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光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
こちらはメインブログのアーカイブとなります。

KATOの「黄色いクモハ103」から

2025-05-10 05:38:13 | 車輌・電車
 今回は今年初めの上京での(わたし的に)サプライズモデルです。
20250418SE (1).jpg
 中野の「例のショップ」でショールームに並んでいた中古モデル。

 先日「TEZMO SYNDOROME」絡みで取り上げた「KATOの103系・総武線仕様」のクモハ103(M車)です。
 それも限りなく初代に近い初期モデルと思われます。

 KATOの103系の2代目モデルではモハ103とクモハ103にM車が設定されていて最小3連から実物通りの長編成にも対応(まあ、M車が息を切らさない範囲で、ですが)できるリニアリティがあります。

 わたしがこれに手を出したのも「これなら103系で最短3連が行ける」と思ったからですが、お値段も「M車なのに1両800円」と言う安さも背中を押したのは間違いありません(ケチ野郎w)
 ですが、店頭で試走させたらこれが「先に紹介したマイクロの185系の2両のM車のどちらよりもスムーズに走ってみせた」のにまた驚かされたりしますw
 (動力自体は1970年代の凸型ブロックの仕様です)

 同じショップではトミーナインスケールのミニカーセットが5500円で売られていたのですが、今回に限って言うなら同じ時期のアイテムなのにお値段の振幅が激しすぎる(笑)


 実際、このモデルで3連というと総武線と言うより「どこかの地方私鉄への譲渡バージョン」と言う設定で運用するのが吉でしょうね。
 少なくともうちのレイアウトにはぴったりです。

東京ジオラマファクトリーの「古書店」・1

2025-05-08 05:35:51 | ストラクチャー
 先日開陳した「レイアウトの古書店街」造営計画の第一陣から。

 今回ラインナップした店舗キットはいずれも異なるメーカーからリリースされており、さながら「メーカー対抗古書店コンテスト」の様相を呈しています(笑)

 わたし自身どれから掛かろうかと迷いましたが、今回はメーカーの馴染み順(要するに過去に製作した数と製作期間の長さから)で東京ジオラマファクトリーの古書店からかかる事にしました。

 でも考えてみたら「一番面倒なアイテムから始めてしまったのではないか?」という疑念は残りましたが。
 その理由は下の写真

 背景のひとますはカッターマットの1センチです。それでこの小ささ(汗)
 この小さな角切りは「Nゲージスケールの本」それも大小2種類なのです。

 しかもこれは本の本体でして、製作ではこれに「表紙を貼り付ける」という工程が加わるのです。
 これに匹敵する面倒さというと以前PLUMのアニテクチャーで「足の小指の爪の大きさのプランター」を作った時でしょうか。

 しかも「この工程を済ませないと肝心の建物の製作にかかれない」のが悩ましい。
 最初の工程というのが「これらの本を店舗壁面の作り付け書棚に並べる」事なので、きちんと作ろうとするとここは避けて通れないのです。
 もちろんここをすっ飛ばして建物の形だけ作る事も可能ですが、今回は仮にも「古書店街」を作るのが目的なので妥協できません。

 という訳で最初に悪戦苦闘した挙句、出来の方はわたしの不器用さと生来の手のデカさが祟って、大惨事レベルになってしまいました。
 が、それでも店内に本棚が並ぶとなんとなく苦労が報われた気になるのですから不思議なものです。

 建物本体については次回にでも。

ワールド工芸のED91とうちの「ED91のようなもの」

2025-05-07 05:32:47 | 車両・電気機関車
 先日ついに入線を果たしたワールド工芸のED91。

 前回のブログにも書きましたが、入線のきっかけはマイクロエースの3軸フリーのED91風モデル2両の切り継ぎモデルを作っていた事でした。
(故松本吉之氏が著書の中でマイクロのモデルを「2両切り継いでスケール機を作ってみたくなる傑作モデル」などと持ち上げていたのに誘惑されまして汗)

 その時のモデルはほとんど勢いとノリだけででっち上げた要素が濃厚だったのですが、そうなるとどうしても正調のモデルが欲しくなってきたという面も大いにあったと思います。

 その時の夢が叶った以上、この二つを並べて比べてみるのは必然であります(笑)

 さて、実際に二つを並べてみてまず気付くのはマイクロの仕様の小ささです。

 元々のモデルがスケール機を出す意図ではなく、既存の3軸動力のサイズに合わせたディフォルメを行っていたからだと思われますが、ワールドのモデルに比べて幾分ほっそりした印象がありました。

 側面がワールドが3窓4ルーバーの仕様なのに対し、うちのモデルは「驚異の4枚窓8連ルーバー」という豪快さ(笑)
 ここは当然実車準拠のワールドのモデルが上回ります(当たり前か)

 因みにマイクロの「タイプ」はルーバーが「田の字」表現で、前面飾り帯がボディ下部にモールドされているところから見て1号機を想定している模様です。ワールド付属のナンバープレートは21号機のものでした。


 ですが前面の印象は松本氏のご指摘の通り、ED91らしさがよく出ており、ここばかりはワールドと遜色ありません。
 (なお、デッキ周りはKATOのDD13の転用です)

 屋根上はマイクロの仕様がパンタ以外が一体成形のパーツなのでもう勝負になりません。一応銀河の碍子などパーツの追加と配線をしてはいますが、そもそもこちらのED91は作者の勘違いで屋根上を黒に塗装してしまっていますので(大汗)

 因みにうちのプロトタイプが、1号機とすると裾の黄色帯やその下の黒色は必要無かったことになるので、ますます「ED91の様な物」に近づきます(もう少しちゃんと調べてから作ればいいのに大汗)

 走行性はワールドの方はテンダードライブの蒸機のそれに準じた構造の様で車輪の径も機関車用の大径。当然4軸駆動です。
 そこへゆくとこちらのモデルはボディサイズから動力を逆算する形で決定したため鉄コレのTMー01Rを使っており車輪の径が小さいのは勿論、片代車駆動が祟り牽引力も貧相な物です。

 ・・・とまあ、結果についてはどっから見てもワールドの圧勝なのですが、出来の悪い子ほど可愛いとの故事の通り(笑)マイクロ切継ぎモデルの方もなんとなく憎めないのも確かです。

 まあ、この辺りは個人の好みということでw

GMの101系の動力をリニューアルする(笑)

2025-05-06 05:30:07 | 車輌・電車
 「坂本さ〜ん 昔録ったビデオが綺麗に観られるんですよ〜」(笑)

 30年近く前に東芝がそういう性格のビデオデッキを出した事があるのですが(知っている人はいい加減おっさんです)今回は昔のモデルの走りを改善させるはなしです。

 と言っても修理やレストアとはちょっと違いますが。

 先日リリースされたGMのコアレスモーター動力は基本的にGMのキット製作で動力車を作る時に使うものです(多少手を加えて鉄コレに転用する事もできますが)
 当然、GMのキットメイク車両ならば、ボディが多少旧式でも動力を交換する事で走りをリニューアルさせられる訳です。

 今回わたしが目をつけたのは数年前キットメイクの中古モデルを入線させていたGMの黄色い101系4連。

 わたし個人は101系の中ではGMの造形が一番好きでしたから、折を見てレイアウトで走らせていますが、流石に最近は旧動力もくたびれてきており、スムーズさを欠いていました。

 そこで先日の静岡行きではコアレス動力と足回りパーツを入手(東京でも売り切れだったパーツが某駿⚫️屋ではまだ買えたのがありがたかったです)

 帰宅後動力を交換しましたが、前回の鉄コレ山陽電鉄に比べると車体の加工も要らず、台車枠や床下機器もさらりと取り付けられたので、どうかすると鉄コレよりも楽かもしれません。

 それでも走らせてみると動力交換の威力は一目瞭然。
 加減速はスムーズでそこそこスローも効きます(ただし全般に軽さを感じる走りなのでウエイトで補重すれば電車らしい重厚さは出ると思います)
 これなら手持ちのGM編成の動力コンバートで走りを復活させたり延命させたりする事もできそうです。

 SDGsの時節柄「昔のモデルの走りをリニューアルする」というのも大いにアリではないかとw


学研のペーパーストラクチャー・おかわり

2025-05-04 05:48:15 | ストラクチャー
 今回も先日の静岡行きの戦利品から。

 ワールド工芸のED91と共に入手したのは、以前紹介した事のある「GAKKENーNのペーパーストラクチャー」でした。

 前の記事の時に頂いたコメントで「静岡の模型店でまだ置いてあった」との情報を頂いていたのですが、その時から2年は経っていたので、買えると思っていませんでしたが店内を物色していたら雑居ビルのキットが2タイプ。
 お値段もほとんど当時の価格だったのでお買い得感も満点です。

 と言う訳で当然のように手を出してしまうわたしがいた訳で。

 学研がNゲージをやっていた当時、駅関係の建物はプラ成型で構成されていましたが、それ以外の建造物までプラで出す余裕がなかったのか光沢紙にカラー印刷されたペーパーキットで住宅や店舗などをリリースした事がありました。

 前に紹介した通り、かっちり感と細密感満点の最近のペーパーキットのノリで捉えると、まるで雑誌の付録みたいに見えてしまうキットですが、手の加えようによっては今でも通用する形に持っていく事はできそうな気がします。

 今回のレイアウト改修で考えていた街並みにも使えそうですし。

 実際の製作記は次の機会に。

静岡行きと「ワールド工芸のED91」

2025-05-03 05:46:35 | 車両・電気機関車
 先日の静岡行きで入線を果たした(わたし的に)お宝モデルから。

 実はこのアイテムはコロナ禍の以前から「いつかは入線させたい」と思っていた物でした。
 それはワールド工芸のED91。

 あまりにも題材が渋すぎてNゲージのモデルにまみえる事自体が難しいモデルではないかと思います。
 このモデル、実を言うとコロナ禍の前の年くらい(約5年前)のタイミングで静岡の模型店の店頭で委託品を見つけていたものでした。
 そこまでは良かったものの、当時はそのお値段の高さに引いてしまい、手が出せませんでした。

 その直後から例のコロナ禍が始まり、静岡を含めた遠出の機会が激減。

 ようやく最近になって静岡に出かける機会は徐々に増えてきたものの、今度は件の模型店の休業日が増えた関係で、平日休を使って覗く機会がなかなか作れなくなり、とうとう今日まで来てしまいました(この辺り、完全に愚痴です)

 つい先日、遂にその機会が作れたのですが、店に入る直前まで「あれから5年も経っているし、流石にもう売れてしまっているのではないか」と正直戦々恐々でした。
 ですから、ショーケースにまだED91が飾られているのを見つけた時は心底ホッとしたものです。

 お値段こそ5年前と変わっていなかった(因みにほぼ新車当時の定価)ですが、考えてみたらここ2、3年の間にNゲージのモデルも随分と高騰していますから、皮肉にも5年前のワールドのモデルは相対的にそれほど高く見えなくなってきているのですから、時代は変わるものですね。

 さて、ワールド工芸のED91が欲しかった理由ですが、それには10年くらい前にマイクロのショーティモデル2両を切り継いで準スケール機のED91「のようなもの」のモデルを作っていたことが関係しています。
 その時はわたしの腕の拙さに加えて、出来上がったモデルのサイドビューがあまりに実機と違いすぎた事もあって「ED91みたいなもの」という大惨事な出来だったので、店頭で正調のスケール機を見つけた時にゾクっと来てしまったのです。
 結果として実際に入線できるまで丸5年くらいかかりましたが、その甲斐はあったと思います。

 モデル自体について言うなら、ワールドのブラス機だけあって薄手の素材のボディは端正な印象を持ちます。
 殊にデッキ周りの手すりの細さ、屋根上の配線類の細密感もなかなか。

 流石に走行性は年式相応のレベルですが、それでも不満は感じません。

 問題のわたしの作った「ED91みたいなの」との実際の比較については次回以降にでも。

「東京 電車のある風景今昔・1」

2025-05-01 05:44:59 | 書籍
 先日の神田行きで拾ったJTBキャンブックスの古本から。

「東京 電車のある風景今昔①」(吉川文夫著 JTB)

 本書は東京駅をはじめ、銀座、渋谷、池袋などのJR駅や東急や京王などの一部私鉄を含めた昭和30~40年代の沿線風景を30年後の現代の風景と比較するものです。

 本書の初版は2001年ですので今からすでに24年も前の本なのですが2024年と2001年を比べてもそれほど大きな変化を感じない気がします(実際は東京駅は改修で開業時の姿を取り戻し、渋谷周辺のビル街もそれなりにバージョンアップしていますが)
 が、それだけ1960年代から2000年までの間の変化が急速だった(高度経済成長の真っただ中の時代でしたし)という事なのでしょう。

 その事は被写体として取り上げられている電車や列車の変化に端的に象徴されます。
 わずか30年かそこいらの間にこんなにも「普通の電車」「普通の風景」が変わった時代というのはあの頃の東京でなければ実感できないところではないでしょうか(同じ30年でも、例えばわたしの故郷では同期間はほぼ一貫してキハ52とキハ58の一択でした)

 ある場所は急激に変化し、古色蒼然たる建物は超高層ビルになるか周囲をビルに囲まれた保存建造物になるかの二択しかない。ガラスの塔が増え、空はどんどん狭くなり都心ではガラス製の人工の谷底をのたくる様に列車が通過してゆく。
 それは近接した田舎にしても同じ事で、景色が洗練されてゆく一方で朴訥さや素朴さは徐々に排除されるかファンタジーの風景でしか生き延びられない現状しかない。

 そんな「都会の風景の持つダイナミズムと非情さ」を実感させるのはこうした経時的な定点写真ではないでしょうか。

 単に懐かしの列車と今の電車を眺めるだけでなく、背景に描かれている時代の変化と非情さに思いをはせてみるのも本書の楽しみ方(?)のひとつではないかとも思えます。

新宿駅のライブカムに「都会」を感じるはなし(笑)

2025-04-30 05:42:09 | 映画・テレビ
 昨年の秋頃に、うちのTVのホームターミナルを更新した際にLANが繋がったため(世間からだいぶ遅れて)晴れて我が家もネットテレビの仲間入りをしました。

 おかげで晩飯どきなんかは、子供がようつべの動画でテレビを独占し、お茶の間風景もだいぶ様変わりしています。
 が、その後の時間帯、わたしがテレビを独占している時は同じようつべでもライブカムの映像を流しっぱなしにする事が多いです。

 以前サブブログで取り上げた「大船渡の山火事の24時間中継」なんかもライブカムの威力を感じるコンテンツでしたが、そんな大事件のない大概の場合はわたしの故郷とか銀座や中野の繁華街の生中継をBGVがわりに流しています。

 真夜中のお茶の間で、ブログの駄文を打っているわたしの前に流れるライブカムはまさに「どこでもドア的なもう一つの窓」みたいなもので周囲の田舎風景とは異なる別世界感を掻き立ててくれます。

 そんな中でも、先日から特にハマっているのが「新宿駅のライブ映像」
 と言っても駅前の雑踏とかではなく駅の手前の高架区間を広角で捉えた映像で、新宿駅ならではの10線並進のパノラマを見せてくれます。

 鉄道模型では余程の大レイアウトでも10列車同時運転なんてできないですから楽しい事夥しい(笑)

 山手線をはじめ総武線、中央線、湘南新宿ライン、埼京線が居並ぶだけに夜の11時過ぎでも何本もの列車が行き交う映像が流れますし、背景のビル街もかつてのネオンサインに代わってマルチビジョンの洪水状態。
 まさに「大都会のダイナミズム」の先端を体現した画面を堪能させてくれます。

 これがスマホとかタブレットだったらここまでのインパクトは感じなかったと思います。あくまで「窓を思わせる大画面」だからこその驚きなのでしょう。

 他のライブカムでは無音状態だったり適当なBGMを付けたりして却って無味乾燥な印象なのに対して、こちらは実際の音場も流してくれるので列車のジョイント音をはじめ近所の喧騒や救急車のサイレンまで聞かせてくれるのが臨場感たっぷりです。

 田舎者はこういう都会的な活気に溢れる映像に弱いですから、一晩中でもお付き合いしたくなります(爆笑)


 行き交う編成も通勤列車だけはなくE353、東武スペーシアなんかも観られますし、有料化からこのかたガラガラ状態が続いているE233のグリーン車の空きっぷりもリアルタイムで観られたりします。

 驚くべきはこのライブは24時間営業(当たり前か)なので深夜にトイレに立った時になんとなくテレビを点けてみると「列車の行き来のない真っ暗な線路だけが画面に映し出される異世界状態」が拝めて驚きました(笑)

 で、思うのですがこういうタイプのライブ映像、探せばまだまだ出てきそうな気がします(例えば阪急梅田駅の6線並進区間とか)
ライブカムはある意味「鉄オタの魔法の窓」としても機能するものかもしれませんね。

 追記
 今回の記事に触発されて阪急梅田駅を検索したら「頭端ホーム付近のコンコース」のライブカム映像が出てきて「まるで梅田駅構内に引っ越した」ような錯覚を(爆笑)

 (実際の画面を出すと差し障りがありそうだったので似た雰囲気の写真で代用していますがご了承ください汗)

(臨時記事)Gooブログ終了に際して

2025-04-29 05:25:42 | その他
 10年前に旧サービスからメインブログのアーカイブとしてGooブログに移転した当ブログですが、その移転先もこの秋でサービス終了だそうで。

 最初のサービスよりは持ったとはいえ、ブログを続けるにも流転の運命が付いて回る気もします。

 今後についてですが、元々このブログ自体がHP用のリンク記事作成の場だったので単純な引っ越しだとHP自体も全面的な改修が必要になるため、現実的ではありません。
 さりとて、せっかくのアーカイブをこのまま消すのも辛いですから移転だけは行い、HPの方は閉鎖、または別のHPを新調する方向で検討しています。

 具体的な方向性が決まりましたら随時お知らせしたいと思います。

レイアウトに古書街を!

2025-04-27 05:53:34 | ストラクチャー
今年に入り(ようやく)進捗が進んできたレイアウトの改修から。

 線路周りの進捗と並行して周囲のシーナリィにも手を加える段階に来ていますが、ここに来て急にやってみたくなっている事があります。

 それは「線路際の古書街」

 実は、ここ2年ほどの間にNゲージスケールの古書店のストラクチャーやアイテムが次々にリリース(予定を含む)されており、ちょっとした古本屋ブームの様相を呈しているのです。

 しかもそれぞれメーカーが違うというのがまたすごい話です。
 東京ジオラマファクトリーの古書店&「本」
 梅桜堂の山王堂書店&絵本塔・本棚
 ミニチュア工房の雑居ビル(1階テナントが古書店)
 ジオコレの人情商店街の古本屋(この夏発売予定)

 これにみにちゅあーとの書店(これもそこそこ古書店風)を加えると「本屋だけで5、6軒の並び」を持つ「ミニ神保町」がレイアウトで再現できるのではないかと言うのが今回の発想でしたw

 ですが、わたしがこれを思い立ったのは単にアイテムが揃ったから、というだけではありません。それらの一軒一軒の表情がなかなか好ましかったという要素の方が大きいのです。とりわけ「間口が狭く奥行きが深い」という店舗の造りは古本屋らしさを強く感じさせてくれます。
 そしてそのどれもが「つい入ってみたくなる」佇まいを持っている事も見逃せません。

 これまでにもレイアウトに「映画館通り」「甘味横丁」「電気街」を出現させてきたわたしのこと(笑)「古書街」にも目が向くのは当然かもしれません(子供の頃、初めて秋葉原や神保町、お茶の水を見た時の衝撃は未だに忘れられませんから)

 「都会」の象徴のひとつがこの種の「同じ業種の店舗が集中する専門店街」であり、その大概が駅の近くか鉄道沿線にあるというのもレイアウトには好都合な気がします。

レイアウトとオープンカーのはなし

2025-04-26 05:44:10 | アクセサリー
 昨年の夏以来、近所の中古ショップの出物で「HOスケールのミニカーばかり買いあさっている」という異様な状態が続きました。
 しかもその出物の大半が「オープンカー」なのですから我ながらどうかしていますw

 と、言うのも

 前にも書きましたが鉄道模型スケール準拠(1/80,1/87,1/150,1/160)の日本車のミニカーはNゲージやHOゲージの普及に伴い以前よりもかなり充実して来ているのですが、何故かオープンカーのモデルだけは殆どないのです。

 なお、「オープンカー」というのは和製英語の一種でして、本来なら「コンバーチブル」「スパイダー」「バリオルーフ」「カブリオレ」など様々な呼称で呼ぶのが習わしなのですが、「屋根がない」というこれらの特徴をざっくりと分かりやすく表現していると思うので以下はとりあえず「オープンカー」の呼称ではなしを進めます。

 日本で最も普及した「ユーノスロードスター」をはじめコペンやカプチーノ(解放感では譲るものの、オープンエアの魅力を感じさせるS660も含めて)なんかがレイアウト用品で買えればなあとか今でも思う事があります。
 今回入手しているオープンカーはいずれもメルセデスかBMWなのですが、車形の異なる数種類が製品化されているのは驚くばかりです。
 それどころか「サンルーフが全開状態のクルマ」まで製品化されているのですから驚きも2倍だったりしてw

 まあレイアウトの中でオープンカーが何十台も闊歩していたら(レイアウト上にオーナーミーティングを再現するつもりならともかく)それはそれで異常なのですがwレイアウトの路上、あるいはビューポイントにそういう車が2,3台もあればこれはいいアクセントになります。
 他のクローズドボディのクルマに比べて「乗っている人の顔や仕草が見える」オープンカーの方がキャラクター性としては強いですし、意外と走行中の列車風景との相性も良いのです。
 (ただし必ず「ドライバーか同乗者のフィギュアが必須」となりますが)

 同じオープンエアでもバイクではそうはいきません(速度が遅く手軽さが身上の自転車ならこれに近い効果が期待できるでしょうが)

 試しにトミカ辺りのオープンカーのミニカーを1台買ってHOゲージの線路際に置き、車体越しに列車が通過するのを眺めれば上記の話の意味も多少お分かりいただけるかもしれません。
 これをやってみると殊オープンカーの場合「手前側のクルマと奥を走る列車の空気が共有される感覚」の効果が大きいのです。

 (NゲージならヘルパかヴィキングのHOスケールモデルで同じ効果が期待できますが如何せん物が入手しにくいのが難点で)

 もともとクルマ自体が貴族や富裕層の遊び道具から発達してきた欧米に対し戦後の短期間で一気にマイカーが普及した日本ではオープンカーの持つ贅沢さがなかなか理解されなかった面は確かにあったと思います。
 ですがそれ以上に欧米では有り得ないレベルの「豪雨」と「高温多湿の夏」が毎年やってくる環境がオープンカーの普及にも大いに祟ったという面も見逃せません。

 実際、私自身S660を猛暑の昼間に走らせる気には到底なれないです。
 頭上からの直射日光がもろに太ももを直撃しますし、湿り気を帯びた熱風はもろにドライバーを殺しにかかりますw

 しかし乗る側からすれば、それでもオープンカーが楽しいのは間違いありませんし、真夏以外の季節なら大概屋根を外して走る事の方が多いのも確かです(晴れていれば真冬でもそうします)
 そんな空気の変化をレイアウト上のアクセント(ミニシーン)として取り入れてみるのも面白いと思います。

 ・・・ですが肝心の「乗る人の人形」が見つからないですが(大汗) 

DF50が袖を引く(笑)

2025-04-24 05:42:37 | 車両・ディーゼル機関車
 先日の河口湖行きで拾ったイレギュラーのアイテム(大汗)

 某中古屋の店頭でふと目に付いた「TOMIXのDF50」

 今ならKATOやマイクロのそれの方が細密(特に手すり類の表現で)ですが、手すりがモールド表現のTOMIX仕様も全体の印象は悪くはありません。
 が、それだけなら敢えて手を出す事も無かったのですが。

 「まるでモデルが呼んでいる様な、わたしの袖を引いてくる様な妙な気分になり、気がついたら財布を開いてしまった(大汗)」次第。

 まあ、安く無かったらギリギリで踏みとどまったとも思いますが。

 今回の個体はDF50としては2代目に相当するものです。
 ナンバーとメーカーズプレートが選択式(つまりユーザーが自分で付ける)となっているのが外見上の特徴ですが、今回の個体はナンバーは未取付状態。

 それでいてカプラーはTNカプラーに換装されていて何かちぐはぐです。
模型としては割合長く「走る模型」として使われた形跡がありましたが、走行性自体は年式相応かやや良い程度というところでしょうか。

 自宅へ持ち帰り、ナンバーとメーカーズプレートを付けると見た目の中途半端感は改善されなかなか見られる感じになりました。

 で、改修途上のレイアウトの上で試運転させた時に
 「何故モデルが呼んでいる気がしたのかが分かった気がしました」

 カプラーを交換し、それなりに使い込まれているのにナンバーが無いという中途半端な状態で使われ続け、そのまま最後にジャンク品として売られて来たモデルの無念が感じられたからではないか。

 そんな気がしたのです。
 これは模型の買い方としてはずいぶんと情緒的な理由ですし、最近の細密、リアル志向の模型趣味からは理解し難いものです。

 まあ、そんな買い方が許される程度のお値段だったのも確かですが、たまにはこういう買い方もあって良いのでは無いか(と、自分に言い訳する)

ようこそ「ターボトラン」(笑)

2025-04-23 05:41:12 | 車両・気動車

 この間、よく覗いているNゲージサイト(いわゆる「蒸気神」の通称で有名)でバックマンのターボトランの話が出ていたのですが、偶然と言うのは恐ろしいものでわたしのところにも同型のターボトランが先日から入線しています。

 今回はその話から。

 話は昨年の秋に遡ります。

 この間紹介した16番のカツミの111系をリターンさせた折、同じ知り合いから一緒にバックマンのターボトランを譲っていただく事ができました。

 このモデルは数年前にその方から借りた奴を紹介した事がありますが、それから数年を経ている事もあってくたびれ具合も半端ないレベルになっていました。
 とはいえ、走行系はまだ使えそうだったのでレストアは可能と見ました。

 唯一、動力車の連結部がポッキリ折れていた(それもあって譲っていただけたのですが)帰宅後にとりあえず強力瞬着で手当てをして仮補修は済ませました。

 その後、車輪のクリーニングと通電テストを繰り返してどうにか走行は可能になりました。ただ、経年劣化のせいでところどころ塗装がパリパリにハゲかけていますから今後はこの部分をどうリペアするかが考え所です。
(蒸気神サイトさんでもこの点を指摘されていましたが)

 改修が進行中の当レイアウト上を走るターボトラン。
 流線形デザインもここまで行くと極北レベルの迫力で、到底2軸駆動の動力とは思えない豪快な走りとノイズを堪能させてくれました。

 ただ、レイアウトの準和風の風景とのミスマッチも物凄い事にはなっていますが(でもやめない笑)

レイアウトへの強遠近法の応用2025・その3

2025-04-22 05:38:36 | 鉄道模型 
 前回に引き続いてレイアウトへの強遠近法の応用についての考察を図りたいと思います。

 一般的にミニチュアで強遠近法を使う場合、その目的は大抵の場合、写真か映画の撮影という事になります。
 ミニチュアの風景では奥行きの不足を補うために遠近法を使いますが、それは「遠近感を誤魔化しやすい一眼の風景でなら威力を発揮しやすい」からです。
 (極端な例ですが黄金期の東宝特撮の怪獣映画ではステージの奥行の大きさを活かして「怪獣の暴れる遠景の手前に人間を演技させる近景を組み合わせる」という荒業すら使っています。これがまた下手な合成よりもリアルなのです)

 しかし二つの目で風景の距離感を感じる人間の場合、奥行きの無さを感じやすいのが問題となります。
 これは小スケールになるほど露わになりやすい欠点で、一部の立版古を除いてレイアウトの作例で遠近法が使われにくい一因になっていると考えられます。

 
 特撮アーカイブセンターの展示では、その弱点をある程度カバーするためにミニチュアセット自体の奥行きを深くする事で、ライブで眺める場合でも遠近感を感じさせやすくする様になっています。
 (展示のスペースは目測でも教室一部屋分はあったと思います)

 ですから、わたしが家のレイアウトで同じ効果を得ようとしたら、可能な限りの奥行きを取る必要があるだろうとは考えていました。
 今回の実験では2,7mの奥行を確保しましたが、Nゲージスケールではこれくらいがどうにか破綻しない見え方となる下限かもしれません。

 更に条件としては、畳一畳半のスペースでも線路の密度を最低限に留め、街並みやシーナリィを見せる事に主眼を置いた風景づくりでないと却って線路配置が玩具っぽく見えるリスクもあり得ます。博物館の大レイアウトの殆どが後者に該当しますが、これは「あくまで車両模型を見せる事が目的」であって風景を見せる事のプライオリティが薄いのでコンセプト自体は正しいと言えます。

 その意味で、この手は一部の大レイアウトに見られる「スペース一杯に線路を敷き詰めた、いわゆる線路お化けには向かない」手法ではないかと思います。鉄道模型でこれに近い効果を上げている実例としてはかつてTOMIXのカタログ写真に使われたパノラマ写真(「TOMIXディオラマワールド」として写真集になっています)がありますが、これも撮影スタッフの中に特撮関係の方が居られた模様で、線路の配置はヤードなどを除けばごく低い密度になっています。

 今回の方法の効果のもうひとつのメリットとして、上から見下ろす構図の方が下から見上げる場合に比べて視点の幅を広く設定できる事が上げられます。
 同じ高さの範囲であれば横方向への視線の移動も容易ですし「視点を上にずらしても下から見上げる場合に比べて構図が破綻しない範囲が広い」事から、ライブで眺めてもそれなりにリアルな見え方になる様です。

 今回の実験では遠景1/150、近景1/43のスケール差であれば奥行き2,5mのパノラマでもそこそこの効果が感じられました。逆にいうなら小スペースのヴィネットのレベルでは強遠近感の効果は立版古でもない限り限定的になるだろうという事でもあります。

 今回は遠景により小さいミニチュアを配置し更に遠くの遠近感を出す手法をまだ試していませんが、最近は遠景用を想定した小スケールのミニチュアもいくつか製品化されているので、いずれはそれを含めた応用法を検討してみたいと思います。

グリーンマックス創業50周年記念誌

2025-04-20 05:34:34 | 書籍
 リリースの情報を聞いた瞬間に速攻で予約し、以来発売を心待ちにしていた「グリーンマックス創業50年記念誌」がついに到着しました。

 この種の記念誌は10年前にKATOの50周年、TOMIXの40周年にも出版されていますが、グリーンマックス(以下「GM」)のそれはこのメーカーらしさが前面に出た非常に個性的、かつ読み物としても読ませる内容になっている印象でした。
 ここでいう「GMらしさ」とはズバリ「作る楽しさいっぱい!」

 日本で初めてNゲージ車両のキットをリリース、更に鉄道模型界でも前人未到のジャンルだった日本型ストラクチャー、それも鉄道施設以外の一般建造物を市場に問い、鉄道模型におけるストラクチャーを定着させた功績は未だ大きいものがあります。
 しかも、それらのアイテムの殆どが「ユーザーによる改造を前提に商品化」されており「ユーザーの個性を引き出すためのマテリアル」としても機能していた事は、他のジャンルも含めたプラモデルメーカー全体の中でも異色の存在だったと言えます

 それゆえに、特にストラクチャーは素組ではぱっとしない外見の物が多いのが特徴で、80年代のレイアウトで「駅前風景の画一化」を招く一因となってもいたと思います。当時はまだ風景創生に個性を求めるニーズが定着していなかったので、レイアウトが「家も店もあります」的なレベルに留まりやすかった訳ですが、「改造前提」というGMの先進性が理解されるのには多少の時間を要しました。

 車両についてもそれは同様で、GMストアーなんかで展示されるユーザーの作例は例外なく「素組みのモデルよりも魅力的に見える」点でビギナーの憧れを搔き立てる存在となっています。

 本書はそうしたGMのポリシーと、それに支えられた製品展開の歴史を一冊に凝縮したような内容で、オールカラー印刷のカラフルさ(これも電車のラインナップに強いGMらしさの表現には向いていると思います)も相まって非常に充実感を味わえる「読ませる一冊」となっています。

 同業他社のそれに比べると非常に個性的なGMの企業としての沿革なども、改めて本書を読むとぐいぐい引き込まれる内容。
 昭和30年代に庭園鉄道のレイアウトを始め、その頃からレイアウト志向が強かった鉄道模型ファンの鈴木雅夫氏が立ち上げたGMは、その鈴木氏の個性と熱意に惹かれて集まった限りなく同好の士に近い個性溢れるメンバーにも支えられてNゲージはもとより鉄道模型メーカーとしても特異な地位を持つパイオニアとなったところですからその過程のはなしがつまらない訳がない。

 また、後半の寄稿も関係者だけでなく「GMによって作る楽しさを開眼させたファンの代表」の声も取り上げられていて、この辺りもユーザーとメーカーが相互に引き立てあって成長して来たGMらしいところです。
 とどめに巻末には昨年物故した小林信夫氏がGMのカタログやパッケージに使ったイラストを拡大して再録。元々場面の密度の高いイラストが特徴だった氏の作品の本領を感じさせる、嬉しい配慮がされています。

 店頭では発売と同時に瞬殺状態だったと聞いていますが、少しでもGMの凄さを認識している方は持っていて損のない一冊ですし、できるならGMの凄さを認識しきれていない方々にも大いにお勧めしたい一冊でもあります。

 で、ここからはわたし個人の思い出話をば。
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 GMの登場はわたしがこの趣味に足を踏み入れた(1975年)のとほぼ同時期。

 とはいえ、田舎の悲しさで地元の模型屋さんにGMの製品が並び始めたのはその半年後くらいだったと記憶しています。
 しかも当初のラインナップがキットばかりというのも、あの頃から不器用だったわたしには予算とは別のハードルの高さを感じさせたのも確かで、車両については1980年代半ばの趣味の中断期までほとんど手を付けていませんでした。

 むしろ影響が大きかったのはストラクチャーの方で、日本初の日本型ストラクチャー第1号となった信号所と詰所は(自分の下手さを承知で)速攻で手を出しましたし、初めてプラモの塗装に挑戦したのも3階建て雑居ビルでした。それらも含めて当時製作したストラクチャーのほとんどは50年経た今でも現存し、多少改修の上で今でもレイアウト上で現役なのですから、ここにもGMの影響力の大きさが実感されます。

 それを後押ししたのが毎年発行されていた「カタログ」
 わたしにとってGMのカタログは単なる製品紹介ではなく「レイアウトの風景創生への誘い」であり「作る楽しさが単なる素組みだけでなく各自の工夫で加工や切り継ぎを加えて自分だけの一品を仕上げる事にもある」という啓蒙の書でもありました。
 その点において、GMのカタログは他社のそれとは別格扱いでして、読む側がいい歳こいたおっさんとなった今でも折に触れて読み返します。

 カタログを執筆されていた鈴木雅夫氏やイラストを担当していた小林信夫氏からすれば、当時のわたしなんぞは「カタログばっかり買い集めて手を動かさない口先モデラー」でしかなかった訳ですが、20年前に趣味を再開し、夢だったレイアウトを実現する過程のなかで次々にキットメイクを手掛ける様になって、ようやくGMの凄さというものを本当の意味で認識できたような気がします。
 (建物ばかりか車両キットの切り継ぎまで自分が手掛けるなど、あの頃の私には想像すらつきませんでしたから)

 さて、来年はKATOの60周年、TOMIXの50周年を控えていますが、どんな展開がありますか。