光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
こちらはメインブログのアーカイブとなります。

コンテナダンボーのフォークリフト

2019-01-31 05:12:22 | アクセサリー

 帰省の折に弟からもらったアイテムから。
 2、3年前に買い集めていた「コンテナダンボーコレクション」のフォークリフト。

 弟が原作のファンでその一環としてコンテナも買い集めていたそうで、たまたま余りが出たのをくれたものです。

 運転台によつばさんが乗っている仕様ですが、車自体のプロポーションの崩れも少なくそのままレイアウトにおいても違和感がありません。
 実は前の時にはそれほど興味を持っていないアイテムだったので今回弟からもらうまですっかり忘れていました。

 コンテナ貨車はそこそこ持って入るのですがコンテナターミナルを作りたくなるほどではなかったからです。ですがこうして手にとってみるとレイアウトの隅っこにでも積み下ろし場くらい作ってみようかとか思わされます。

 それにしてもこの手の漫画、アニメ絡みのアイテムは思っていたよりも小回りの効くラインナップになっていて驚かされます。

久しぶりの自宅運転会

2019-01-30 05:09:51 | 旅行・探訪・イベントなど
 昨年暮れ以来ご無沙汰だった自宅レイアウトでの今年初めての運転会をこれまた久しぶりの平日休を使って執り行いました。

 今回の主役は昨年の年越し運転でデビューを果たしたHOBBY TRAINのET30と先日も紹介したKATOの200系新幹線という標準軌コンビ。
 それと先日ようやく動力化を果たした東武2000系と名鉄&富士急の6000系コンビと言う時代も地域も国籍もごちゃ混ぜの取り合わせです。
 (名鉄6000についてはいずれ紹介したいと思います)




 年越し運転の時には純粋にお座敷運転だったので気がつかなかったのですが架線集電前提でイコライザが効きまくっているET30は豪快にパンタグラフが跳ね上がっていて、当レイアウトでは架線柱を引っ掛けるわアンダーパスで立ち往生するわでひと騒ぎ。
 結局パンタを下げた状態での運用となりました。

 それにしても同じ160分の1なのにET30のプロポーションは実にのびやかです。フル規格新幹線なので長さ的に変わらないかと思っていた200系はET30と並ぶと妙にずんぐりに見えてしまいます。(実際の長さもET30の方が長い)
 尤も建築限界に余裕を持たせて大きめの車体を採用したのか正面から見るとET30は華奢、と言うか200系の方が堂々として見えます。

 鉄コレ動力化トリオの方は3つの編成に統一性がないのが逆にお祭り騒ぎ的で、遅ればせの走り初めにふさわしい賑やかさでした。
 殊に全身にラッピングされた富士急の存在感がピカイチです。
 マッターホルン仕様とトーマス仕様は足回りが同じなのでボディをコンバートして雰囲気を変えるという、まるでダイハツコペンの様な真似が出来てしまうのが鉄コレならではと思います。次辺りマッターホルンも投入してみようかと。



 最近はクラブの運転会もラッピング車全盛の花盛り状態なのですが、そのノリがそっくり自宅の運転会にも回ってきたかのような観があります(笑)

KATOの200系新幹線と帰省の思い出から

2019-01-29 05:06:30 | 車輌・電車
 先日の衝動買い品から。

 KATOの東北新幹線200系の4両セット。
 東北新幹線の開業に合わせたタイミングでリリースされたビギナー向け4連。
 当時これに飛びついたユーザーは結構多かった様で、現在でもあちこちの中古屋で出物を見かけるモデルでもあります。
 現にこの間の帰省の時でも2軒のショップにありました。

 今回のは箱がボロボロ、片側先頭車のライト非点灯という瑕疵があったせいで他所よりもかなり割安だった事もあったのですが、これまで見向きもしなかった新幹線に手を出すというのは最近になって「帰省の友としての200系」にそろそろノスタルジーを感じ始めている私自身の心境の変化も大きいと思います(笑)

 昭和の終わりから平成の初めにかけての時期、帰省というとこの200系に随分とお世話になったものです。世間の半数以上が紅白歌合戦かその裏番組を見ている時間帯に走る最終のやまびこに乗って缶ビールなど傾けつつ駅弁を食らうというのが当時の私の帰省スタイルでした。
 トンネルに突入すると一瞬車体が膨らむ感触をボディに密着させた下腿で感じながら「ああ、新幹線は気密構造なのか」とか妙なところで感心したのも思い出です。

 それなのになぜ今日まで200系やE2系に思い入れを持てなかったかというとその時期が私の鉄道模型趣味の中断期間ともろに重なっていたことが大きかったと思います。
(ちなみにE1の初代MAXには悪印象しか感じないですがw)
 まあ、今でもE5系に乗っていてもそれほどの感慨を持てないでいますから私にとっての新幹線は「移動手段」としての位置付けしかないのですが。

 それでも「緑の新幹線(当時のプラレールのCFでの呼称からw)」がいなくなってだいぶ経つとそれなりに懐かしさを感じるようになったのも確かです。

 今回のモデルは前述の通り昭和57年頃にリリースされたセットものですから35年以上は軽く経っているモデルなのですが、造形に関する限り不満は感じません。このタイプの新幹線は再密度よりもフォルムの印象が大きくものを言うので手にとって愛でる分には問題はありません。

 動力は流石にくたびれていますが、それでも一応新幹線らしい走りを見せます。

Zショーティを試す

2019-01-27 05:40:52 | 車両・Zゲージ
 昨年のクリスマスのZゲージ運転会にはミニクラブの蒸機と共にもう一つ編成を入れています


 六半のZショーティの「ゆふいんの森」
 BトレインショーティのZゲージ版とでもいうべきシリーズで、サイズが小さい点を除けば後付けの動力と台車(というか足回り全体)を換装する事でZゲージの線路も走れるというシリーズです。
 この種のディフォルメ列車がZゲージでどれくらい受け入れられるのかはわかりませんが、私の鉄博モジュールのZゲージエンドレスは本来こんな感じのミニ列車の運用を想定していました。

 実際にはスケールタイプの20M車かメルクリンの小型車が運用の中心になっていましたが、できれば博物館のミニ列車にふさわしい外見の編成がいくつか欲しかったところだったのでこのシリーズのリリースは朗報と言えます。

(実は先日の上京で入手したメルクリンの機関車は私にとってはサプライズであり、こちらの方が本命でした。何しろZゲージの新製品など現住地はもとより故郷でもほとんど見ませんから物が確実にある東京近辺に出かけるしかない訳です)

 3両ひと編成が秋葉原の量販店で1500円前後、トレーラーの足回りが1両900円前後、動力が1500円前後ですから大体5000円ちょっとでひと編成が買えることになります。
 博物館のミニ列車を想定するなら新幹線の方が訴求力があるのですが、あいにく新幹線の動力が無かったので今回は次に目立つ「ゆふいん」を選びました。


 帰宅後パッケージから編成を出してみます。
 第一印象は「グリコのおまけ?」
 以前最初のNゲージがリリースされた時、内覧会で実物を観た模型屋さんがNのC50に対して言ったのと同じような言葉、まさかこの私が言うとは思いませんでした(爆笑)

 ですが車体は窓抜きの無い「塗りで表現された窓」をはじめ「車輪も含めて一体成形で転がす事ができない足回り」そして「異様なほどスカスカな軽さとサイズ」などがこの印象につながっていると見えます。
 そのせいかこれ単体では結構な割高感を感じるのも事実でこの辺りがZショーティのウィークポイントのひとつではないかと感じました。


 が、これの真価は実際に動力化してみないと分かりません。走らせたらそれまでの悪印象が払拭されたというのはこれまでの私のホビーライフで何度もありましたから。
 (続く)

趣味の原点を振り返る 番外編「関水金属の153系」

2019-01-26 05:37:13 | 車輌・電車
昭和50年頃を境に関水金属のNゲージラインナップは急速に充実しました。
 キハ82系を皮切りに、タキ3000、DD13、181系と質的な向上も含めての充実ですから当時のNゲージャーのトキメキたるや想像するに余りあります。


 今回はそれらの中から153系急行形電車を。


 こちらも昭和50年頃の関水金属のカタログで予告されていたものでしたが、その時のラインナップはクハ153、モハ152、サロ153、サハシ152の4種。
 前の181系の時もそうだったのですが当時は動力車の2Mの組み合わせを再現するという配慮はほとんどなかったことが伺われます。


 実際の製品化はそれから3年後でしたが、上記の4機種に加えてモハ153が追加されており実物と同様の組み合わせの編成が可能になっていました。


 実を言いますとこの153系は私が親に買ってもらった唯一の編成ものでした。
 誕生プレゼントとして6連バラ買いでしたが、サロもサシもある始めての編成ものだっただけに非常に嬉しかったものです。
 実はこの153系、現在も続いている「ブックケース」仕様が登場した初めての製品でもありましたがケース自体が高価に感じましたし、まさかこのケースが30年以上も続く定番アイテムになるとは思いませんでしたから手を出しませんでした。
 今ではこのサイズが事実上Nゲージのブックサイズケースのスタンダードになったのですから大した発明ではあります。


 キハ82系以来新世代のユニットになった動力は性能に更に磨きがかかりキハ20系の頃とは雲泥の差のスムーズさに感じられたものです。

 そして153系と言うと忘れられないのが「新快速色」
 当時の私にはまさに「シティ電車」のイメージの具現化みたいなカラーリングにはしびれたもの・・・でしたが当時は買う事ができず、30年くらいしてから当時モノのKATOの中古を入線させた思い出があります。

謎の専門誌「鉄道模型の友」ってなんだ?

2019-01-24 05:33:32 | 書籍
 年末年始のエバーグリーン探訪に関連して。

 今回帰省の帰りにここに立ち寄ったのは主に「とれいん」のバックナンバー狙いだったのですが、ついでのつもりで買った本の方が面白くて考え込んでしまったというおまけが付きました。

 年末年始のセールという事もあったのでしょうが今回は古書、古雑誌のボリュームもやたらと多く、いっとき古本漁りに精を出す羽目になりました。
 鉄道模型の店なのに汗

 で、そこで何の気なしに面白そうだからと手に取ったのがこの雑誌です。
 「鉄道模型の友」第4号(1974年)

 最初は模型屋さんのパンフレットか何かと思い気に留めなかったのですが、帰りの電車の中でよく読んでみると一応奥付もあり定価も付いています。
 雑誌扱いではない物の一応定期的に刊行されていたものの様です。
 発行所はアートプランニング。編集兼発行人に藤田欣史と言う名前が載っています。
 総ページ数は32ページで、本文にカラー印刷はありません。ぱっと見では「昔の自治体の広報」か何かのようにも見えます。

(「鉄道模型の友」第4号6・7Pより画像引用)

 16番全盛の時期の雑誌らしく内容はペーパーによるキハ23の工作法に始まり、ペーパー車体の上手な塗装方法、蒸機用ロストパーツを使った簡単なディテールアップ、車両の展示台をやさしく作るとビギナー向けの工作記事が並んでいます。
 更に「鉄道模型の通信販売の利用について」という記事もあり当時はあまり一般的ではなかった通販の利用法について懇切丁寧に記してあるのが目を引きました。

(「鉄道模型の友」第4号11Pより画像引用)
 読んだ感じは「模型と工作」「模型とラジオ」の鉄道模型関連記事だけを切り抜いて一冊にまとめたという趣で、カラー印刷が無い地味な装丁と併せて「入門者~中級モデラーの工作ガイド」といった内容です。

 それにしても、70年代前半にTMSとは別個にこんな鉄道模型の専門誌が出ていたなどこれまで全く知りませんでした。
私の故郷のような田舎で売られていたとは考えにくく、また地味すぎる装丁から見て一般書店に流通していたとも考えにくい所があります。

 紙面には模型店の広告も多いのですが、首都圏の他近畿圏、中京圏の店も名を連ねている所から見て本誌は主に3大都市圏の模型屋さんを中心に流通していたのではないかと言う印象を持ちました。

 これに興味を覚えてネットで検索してみたのですが、驚いた事にヒットしたのは画像、記事ともに二つか三つ。
 しかも本誌の創刊事情や何号まで出ていたのか等の基本的な情報が一切不明なまま。まさに「謎の鉄道模型雑誌」です。

 創刊は1971年前後らしいので殆ど年1回程度の刊行ペースだった様ですが5号以降出ていたのかは不明。
 もし本誌について何か情報をお持ちの方が居たらご教示頂けるとありがたいですが…

 それを別とすれば、本誌の内容はTMSよりやや下、模型と工作よりやや上と言う微妙な読者層を狙っている様な印象でこういうのがもう少し続いていたらと思わせるには十分な内容でした。

ホームページの更新のはなし

2019-01-23 05:30:54 | その他
 今回は愚痴と反省が中心です。

 先日帰宅してPCのメールボックスを開いてみたら「最後にホームページを更新してから1か月半が経ちましたが、ホームページ運営は順調でしょうか?」と言う内容の運営会社からのメールが来ていました。

 そう言えば当HPが最後に更新したのは昨年11月の半ば頃でしたから私としては結構間を開けていた事になります。

 2012年にこのブログの備忘録というか記事のいくつかを見やすい形でピックアップするためにホームページを開設してからそろそろ7年目になります。その間多い時には月2回、間が空いても月一回くらいは記事を追加する形で更新してきました。

 昔なら個人開設のホームページと言うのはブログと同じくらいか、どうかするとそれ以上のステイタスがあったものですが近年ではブログサービスの充実とかツィッターやフェイスブックの普及であまり顧みられる事がない感があります。

 事実今日までの期間でホームページの訪問者数は1万7千ちょっと。一日10人いたら多い方と言う感じです。

 ブログで上げた記事の中からこれはと思う物をピックアップし検索しやすい形で再録するというのが当HPの基本なので訪問者が急に増える事はないと思っていますが、いまHPを改めて観ると如何にも古臭い構成です。
 形で言うなら20年前に素人が作ったHPのイメージそのまんまと言ってもいいかもしれません。

 何しろ当時は不慣れなものでガイドブック片手にひと月くらい掛けてどうにか最低限の体裁をでっちあげた様なものですから見劣りするのはやむを得ません。が、そろそろ全体の構成、と言うか見た目だけでも今風にリニューアルしてもいい時期に来ているのではないかと改めて感じます。最低限トップページにこのブログの更新記事をリンクさせるくらいでないとぱっとしませんし(汗)

 何とか今年中にはそれにも目鼻をつけたいところですが・・・

今年最初の入線車 鉄コレの東武2000系

2019-01-22 05:23:50 | 車両・私鉄/民鉄
 帰省の戦利品から

 例年の事ですが帰途で新宿や秋葉のショップを覗くと福袋の類を目にする事があります。
 今年も何か売れ残っているかと思ったのですが、昨年は景気が良かったのかどのショップも福袋は売り切れでした。
 昨年の正月は1つ2つは売れ残りがあったので何か手に入るかと思っていたのですが。

 勢いこちらは中古を中心に出物を見て回ることになります。
 今回入手できたのは鉄コレの東武2000系。これは基本セットと増結セットが揃えば最大8連の長編成が組めるのですが、基本・増結が組になって新品の4割引程度でした。

 昨年最初の入線車はマイクロの営団3000系日比谷線でしたが、東武の2000系も日比谷線に乗り入れており、車体の寸法もほぼ3000系に準じるものです。
 2年続けて日比谷線絡みの出物に当たるのは偶然にしても面白い事と思います。



 さて、鉄コレである以上動力化やN車両化するのは比較的容易です
 ・・・但しサイズの合うユニットがあればの話ですが。
 実はこれを入手してから動力ユニットを探し始めたのですがTMー06Rという鉄コレの中でも割とポピュラーな18M級動力でありながら、どこに行っても在庫がありません。パンタと車輪だけをどうにか手当てして帰宅しました。

 鉄コレのユニットはタイミングを外すと急に入手困難になってしまう弱みがありますが、今回はまさにそれに当てはまった形です。
 幸い来月長電仕様の営団3000系のモデルが出るそうなのでそのタイミングで動力を調達する事になりそうです。

昨年最後の入線車 HOBBY TRAINのET30

2019-01-20 05:42:23 | 車輌・電車
今回は昨年暮れの帰省の戦利品から。

2018年の年越し運転では持ち込み車両とは別に帰省時に入線させた文字通り「今年最後の入線車両」が乱入する事があります。

帰省の折に中古ショップを漁って安いのを見つけると言う関係上、以前には「カシオペアカラーのED75」とか「TOMIX旧製品のクハ111が1両だけ」なんてのがあったのですが2018年のもひと味違った車両が登場しました。

HOBBY TRAINのET30の3連。
年越し運転では初めての「編成ものの外国型」です。

これも故郷のショップで見つけたものですが銀座の中古屋さんよりもはるかに安価(地方のショップではよくあるのですが外国型の車両は咄嗟に相場がわからないせいか日本型よりも安価な値付けのことが往往にしてあります)だった事から割合気楽に入線を決断できました。

さてこのET30、パンタが載っているところからして電車だということはわかるのですが咄嗟にこれのプロトタイプがどういう出自の車両なのかというのがわかりません。私の検索が下手だったのかスマホで検索してもあまり要領を得ませんでした。

とはいえモハ52をより洗練させた様な流線型のボディは日本型にないかっこよさを感じるのも確かです。
実家へ帰宅後、早速年越し運転のエンドレスで試走。最初は引っ掛かりが多く「これは不動品かも?」と思ったのですがしばらく前後に動かしているとようやくギアのあたりがつき走り出しました。一旦走り出せばスムーズさには欠けるもののかなり豪快に走ります。

年越し運転ではこれとEast iDが複線のエンドレスを行き交うことになりました。

さて、このET30のプロトタイプはまだよくわかりません。これから調べなければ。

天賞堂エバーグリーンショップのはなし

2019-01-19 05:39:54 | 旅行・探訪・イベントなど

前回のKATO、TOMIXと来てわたしにとっての聖地的な存在の店を挙げるとなると、あとは「銀座の天賞堂」を出さないわけにはいきません。

なにしろ「ここに立ち寄るというだけの目的で有楽町に途中下車する習慣ができてしまった」のですから(笑)
(でそこから銀座線で末広町に直行するなんて悪い癖がついたのも)

ただ、ここの場合個人的に「行く前から敷居の高さが気になって二の足を踏んでいた」時期が長かったのも特徴です。何しろ聖地は聖地でも「16番と外国型モデルの聖地」という印象が強かった上にオーディオショップの視聴室並みにマニアの巣窟と化しているのではないかという不安も強かったのです。

10年ほど前に初めてここを訪れた時の一種の緊張感は未だに忘れられません。

で、出てきた時の一種の幸福感はそれ以上に忘れられなかったりするのですが。
2階3階のショップの持つ一種のアダルトな雰囲気は確かに事前の印象に近い物がありましたが、店員さんの商品知識がしっかりしていたのと、わからない点に懇切に応じてくれていたのは特に16番のパーツを買う際に大きな安心感を与えてくれました。

で、この聖地で一番魔窟的なのが4階エバーグリーンショップと呼ばれる中古モデルコーナー。毎回入るたびに鉄道模型の博物館をのぞいているような気分になります。
16番やNゲージはもとより現住地や故郷ではまずお目にかかれない外国型HO、Nのモデルやメルクリンミニクラブの中古にお目に掛かれたのは結構なカルチャーショックでした。

しかもそれらのモデルはかつて工作ガイドブックでしかお目にかかったことの無い30年、40年前のモデルも結構あったりして見飽きるという事がありませんでした。
ここでは外国型のHOをいくつか買わせていただきましたが、お陰で日本型16番に無い外国型ならではの魅力と製品の優秀さを肌で感じる事ができました。従来外国型モデルに持っていた一種の偏見はエバグリでかなり拭い去られた気がします。

ただ、それを別にするとやはり常連さんのノリは他の聖地とはひと味もふた味も違うのも確かで、少なくとも女子ども連れで入れるような雰囲気はありませんが。


とはいえ、上京の折に時間があれば必ず立ち寄る(それでいてKATOやTOMIXほど辺鄙で無い)聖地として最もお手軽な場所であることも確かです。

先日もここで少々変わったモノを入手しているのですが、それについては次の機会に。

...などと書いていたら、来月でエバーグリーンショップが閉店するとの由。意外な展開にびっくりです。

ポルテとチアガール(笑)

2019-01-17 05:37:26 | アクセサリー
先月の埼玉のイベントの戦利品から。

こばるさんで入手した「チアガール」の6人セット。
こちらのフィギュアは普通のレイアウトで使うには躊躇しそうなネーミングと題材の物が多いのですが、逆にその題材の広さがまた魅力と言えます。

その大半が和風のレイアウトにしか使えない題材ですし(笑)
とはいえ、これをどこに使うかよく考えもせずに買う私も私です。
これだからイベントの衝動買いは恐ろしい。

とはいえ駅ビル屋上ステージとか商店街のイベントとか意外に使い道はありそうな気もしますが。

もうひとつは津川洋行さんでバーゲンされていたミニカーから。
「トヨタのポルテ」

このクルマ、実は以前車検の代車で乗った事がありますがまるで「走る温室」のような窓のでかさと視界の広さに驚いた記憶があります(笑)
街角でも意外にみる事が多いクルマなので21世紀の町並み表現に使うには悪くないと思います。

実はこんなアイテムが出ているとはこれまで知りませんでした。
同じ売り場では3輪トレーラーやハコスカ、ケンメリ、ミニのクラブマンなんかもありましたが、予算の都合もあって買ったのはこれだけです。トレーラーも買っておけばよかったかなと今になって思います。

メルクリンミニクラブの89型蒸気機関車

2019-01-16 05:35:12 | 車両・Zゲージ
 先日の埼玉行き・・・というかついでに立ち寄った某所の戦利品です。
 物はメルクリンミニクラブの89型蒸気機関車。

(科学教材社 77年版工作ガイドブック472Pより引用)
 40年以上前の工作ガイドブックでZゲージなるものの存在を初めて知った時、当時の広告でZゲージの小ささを象徴していたのがこのモデルでした。
 写真では結構でかそうに見えますが親指と人差し指の間で挟めるくらいのサイズです。

 ミニクラブの基本セットからZゲージを始めた時に、いつかは手に入れたいと思っていたモデルだったのですがなかなか出物がなく、一度などはタッチの差で目の前の先客に買われてしまった事もあった恨みのモデルでもあります。

 幸いNゲージの中古機関車より安価な出物をようやく見つける事ができ長年の恨みを晴らした思いです。

 上述の事情もあってこのモデルはメルクリンの中でもかなり初期のモデルなのですが、それでここまで小さな機関車をものしていたのですから大したものです。ダイカストと思われる材質の車体もディテーリングが程よく出ていますし今の日本型Zゲージよりも脚周りのバランスが良い位です。

 ただ、年代物なだけに購入当初は走りがかなり引っ掛かりました。やむを得ずギア部にグリスを注入、走行時に盛大に火花が出た車輪部には集電安定剤を塗布するなどしたところ走りが見違えるようによくなりました。
 これはミニクラブの中古品には往々にしてある事なのですが、これなら走行時の耐久性も期待できそうです。
 (実際、この型のモデルは耐久走の記録でギネスに載った事があったと思います)

 ついでだったのでジャンク品のタンク貨車なども追加したので以前からのモデルと併せてミニクラブだけで貨物列車が組めるぎりぎりの数は揃いました。

鉄コレの富士急6000系「トーマス」と「マッターホルン」号で今年のモデル初め(笑)

2019-01-15 05:32:19 | 車両・私鉄/民鉄


 入線が昨年暮れだったのですが、先日入線したニューモデルから。
 いっとき、怒涛ともいえるリリースラッシュで当レイアウトでの一大勢力を成していながら、ここ2,3年ほど新車のリリースの無かった富士急行の車両に久しぶりに新型が登場しました。

 とはいえ、ラッピング仕様車ですが。

 国鉄205系をベースに富士急行仕様の3連として現在活躍中の6000系の特別仕様車(笑)
 「トーマスランド20周年記念号」と「マッターホルン号」の二編成です。

 最近は山手線の電車でも広告満載のラッピング車をよく見かけますが、昭和末期の通勤車である205系でもやろうと思えばこれくらい凄まじいラッピングができるというのはわたし的には意外と衝撃的だったりします。

 実はこの2モデル、トーマスは5000系(富士急オリジナル)マッターホルンは1000系(旧京王5000系)で先代が製品化されています。
 ですが前者は当時の印刷技術の問題だったのか異様にカラーリングが毒々しく、余り好感が持てない出来でした。今回のトーマス電車は配色の関係かそうした悪印象はかなり薄められ悪くない出来と見えます。

 マッターホルンも何やらチョコレートのパッケージにでもありそうな配色が切妻の車体に似合っていて先代ほどの無理やりな感じは薄められている印象でした。

 何よりこの二編成が居るとそれだけでお祭り騒ぎの様な賑やかさ!さすが自前の遊園地を持つ地方私鉄は一味違いますね。


 先日の帰省から帰って、今年最初のモデルの工作はこのトーマスランド号の動力化でした。
 いよいよ当レイアウトも今年の活動が始動です。

TOMIXモデルワールドのはなし

2019-01-13 05:03:36 | 旅行・探訪・イベントなど
前回のKATOのホビセンネタで引っ張った折「KATOを出したならTOMIXも出さないと片手落ちかな」とか思いまして、今回は大宮のTOMIXワールドの思い出から

一昨年暮れの帰省の折、大宮で時間があるのを幸いここに立ち寄ろうとしたのですがGoogleの表示では営業中と出ていたのにかかわらず実際行ってみたら店が閉まっていてガッカリした嫌な思い出があります(おのれGoogle)

ここは近日移転予定との事で大宮参りに立ち寄れるのもあとわずかになりました。
という訳で先月の埼玉のイベントでもここに立ち寄っています。

「新幹線の待ち合わせで立ち寄れる聖地」というのはここならではのメリットだったのですが、如何せん現住地からはいささか遠すぎるのがネックとなりホビセンほどになじみが作れなかったのが惜しい気がします。

初めてここに立ち寄ったのは数年前のやっぱり帰省の途中でした。
で、そこで初めて買ったのが「TOMIX焼き」だったというのもなんですね(笑)

以後ここも何度か覗いていますが、大概の場合ここで車両を買うという事はなくてASSYパーツを買い込む用途に使う事が多いです。
やはり「ここになら確実にあるだろう」という安心感があるのは大きなメリットですね。
今回の買い物も結局ASSYパーツでしたし。

ここはホビセンに比べると若干一般向けに振られた構造が特徴で、鉄道模型に興味のないウチの子供なんかを連れて入ってもホビセンほどには文句をつけられないというメリットがありました。何しろ隣が「SOGO」ペデストリアンデッキ経由徒歩数分で大宮駅にアクセスできますから食堂やカード売り場には不自由しませんしw

どこに移転するのかは今の時点でも不明ですが、できれば現住地からのアクセスがいいことと共に、今の一般向けに振られたノリも残して欲しいというのが正直なところです。

年越し運転2018-2019から

2019-01-12 05:59:49 | 旅行・探訪・イベントなど
 元日のブログでも軽く触れていますが、この大晦日も年越し運転を敢行しました。
 毎年のことで、しかも車両の数が制限され、しかも実質的なお座敷運転という形ではありますがこれをやっていると「ああ、今年も暮れてゆくなあ」と言う感慨に浸る事頻りです。

 とにかく「これをやらないと正月が来ない」くらいなステイタスが私の中で定着しているイベントにはなりました。

 これまでと違うと言えば、とれいんの年越し運転のレポートをいくつか読んだ後なので運転をしながら「今、この瞬間に同じ様にスロットルを動かしている人がどれだけいるんだろう」と感じる事ですか。

 今回はEast-iDにマヤ50を組み合わせた観測車編成。昨年のキヤ92同様「今年も堅実に過ごしたい」と言う思いからの選択です。前回の運転会で走行中に車輪が外れるトラブルに悩まされたマヤ50ですが、台車を交換してやっとこさ年越し運転に間に合わせました。

 701系盛岡色は「盛岡に居るのに盛岡色を走らせなくてどうする」と言うノリと、昨年後半の「レンタルレイアウト巡り」で走らせた車両と言う所もあっての投入でした。

 年越し運転の持ち込み車両は持ち運べる容積に限りがあるのでブックケースひとつかふたつ分程度までと言う制限があります。
 走れる数が限られているだけにその年印象に残ったモデルを使う事が多いですが。これに加えて数年前からは「帰省中に入手した今年最後の入線車両」が年越し運転に供されます。これは少なくとも3,4年前からの年越し運転に加わったパターンですが

 それは外国型であったり、変な改造が加えられていたりするモデルが多く、その年によって入線する種類はまちまちですが、基本的に普段の私が手を出さない様なモデルが多いです。

 この現地調達最後の車両については次の機会にでも。

 なんだかここまで書いているとまるで紅白かオールスターゲームの参加者選びに近いノリになっている事に苦笑してしまいます。