光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
こちらはメインブログのアーカイブとなります。

博物館の企画展「走れ!しずてつ」

2024-08-20 18:45:36 | 旅行・探訪・イベントなど
 先日の平日休、例によって夏休み突入中の家族からの突き上げを食らいまして、このくそ暑い中静岡に出掛けたのですが、そんな折にやっていたイベントから。

 静岡市歴史博物館で開催中の静岡鉄道の企画展「走れ!しずてつ」です。

 会場は駿府城公園に隣接する、博物館としては理想的なロケーションですが、今回の展示は一言でいうと開業100年を越える静岡鉄道の沿革を当時の資料や展示品で俯瞰する内容でした。現住地でも故郷でも私鉄という物に縁が薄いわたしにとっては食指の動く企画展ではあります。

 ところで、わたし的には静岡鉄道そのものとの付き合いはグランシップトレインフェスタの会場の往復に電車に乗ったり、新静岡の駅ビル「Cenova」で買い物をしたりする程度です。

 その一方で、2両編成でありながら通勤電車の体裁を持った1000系やA3000系なんかは地方都市風のレイアウトでは使いやすい編成でもあるので、よく走らせますし、その意味ではむしろ模型の方で馴染みが多い私鉄といえます。

 また、メインラインが静岡―清水間の幹線道路と並行しているので、クルマで走っていてもすれ違いや追い越しの機会が多く、今ではそっちの印象の方が強いかもしれません。


 会場の入り口には体験運転込みのモジュールレイアウトが設置されていましたが、これもなかなか良くできている印象でした。
 わたし的にも応用したくなるアイデアや表現がそこここにあって参考になります(グランシップでも展示すればいいのにとか思ったりしてw)

 本題である館内の展示はしずてつ開業時から現在に至るまでのアイテムや資料がメインですが、初めてしずてつを知る人にもわかりやすく、一方で昔からしずてつを使ってきた地元民には懐かしい内容ではないかと思います。博物館らしく管内の雰囲気は落ち着いたものでリラックスして眺められました。
 (車両模型の展示が全て鉄コレだったのには笑いましたが)

 一通り展示を見た後は、博物館1階のカフェでレモンスカッシュなどを飲みつつ、炎天下の外を優雅に眺めました(笑)

 でも、優雅だったのはそこまでで、静岡駅までの徒歩での帰路はその炎天下にやられながら、件の「Cenova」の前で大汗かきまくってへたばる自分が居たりして(大汗)


 今回のお土産は企画展に合わせて売られていた「ドリップコーヒー」と「電車羊羹」(笑)
 確か前にも岳南電車でコーヒーを買った様な気がしますが、静岡の私鉄はよくよく珈琲がお好きですねw

 まあいずれにしろ、いい歳こいたおっさんがこの歳で「夏休みの修学旅行の気分」をも味わえたのは楽しかったですね。

トレインフェスタ・あるいは鉄道模型イベントの愉しみのはなし

2024-06-18 05:59:12 | 旅行・探訪・イベントなど
 先週からぶっ続けでグランシップトレインフェスタ2024のはなしが続いていますが、今回もそのネタです。

 いい加減辟易している向きもあるかもしれませんが、準備も含めた3日間の会期の間に(わたし的に)得られたもの、触れたもの、感じた事がそれだけ多かったという事でご勘弁頂ければと思います。

 今回はこの種のイベントならではの愉しみについて書きたいと思います。

 コロナ禍の前までは設営直後の全メンバー参加の前夜祭(オークション付きw)で、昨年までは第一日目の夜の懇親会などオフィシャルな飲み会(笑)がこのイベントの名物でした。
 こういう機会でもないと話が出来ない遠方からの参加者の方々、あるいはメインスタッフのいずれもが「酒を飲みながら模型談義、鉄道談義ができる」面子でしたから、多少下戸でも酒が進まない訳がありません(笑)

 今年はその種の大掛かりな飲み会こそありませんでしたが、それでも会場回りをしている時とか休憩所で顔を合わせた面子なんかと他愛もない(それでいて話題が結構濃い)話ができるというのは未だに何物にも代えがたい楽しみでもあります。

 互いに初対面の方も多いですし、異なるクラブ同士の話題の中から今後へのヒントを頂いたり、励まされたりした事も一度や二度ではありません。これだけでもこのイベントに参加できた甲斐があったという物でしょう。

 また、それとは別にこういう機会でもないと顔を合わせづらいネットでの交流の方が見えられたりした時にはこれまた盛り上がる訳でしてw

 ここ数年毎回のように顔を出してくださっているレサレサさんは、自作・改造モデルを持ち込んでくださるのですが毎回何かしら刺激を与えられます。

 例えば「客車の乗客の表現に凹凸を付けたプラ棒を使う」なんて言うのは目から鱗でした。この種のアイテムはいくつか製品化されていますが、妙に平面的だったり混み具合の表現に難があったりするものですが、一見オブジェに見える塊が車両に載せると突然乗客らしく見えてくるマジックには驚きます(写真よりも実物を見た方がもっと衝撃的だと思います)

 こうしたヒントは必ずしも交流だけではなく他のクラブの作品の中からも見つけることが出来ます。

 例えば結伝社さんのモジュールで見つけたジオコレの警察署。
 このアイテムはわたしも組み立てた事がありますが「建物の下に駐車場を継ぎ足す」という発想には思い至りませんでした。
 しかも「報道陣が詰め掛けた連行」のシーンもなかなかのアイデア。
 今回「やられた!その手があったか!!」と思ったひとつです。

 レサレサさんからはもうひとつ「KATOの地上駅を唐竹割りしてローカルなバスターミナルに改造する」というのも見せて頂いてこれまた「やられた!!」と思う訳です(汗)

 こうしたアイデアやヒントをライブで見る事ができるのもこうしたイベントのメリットではないでしょうか。
 なにかしら手を使って模型を楽しんでいる人ならば得る所も大きいと思います。

 次回はどういう刺激を得られるのか、今から楽しみでもあります。

トレインフェスタの静岡みやげのはなし

2024-06-16 05:39:20 | 旅行・探訪・イベントなど
 今年のグランシップトレインフェスタネタですが、題材がいつになく多かったのでここまで引っ張ってしまいました。
 あと少しお付き合い願います(汗)

 丸3日間グランシップと静岡に詰めていた訳ですから、お土産の類もそれなりに出てきます。例年わたしは各私鉄や模型メーカーの出す印刷物なんかを集めて悦に入ったりしていたの出すが、生憎今回はそれは殆ど無し。

 会場で一番最初に頂いたのは2024年版の記念硬券でした。
 同じものは一般客にも配られるのですが、今年は日付に印字するサービスをオプションで用意していたとの由。

 こういうサービスは鉄道イベントでないと楽しくないですからなかなか面白いと思います。

 各私鉄のブースではそれぞれにアイテムを用意して客を誘惑してきます。「レールやトロリー線をカットして文鎮にする」なんて荒業を持ってくるところもあったりしてなんだかマグロの解体ショーに近いノリも感じました(笑)

 上のキーホルダーは当日欠席したメンバーに頼まれて代理購入したものですが、最近は会場の限定品のアイテムでも世界レベルで情報が拡散しますから(大袈裟なw)こうしてリモートで依頼をもらう事も増えそうな気がします。

 会場で配られていた印刷物からw
 ホテルもこうして新たな需要開拓に余念がないと。

 お土産というのとはちょっと違いますが、会期中KATOのヘルパーさんが各クラブに差し入れしていた「クリーニング棒」は有難かったですね。実際丸二日の運転でレールもかなり汚れていますから。

 これらのお土産の中のいくつかはいずれ紹介する事もあると思います。
 とりあえず今回はここまで。

 ここ数年萌えが加速状態のトレインフェスタですがその勢いは相変わらずです。クラブばかりか最近では私鉄も夫々のイメージキャラや推しキャラを推し出した展示が目立つようになりました。
 
 もっとも、最近では渋谷や新宿でも似たような状態になっていますが、その意味では萌えも渋カジに先行する新たなるトレンドを切り開いているのかもしれません(まさかね)

トレインフェスタ2024のメーカー出展のはなし

2024-06-13 05:26:41 | 旅行・探訪・イベントなど
 トレインフェスタ2024年ネタから

 トレインフェスタでは今年もKATO TOMIXの両メーカーの展示が並び、一般客から出展したクラブの面々までもの注目を集めました。
 何しろスタッフ系ときたら、それぞれのクラブで実際にレイアウトやモジュールを作っていたり、車両に手を加えたりするのを日常的にやっている面子が揃っていますから下手なホビーショー並みに目の肥えたギャラリーが揃っている訳で、展示・説明する方も大変だったと思えます。

 わたしもご多分に漏れずクラブのメンバーと共にちょこちょこと覗かせて頂きました。

 KATOのブースでは例によって試作品展示や製品予告、そして一般参加のミニジオラマ教室で盛況です。

 同道したメンバーの注目は何といっても「やくも」の発表でしょう。


 ホビセンのお膝元の学校から展示された「ぷちジオラマサーカス」も展示。前回紹介したゲキダン☆さんぽうるも同様の展示をしていましたが表現のベクトルこそ違え、素朴な中にセンスの光る出展でした。
 クラブの展示ではこういう素朴な展示が少ない事を思うとこれもジオラマの面白さでしょう。

 展示用に一見無造作に置かれた富士山もよく見ると表面処理に工夫が凝らされている様です。

 個人的な注目アイテムは「ジョイント道床」
 ユニトラックとフレキシブルレールをスムーズに接合させるためのアイテムなのですが、個人的には「1年前に出して欲しかった!!」です。
 昨年の初めにユニトラックとフレキシブルの接合でアダプターレールを使ったのですが、それよりもはるかにスムーズに繋がりそうなのです(涙)

 もう一方の雄、トミーテック(TOMIX)の展示(と体験運転)も注目でした。

 まだ予告の段階ですが「ゆりかもめ」のモデル化は意表を突かれました。ノス鉄の動力を使用するという事は路面電車用線路の使用を想定しているのでしょうか。

 ストラクチャーでは「ハローマック」「東京靴流通センター」の試作品が目立ちます。実は発表があった時何も考えずに予約を入れてしまっていたのですが、試作品を見ると予想していたより物がでかいのに(汗)
 昨年のコンビニに準じる出来なら期待は出来そうです。

 HOではワム80000のレールクリーニングカーが興味を惹きました。Nのクリーニングカーに準じた構造の様ですが「普通の貨車の外見をしたレールクリーニングカー」という発想はこれまでなかったものですし「普通の列車運行で同時にレールクリーニングもやらせよう」というのは良い着眼ではないかと思います(実際「運転前のレールクリーニングカー走行」にはどこか儀式的というか肩ひじ張った様な感覚がありましたし)

 あとは昨年同様にリニアの展示をしていたノエルが今年も出展していましたし、静岡の私鉄の物販スペースでもちょこちょこ鉄道模型が並んでいた程度です。
 まあ、ホビーショーとは違い、一般客へのアピールと新規需要の掘り起こしも考えなければならない事を考えるとNゲージのメジャー二大メーカーのみの出展というのはなかなか意味深長な感じもします。

グランシップトレインフェスタ クラブ巡り編

2024-06-11 05:08:28 | 旅行・探訪・イベントなど
 グランシップトレインフェスタ2024から。

 前回は当クラブのはなしでしたが、今回は他のクラブの展示から。
 とはいえ、今回はメンバーの少なさからクラブの展示に詰めている時間が長く、前回の様な「全クラブ完全制覇」みたいな事が出来ませんでした(まあ、雑誌じゃあるまいし自分のクラブそっちのけで歩き回る訳にも行かないのが普通なのですが)

 そんな訳で今回はつまみ食い的に見て回った探訪になります。

 新百合ヶ丘鉄道模型クラブのレイアウトから。
 ジオワールドとおぼしきビルが立ち並ぶ風景はビル自体のマッスと併せて都会的な豪快さを感じました。
 上野駅や旧八重洲口の駅ビルなんかはかなりの迫力です。

 駿河鉄道模型クラブの体験運転用レイアウト。
 体験運転用とは思えない作り込みと隅っこにガンダムが屹立している遊び心の両立がたのしい。

 毎回いつ見てもため息が停まらない「げきだん☆さんぽうる」
 迫力ものの山腹モジュールや長大橋も凄いのですが、ジオラマサーカスサイズのヴィネットでも手を抜かない作り込みには脱帽です。

 毎回テーマを決めてメンバー一丸の展示で見せてくれる「スハの会」の展示も見どころのひとつでした。

 鉄道模型の展示というと専ら「見せる」方向に偏りがちなのですがアール鉄道同好会などはDJよろしく司会付きで運転の解説を付けるというやり方でアピールしていたのが新鮮でした。

 一方でGSRクラブは「Nゲージの体験運転」に徹した展示がユニークに感じました。

 昨年までは屋外会場ではライブスチームの展示があったのですが、今年は伊豆箱根鉄道からミニ電車の運行がありました。
 先頭車もきちんと伊豆箱根しています。
 これまで同様屋外を走る「人の乗れる模型列車」の人気はなかなかのものです。

 ぷらきっずくらぶのプラレール展示。
 ここはこれまでにも毎回展示をしているクラブなのですが、会場の最上階というロケーションが祟ってわたし個人はこれまで覗く事がありませんでした。なので今回が初めての見学です。
 1フロアが丸ごとプラレールの展示ですから迫力なんてものではないスケール!
 「やろうと思えばここまでできる」というプラレールの凄さを再認識させられます。

 他にも十分見切れなかったり、回る事自体が出来なかったクラブが多数ありますが今回は最小限の写真でお茶を濁させて頂きます。

 これだけジャンルや嗜好の異なる鉄道模型のクラブ(+地元鉄道会社+写真のクラブ+地元駅弁屋連合)がいちどきに集まるイベントなのですから一日二日で回り切れるものではない事をあらためて実感しました。

トレインフェスタのてんやわんやのはなし

2024-06-09 05:32:41 | 旅行・探訪・イベントなど
 今回からは暫く今年のグランシップトレインフェスタのはなしを鉄道に限らず各ジャンルにまたがって書こうかと思います。
 まずはわたしの所属するクラブの会期中のてんやわんやから(汗)

 前日のモジュール設営ではいつもより少ないメンバー数で昨年と同規模のモジュールを設置するという、各メンバーが八面六臂というか大車輪という体育会系の勢いで進められました。当クラブはメインのNに加えて外周にHOの複線も引いていますから大変です。

 そこへもってきて今回わたしが投入したモジュールがこれまた設営に手間のかかる代物でして、他のメンバーにかける迷惑も半端ありません(汗)

 どうにかこうにか設営も終わり翌日、ひとたび運転会が始まれば当クラブご自慢の5列車同時運転がN・HOを問わず華やかに繰り広げられます。今回は飛び入り参戦してくださった方もいていつにないバラエティの広さを堪能しました。


 わたしも負けじと走らせましたが「OOゲージのユーロスター」とか「D52が牽くSL銀河」とか「EH800が牽くたから号」とか妙に変態度の高い組み合わせです(汗)実はSL銀河は予定していたC58がスノープラウがレール段差に引っかかり走行できないことが判明。急遽D52を代打に立てたのですが、調子に乗ったユーザーは「911カラーのDD54」まで投入したりして

 まあ、模型ですから「こういう実物が見たかった」というノリだったのですがお祭りならこういうのもアリかな、と

 メンバーの一人のこだわりの並びと言えば「歴代やくも編成の並び」が壮観!

 今回のモジュールでギャラリーはもとよりオフィシャルにも好評だっだのが「ゴジラのモジュール」

 毎年トレインフェスタに出ているモジュールなのですが、今年は殊の外受けが良く、子供も大人も注目度No1。

 それどころかオフィシャルのカメラマンさん迄もが「魚眼レンズでゴジラを撮ってゆく」騒ぎでした、実際「ビルの破片の一つ一つを一々スクラッチした力作」なのですが、残念な事にその作者が今回都合で出られなかったのが惜しまれます。

 今回わたしがモジュールで試したかった事のひとつが「HOとNを組み合わせることによる遠近効果」です。

 モジュールは1/150スケールですが手前の道路に1/87スケールのミニカーを配し、一番手前側に1/80の列車を走らせることで多少なりとも遠近感のある構図を狙ってみました。

 視線を下げるとそこそこ立体感のある構図には近づいたようですが如何せんモジュールの設置高が76㎝なので、それを堪能できたのが殆ど子供ばかり(まあ、それはそれでいいのですが)でした。
 大人のギャラリーは大概上からモジュールを覗き込みますし「遠近法が上から見ると馬脚を現してしまう」のは特撮映画なんかでも常識ですから(涙)

 もうひとつ、わたしのモジュールの見せ場のひとつが「鉄道模型の走行会を内蔵したクラブハウス」だったのですが、建物を作ったものの「看板類が間に合わなかったので何の建物かわからず」こちらもいちいち説明しなかったので「ほとんどのギャラリーがスルーしてしまった」悲劇(涙)

 ところが会期中唯一、一目見ただけでこのからくりに食いついてくださった方が居られまして、その方こそ今回トークイベントに参加していたホリプロマネージャー、南田雄介さんでした(驚)

 こちらは何も説明していなかったですし、実際会期中これに注目していた人は居ませんでしたのに、これに目をつけられたとは南田さんもただ物ではありません(汗)


 まあ、うちのクラブのはなしはこれくらいにしまして、次回は他のクラブの展示を中心に書きたいと思います。

グランシップトレインフェスタ2024 初日

2024-06-08 05:27:07 | 旅行・探訪・イベントなど
今回の記事は去る5月18日にメインブログで上げた記事の再録です。

実はこの記事は会場に詰めながらリアルタイムで記事を上げる形で執筆したものですが、会場にいるライブ感が全く出なかったのが残念です。

5月18日の午前10時を期して2024年のグランシップトレインフェスタがスタートしました。

今回のうちのクラブはメンバーのスケジュールが合いにくかった様で、例年よりも少数精鋭で展示を運用しました。

当クラブの展示は例年以上にメンバーご自慢の編成が次々に行き交い冒頭から盛り上がります^_^
しかもNゲージ、HOゲージ共にバラエティ豊かなものになりました。

観客の皆様の反応も先日の富士宮駅の時以上。やはり鉄道イベントだけのことはあります。
しかもお客様が殆ど途切れません。

その一方で、他の展示を観て回る時間の余裕は比較的少なく、2日目を入れても全部を回り切るのは難しそうです。

ともあれ、兎にも角にも17時までの第一日目の日程は滞りなく終わりました。

その晩の静岡駅ビル反省会兼飲み会のエールのまあ美味い事!
明日の2日目も頑張らなければ^_^

グランシップトレインフェスタ2024

2024-06-06 05:21:57 | 旅行・探訪・イベントなど
今回の記事は5月18日にメインブログで上げた記事の再録です

今年も恒例のグランシップトレインフェスタとなりました。


昨日は朝から各メンバーがモジュールや各種機材を積み込み一路静岡を目指します。

到着後は午後いっぱい設営作業を行い夕方からはうちわの前夜祭を兼ねて静岡駅ビルで乾杯しました。

久しぶりの「鉄道やテツドウモケイの話で酒が飲める」だけにわたしも盛り上がります^_^
やはり年に一度くらいはこういうイベントがあると有難いですね。

で、今日明日はトレインフェスタ一色に染まります。

レンタルレイアウトでHOの試運転(笑)

2024-05-29 05:13:21 | 旅行・探訪・イベントなど

 先日、2月に続いて今年二度目となるHOゲージのレンタルレイアウト探訪を行いました。
 ただし、今回の訪問の目的は多分に実用上の必要からでして(汗)

 この間の上京でホーンビィのユーロスターの中間車が何両か都合され長編成化が可能にはなったものの、それを走らせるスペースが自宅にはなかったため試運転を兼ねて問題点の洗い出しをしたいというのが直接の目的でした。
 またグランシップでは最近入線著しいHO、16番のモデルを持ち込む予定だったのでそれらのチェックも兼ねています。

 で、帰宅した今、真っ先に思ったこと
 「近所にHOのレンタルレイアウトがあってよかった!!!」

 つまりそれくらいに今回の試運転では様々な問題が露呈したという事だったのですが(大汗)

 まず、先日動力化を完了したPLUMの小湊鉄道キハ200。自宅での運転は直線線路の往復だけだったので気付かなかったのですが、レイアウトのエンドレスを走らせたら「ステップが台車の首振りに干渉して大径カーブでも曲がれない」事実が判明(涙)

 先日入線のホーンビィのファウラークラス2は「フランジが分厚すぎてポイントで干渉しショートと脱線が頻発」(但しこれより新しい1072の方は問題なくクリアしました。同じメーカーでも製造時期が違うと車輪などのディメンションも異なる様です)

 そして問題のユーロスターの10連は「なぜかポイント部分で脱線が頻発」
 
 今回持ち込んだ車両のどれもが何らかの走行上の問題を露呈したのです。

 このうちユーロスターの方は中間車のユニットの連結間隔が物によって異なっていたため短い連結部がポイント部で干渉していた事が判明。急遽エンドレスをクリアできる様に編成順を入れ替えた固定編成化(つまり無暗な中間ユニットの入れ替えをしない)でポイントはともかくエンドレスはクリアできました。
 こうして10連化が成ったユーロスターですが台車の転がりが非常に良いせいもあって、平坦線ならば先頭車の2軸動力のみで十分快走できることも判明。
 あの迫力ある走りを見るとこれが二軸動力で走っているとは思えないほどです。

 また、日本型とはカプラー高が異なるホーンビィのロコについては、ベーカー型なら連結を可能にできる事がこの場で判明して胸を撫で下ろすという一幕も(笑)

 Nゲージでなら自前のレイアウトやお座敷のエンドレスでもこうしたチェックは容易なのですが、HOともなるとある程度の規模のレイアウトを走らせないと走行性はわかりませんし、殊にレンタルレイアウトならばある程度その場で対策を考える事も可能なわけですからHOのレンタルレイアウトの御利益は非常に大きいものがあると思いました。
 わたしにとってHOのレンタルレイアウトはある意味鉄道模型版のニュルブルクリンク(注)みたいな存在になりつつあります。


 (注)ニュルブルクリンク・・・バブルの前後、日本車に高性能車が次々にリリースされた時期、国内のテストコースでは対応しきれなかったためにそれらのテストによく使われていたドイツのサーキットコース。通称「日本のスポーツカーの代理母」とある本で呼ばれてたりして(笑)

富士宮駅さわやかウォーキングの運転会

2024-05-26 05:50:30 | 旅行・探訪・イベントなど
 今年のGWもやっぱり祝日フル出勤でただの5月第1週になるところ・・・でしたが、5日の日曜日だけは富士宮駅のさわやかウォークのイベントに合わせ、駅のコンコースでクラブの運転会が開催されました。

 クラブでは実はこのひと月前にも豊田市でイベントの鉄道模型展示のオファーがあり、盛況だったそうですがわたし個人は生憎所用が重なり参加できませんでした。ですからわたしにとってはこれが今年最初のクラブの運転会という事でもあります。

 久しぶりに設置されたモジュールレイアウト上を地元身延線の古今の列車を中心に様々な編成が快走します。

 いつものこの種の運転会では親子連れや子供の反応が大きいのですが、殊今回に関しては年配の方のギャラリーが多く、反応も上々。
 この点、いつもとは幾分雰囲気が異なります。
 あと観光客でしょうか、外人さんのギャラリーもいつもより多く感じられたのが特徴的でした(レイアウトには外人さんのお子様の方がストレートに反応するようです)

 せっかく富士宮まだ来たのだからと、富士宮焼きそばを頂きましたが、駅の周囲には食べ物屋が殆ど無く、近接するイオンモールのフードコートのやつを頂きました^_^
 連休を差っ引いても日曜日の昼間のフードコートですから混雑も半端なかったです。

 イベントでは列車が到着するたびに多くの乗客が乗降しましたが、それらの降りて来るお客様も鉄道模型に目に留めて頂けている様子。
 皆さんの反応もなかなかのもので、メンバーもノリに乗って次々に列車を入れ替えます。

 そしてそれらの列車が行き交う様を眺めつつ、久しぶりに会うメンバーと鉄道模型をはじめとする談義も楽しいものです。

 やがて午後4時、イベントの終了と同時に運転会も幕を引きます。
 今日はわたしにとって唯一のGW休でしたが、4連休を一日に凝縮した様な充実感が味わえたと思います。


久しぶりの電車(実車)ネタから・・・

2024-05-09 05:21:49 | 旅行・探訪・イベントなど
 コロナ禍喧しかった昨年まで実車の電車に乗る機会が激減していましたが、今年に入ってようやくコロナ禍以前のペースで電車に触れる機会が増えてきています。
 まあ、当ブログの読者の皆様からすれば当たり前すぎる様な列車でも、わたし個人にとっては今更ながらに物珍しかったりもするのですがその辺はご勘弁ください。
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 今月初めの平日休、ある事情で甲府で調理パンを買い込み、景色の良い場所でぱくつこうかと某見晴らし公園に車を停めてふと前を見たら

 眼下に広がる一直線の線路上をこちらに向かって走ってくる物体が

 よく見たらリニアのL-0系でした。

 「そういえばあの線路はリニアの実験線だったな」と思いだしたのですが、この公園を20年近く利用しているのに「列車が走っているのを見るのは初めて」でした。わたしの運がよくよく悪いのかもしれませんが「ついでに宝くじでも買って帰ればよかった」と思い返したのは帰宅してから。
 境川の折り返しに向かう回送らしくリニアとは思えない位のスロー走行でしたが、それでも走っているところが観られただけ儲けものです。

 先日の上京で帰りの電車に間違って乗ってしまったはなしを書きましたが、京王永山から調布に引き返す電車に乗ろうとしたら

 (わたしにとっては)あまり見慣れない電車がホームに入ってきました。
 言うまでもなく京王と相互乗り入れしている都営地下鉄新宿線の10-500です。
 これまで上京のたびに京王の電車はよく使っているのですが、同じ線路を普通に走っているのに都営の電車に乗る機会は全くありませんでした(多分、特急や準特急ばかり使っているせいでしょう汗)
 こういう機会でもないと乗る事もないだろうと思い乗車しましたが、車内の雰囲気は京王よりも武骨かつ微妙に素っ気なかったのが印象的です。殊に各車に掲示されている「大地震への対応啓発ポスター」を見ていると私鉄の様な商売っ気とは無縁の電車という感が強かったですね。

 ここからは古いはなしですが昨年のグランシップの時のはなし。
 朝の静岡駅のホームで待ち構える私たちの前に滑りこんできたのは

 新鋭の313系8000番台。私ばかりかメンバーも盛り上がります笑

 何しろ3扉の通勤(近郊)車らしからぬ全席クロスシートがお出迎え。土曜日の朝ゆえ座るのも容易でしたから、たった一駅間とはいえ静岡の車窓風景を堪能しました。

 そして乗っていて感じるのがしずてつよりもはるかに滑らかな走り味。おそらく車両だけでなく、線路がほぼ一直線なトラックなのと私鉄よりも高規格なのもものを言っている気もします。

 翌日はまた翌日で同じホームにそろそろ引退が間近といわれる211系が入線しました。
 私の年代的にはこちらのほうがややしっくりくるはずなのですが313系と違い全席ロングシートだったのが玉に瑕w

今年3度目の上京(大汗)

2024-05-05 05:34:08 | 旅行・探訪・イベントなど
 今年に入ってからまだ4か月なのに、先日3度目の上京をやらかしたはなしです。

 かねて進行中のモジュール改修に際していくつかマテリアルの追加が必要(それも複数)になり、加えてアキバでなければ店頭で買えないアイテムも出てきた事もあって、先日急遽上京する事になりました。
 普段こういう場合にはまず通販を使うところなのですが、調達先が複数にまたがっている場合、送料を考えると実際出かけてもコストは大して違いませんし。

 それにしてもコロナ禍の折には22か月間上京しなかった事を思えば隔世の感(大袈裟な)です。

 ですが、おっとり刀で飛び出して来ただけあって現地でのグダグダさも加速してしまったのが今回の上京でもありました(大汗)

 いざ行ってみたら行きつけのショップのひとつが定休日だったとか、いつも食べていた蕎麦が値上げしていて予算に収まらなかったとか、極めつけは「帰路に使う電車を間違えてあさっての方面に行ってしまったり」(乗っていきなり居眠りしてしまったので気付いた時には相模原大汗)とか。

 おまけに当日は4月というのにまるで6月くらいの暑さで汗っかきには酷な上京となりました。

 前回から二月ちょっとしか経っていないので「秋葉も変わったな」という感じは希薄でしたが賑わいの方は相変わらずです。
 今回の上京で特に印象に残ったのは(以前よりもかなり減っているとはいえ)本屋の充実度。

 尤もこれは現住地で本屋が減っている現状から相対的にそう感じる事なのでしょうが、WEBショップではきちんとした品定めが出来ない(同じ立ち読みでも「最初のさわりよりも真ん中辺りの記事の内容が購入の決め手になる」事が多い)事、前にも書きましたが「本ほど店頭での衝動で買われるアイテムはない」事を今回の上京で改めて実感させられました。

 これがCDとかビデオとかだったらなかなかそうはいかないという事はスマホの配信サイトのラインナップの厚さを見ればわかります。
 (ジャケット写真の羅列だけでも店頭販売と同じ効果が出せてしまう。この点はどこからでも試し読みができる本とは異なる点だと思います)

 もちろん模型とか関連アイテムも、特に中古モデルの層の厚さが魅力なのは間違いありませんが。

 具体的な戦利品については今後の機会にでも。

雨の中野のアーケード、そしてブロードウェイ(笑)

2024-05-02 05:28:46 | 旅行・探訪・イベントなど
 季節はもう4月で、しかもいい加減桜も散ってきているこのタイミングで2月の話をするのもなんですが、先日の渋谷行きの後に向かった中野界隈のはなしでも(汗)
 実をいうと、元の文章は2月に作っていたのですが、今日までアップするのを忘れていたというおまぬけな話です。

 前回、2月の雨の中渋谷界隈を歩き回ってすっかり体の冷えたわたしと家族はほうほうの体で中野に向かいました。
 実はわたしはともかく家族の中には中野ブロードウェイに行くのが初めてなのもいるので、一度は見せておこうかという目論見もあったのです。

 外は雨でも中野駅からブロードウェイまでは全蓋アーケード。しかもこの雨をものともしない人出のおかげで渋谷の寒さが噓のように暖まります(笑)
 ただし、どっちを向いても人、人、人なので急ぎの用を持った人がここをすり抜けようとしても次々に人波に阻まれてしまうのが落ちです。
 結局は人波のペースに合わせて流れてゆくしかないというのがこの通りの特徴です。
 が、普段田舎住まいで人波というものに縁のない家族にはこれが結構新鮮だった様です。第一現住地には「10歩ごとに一軒の割合で食べ物屋が必ずある」なんて通りはありませんから(汗)

 今や渋谷でも銀座でも「萌え系のポップ」に当たるのは珍しくなくなっている様ですが秋葉原に次ぐあっち系の街と化している中野でその手のポップに当たらないはずがない(笑)
 「一度この手のポップの全国選手権でもあったらさぞや壮観だろう」とかどうでもいい事を考えたりします。

 人混みの中10分ほど流されて目的地の中野ブロードウェイに到着。

 入ってすぐの案内所でパンフレットを頂くのはブロードウェイ初心者のお約束(笑)ですが、前来た時と表紙が変わっていてわたし的にも新鮮な気分でした。

 わたし的には「一か所で中古テツドウモケイショップの梯子ができる(ついでにミニカー系も)」というステイタスのブロードウェイですが家族から見れば「田舎のショッピングモール並みの規模でそのすべてがおもちゃ屋さん(とアニメショップ)」というのは予想していはいたとはいえかなりのカルチャーショックだった様です。

 それと意外なほど外人客が多いのにも驚いていた様でした(これで平日なんかだと「コスプレした外人さん」に当たる確率は更に上がるのですがw)

 渋谷では「一回の食事で二日分の食費が吹っ飛ぶ」という恐怖体験をしたばかりでしたが、流石にブロードウェイではそこまでのはない・・・というかリーズナブルに腹を膨らませられるのが取り柄です(晴れていれば周辺の商店街でもっと庶民的なものが食えるのですが)
 ブロードウェイ内の喫茶店で頂くホットケーキは(わたし的に)昭和の香りが漂う懐かしの味と見た目。
 こちらは平成生まれの家族にも割合好評でした。

 と、渋谷と中野というある意味対極のノリの繁華街ふたつを回る東京見物は天候に祟られたとはいえ、家族にもまあまあ楽しかった様で何よりです(で、わたしの財布だけが瘦せてゆく、と)

雨の渋谷でテツドウモケイを漁ったはなし(大汗)

2024-03-20 05:27:39 | 旅行・探訪・イベントなど
 ついこの間久しぶりにアキバに出かけたばかりなのに、今度は渋谷-中野に出歩く事になりました。

 なんの事はない、先日の3連休の折に家族から「一日くらいどこかに連れてゆけ」と突き上げられたのに負けてしまったのですが(汗)

 が、読者の皆様もご存じの様にこの3連休は連日雨に祟られ、おまけに最終日に至っては山沿いに雪が積もるという、天候的には最悪に近いコンディションの下での上京となりました。

 わたし的な感覚ではあるのですが、渋谷という街は「田舎者には幾分酷な繁華街」というイメージがあります。

 街並みとかそこを行きかう人たちの雰囲気が他に比べて洗練されているイメージから、見るからに田舎者のわたしなんかが行っても場違いではないかという怖れにも似た感覚が付いて回るのです。
 (そもそもわたしにとっての「上京」とは中央線沿線から北側を指す事が殆どです)

 なので渋谷に行ったのは幼少時の東京見物から昨年所用で出かける迄丸々40年近いブランクが開いていた、というのが現状でした。
 (例外的に東急7000系の鉄コレを買いに行っていますが、その時も「東急百貨店から一歩も出ていない」汗)
 とはいえ最近は渋谷の周辺にも鉄道模型を扱う店が増えてきているので、いつかは行かなければならない場所とは思っていた訳です。

 IMONとU-Trainsだけは見て回ろうと決めていたので、模型に関心の薄い家族とは別行動をとり、朝っぱらから無情に降りしきる氷雨の中道路不案内の渋谷の駅前をうろうろし始めたのですが、駅前から放射状に通りが拡がる街の構造はいきなり田舎者を迷子にさせてくれます。
 (大体、スマホのナビを使っていたのに道玄坂と宮益坂を間違えるなんて田舎者以外の誰がやるのか)

 ようやく開店直前のIMONにたどり着いて驚いたのが「店の前の長蛇の列」
 秋葉原でもこんなのは見なかったのに何事かと思ったのですが「客のすべてが同じビルの1階のパチンコ屋に並んでいた」のを知りホッとします(というか、まさかIMONの下階にパチスロが入っているとは想像していませんでした笑)

 雨のせいもあってか客がまばらの店内は秋葉原よりも落ち着いた雰囲気で助かります。
 早速HOやNのパーツを中心に現住地では手に取って買えないアイテムを押さえました。

 10時半にIMONをでて次に向かうのはU-TRAINS。
 で、ここもたどり着いてみると長蛇の列!
 しかもテツドウモケイに縁のなさそうな女性客が大半だったので一瞬びっくりしたのですが、じつはこれもちょっと先にあるドーナツ屋さんの行列だったりします。
 この氷雨の中、並んでまで買う様なドーナツとはどんなものなのか興味がわきましたがお財布がそれを許さない。

 開店まで時間があったのでドーナツ屋とUーTRAINSの中間にあるスタバに避難して20分ほど待ちました。

 ようやく開いた店内はかつての天賞堂エバーグリーンのノリをどこかに残したような雰囲気で特にHOと外国型の中古の充実ぶりが楽しい。
 玉石混交というか、新品同様のモデルとジャンク同然の年代物モデルが店内に混然と並んでいて大人のおもちゃ箱という風情です。
 それ等の中から自分の琴線に触れそうなモデルを探すのは文字通り宝探しの様な物でしょう。
 こういう店は現住地はもとより故郷や他の街でもなかなか見かけないので、それだけも貴重だと思うと同時に、またここに行きたいという気持ちを強くしましたw。

 ここでも買ったのは中古モデルですが、それらについてはいずれ紹介したいと思います。

 さて、わたし個人はそれで済んだのですが同じスケジュールで別行動をしていた家族たちは渋谷を散策・・・しようにも雨と寒さで碌に出歩けなかった様で、そのストレスもあってか待ち合わせに戻ったわたしに「せっかく渋谷に来たのだからそれなりの昼飯を!」とねだる始末。

 その日の昼食はフードショーの中の洋食屋でうちの二日分の食費をたった1食で使い切るものになりました。
 これだから渋谷は怖い(汗)

2023年の年越し運転のはなし・その4

2024-03-13 05:36:32 | 旅行・探訪・イベントなど
 丸三月遅れのネタになりましたが2023年の年越し運転のはなしも最終回です(汗)

 世間では紅白歌合戦やら年越し特番がクライマックスを迎える大晦日の夜11時は当レイアウトの年越し運転もクライマックスに近づきます。

 下段のレイアウトでは夕方から出ずっぱりの四季島・E259・205系仙石線仕様の3列車がラストスパート。

 個々の列車には室内灯が装備されているのですが、肝心のレイアウトに灯りがないので「暗闇の中で列車が右往左往している様にしか見えない」のが難です。今回のレイアウト改修では夜景創生が上段レイアウトのみに集中してしまったので、今後は下段の方も曲がりなりにも何とかしたいところです。

 上段のレイアウトは「52席の至福」「富士山ビュー特急」などの観光列車が前座となり、いよいよ大トリの「C58牽引のSL銀河」が入線。
 前後して室内の灯りを落とし夜景運転の開始です。

 半ば思い付きのやっつけ仕事に近い工程の夜景装着でしたが、すべての灯りをともすとなかなか華やかに見えるのは我ながら嬉しいものです。レイアウトの設置場所にはテレビもパソコンもなく、電池式のラジオがひとつあるっきり。
 列車の走行音とラジオの聲だけに包まれる年越運転です。


 そのラジオが0時の時報を注げると同時にSL銀河が出発。
 反対番線からは室内で結婚式を開催中の「52席の至福」も走り出します。

 この時のために室内灯を装備させた甲斐あって、部屋が真っ暗でもシャンパンゴールドのレイアウトの夜景の中を白色光の室内灯を点けた二つの列車が行きかう様は壮観です。
 トラム線上ではポケモンWithYouがこれまた元気のいい走りを見せて色どりを添えます。

 おかげで今回はこれまでにない華やかな雰囲気の年越し運転のクライマックスとなりました。

 ですが、今回も(やっぱり)やり残した課題もいくつかクローズアップされました。
 わたし的には「年越し運転の終わりは次の年越し運転への準備の始まり」でもあります(大汗)