goo blog サービス終了のお知らせ 

光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
こちらはメインブログのアーカイブとなります。

光山鉄道管理局アーカイブスはマークⅡに移行します。

2025-06-29 05:14:11 | その他

 先日お知らせの通り、当ブログははてなブログへ移転して継続の運びとなりました

 ブログ名は「光山鉄道管理局MARKⅡ」
 という、ひねりもへったくれもないものですが今後ともよろしくお願いいたします。

 なお、当ブログのデータインポートの関係上、新たな記事の更新は当分先になると思います。
 それに伴い元記事となるメインブログとのインターバルがかなり開く事になりますがその点はご了承願います。

 MARKⅡになりましても、何卒お付き合い頂けます様、よろしくお願いいたします(汗)

                                      令和7年6月29日 
                                      ブログ主 光山市交通局

光山鉄道管理局MARK2

光山鉄道管理局MARK2

鉄道模型やレイアウトについて工作・増備・思うことなどを羅列しています。 なお、こちらはメインブログのアーカイブです。

光山鉄道管理局MARK2

 

 


ブログ移転準備開始

2025-06-24 05:45:46 | その他
 先日よりお知らせして来た当ブログの移転ですが、7月くらいを目途にはてなブログへの引っ越しを検討しています。
 具体的に移転手続きが整ったら随時お知らせいたします。

 なお、それに伴い当ブログの更新は一時ストップする事になると思われますのでご了承願います。

5月の「TEZMO SYNDOROME」と大井川鐵道スハフ43(+α)

2025-06-22 05:07:59 | 書籍
 さて、5月最後の記事は、これまた5月に入って最新話が更新されたWEBコミック「TEZMO SYNDOROME」ネタから。
 本来ならもっと早く取り上げるところでしたが、たまたまトレインフェスタと重なってしまい、今日まで機会を逸しておりました。

 今回は「キットメイクとインレタ貼り」というモデラーネタに加え「大井川鐵道へ出張」というGW時期には持って来いの題材と思います。
 インドア派にもアウトドア派にも対応している巧みな展開には唸らされました。

 それがどういう事かは、実際に本編を読んで頂いた方がよろしいかと思います。
 できればこのブログ記事も本編を読んだ後に目を通していただいた方が宜しいかと

 リンクは以下の通りです。
模型に文字が入るだけで高揚感が湧くもの。TEZMO SYNDROME(テツモ・シンドローム)44話

 実を言いますと,最初「今回の題材ではモデルのはなしはできないかな」と思っていました。

 大井川鉄道の「かわねじ号仕様のスハフ43」なんて私の手持ちにはありませんでしたし、そもそも肝心の大井川鐵道にも未だ行っていませんでしたから(そのくせ車両だけはある汗)

 ですが同じスハフ43は「トラストトレイン仕様」で既に持っていたのをふと思い出しまして(汗)
 カラーリングこそぶどう色ですが形態は作中のスハフとほぼ同じと思います。

 この客車については以前大井川鐵道E31について書いた時に「機関車と客車の長さが違い過ぎてアンバランスに見える」と言った意味の事を書いた事がありますが、実際、モデルを手に取ってみても小窓が並ぶ20M級旧客はその伸びやかさが好印象を与えてくれます。個人的にはデッキの付いたEF級電機なんかと組み合わせるのが好みですが本来ならテンダ式蒸気機関車が最も似合うところでしょう。

 さて、本編でのもう一つのテーマ「インレタとデカール」
 わたし個人は自分でインレタやデカールを貼るというのは手間の割には失敗の確率が高いという点で敬遠気味になる加工(?)のひとつです。

 Nの小さい車体に私の大きな手と言うミスマッチゆえに、位置がずれやすくインレタだとわずかな位置のずれでも大きく影響するのが悩ましい。

 話題にできそうなネタと言うと、以前鉄コレベースで「701系盛岡色」を2編成作った時に、同一モデルの帯表現にメーカー違いで「インレタとデカールのふたつの方法を試した」という事くらいです。

 そこまでやるなら当然このブログでも二つの違いを書けば良さそうなものでしたが、個人的には「どっちも同じくらい疲れた」という程度の違いしかありません。
 要はどちらも一長一短だったという事です(汗)

 大井川鉄道も「E31のEF65風塗装」という「実車版マイクロエース状態」で話題を振りまいていますが、わたしもそろそろ探訪したい所です。
 (元ラサ工業のC10だけでも見に行きたいですし)

レイアウトに「ガイガン」が来た日(爆笑)

2025-06-21 05:06:28 | アクセサリー
 前回キングギドラを紹介した子供のソフビネタから。

 キングギドラもデカかったのですが、それに負けないサイズのソフビが同じ宇宙怪獣のガイガンでした。

 昭和47年の「ゴジラ対ガイガン」でデビューしたガイガンはそれまでのライバル怪獣にない独特の洗練されたデザインが魅力の一匹でした。
 地球侵略用のサイボーグという設定ゆえに他の怪獣と異なり生物学上不条理に見える「腹の回転カッター」とか「ピッケル状の両腕」といったギミックやアイテムが説得力を持っていますし、ゴジラに負けないスラリとしたプロポーションの中にそれを纏めたセンスも卓越しています。

 実は東宝の怪獣がデザイン上の説得力を持っていたのはこのガイガンが事実上最後でして、メガロや初代メカゴジラ、ゴジラの系譜を引く「流星人間ゾーン」の恐獣軍団なんかは怪獣のフォルムがギミックの中に埋没してしまい「足の生えたお神輿」状態になって観ていて辛くなるデザインが多くなってしまいました。
 残念な事にその傾向は平成ゴジラにも受け継がれ、作品としては傑作だったビオランテをはじめ、以後のバトラ、スペースゴジラ、デストロイアとお神輿系モンスターが連続しています。

 今回のガイガンは平成ゴジラの「ファイナルウォーズ」の仕様でそれらの過剰ギミックの傾向を受け継いだデザイン。
 キングギドラと違いフォルムよりも細部の造形の方にばかり目が行ってしまい、ギドラほどの威圧感がないのが痛いところです。

 それでもソフビとしてのサイズは大きい方なのでレイアウトに置けばそこそこ目立つのも確かです。
 造形に関してはキングギドラよりもよく出来ており、吊るしでも表情と動感を感じさせる点では怪獣ソフビというよりもアニメ系萌えフィギュアに近い性格を持っていると思います(なのでディスプレイ用途でも悪くない)

 さて、キングギドラは今年のトレインフェスタデビューを飾りましたが、このガイガンくんは来年のトレインフェスタに乱入するでしょうか?

ファーラーの「薬屋」さん

2025-06-19 05:04:42 | ストラクチャー
 そろそろ当ブログもトレインフェスタ気分から抜け出さないと(とか言いつつ、題材はまだいくつかあるのですがそれはまたいずれ汗)

 今回は先日ベーカリーを紹介した、盛岡土産のファーラーの店舗キットから。

 ベーカリーとペアで同梱されていたのは同じ店舗でも「薬局」またはドラッグストアとでも呼びましょうか。
 まあ、とにかくそういう店です。

キットの構成は前回のベーカリーと重なるのですが店頭の意匠その他で違いを出しています。特に前面のファザードは開放的なショーウィンドー仕様で印象を変えようと努力しており、裏側もベーカリーがカーポート風の吹き抜け仕様なのに対しこちらはきちんと窓で壁面を埋めています。

 と、これだけなら相当に印象が変わってもおかしくないのですが、2階から上がベーカリーとほぼ同じ形状なので思ったほど違いを出せない印象はあります。特に屋根の形状や傾斜が全く同じなのでクローン感は拭えません。

 とは言っても、2軒続けて並べなければ気にならないレベルだと思います。
 見た目は純欧州風ですが竹取坂みたいなところに配置すれば違和感もそれほどないでしょうし。

 ただ、ベーカリーと同様に「今の時点で置き場がない」のが残念なところです(汗)

東海軒の駅弁とトレインフェスタ・2025

2025-06-18 05:01:57 | グルメ
 今回もトレインフェスタネタです。

 本来食べ物関連の記事はサブブログで書いているのですが今回は題材が駅弁という事もあるのでこちらに書こうと思います(汗)

 昨年からトレインフェスタの参加スタッフは会場内の駅弁コーナーが使えなくなっている為、昼食は朝の出発時に静岡駅の東海軒で予め駅弁を押える事にしました。

 昨年は「ちびまる子ちゃん弁当」など、やや奇策めいたチョイスだったので今回の初日は正攻法の「幕の内弁当」とサンドイッチという「ど定番」を選びました。

 食事の場所は例によって地下の控え室。
 およそ駅弁を食べるには寂しいロケーションですが、今回はいつもより同席している他のクラブのスタッフが多かったので多少は賑々しい雰囲気だったのは救いです。

 駅弁としての個性は薄いですが「ザ・定番」とでもいうべき駅弁らしさは感じさせる逸品でした。
(肉、魚、練物、玉子焼がバランスよく配され、野菜は煮物で賄う構成。ご飯には当然梅干w)

 この中で強いて静岡らしい特徴を挙げるなら、ミニパックの「わさび漬け」の存在です。
 サンドイッチの具もハムと卵の組み合わせ。なんか最強ですね。

 さすがに二日連続で幕の内というのも何でしたから、二日目は「三元豚 生姜焼重」とおにぎりの組み合わせ。
 生姜焼きというのはありそうで案外無い組み合わせだと思います(牛めしなら結構ありますが)

 味はやや濃いめですがお茶と合わせて食べるとよく合います。

 そういえば、同席のメンバーは鯛めしを選んでいましたが、考えてみたら静岡で何度となく駅弁を食べているのに、未だ海鮮系を口にしていないことに今更ながらに気づきました(汗)

 来年は鯛めしにしようかな(汗)

マイクロのEH10試作型と「酒の上の失敗(大汗)」

2025-06-17 05:59:19 | 車両・電気機関車
 今回はトレインフェスタにまつわる「酒の上のしくじり」という残念な話から。

 前夜祭の帰りに真夜中の駿河屋で見つけたのはマイクロのEH10、試作型です。
 EH10は試作型と量産型とでは車体の長さが微妙に異なり、パンタの位置も違うのですが、それゆえにマイクロ辺りが出しそうな題材です。

 実はこの時同じ個体が2両ありまして、お値段も適当(因みに駿河屋は当時レジで1割引というセールをやっていた)と思ったので2両を試走させて比較した上で、ちゃんと走る方をレジに持っていった…はずなのです
 ですが、これを買った時のわたしときたら「クラブのトレインフェスタ前夜祭でしたたか酔っ払っていて、正常な判断ができない状態」でした。
 それでいて本人は「そこまで酔っていない」という強気さでしたから、その時はそれで済んでいたのです。

 馬脚が出たのは翌日のトレインフェスタでのデビュー兼試運転の時。

 まず外見では「カプラーが片方欠損」車体を持ち上げると動力ユニットがずり落ちそうになるという微妙なコンディション。
 まあ、この辺りならリペアできそうな感じだったのですが、

 レールオンで通電した途端「モータが空回りを始め、クラッチの滑ったMT車みたいな走りを始めた」のには参りました。

 そう、レジに持って行った際に、よりにもよって「悪いコンディションのモデルの方を出してしまった」のです。
 アルコールに頭を毒されていたわたしの見落としとしか言い様がありません。

 そう考えると6千円弱のお値段は如何にも高い。
 やはり酒が入っていると碌なことがありません。

 結局、翌日もう1両の方と交換して事なきを得ましたが、酔っぱらい状態での買い物は危険だという教訓だけが残りました。

 代わりに来たモデルは走行性については問題なし。手持ちのPS22仕様と異なり片側が無動力となっているのが目を惹きますが、軽量になった反面ダイカストブロックがオミットされたらしく窓の向こうがスカスカに良く見えます(笑)

今後の当ブログについて

2025-06-16 05:13:23 | その他
 先日のGooブログサービス終了の通知とそれに伴う当ブログの対応について。
 
 元々当ブログは前のサービスのブログ終了に伴うアーカイブスの作成、及びHPへの記事提供を目的に設置されたものですがサービス自体が終了する事によりHPへの記事のリンクが出来なくなってしまう事になります。

 HPの方は今回のサービス終了に伴い大改修が必要になりますが、アーカイブとしての当ブログの役割は依然大きなものがある為、11月のサービス終了前にはてな、又はAMEBAへの移転を行う方針です。

 具体的な予定に関しては、計画が具体化した時点で改めてこのブログ上でお知らせいたします。

「再会の場、出会いの場」としてのトレインフェスタ

2025-06-15 05:55:36 | 旅行・探訪・イベントなど
 2025年のトレインフェスタのはなしもそろそろ大詰めです。
 今回はこの種のイベントに参加する魅力の一つについて書きたいと思います。

 数年くらい前からですが、ブログのコメントを通してやり取りしている方とトレインフェスタでお会いする機会が出来、しかも回を重ねる毎にそれが増えています。
 最初は単に挨拶したり会話を交わす事が中心でしたが、徐々に情報交換や夫々の自慢のモデルを披露してくださることも増え、いつしかそうした交流もイベントの楽しみの一つとなった感があります。

 特に今年はホビーショーとの兼ね合いもあってそうした機会が特に多かったと思いますので、ブログ上でも紹介させて頂きたいと思います。


 先日から当ブログで「レイアウトの古書街」として間口の狭い店舗のモデルを取り上げていますが、レサレサさんが同様のコンセプトで自作のストラクチャーを披露してくださいました。いつもながらいずれもリアリティとモデルとしての楽しさが横溢した佳作と思います。

 同じく「電車の乗客をリアルに表現させる」手法の一つとして凹凸を付けたプラ棒を着色する方法も紹介して頂きました。単体を一見すると意味不明のオブジェなのに電車のモデルに乗せるとこれがシルエットや人形よりも「乗客らしく見える」のは正にマジックだと思います。


 前回のフェスタの時以来、折に触れてコメントを頂いている、運輸区首席助役様。
 こちらはサークルとしての参加でしたが未組立状態の「夢屋のEF63キット」を展示すると聞いて、お邪魔しました。
 以前紹介しましたが、夢屋の63はユーザーの組み立てモデルをわたしも所有していたので、この機会にお見せしたかったというのもあります。生憎モデルがリペア途上でそのまま展示できるレベルではなかったのですがそれでも実物を手に取って頂けただけでも良かったと思います。
 (できれば次回までには目鼻を付けて改めてお持ちしたいと思います)

 この冬、山梨でのイベントの折にわざわざ立ち寄って頂けた秋津のOB様
 今回のイベントでも来場して頂けました。前回と今回とではクラブの参加メンバーもモジュールの規模も異なっていますが、クラブの別の面を見て頂けたのは嬉しかったです。
 そればかりか望外のお土産まで頂き、汗顔の至り。それらについては近日改めてインプレッションを紹介したいと思っています。

 今回再会できたのはこれらの方々だけではなく、ここ暫くお会いする機会のなかったクラブの元メンバーや、日程の都合で一時しか参加できなかったメンバーも何人かいました。

 その中のひとりが「今回のフェスタで披露するため」に持ってきてくれたのが、先日KATOがキャンペーン品として抽選していたという「金のEF58」です。

 この種のノベルティとしては過去に銀のC62などが出ていましたが、手に取った印象では意外と際物臭さがなく「本当にこういうEF58が実在していそうな」リアリティを感じさせる一品と思います。本格的なお披露目は次回のクラブ運転会の時となるそうですが、これもまた、お祭り騒ぎにはふさわしい「眼福」ではあります(喜)

 また、これらとは別にブログ上の探訪記という形で当クラブのレイアウトを取り上げてくださった方も何人か居られました。できれば次回辺り改めてご挨拶できればと思います。

 レサレサさん、運輸区首席助役さん、秋津のOBさんにはこの場をお借りして改めてお礼申し上げます。
 また次回もよろしくお願いします。

エンタテインメントするトレインフェスタ(笑)

2025-06-14 05:39:25 | 旅行・探訪・イベントなど
 グランシップトレインフェスタ2025のはなし。
 今回は会場を一巡りして気が付いた事から書きたいと思います。

 同じ鉄道模型関連のイベントでありながら、JAMなどが「鉄道模型ファン(或いはマニア)のお祭り」と言う面を感じさせるのに対してグランシップの場合は「トレインフェスタ」というネーミングが示す様に「鉄道趣味全般の魅力を一般にアピールする」側面が強い様に感じます。

 家族連れの一般客が多い事もあってか「一般レベルのギャラリーに鉄道模型(或いは鉄道趣味全般)の魅力をアピールする事で次代の鉄道ファンの発掘につなげたい」という様な(意識的か無意識かはわかりませんが)意図をおぼろげに感じる事は多いです。

 それゆえに、単なる作品展示のレベルに留まらず、あるクラブは体験運転、別のクラブはノベルティの配布、或いは運転自体をショーアップさせる等で「参加者と出展者が一体化した一種のライブ」の様な、一種のエンターテイメントを感じる所があり、しかもその傾向はここ数年徐々に増えている観があります。



 体験運転用のレイアウトひとつとっても、以前なら「ただ走らせるだけ」みたいな物から「レイアウトそのものが楽しく見える」工夫を凝らしたものが明らかに増え、中には「体験運転が展示のメイン」になったクラブも登場しています。

 昨年のフェスタでは「アール鉄道模型倶楽部」(今回は「リーフグリーン鉄道模型クラブ」と改称)がマイク片手にDJよろしく「レイアウトの車両の紹介」をしていたのが斬新に感じられたのですが、


 今年は「ヘッドマークファイブナインズ」さんがモジュールレイアウトの中で運転指令や駅長役が互いに声を掛け合って番線指揮を取る様を見せていました。

 複数の路線と駅を持つ大レイアウトでは、列車運行そのものが見せ場になる事も多いのですが、それを一種のライブとして視覚化して見せていたのは目から鱗でした。


 ノベルティとしては「とな会」さんが記念カードを「エフナインジオラマクラブ」が子供向けの塗り絵を配布し、主に年少者に人気でした。

 前回も紹介した「長泉鉄道模型クラブ」さんは何と「瓦せんべい」を用意。
 主にクラブ間の配布レベルの様でしたが「こんな手もあるのか」という驚きも感じさせます。

 同じ傾向はメーカー出展にも見られます。
 特にTOMIXとKATOはホビーショーが同時開催だったのでグランシップでの新製品のプレゼンは無かったのですが、TOMIXでは体験運転のほかに

 「TOMIX撮り鉄」と称して撮影用のレイアウトを用意し、映えるアングルでの撮影の楽しみ方をアピール。

 KATOはまたこっちで「新コントローラの体験」「ジオラマ製作体験」に展示を絞り「作る楽しさ、操作する楽しさ」をアピールしていました。実際、うちのクラブに来たギャラリーの親子連れの多くがここで作られたと思しき「謎の一本樹のヴィネット」を片手にしていましたから現場の人気は相当なものだったと思われます。

 マニアの作品展示会では、なかなかこういうノリは見られないと思いますし「象牙の塔」に籠るだけではなく、新たなファンの開拓のためにもこうしたイベントは貴重ではないでしょうか。

 ともあれ、トレインフェスタの独特のノリの一端が今回ほど強く感じられたのはこれまであまりなかったと思います。

 こんなところから明日の鉄道模型ファンが少しでも増えてくれると良いのですが。

グランシップトレインフェスタ2025 参加サークルの展示から

2025-06-12 05:31:43 | 旅行・探訪・イベントなど
 グランシップトレインフェスタ2025のレポート、第二弾は各参加サークルの展示からピックアップします。

 今回は以前から参加していたサークルのいくつかが欠場した一方で新たに参戦したサークルやクラブもあり、前年とは幾分装いを変えましたが、初参戦のところも熱気と活気が感じられるものも多く、わたしにとってはいい刺激になったと思います。



 ☆ゲキダン☆さんぽうる☆さんの展示。
 作り込みの凄さは相変わらずながら、一番下のモジュールに強く惹かれました。
 手前側のこんもりした道路橋の部分は左右にスライドする事で、奥の山腹のアングル(視点)を自在に変えられる仕掛けとの事。
 以前このブログで取り上げた事のある強遠近法の応用としても素晴らしいアイデアと思いました。



 新百合ヶ丘鉄道模型俱楽部さん

 蛍が光る渓流の夜景を楽しむために「専用の暗室」を用意。その中では渓流と鈴虫の声を流しながら見るものを別乾坤に誘う仕掛けに驚きました。
 似たような展示はJAMでも見た事がありますが、シーナリィがなかったので臨場感の点でいまひとつ、またイベントによっては「一定時間会場に夜景タイムを設ける」工夫もありますが、今回のはその折衷としても面白い試みと思いました。

 鉄道友の会静岡支部さん
 レイアウトやモジュールの展示を最小限にとどめ、実車の動画の上映に軸足を置いている印象です。昔と異なり大画面のモニタを持ち込める時代ならではの展示かもしれません。


 長泉鉄道模型クラブさん
 ファンタジックさと併せて「ヴィンテージモデルの展示」も加わり展示の幅の広がりを感じました。

 城北鉄道模型クラブさん

 レイアウトの体験運転がメインの活動の様ですが「でっかい東京タワー」をランドマークに持ってきたところが凄い。
 体験運転と言えども誰にでもわかる見せ場がある事の重要性を再認識させられます。

 JRF下津鉄道模型同好会。
 その名の通りJRFの貨物列車を重点的に走らせる展示が面白い。何しろ会場の隣も貨物ターミナルですし(笑)

 毎年テーマを決めた展示としているスハの会。
 展示クラブの中では一番博物館的な楽しさを感じます。


 名古屋メルぽっぽクラブの展示は毎回大盛況。展示自体は大きく変わらないのにコンスタントに人気を集めています。
 メルクリン自体が彼の地では鉄道模型の枠を超えた「ホームエンタテインメント」として成長していることと無関係ではないでしょう。

 初参戦組のひとつ「静岡鉄道少年団」
 間違いなく平均年齢の若さは参加クラブ中トップクラスでしょう。こちらは一昨年当クラブの運転会にも参戦した事があります。

 もちろん若さゆえの不慣れの要素も散見しますが、何より今回の展示の中で一番勢いと活気を感じたのがこのサークルでした。
 女の子のメンバーも複数いたようなので、今後展示内容に広がりが出てくるのではないでしょうか。

 一度に読み切って頂くブログとしてはこの辺が限界ですね。
 それでも紹介しきれないサークルや展示もまだまだあるので、次回以降も折を見て紹介したいと思います。

グランシップトレインフェスタ2025 クラブの快走車両たちから

2025-06-11 05:21:17 | 旅行・探訪・イベントなど
 グランシップトレインフェスタ2025。
 初日の悪天候は祟りましたが、閉会時の速報値で1万5千人前後の来館者があったとの事で、まずは盛会だったと思います。

 わたしの観た印象でも2日目の午前中は過去最大級と思えるくらいの人出が流れ込みましたから。
 そんな訳で今回からトレインフェスタのレポートに入りますが、最初はわたしの所属するクラブのメンバー、およびわたし自身が会場で走らせた「各個の趣味がバリバリに反映された編成群」のはなしから。

 当クラブの特徴のひとつは各々趣味・嗜好が微妙に異なるメンバーが運転会と言う舞台の中で、それぞれの趣味(と多少のギャラリーへの遠慮)を発揮させて独特のお祭り騒ぎを現出させる点にあります。

 JR、国鉄、私鉄はもとより外国型やゲテモノ、果てはわたしがよくやる「ジャンクの花道」までもが同じレールの上を快走するのですが、その勢いはNにとどまらず、最近もうひとつの売り物になっているHOゲージのコースでも同じ傾向が出ているのが面白い所でもあります。

 例えば「高速列車」という括りだけでもこれだけの編成が集まりますし、

 自作、キットメイク、吊るしのモデルも入り混じります。
 製品そのままに見えても各自のこだわりのあるチョイスの編成を作る組み合わせは十二分に個性だと思います。


 家族連れや子供たちに人気だったのはBACHMANのHO仕様の「トーマス号」
 じつはN仕様とは異なり「走りながらトーマスの目が動く」と言うギミックが注目を集めた模様です。

 後、先日当ブログで紹介した「キングギドラ」もトレインフェスタデビュー。ゴジラと双璧を張りました(笑)

 ギャラリーからの遠近感を狙って「手前にHO、奥にN。NゲージのシーナリィをHOの借景に使う」試みは専ら「視点が低い子供たち」にはそれなりに受けた様です。
ただ、コントロールパネル側から見ると少々お間抜けですが^_^

 一番趣味に走って悪ノリしたのが、かくいうわたし(大汗)
 昨年大量入線したジャンクモデルを中心に揃って花道を飾りました。
「宮沢模型のEF55が牽くマイクロの『趣味のカラー』」「しなのマイクロのED42の4重連が牽く『KATO、TOMIX、エーダイNのキハ58系(をキハ57に見立てる)』」
「アーノルドラピードの化石クラスの初期型Nゲージ編成」
 こんな変態的な組み合わせ、意味の分かった人がどれだけいた事か。
 それでも走った車両たちからすればこれも立派な花道ではなかったかと。

 唸れ16連ロッド!迸れ車輪の火花!!光れ運転席!!!(大爆笑)

 次回は他のクラブの展示を中心に紹介する予定です。

トレインフェスタ2025初日・・・

2025-06-10 05:16:37 | 旅行・探訪・イベントなど
 この記事は5月18日のメインブログの再録です。
 今回はトレインフェスタ2025の中間報告という事で汗


 朝からの土砂降りは昼を過ぎても収まらず、それどころか午後になって勢いを増しました。
 トレインフェスタも当初予定の屋外ミニ列車が中止、午後から風雨が強まったのに伴い、正面以外の出入り口が閉鎖されました。

 恐らくギャラリーの出足も昨年より控えめですが、屋内イベントはむしろゆったり楽しめると思いました。

 当初予想された「静岡ホビーショーながれのギャラリー増加」にはなってはいない模様です。
 まあ、この風雨の中ですからむりもありません。
 千客万来を期待している向きには残念な結果でしたが、考えようによってはいつもよりゆったり楽しめたとも言えるのではないでしょうか。

 とはいえ、ホビーショー併催の影響が全くなかった訳ではなく、例年より目つきの鋭いギャラリーはそれなりに多かった様な気がしますし、初日でありながらブログで交流のある方々にもお会いできたのは例年とは異なるノリだったと思います。

 他のギャラリーが少なかった分、対面で接することができましたし新しい交流を得ることもできましたから。
 こうした交流を得ることもイベントの大きな収穫だと思います。

 日曜日は天候も回復するとの事なので、今日とは雰囲気も変わりそうですね。

 初日の昼ごはんは静岡駅の幕の内弁当。
 絵に描いた様な「ザ・駅弁」みたいなノリが嬉しい^_^

 でも、控室で食べる駅弁が侘しいのは相変わらずですが^_^

 そんな初日の日程を終了して、クラブのメンバーと一歩会場の外に出ると、
 これがまた「ムッとする様な湿気と暑さ」がお出迎えして驚きました。

 天候のせいもあって丸一日外に出ていなかったので、てっきりもっと肌寒い気候を想像していたのです。
 おかげで宿舎までの道中は汗が止まりませんでした。
 ここまで蒸し暑いトレインフェスタも初めてだった様な気がします。


 ですが、静岡駅から宿舎に至る道筋のショップ(ポ⚫️ン、駿⚫️屋など)はどこもレジの行列が長いこと!
 流石にここではホビーショーの影響が感じられます(笑)

グランシップトレインフェスタ2025開幕!

2025-06-08 05:24:24 | 旅行・探訪・イベントなど
今回のは去る5月17日の記事です。

今日は朝から土砂降りの雨。

これまでで一番キツい天候ではありますが、今年もグランシップトレインフェスタが開催となりました。

天候は前述の通りとはいえ、ホビーショーと同日程という事もあり、クラブのメンバーも意気軒昂と言うところです。

トレインフェスタ2025の中間報告という事で汗

IMG_5456.jpeg
朝からの土砂降りは昼を過ぎても収まらず、それどころか午後になって勢いを増しました。
トレインフェスタも当初予定の屋外ミニ列車が中止、午後から風雨が強まったのに伴い、正面以外の出入り口が閉鎖されました。
IMG_5462.jpeg
恐らくギャラリーの出足も昨年より控えめですが、屋内イベントはむしろゆったり楽しめると思いました。

当初予想された「静岡ホビーショーながれのギャラリー増加」にはなってはいない模様です。
まあ、この風雨の中ですからむりもありません。
千客万来を期待している向きには残念な結果でしたが、考えようによってはいつもよりゆったり楽しめたとも言えるのではないでしょうか。

とはいえ、ホビーショー併催の影響が全くなかった訳ではなく、例年より目つきの鋭いギャラリーはそれなりに多かった様な気がしますし、初日でありながらブログで交流のある方々にもお会いできたのは例年とは異なるノリだったと思います。

他のギャラリーが少なかった分、対面で接することができましたし新しい交流を得ることもできましたから。
こうした交流を得ることもイベントの大きな収穫だと思います。


二日目の日曜日は天候も回復するとの事なので、今日とは雰囲気も変わりそうですね。

初日昼ごはんは静岡駅の幕の内弁当。
絵に描いた様な「ザ・駅弁」みたいなノリが嬉しい^_^

でも、控室で食べる駅弁が侘しいのは相変わらずですが^_^

そんな初日の日程を終了して、クラブのメンバーと一歩会場の外に出ると、
これがまた「ムッとする様な湿気と暑さ」がお出迎えして驚きました。

天候のせいもあって丸一日外に出ていなかったので、てっきりもっと肌寒い気候を想像していたのです。
おかげで宿舎までの道中は汗が止まりませんでした。
ここまで蒸し暑いトレインフェスタも初めてだった様な気がします。


ですが、静岡駅から宿舎に至る道筋のショップ(ポ⚫️ン、駿⚫️屋など)はどこもレジの行列が長いこと!
流石にここではホビーショーの影響が感じられます(笑)

「そういえば、うちのブログのトップ5は・・・」

2025-06-07 05:22:49 | その他
 去る5月16日の事です

 今日は帰宅直後からトレインフェスタに向けて、モジュールや車両やら工具箱やら宿泊グッズやらをひたすらエスクァイアに積み込む繰り返し。
 それもつい先ほど一段落して、明日を待つばかりというところです。

 で、自宅PCでこんな駄文を打ちつつリンク先を中心に他の皆さんのブログをサーフィンしていたのですが、今回私の目を引いたのは美里山倶楽部さんの「自ブログ記事の注目度ベスト5」でした。
 (美里山倶楽部さん、又も便乗記事ですみません)

 これに類似した記事は他の方のブログでもたまに見かけるのですが、それぞれのブログの性格が反映されやすいもので車両工作メインの方なら工作や改造の記事が上位に来ますし、レイアウトビルダーの方ならレイアウトの製作記事が、技術面に一家言ある方なら技術的なオピニオン記事なんかが上位に来るものです。

 実際、それらの他ブログの人気上位とされる記事を拝見する限りでは内容はどうあれ、見出しの注目度と言う点では概ね妥当な人気と言う事は言えそうです。

 (実は昔所属していた某SNSでは「うぎゃあああ!!」とか「○○は駄作モデル!!」みたいな見出しが上位アクセスを独占していた事がままあったので、見出しだけで内容を判断するのは自戒しているのですが)

 翻って当ブログの場合はどうなのか。

 実はうちのブログサービスでは当日の上位アクセス記事まではわかるのですが、歴代となると有料プランを請求される事が多いので大雑把にしかわからないというのが実際のところです。

 例えば車両の入線記事やインプレッションに関する記事は、最初は注目を集めても概ね1~2週間程度で落ち着きますし、レイアウトの製作関連の記事は主の腕の拙さを反映して車両よりも注目度は低い傾向です。たまに酔っぱらった勢いで書いた様な思い付きの記事(今回のなんかは正にそのひとつ汗)は内容によっては長く読まれる傾向がある様な気がします。
(上の写真のKATOのD51は前のブログで開設3年目にして初めて訪問者数が100を超えた記事の主役でした。ニューモデルの記事は注目されやすいという事実を認識させた初めての例です)

 そんな訳で当ブログ及びアーカイブ用ブログの過去の人気記事を見渡すと、かなり前の記事でコンスタントにランクインしている物がいくつかあったりするので「ランキングで見かける頻度」という主観的な基準でベストを上げてみますと

 1:「鉄道模型は高いのか?」について思うこと
 2:ジオコレの「八曲警察署」
 3:「レイアウトに飽きる事」におもうこと
 4:80年代のレイアウトプラン集
 5:レイアウト趣味と「新幹線大爆破」

 辺りが時期や時代に関わらずコンスタントに読まれる記事の様です。
 まあ、ブログ主のいい加減な性格を反映してジャンルもばらけていれば、内容もごく素朴なものばかりです。

 1位の「鉄道模型は高いのか?」はいつの時代でも必ず話題になる普遍性が高い内容(笑)らしく、長文な上に記事の中でも結論らしい結論が出ていないにもかかわらず、割合読まれている様です。
 3位もほぼ同じ傾向の普遍性のある記事と言う事は言えるのではないでしょうか。

4位のレイアウトプラン集は専ら読者諸兄のノスタルジーに訴えた内容からアクセスが多いと思われます。
 5位の新幹線大爆破ネタも映画が話題になったり新幹線が節目の年だったりすると注目される様ですが、これに関しては派生記事についても時々ランクインが観られるので単一の記事と言うよりも「新幹線大爆破ネタ全般」と捉えるのが妥当な気がします。

 その並びの中にあって2位の「八曲警察署」の人気って何でしょうか(謎)
 内容は別にどうと言う事のない新製品紹介で、しかもリリースから13年も経つというのに、今でも時々人気記事の上位に来ることがあるのですからわからないものです。
 モデル自体はジオコレの中でかなり出来の良い方ではあるのですが。

 ・・・などと駄文を並べているうちにトレインフェスタが近づいています(汗)