を使い切りました(汗) 

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鉄道コレクション和歌山電鉄2270系「たま電車」

2010-10-26 20:14:53 | 車両・私鉄/民鉄

 マッターホルンに続き鉄コレネタです。
 たま電と聞いた時てっきり鉄コレで東急の玉電が出ると勘違いしていたので現物を見たときにはひっくり返りました(笑)ですがよく見るとこの種のラッピング電車の中では好感を持てるデザインと思い「たま電」違いを承知で購入してしまった私がいたりします。

 このイラストの楽しい事(笑)車体色の白地にイラストが描かれたある意味シンプルな構成なので以前のトーマス号のような見苦しさがない好モデルと思います。
 それでいて一部のイラストが窓ガラスにかかる所もきちんと再現している芸の細かさにも驚かされました。

 同時発売に「いちご電車」というのもありましたがさすがにこれを見た後だとインパクトに欠けます(笑)
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ローカルレイアウト製作・7・草と植生

2010-10-25 18:59:37 | レイアウト・葉純線

 しばらくお休みしていましたローカルレイアウトの製作記。久しぶりに再開させていただきます。
 今回は草の植生です。
 これまでのレイアウトはパウダーやフォーリッジの色調に不自然さがない5・6月ごろを想定していたのですが、今回は季節の設定が3月下旬あたりと言う極めて微妙な時期を選んだので悩みのタネをふやす結果になりました。

 この季節は枯草と若草がまじりあう時期でそれも時期によってその比率が変化しやすい上に例えば山の上と平地、日なたと日蔭といった場所によっても異なる表情が見られるという意味で厄介な設定だったといえます。

 このためフィールドグラスを使う所では枯れ草色・小麦色・若草色の3色を求め、日なたと日蔭でそれぞれのブレンド比率を変えて対処しました。
 日なたでは若草色を増やし、日蔭では枯れ草色を増やす要領でしたが基本的にフィールドグラスが1色だけの場所を作らない様に留意した積りです。

 これらを土手の部分では一群づつピンセットで縦に植えて行ったのですが近景部でこれをやった結果非常に疲れまして(笑)遠景については細かく裁断した物を直接地面にばらまいてしまいました。この部分の地面処理が雑に見える理由の何割かは草の植え方にあります(汗)

 この他、近景の枯れ草にはドライフラワーの材料の苔も併用しました。こちらはこちらで見るからに侘しい枯れ草といったやや病的な風情でしたがこれはどちらかと言うと晩秋や初冬の雰囲気に似合う感じもします。
 近所の花屋で一群200円前後でした。

 更にこの上に焼石膏の雪を撒いたのですが結果、折角の植生の違いがまるで目立ちません。
 日なた(レイアウトでは南側の低地)では雪も溶けているのでそこそこ見られるのですが、こちらは又こちらで突堤というより荒れた原野の様な雰囲気。しかも列車によっては足まわりに草が接触する凄まじさ。
 つくづく植生は難しいと思い知らされました。

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鉄コレの富士急マッターホルン号

2010-10-24 20:59:43 | 車両・私鉄/民鉄

 今日の富士急のイベントで発売された鉄コレです。

 このイベントでは数年前、最初に鉄コレの限定モデルが出た時に並んだ事がありますがあまりの行列の長さと販売側の手際の悪さ、客の態度の悪さに三重に辟易したいやな思い出があったので今回はかなり警戒して出かけました。
 ですが今回は行列も短く割合楽に入手できました。通販や他のイベントでも発売されるという事情もあって今回のイベントに集中する必要がない事もあるのでしょうか。行列も割合のどかな感じでほっとしました。

 富士急1200系は以前にも旧塗装のモデルが出た事がありますし、通常品でもノーマル塗装が出ていますが、元の京王5000系のカラーになじんで来た私にとっては今回のカラーリングが一番意外な配色に思えました。
 細部のプリントに一部かすれが見られますがこれは私には許容範囲です。ただ赤い成型色に白を重ねたように見えてしまう(実際そうなのかはわかりませんが)のが少し残念な感じもします。


 非電化の設定の当ローカルレイアウトにも配置してみましたが実際のロケーションにそこそこ似ているせいか以外に似合う気がします。
 さて元京王5000系の鉄コレ富士急軍団(笑)ですが富士登山電車とレトロ電車がまだ出ていません。これらも将来イベント用などで追加されるのでしょうか。

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ジオコレのマンション

2010-10-22 23:31:16 | ストラクチャー

 ジオコレの「昭和のビル」のひとつのマンションタイプです。
 文字通り昭和40年代後半位から見かけるようになったタイプの狭小地用のペンシルタイプの奴です。
 中間階は継ぎ足したりカットする事で高さを変えられる構造ですがあまり高すぎると却って不自然な印象になりそうです。敷地がこのままなら精々ニ階程度の継ぎ足しにとどめるのが無難な気がします。


 このタイプのマンション、「日本沈没」や「メカゴジラの逆襲」といった昭和46年以降の特撮映画やテレビ映画のミニチュアで見かける様になった記憶があります。

それ以前の映画のマンションはミニチュアとはいえマンションというよりも「集合住宅」的な野暮ったさが感じられました。(日照権の問題などで)頂部が斜めにカットされ各室に大きなバルコニーが付いたスタイルのマンションの登場はあきらかにそれまでとは違う垢抜けた雰囲気を感じさせたものです。

 してみると大阪万博のあった昭和45年頃を境にビル街の表情が変わってきた、その象徴としてこの建物を見る事もできるのではないかと思います。

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「大いなる旅路」とC58

2010-10-21 19:10:36 | その他

 先日私がよく覗かせて頂いているブログで東映映画の「大いなる旅路」について触れられていました。
 姉妹編の「大いなる驀進」については以前触れましたが、個人的には「旅路」の方に強い思い入れを感じています。

 今回は本作についての思い出話を一つ。

 本作の目玉の一つは本編の中盤、三国連太郎扮する機関助手の乗務する蒸気機関車が雪崩にあい転覆するシーンです。
 これは日本映画史上初めて「実物の列車を実際に転落させる」撮影が行われたもので撮影には山田線の浅岸付近(当時はスイッチバックだったのでこうした撮影には好都合だったと思われます)を使い、実物の8620と貨車が転落するさまはミニチュア特撮とは一線を画すリアリティがあります。

 ところでこの転落事故は実際の事故を基にしたストーリーです。

 映画では大正から昭和初期という設定だったので8620が使われていますが、モデルとなった事故は昭和19年。路線も現場が撮影地とは違うものの同じ山田線でした。
 転覆した機関車はC58の283号機。映画の中で機関士が助手に事故発生時刻で止まった時計を託して絶命するシーンがありますがこれも事実にもとづいた物との事です。

 この機関車は事故後修繕されて昭和45年の山田線の最後のSL運転まで現役だったそうです。最後の運転では当時の機関助士が機関士として乗務したとの由。

 ところで以前から折りにふれてこの日記で書いてきました私を鉄道模型の趣味に引き込んだ機関士の親類の方が居ましたが、その方も事故当時山田線を管轄する宮古の検修区に在籍していた記録がありました。
 後に機関士としてED75等に乗務されそのときの機関車などを16番で自作されたりしていたものです。

 昭和50年頃、その方が退職された前後に16番のモデルでC58とC54を購入されました。

 当時、地元ではD51、C57、C61や8620などがポピュラーな存在でしたから「なぜ見慣れないC58や54をわざわざ買ったのか」後になって不思議に感じたものです。
 それから30年以上が経ちその親類が亡くなった時、元同僚の弔辞で戦時中宮古の検修区におられた事を初めて知りました。

 その方にとってC58がどういう意味を持っている機関車だったのかがおぼろげですが見えた気がしました。
 今となっては直接聞く事もできませんが、きっとD51や8620よりも思い入れがあったに違いありません。

 私がNでC58を入手したのは同じ時期でしたが、ナンバーは283号に近い数字のものを選びました。事故というアクシデントを乗り越えSL最後の日まで走り続けたC58の逞しさにあやかりたかった気持ちもあります。

 今回は長文になってしまいました。

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ジオコレの木造病院・2・合体させてみました。

2010-10-20 18:06:34 | ストラクチャー

 前回取り上げたジオコレの木造病院ですが鉄筋建ての病院と組み合わせる事はできないかと考えました。
 この場合重宝するのは「渡り廊下」という魔法のパーツです(笑)

 写真のように「新館と旧館」という設定で二つを繋ぐ事は可能です(但し、防災上の問題からこの種の木造病棟は淘汰が進んでいるので現代だと「取り壊し前の旧館」という設定になってしまいそうですね)
 ここまでやってみるとこれだけで25センチ四方のスペースを食うのでレイアウトにこれをそのまま組み込むのは現実的ではないと思いますが住宅街やマンションの並ぶロケーションでは結構なランドマークとして機能しそうです。その意味ではレイアウトよりもモジュールに使うのが好いかもしれません。

 これは学校等に転用する場合にも言えそうです。体育館はGMのバス営業所辺り(バス車庫としては異例に大きいのと屋根の形態からひょっとしたら体育館の用途も考えていたのかもしれませんが)の改造が適当でしょうか。


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ジオコレの木造病院・1

2010-10-19 18:56:20 | ストラクチャー

 今回は前回一緒に入手したジオコレの木造作りの病院の話です。

 こちらは昭和初期辺りのイメージでまとめられている様ですがまたこれも学校の校舎に使えそうな(渡り廊下のパーツまでありますし)雰囲気です。
(歳がばれますがこれを見て一瞬テレビアニメの「うる星やつら」の舞台である友引高校の校舎を連想しました。時計台などを付ければ案外いけるかもしれません)

 見ようによっては高原療養所(サナトリウム)などにも見えるのでローカル風のレイアウト、それも山岳地帯のそれにはよく似合うのではないでしょうか。

 ところで今思いましたが看護婦や救急隊員のフィギュアがまだ出ていないらしいのが惜しいです。これらも何れは出るのでしょうか。
 これを病院らしく見せるにはアクセサリが有効に思います。逆にアクセサリ次第で同じ建物が学校になったり和製ホーンテッドマンション(笑)にもなるのではないでしょうか。

 アクセサリで目立つのは大量の洗濯シーツが一番効果的と思います。実際ドラマや映画などで関係ない建物を「白い洗濯シーツの放列のなかを歩く看護婦・車いすの患者」を配する事で病院に見立てるという荒技は結構目にします。


 それにしても前回の非常階段といい今回の渡り廊下といい意外に汎用性の高そうなパーツがついているのがうれしい所です。ここだけ単品売りなどないものでしょうか。

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ジオコレの病院・2・少しいじってみました

2010-10-17 18:12:09 | ストラクチャー

 前回随分文句もたれてしまいましたが、ジオコレの病院を自分なりにより病院っぽく見える様にいじってみたいと思います。

 まずそのままではただの箱みたいな建物本体ですが各階ごとに分割できる特徴を生かし3つのベースにそれぞれ3階・5階・1階としました(もっと高くしたいのは山々でしたがあいにく非常階段が3階分しかないための応策でもあります)

 これらを上から見てL字型になるように配置します。規模にかかわりなく歴史のある病院ほど後から増築が繰り返される為に敷地が複雑になりがちでここも商業ビルと異なる特徴と言えます。

 さてL字型の余りスペースですが先日も触れた「救急搬入口」がどうしても欲しかったので(笑)同じジオコレの中古車センターの車庫を転用しました。これはただ配置しただけですがこれで結構それっぽく見えたのには我ながら驚きました(笑)

 本来なら搬入口に隣接して処置室や病院によってはX線・MRI室などがありますがこれは病院本体の1階だけ分割した部分をそれに見立てる事にします。
 これらの施設はその性質上窓がないか極端に小さい事が多いのですが幸いな事にこのパーツは建物の向きを変えると窓のない壁だけの面や通用口だけの面があるので向きを工夫してそれらしく見立てる事が可能です。

 あとは救急車(ハイエースかキャラバン)を1・2台配置(転送用などに病院私有の救急車は意外に多いです)
 郊外のロケーションならば病院専用の送迎バス(コースター・シビリアンなど)などがあればよりそれっぽいと思います。

 これだけの事なのですがパッケージの写真よりは結構病院らしくなってきたように思うのですがどうでしょうか(汗)
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ジオコレの病院・1

2010-10-16 22:50:32 | ストラクチャー

 DD54と一緒にジオコレの建物類も購入しました。今回は大型のビルが多く「目抜き通り一個分(笑)」位のボリュームがあります。先日のジオタウンの大型ビルなどと組み合わせると軽くボード1枚分のスペースが埋まる事でしょう(汗)

 今回はその中から個人的に注目株だった「病院2種」を取り上げてみます。

 これは時代に合わせて木造と鉄筋造りの2種類を用意するというある意味野心的なアイテムと思いましたが最初試作品の画像を見た時に、正直どちらもぱっとしない印象でした。
 その理由としてどちらも建物の形が単純過ぎて病院らしい特徴に欠ける(これについては後述します)ために味も素っ気もないただの箱みたいな建物に見えた事が挙げられます。

 ですので購入にはずいぶん迷いました。

 近代型の鉄筋コンクリート造りですがフロアごとに建物が分割でき高さを自由に変えられる事、又1セットに3つの同型のベースがついているので敷地の形態もその範囲でなら自由にいじれる事が特徴です。
 その他細かい点として非常階段の別パーツが形態・構造ともなかなかに良いのが嬉しい点でした。ここだけ単品パーツで出してくれるとありがたいのですが(笑)

 欠点としては先述の通り病院らしい特徴に乏しい事でそのまま看板を変えると商社ビルやビジネスホテルで通用しそうです(実際そのように転用しても良いと思います)
 
 構造でいえば折角カーコレであれだけ救急車がリリースされているのですからそれと組み合わせる意味でも独立した救急搬入口(大抵玄関とは別に用意されています)や夜間通用口は欲しかった所です。
 
 それとこれは病院に限りませんが独立した病室の多い(言い換えればそれだけ多くの空調システムを持つ)建物なのでエアコンの室外機が他のビルに比べて多い事。同様に病院の規模によっては屋外に液体窒素などのタンク(これも下手な工場設備並みの大きさなので意外と目立ちます)が設置されている事も特徴でしょうか。

 とはいえ上述の特徴をうまく使えばより病院らしく仕上げる事も出来そうなので出来る範囲でいじってみようと思います。
 
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KATOのDD54

2010-10-15 21:14:19 | 車両・電気機関車


 今月入線の新型機、KATOのDD54です。

 このロコは夏にTOMIXの旧型を中古で入手したばかりだったのですが、個人的に形態が好きな機種であった事と最近のKATOロコの造形の良さに惹かれていたので敢えて予約注文するという暴挙(笑)に出たものです。

 先日やっと実物を入手したのですが、TOMIXのそれが今から20年以上前にリリースされた物である事を考えると、あらゆる点でバージョンアップが著しいと感じました。

 前面を中心とした造形は本機がブルトレ牽引機である事からTOMIXとはプロトタイプが異なるのですがそれを差し引いてもあきれるほどの細密さです。
 解放梃子や手すり類が殆ど別パーツで表現されている事、Hゴムの表現力が上がっている事にも驚かされましたがこれらがユーザーによる後付けではなく最初から付いている事にはびっくりです。ここまで来ると殆ど工芸品か何かのノリです。それでいて全体のフォルムの把握もばっちりと来ているのですから外見では不満を全く感じませんでした。

 それ以上に驚いたのが走行性です。昨年のC57のスロー性能もピカイチだったのにこのDD54はそれ以上。
 スケールスピードで「人が歩く位のスロー」をここまで破綻なくスムーズにきめて見せるNゲージのロコは初めての気がします。そこからの加速も滑らかで「液体式のDLがここまでシルキーに走って良いのか」とすら思えてしまうほどでした。
(むしろこの点では旧式動力のTOMIXの方が走りのガサツさに却ってDLらしさを感じてしまう印象でした)

 最近のKATOのロコはTOMIXのHGに刺激されてかずいぶんと気合が入った物が多いですがその勢いを強く感じるロコでした。

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機関区写真集から学ぶこと

2010-10-14 19:07:08 | 書籍

 今夜も本の話です。

 先日お借りできた機関区の写真集、無事故記念列車の時にも少し触れましたが、鉄道ファン向けの書籍ではなかなか出てこないイベントやアイデアが多く、これから情景創成の上で重宝しそうです。

 これを見て知ったり気づいたりした点をいくつかあげると

 機関区の本部詰所前には簡単な庭園が配されている事。石炭まみれで薄汚れている印象のある機関区でこうした風致の存在は大きい事。

 敷地内に殉職者の慰霊碑がある事。この写真集ではご丁寧に「廃車機関車の慰霊碑」まで存在する事。

  駅の新築や新線の開業に合わせてのイベントではかつては「ありえなさそうなイベントや車両の入線が実現しうる事 (まさか私の故郷で義経号が入線していたなどとは知りませんでしたし、映画の撮影や実地検証で列車事故の再現が行われる事もあります)

 このほか、機関区に隣接して職員の福利厚生用のグラウンドがあるケースがある事や定期的に「機関区公開のイベント」「職員家族の慰安イベント」がある事などは写真で見てはじめてその雰囲気がわかる事だけになかなか貴重と思いました。

 これらの事はいずれもレイアウト作りでは参考になる物でした。
 そしてこれらに共通しているのは「人間の匂い」です。施設やディテールを実物と同じに縮小しただけでは表現できない何かがそこから感じられるというのは言い過ぎでしょうか。

 もう一つ1972年の鉄道百年を記念した部内用の小冊子も拾い物でした。
 ローカル線建設の際の工事そのものの苦難や政治上の駆け引き、連結器の一斉交換や戦時体制の中での列車運用の苦闘などの題材を通して、時代の流れの中で鉄道マンたちが如何に鉄道の運営や建設に心血を注いできたかが一般向けの書籍にはない筆致で書かれている所に興味深いものがありました。

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枕元のSL

2010-10-13 18:49:46 | 書籍

 昨日に引き続き本の話です。

 先日の帰省の折に機関士をしていた親類からお借りしてきた本の中には70年代初頭のSLブームを反映した写真集が何冊か入っています。この種の写真集では関沢新一の「滅びゆく蒸気機関車」などが有名と思いますがそうした有名所ではなく自分のいた線区や地方の写真の多い物を選んで購入されていたようです。

 「栄光への~」は明治・大正期の写真が比較的多いのが印象的でしたが、新聞社発行というせいもあるのかやや食いたりない印象もありました。とはいえ、明治末期の東北線の急行列車の写真などを列車編成図付きで載せていたのが面白く感じました。これには自分の故郷の100年前を見られたという感動も含まれていますし、親類の方も自分の子供時代の写真が載っているのに惹かれて購入したのかもしれません。

 「東北の~」は70年代はじめに活躍していた現役機を中心に集められた写真集で各線区ごとの撮影ガイドが付帯している辺りSLブームのライブ感を感じさせる印象でした。この雰囲気は最近の回顧系SL誌には見られないもので、実際これらを観ていると70年代初頭(当時私は幼児に毛の生えたような年代でしたが)にタイムスリップしたような錯覚を覚えます。
 掲載されている機種には特に目立つような機種は取り上げられていません(C62、C53、C59といった花形機がなかったか、少なかったところでしたし)が地元の人間の視点で風景にとけこんでいるSLの姿をよく捉えている所にも好感を持ちました。

 こんな写真集を見ているとその後がよく眠れる気がします。

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