光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
こちらはメインブログのアーカイブとなります。

モジュールの再配置2・縦の効果

2010-03-30 22:06:35 | モジュール・2

 先日から試しているモジュールの再配置です。
 上の写真の場所、セクションの向こうが直接背景画となっている不自然さがあったのでそれを解消するためにセクションと背景画の間に建物とレリーフを組み込んで見ました。

 山のレリーフはレイアウトのパーツから、建物は今のレイアウトから取って来た物です。
 この中でアオシマの団地は多少背景が外国風であっても半ば強引に風景を日本風にしてしまうという素晴らしいアイテムと思います(笑)

 全体の雰囲気も先日の物よりもかなり奥行きが出てきた感じがします。
 実は今回の試みは以前別の構成でも試してみた事があります。

 昨年の12月14日のブログでも触れていますが、ジオラマに物理的な奥行きを与え重層的に建物やシーナリィを配置する事でモジュールやレイアウトの立体感を強調しリアリティを与えるというのは単純に市販の建物を配置しただけであってもかなり効果的と感じています。背景やレリーフの効果もこうした場合にはより強調されるようです。

 今回の作例は奥行き1・5メートル強で写真のような雰囲気となりましたが、これはレイアウトに留まらずお座敷運転の雰囲気作りやモジュールを組み込む形での組み立て式レイアウトにも使える技法ではないかと思えます。

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モジュールを再配置する(笑)

2010-03-29 19:57:53 | モジュール・2

 運転会も終わりましたが次回の運転会に向けて駅ビルを組み込んだモジュールについてメンバーの方に冷陰極菅の追加を行なってもらえる事となりモジュールを一枚お預けしました。

 結果として2枚のモジュールを配置していたスペースに余裕が出た訳ですがこの機会に以前の機関区風セクションを接続し、ビル街だったモジュールの一部を当初作ってあったトンネルと山のそれ(一昨年のブログ参照)に差し替えて再配列しました。

 ビル街からやや田舎がかった近郊風景になりましたが元々こういう風景で作っていたモジュールだったのでこちらの方がしっくりします(笑)

 モジュール奥にあった道路橋ですが橋の奥にこれも前のモジュールから外した山を配置する事で風景の奥行きが出てきました。この山は今のモジュールでは元々放送局のあったところに配置されていた物です。


 同様にサブエンドレスに機関区風セクションを直結させた事で踏切から奥を覗くアングルでも同様の効果が出ている感じがします。

・・・などと書きましたがこれらはあくまで人間目線かそれに近いところに視点を下げているからと言う話でして少し視点を上げるとしたの写真のようになります。

 なにやらテレビの特撮物のセットみたいですね(笑)


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KATOのEF16

2010-03-28 09:06:21 | 車両・電気機関車


 先月KATOからEF15がリニューアルした時には既にTOMIXのそれが新車で入線していた事もあって(クオリティの差は分かっていても)手を出すのに躊躇する物がありました。
 が、今回姉妹品のEF16がリリースと言う事でつい手を出してしまいました(汗)

 実は今回のEF16の入線には私の手持ちの20系の「北星」が関係しています。

 というのも開設当初の20系「北星」は客車自体が同時期に設定された「北陸」と共通運用されており機関車さえあれば運用を再現可能と言うメリットがありました。上越線の補機という限られた運用だった機関車ですがそういう訳で入線の運びとなったわけです。
 というわけでEF58との重連(但しこれは庇なしと言うのが痛いですが)をやってみました。

 機関車同士の相性の問題もあるのでしょう、今ひとつモーターの協調に難があったのですがそれでもどうにか運行は出来ました。


 単機で使った場合は動力も実にスムーズでスローも良く効きます。
 ディテールに関しては今入手できる量産プラ製品としては最高の部類ではないでしょうか。以前のKATO製品では取り付けに苦労させられるのが常だった信号炎管も最初から装着されているのもポイントが高いです。

 さてこうなると現在短縮編成で運用している20系の方もどうにかしたい誘惑にかられます。
 いつになるのやら(汗)
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青空文庫の鉄道物

2010-03-26 06:57:42 | 書籍

今回は読み物の話です。
 鉄道を扱った文学作品は専らミステリを中心に読んでいるのですがその際によく利用するのが「青空文庫」というインターネット図書館サイトです。

 ここでは原著作者の死後50年を経過した作品を無料で読む事が出来、ビューアなどを使えばPC若しくは携帯などでも読む事ができる手軽さもあって中々重宝しているのですが(私の場合はPCからダウンロードしたファイルをPDA上に変換しています。携帯よりも画面が大きくフォントの変更も自在なので旅行中やちょっとした暇を見つけて読むにはうってつけですが肝心のPDA自体が下火になっているのが辛い所です)鉄道関連の小説や随筆などに面白い物が多く中々楽しませてもらっています。

 読む物は例によってミステリが中心ですが以前取り上げた鉄道ミステリのアンソロジーで取り上げられた作品のいくつかもここに収録されていて興味深い物があります。この他鉄道を扱った小説類も含めてリストアップしてみると
具体的な作品として以下の物があります。

   大阪圭吉「とむらい機関車」「気違い機関車」「香水紳士」「3の字旅行会」(あとの二つはアンソロジーにも       未収録だったものです)
   海野十三「省線電車の射撃手」
   浜尾四郎「途上の犯人」
   小酒井不木「汽車の切符」
   夢野久作「木魂」「人間レコード」(後者はアンソロジー未収録)
   甲賀三郎「急行13時間」
   芥川龍之介「西郷隆盛」「蜜柑」「トロッコ」(後者はアンソロジー未収録)
   佐佐木俊郎「汽笛」「機関車」(後者はアンソロジー未収録)
   平林初之輔「山吹町の殺人」(アンソロジー未収録)
   宮澤賢治「氷河鼠の毛皮」「シグナルとシグナレス」「化物丁場」(アンソロジー未収録「化物~」は個人的にお気に入りです)
   岡本綺堂「停車場の少女」(アンソロジー未収録)
   コナンドイル「臨時急行列車の消失」
   ディッケンズ「信号手」

 といった所でしょうか。他にもあると思いますがタイトルから鉄道物と推定できないものもかなりあると思われます。

 これらの作品は上記の事情により古典的な物が多いのですがジャンルがバラエティに富んでいる事、又昔の鉄道や列車内の雰囲気をよくとらえている物が多く読んでいて飽きさせません。

 随筆でも寺田寅彦の「電車の混雑について」
岡本綺堂の「停車場の趣味」押川春浪の「本州横断徒歩癇癪旅行」の一部などに面白いものがあります。

(写真は本文と関係ありません)
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運転会の反省と次回への課題

2010-03-25 00:27:56 | 旅行・探訪・イベントなど
 
 今回の会場のショッピングセンターへのモジュールの持込は初めてだったのですがこれまで参加してきた会場とやや勝手が違ってしまった所もありました。
 これまでの運転会よりも通路が狭かったためにモジュールぎりぎりの位置に高い建物が配置されると誰かが通るたびに接触の恐れが出てしまった事などはその際たる物でしょう。
 又、線路の上に架線柱やベースを配置する際に建築限界ぎりぎりに作ってしまうとダブルスタッカーなどの背の高い車両の通過の際に接触する危険が増える事も今回浮き彫りになった点です。

 それらを勘案すると次回の課題として
 1)放送局周辺・繁華街付近の高層ビルの低層化とシーナリィの差し替え(既に前作の物が確保され ているので会場の条件に応じてシーナリィの一部を差し替え可能にしておく)
 2)高さ方向の建築限界に余裕を持たせる
 3)線路の接合部付近の手元を広く取れるようにシーナリィの取り付け方法を改善する
 4)脆いと思われる所は運搬や配置の繰り返しに耐える素材(ボール紙を使っていた部分を厚手のプラバンなどに)に差し替える

 と言った所でしょうか。次回は恐らく年末になりそうなのでそれまでに改良を加えたいところです。

 最後に運転会の動画です。
http://www.youtube.com/user/yuuzuru17?feature=mhw4#p/a/u/0/5BN-nJlbWw0

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運転会二日目・ヴィンテージの走り

2010-03-23 00:01:54 | 旅行・探訪・イベントなど

運転会も二日目にして最終日です。
 今回の運転会は県内最大のショッピングモールで行われたと言う事もありこれまで以上に盛況な物となりました。

 モジュールそのものや16番の参加という要素もありますが何と言っても「お祭り騒ぎ」と言う言葉がふさわしい運行列車のバラエティの広さが印象的でした 。
 ここでの定番の「あずさ・かいじ」を中心としたご当地列車に加えてアメリカ型を中心にした外国型の疾走、エンドウの96やしなののED17を筆頭としたヴィンテージモデルの活躍(実は私もKSKタイプCタンクを持ち込んだのですが)等など…
 写真や文章では今回の運転会のノリがわかりにくい気もするので動画をアップしました。
 
http://www.youtube.com/user/yuuzuru17?feature=mhw4#p/a/u/1/MVLARFHRGuM
http://www.youtube.com/user/yuuzuru17?feature=mhw4#p/a/u/0/0yRjAxhj7oY

 JR・私鉄はもとより外国型や骨董品(笑)まで入り乱れる運転会。
 私の場合、今回は休日出勤等を縫っての途切れ途切れの参加となりましたがそれでもその雰囲気に酔っ払うには充分だったと思います(笑)


 ところで、今回の運転会では外国型と旧モデルが良く頑張っていたように感じます。
 KATOのTGVやPMTRAIN、トミーナインスケール(バックマン)のスピリッツオブ76やアエロトレインなどが500系やE351等と入り乱れる様は壮観でした。かく言う私もアーノルドのV100をこっそり紛れ込ませましたが。

 又、エンドウの9600などは私も初めて実物にお目にかかりましたしそれが立派に長編成を牽引しているのにも驚きました。
 KSKタイプCタンクも参加しましたが流石に長編成の牽引は荷が重かったようで(汗)

 それにしても昔のモデルの動力は繊細さには欠けても結構タフな事を実感させられました。

  
 ところで、モジュールを持ち帰っての帰宅後、冷陰極菅照明用のACアダプターをどこかに忘れてしまったのに気付いて焦ったりします。これが無いと困るので早く見つけないといけません(汗)
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運転会初日

2010-03-22 00:06:29 | 旅行・探訪・イベントなど

 
 昨日から運転会です。
 運転については途中からの参加でしたが県内でも最大級のショッピングセンターを会場にした事もあってこれまで以上に盛会な雰囲気でした。

 16番の運転コーナーは前回よりも車両のバリエーションが増え一般参加の運転コーナーも一時行列が出来るほどでしたし、カメラカーやライブカムを駆使した映像デモが雰囲気を一層盛り上げました。

 ライブカムの映像は以下のリンクでも見られます(朝10時前後から開催終了の本日の午後5時まで)
http://www.ustream.tv/channel/f9-diorema-club


 走行車両はいつになく国際色が豊かな事と各メンバーが秘蔵の車両群を惜しみなく投入している事もあって実にバラエティ豊かでした。エアロトレインなどは正に異色車両といえます。
 こうした一種の「鉄道祭り」的な雰囲気がここの運転会の身上と思います。

 今日は最終日ですが午後から私も何か持ち込んでみようかと思います。

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 モジュール更新計画・65・運転会準備

2010-03-21 11:24:03 | モジュール.1
 
 昨夜いっぱいをかけて運転会のモジュールの準備を行ってきました。

 今回参加のモジュールは16枚との事です。私の二枚も参加したのですがモジュール同士の接続に思いのほか手間取ったり(今回自前の端数レールを用意したにも拘らずうまくいきませんでした。接続の際の角度が微妙にずれるとジョイントが嵌りきらないようです)モジュール上のビルがひっくり返ったりと余計な迷惑を他のメンバーにかけてしまいました。接続の問題はこれからの課題のようです)


 放送局は予想していたようにモジュール全体ではダントツの高さのランドマークと化してしまいました。こちらも航法灯等のアクションがこれから必要になりそうです(室内照明の類は照明の下では目立ちにくい事もあります)


 他のメンバー、クラブの展開としては昨年来好評な16番の運転コーナー(今回はライブカム搭載のモデルも登場です)が今回も用意され 又、Nのカムトレインも大型モニターでのライブが行なわれたり本格的なPAを用いたサウンドシステムなどなど相変わらず精力的な展開に唸らされます。

 運転会は今日から二日間。そろそろ私も会場に行くつもりです。

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モジュール更新計画・64・出撃前夜(汗)

2010-03-20 13:53:48 | モジュール.1

 いよいよ今日から運転会なのですが持ち込み直前までできるところを仕上げていました。
 今回の改修の肝は屋上ショーと放送局だったのですが、そこがお粗末なのに加えて他の改修に殆ど手が回らなかったのも悔やまれる感じです。(汗)

駅ビル屋上の屋上ショー。奥に見えるおかしな建物ですが実はジオコレの照明ユニットの電池ボックス兼スイッチを隠すためにあり物で急遽でっち上げた物です。この周囲にも通行人などを置くとよりリアルになったと思いますが乾燥・固着時間も入れると完全にタイムアウトでした(大汗)

 そして問題の放送局。モジュールに組み込むと全体のバランスを崩しかねないほどの図体になってしまいました。モジュールの場合シーナリィの奥行きを背景でごまかせないため奥の建物や山を高くしがちになるのですがそれにしてもやりすぎだったと思えます。

 なにやら反省点ばかりになってしまいましたが、そんなモジュールでもこれから据付、明日から公開というスケジュールで準備開始です。
 他のメンバーの新作も力作が出揃いそうなだけに怖いです(大汗)

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春来たりなば・・・

2010-03-18 18:39:21 | ストラクチャー


 彼岸の入りにこういう題材も場違いですが(汗)

 先週半ばの雪には驚かされましたが、10センチ以上積もった雪が1日で溶け去ってしまったのにも驚きました。3月の降雪というのは積もる時にはかなり積もりますがその消える速さに春の訪れという物を感じます。
 個人的には雪解けのこの時期というのは結構好きな季節です。暖かくなるというばかりではなく日の長さが徐々に長くなってくるのを実感できるという事もあるかもしれません。

 そんな訳で手持ちのストラクチャーでちょっと悪戯を

 ジオコレの建物を使って雪解け時期を表現してみました。
 雪の素材は紙粘土ですが春先に屋根から雪が落ちる寸前の所をイメージしています。
 私の故郷ではもっと分厚く積もった雪が徐々にまくれるように屋根からはみ出してゆくのですがNの小型建造物でそれを表現するのが意外に難しいことも実感しました。

 あと、建物本体のウェザリングやエージング表現にも工夫が要りそうですね。

 実はこの悪戯、現在進行中のプロジェクトにもちょっとだけ関係した習作だったりします。それについては折を見て。

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鉄道ミステリというもののけ

2010-03-16 19:04:24 | 書籍














トップページ レイアウトの紹介 所属車両の紹介 リンク
思い出の書籍 ふと思うこと 趣味の思い出 そのほか


 以前に趣味の原点の項で鮎川哲也監修による鉄道ミステリのアンソロジーの話を取り上げた事がありますが最近それらの本を就寝前に布団の中で再読する事が増えています。

 最初の「下りはつかり」を初読したのが昭和50年の頃でしたが、35年を経て読み返してもやはり面白く感じます。

 一般に鉄道ミステリというとダイヤグラムを使ったアリバイトリック若しくは車両の構造や運行形態を使った殺人方法や密室トリック等が主体となりやすいとおもいますがこれらのアンソロジーに取り上げられている話は単にそれだけの括りにとどまらない拡がりがある事が今読み返しても色褪せない秘密ではないかと思います。

 ここで取り上げられている作品群には森村誠一・西村京太郎・赤川次郎等の人気作家の初期の短編はもとより大阪圭吉・浜尾四郎と言った戦前のミステリ作家の代表格の作品、関四郎・海野詳二等の鉄道関係者の余技作品、果ては芥川龍之介といった文豪や丘見丈次郎や星新一・河野典生といったSF・ハードボイルド系作家の作品まで取り上げられ中には有栖川有栖のようにこのアンソロジーでデビューを飾った現役ミステリ作家までいるという賑やかさです。
 (レールウェイライターとして知られる種村直樹のミステリも収録されています)

 個人的に印象に残っているのは坪田広の「下り終電車」多岐川恭の「笑う男」、六郷一の「夜行列車」大阪圭吉の「とむらい機関車」海野十三の「省線電車の射撃手」加納一郎の「最終列車」そして有栖川有栖の「焼けた線路の上の死体」などですが実際には全体を通して一部を除けばほとんどハズレといえるものがなくどれも安心して読む事が出来ます。

 何よりこのアンソロジー自体が戦前から昭和末期までのミステリの流れを俯瞰できる構成となっている点も中々興味深くこのアンソロジーをきっかけに他のミステリにも目が向く事になった鉄道ファンも多いのではないでしょうか。

 ところでこれらのアンソロジーの巻末には取り上げられなかった作品が纏めて書かれているのですが初出が稀講本である物が多いせいか未だに読む事が叶わぬものが多いのが今となっては残念です。
 古い作品の一部は青空文庫で出たりするのですが(岡本綺堂の「停車場の少女」など)まだ十分とはいえず
 渡島太郎の「殺人列車」西尾正の「線路の上」とかはぜひ読んでみたい作品であります。

(尤もこのアンソロジー自体が最近では古本屋でしか見なくなってしまっているのですが…最も比較的最近有栖川有栖や山前譲等の手で同種のアンソロジーがいくつか出ている様です)

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モジュール更新計画・63・JOFY-TVの製作・6・鉄塔を作る

2010-03-15 19:15:56 | ストラクチャー

 先日の放送局ですがやはり肝となるのは屋上にある鉄塔部分です。

パラボラをはじめとするアンテナ類を追加しどうにかそれらしくしました。下方の大型の奴は当初はカバーのみをボール紙から切り出して取り付けたのですが横から見たときにどうにも格好がつかなかったために急遽本体をスチロール切り出しでジャンクパーツからそれらしくステーを作って取り付けました。

 塔そのものはプラモの東京タワーのパーツをベースにしましたが調べてみるとこの種の鉄塔には保守点検用の足場が付き物と分かりGMのビルパーツからそれらしく作って追加しました。
 ですがそうなると階段も必要な気がします(汗)流石にこれは適当なパーツがなく今回はタイムアウトとなりそうです。

 
 塔を局舎の屋上にすえつけると地上高60センチを上回る(スケール換算で90メートル)というモジュールのランドマークが出現しました。

 出来そのものは置いておいてとりあえず目立つ事は目立ちます(笑)
 ひとつ発見として塔を手前に置いて塔越しにモジュールのビル街を見下ろしたアングルが意外に良かったのは拾い物でした(笑)モジュールを俯瞰で見たときに手前に鉄塔があると距離感が出て意外にリアルに感じますね。



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鉄コレの富士急に新顔が

2010-03-13 16:54:47 | その他
 このところ、鉄コレの話が続いていますがご勘弁を。何しろまさかと思った形式やアイテムがある日突然リリース情報が出たりするので見ている方もびっくりする事が多いのです。

 今回のサプライズは富士急行の5000形。
 当時はローレル賞受賞の意欲作だった車両ですが、地元では専ら「トーマスの電車」で通ってしまうあれです。

 これまで鉄コレとなる車両は一部の事業者特注品などを除いて同一設計の形式が複数あるケースや大手私鉄から地方私鉄などへの譲渡車が多かった(言い換えれば同じ車体の色変えがしやすい形式)のですが、この5000形は富士急行にも1編成2両しか存在しない(つまり他への転用が利かない)スペシャルモデルともいえるものです。



 予定では初期のツートン仕様と現在の「トーマス」仕様の2タイプがリリースとか。実車を見ていても目が痛くなるくらい細かい画が書かれているトーマス電車だけにこちらの方が予価がノーマルより高めのようです。
 リリースは夏頃との事ですので夏休みの楽しみがひとつ増えた気がします。


 余談ですが個人的な好みを別として富士急行線は旧京王の電車やJRのパノラマエクスプレス改などのバラエティも去る事ながら115系やE233、183系などが乗り入れてくる独特のカオス状態が魅力に思います。
 良くも悪くも「レイアウト的」な風景といいましょうか(笑)私個人は結構好きだったりします。

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小田急SEの入線

2010-03-12 21:18:02 | 車両・私鉄/民鉄

 前回書いた「目論見」とはこれの事です。
 当レイアウトに初めて本格的なロマンスカーが入線しました(元ロマンスカーならば既に長鉄の湯けむり号が入っています)折角ロマンスカーを入れるならそれに見合うだけの普通列車との組み合わせを楽しみたいというのが先日お話した「目論見」だった訳です。

 今回の入線のいきさつですが、かねて拝見している「芋蔓重工の日記」のブログでふた月ほど前にブログ主の芋さんがロマンスカーの大量入線を実現した話(笑)を読んでいたのですがそれ以来妙にロマンスカーが気になって仕方ありませんでした。

 小田急自体は新宿駅などで目にする機会はこれまでにもあったのですが最近のVSE等には今一つ馴染めなかった事もあってそれほど注目していませんでした。

 とはいえSE・SSE・NSE辺りだと子供の頃に読んでいた絵本や図鑑ではよくお目に掛かる常連電車ではありこの辺りの車両ならば欲しいとかねて思っていた電車でもあり入線を決断しました。ですので、今回の入線は芋さんのブログが引き金となった形です。

 早速出物を漁ってみたのですが前回触れた鉄コレの小田急との組み合わせで違和感が少ないのは製品化された中ではプロトタイプが最も古い形のSEしかないと思い、それを中心に手頃な中古を探し出してこのたびめでたく入線の運びとなりました。
 数あるロマンスカーの中でもSE車の場合アメリカ辺りでも見そうなバタ臭さを感じる先頭部と窓周りが魅力と感じます。走行では連接車特有のカーブの追従性と連結面のアクションがこれまで2車体の連接車ばかり経験してきた私から見ても非常に魅力的でした。結果としてとても満足感の高い新車となりました。

 それにしてもこうなってくるとSSEやNSEなども欲しい所ですがそうなると何よりも予算と出物の問題があり実現までの道は険しそうです(汗)
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鉄コレの小田急

2010-03-11 21:00:35 | 車両・私鉄/民鉄

 鉄コレは第一弾の小型電車が出て以来の付き合いですが、最近は大手私鉄や国鉄の車両のメジャー所などもラインナップされ名実共に「コレクションアイテム」らしさが出てきたと感じます。

 基本的にその時は興味が薄くても「いつかは使うのでは」という思いもあって少なくともノーマルの形式は極力押さえるようにしていますが、そのせいで物置の肥やしとなっている形式も複数存在します。
 ところが後になって何かのきっかけでそうした車両に脚光が当る事もあるので物置の肥やしも満更ではありません。

 そこで本題ですが、最近ある事情から妙に小田急の電車が気になりだして、仕舞い込んでいた鉄コレの小田急電車を引っ張り出してきました。


 第3弾の2200とその新潟仕様(外見上の相違は殆どありません)第6弾の1600、そして第9弾の1800が鉄コレでの主なラインアップです。2200は動力化・N車両化しているのでそのまま自走できますが、他のはパッケージから出したそのままの状態ですのでいわば「電車区の置物」状態です。


 年代的に古いものばかりですが私の目論見にはむしろ好都合な組み合わせです。
 それにしても電車をただ並べただけなのにそれだけで電車区気分が満点です。中々楽しい気分にさせてもらいました(これと同じ様な事は大手では西武や南海、地方私鉄では富士急や琴電、秩父などでも可能です)
 いつの間にか鉄コレもこれだけの事ができる位のボリュームを得ていたのかと感慨しきりでした(といっても5年そこそこの歴史なのですが)

 さて、これらの鉄コレ小田急を並べた目論見については次の機会に。

 最後になりましたがアクセスが11万ポイントに到達していました。こんな内容のブログですがこれからもよろしくお願いします。
 
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