光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
こちらはメインブログのアーカイブとなります。

梅雨時の謎のイライラに・・・(汗)

2019-06-30 05:39:50 | 鉄道模型 
 6月に入ってこの方何となく気が沈みがちです。

 朝と昼で極端に違う温度差と梅雨入り以来高い湿度などが精神状態に影響していると思っていたのですが、ここ数日ストレス感覚が高まりどうにもしようがない気分になっていました。
 梅雨時に気分が沈むのは毎年の事です(むしろいつもの年よりも湿度は低めなくらいです)がそれにしても今年のストレス感は高い。

 何故こんなに気分がささくれ立つのか自分でもわからなかったのですが、つい先日ふと思い出しました。

 「そういえばグランシップ以来レイアウトで列車を走らせていない!」

 ひところに比べてレイアウトで運転する頻度が下がっていた事もあって気づきませんでした。モジュールに車両を並べたり写真を撮ったりはしていたのですが、確かに先月のイベント以来、丸ひと月半レイアウトで列車を走らせていなかったのです。
 いつもだったらどんなに間が空いても1週間か2週間に一度くらいの頻度で何かしら列車を走らせていますが、イベント終了の反動と実生活の多忙のタイミングが重なったせいか今回はかなりブランクが出ていたのです。


 早速レイアウトに通電してE353などを走行させたら、それまでのイライラが嘘のように消えたのには自分でも驚きました。
 ただのエンドレスを列車がぐるぐる回るだけだってのに。


 が、確かにこのひと月半はレンタルレイアウトに行ってですら、他の人が運転しているのを眺めているばかりでしたしクラブの運転会も今年の上半期は出ていませんでした。

 このレイアウト禁断症状みたいなのは確か2,3年前にもありましたが、自覚症状がないだけになかなか気づかないものですね(笑)
 お恥ずかしい話ですがレイアウト趣味、それも工作ではなく「走らせることそれ自体」が自分の中でここまで大きなウェイトを占めているとはこれまであまり意識していませんでした。

 ですが、レイアウトと言うのは本来「列車を走らせるために作っている、維持している」のですからそれを使わないというのは本末転倒ではあります。

 これからは「謎のイライラが出たらレイアウト」を試してみようかと(笑)

つぼみ堂の16番Bテンダー蒸気機関車

2019-06-29 05:37:45 | 車両・16番

 最近16番の中古モデルの出物によく当たります。
 それも小型蒸機ばかりというのが凄い。

 確かにこの2、3年の間に私の16番モデルの嗜好が以前とは変わってきてはいるのですが、その嗜好に合致したモデルによく当たるのです。

 中には以前から欲しかったものもあれば、店頭で偶然見つけたものまで色々ありましたが、小型機の中古だけに他の細密モデルよりも遥かに安価。Nの新製品電機とほぼ同額のものばかりです。


 今回紹介するのはつぼみ堂の自由形Bテンダー蒸機。
 今では「つぼみ堂」と聞いてもNゲージャーにはピンと来ないと思いますが、昭和40年代頃までカツミ、天賞堂に次いでそれなりに知名度の高いブランドでした。
 そのつぼみ堂のモデルの中でも特に普及していたのは自由形のBタンク、そしてこのBテンダー蒸機でした。


 当時は16番でもスケール機が走れない小半径カーブをクリアできる小レイアウトが普及しかけていた時期でもあり、そこで運用される小型蒸気としてBタンクと共にかなり普及したモデルでもありました。もちろん狭い家で安価に鉄道模型の運転を楽しみたいお座敷運転ユーザーのニーズも多かったはずです。

 (あの頃は純然たるスケール機をレイアウトの運転に供することは少なく入門用や運転用として自由形やディテールを簡略化したモデルとが厳然と区別されている事が多かった。Nゲージは早くから入門セットでもスケール車両の編成が主流でしたが、実はこの辺りが16番がNゲージに取って代わられた遠因の一つだったと指摘する向きもあります)

 「テンダー蒸機」といってもエンジン部はすでに出ていたBタンクとほぼ同じ(キャブだけは新製)先輪も従輪もないのは足廻りがBタンクの流用だからです。
 (なのでテンダーを集電に使っておらずエンジンだけで自走可能ですw)

 ご覧の通り、今の目から一見するとおもちゃにしか見えないプロポーションとディテーリング。
 ですが、この独特の味のあるデザインは非常に好ましく感じます。

 車体のサイズが小さい上に当時でもかなり大きい標準型のモーターを組み込んでいながら、デザインに破綻を感じさせないのがこのモデルの人徳と言うか身上。走行系も単純な構造だけに極めて安定したもので、年代物の中古モデルとしては実にスムーズな走りを見せます。

 モデルとしても好感のもてる可愛らしい機関車ですが、こうした昔のフリー16番モデルを手に取っていて16番そのもののコンセプトについて少々考えさせられる事もありました。それについてはいずれ考えが纏ったら書きたいと思います。

モジュール改修2019 出撃前夜の悪あがき(汗)

2019-06-27 05:28:37 | モジュール4
 昨年秋頃からこの方紹介してきたモジュールの改修ネタもいよいよ終盤です。
 グランシップの本番が近付くにつれて工程が泥縄になるのはこのイベントに初めて参加してからまったく変わっていません。
 こうなる前に少しづつ積み重ねていけば良いのにとか思いながら、毎度毎度同じ様に慌てふためいている訳で。

 最後の3日間くらいは本当にやり残しを見つけては間に合わせに絆創膏を貼るが如きことばかりやっています。



 その1例が架線柱。
 実はモジュールの改修に際して真っ先に手を付けたのが架線柱の改造だったのですが、後から周囲を整備し、建物などにウェザリングやスミ入れをやっているうちに相対的にこの架線柱だけ改造当時のままプラの質感丸出し状態になっていました。慌ててスミ入れ、ウェザリング、そして肝心の碍子の塗装をやらかす羽目に。
 手前側に線路が来るモジュールでは架線柱がかなり目立つだけに手を付けなかったのは迂闊でした。

 気になると言えば電柱。

 ベースの差し替えで風景を買えたりメンテナンスをやりやすくするのはうちのレイアウトの特徴なのですが、それゆえに電柱の固定が十分出来ず、ひと月くらいで徐々に電柱が傾いてしまいます。まあ、田舎に行けば実物の電柱も同じ様に傾いて来るのがあったりするのですがそれにしても見苦しい。

 なのでこれまた別の電柱パーツをつっかえ棒にかませました。これも実物ではよく見ますね(と言い訳する)

 KATOの地上駅舎を使った関係で「裏側に大きな開口部が出来てしまっている」物資部。これも見る角度によっては非常に間抜けに見えるポイントです。

 なので庇を追加。この庇もTOMIXのホーム屋根のパーツ利用。この期に及んでも「余り物でっちあげ工作」は本領発揮です(恥)

 最後の工程となったフィギュアの追加。

 車両展示台の前に立っているのはこばるさんの「こち亀のセレブ警官二名」です。
 実はこち亀のフィギュアはこれまでにもモジュールやレイアウトに組み込んでいるのですが、服装のカラーがド派手なこの二人だけは置き場が見つからず、購入以来宙に浮いていました。やっとこさ今回のモジュールに居場所が見つかった訳ですが、実はフェスタ当日これが意外な効果を呼ぶことになります。それについては次の機会に。

今月の埋蔵金鉄コレから・JR東日本クモユニ143

2019-06-26 05:11:33 | 車輌・電車
 当鉄道の鉄コレの埋蔵金編成から
 今回は先日リリースのNewDays鉄コレのクモユニ143をば。

 こちらは長野の方で使われている事業用車。
 実は鉄コレとしては初登場だそうですが、ほぼ同じ仕様がマイクロから、キットがWinから出ています。

 専用電車による郵便荷物扱いはとっくに終わっているのですが、長野では専ら職員の移送と入替業務についていたようです。
 モデルもその時期の仕様なのでクモユニを名乗ってはいても「郵便マーク」はついていません。

 車体はスカ色に塗り分けられていますが手すりだけアイボリーを残している所は実車がそうだとはいえ、芸の細かい所ですね。

 左右非対称の側面窓配置や独特なドアの並びがなかなか個性的なモデルです。
 これだったら1両でも一応様になりますし動力化しても良し、オリジナルの荷電編成を作ってみるのもよし、使い勝手はよさそうです。

 但し問題なのが今回の鉄コレは「パンタも動力ユニットも適合表が付いていない」事。
 今回のモデルがあまりマニアを相手にしていない事を伺わせる点ですが、まあ、マニアなら表が無くても自分で調べてどうにかしそうですからそう大したことはないかもしれません。
 (まあ、マニアを相手にしていないにしてはセレクトが結構渋いとは思えるのですがw)

 同じ事は同時リリースのクモヤ143(新潟仕様)にも言えますが。

フィギュアとテツドウモケイの融合か?

2019-06-25 05:00:45 | 鉄道模型 


先日久しぶりで覗いた鉄道カフェでまみえたアイテムから
 いつものこのブログとは少々ノリが違いますがご勘弁を。

 そこに並んでいたのは店のカウンターと丸椅子のペーパーキット
 バス停のベンチも試作中です。
 鉄道模型のモデルの場合、150分の1か80分の1のスケールなのですが、ここに出ていたキットは12分の1スケール。
 最近、駅の改札とか寝台車の寝台席などが製品化されている12分の1可動フィギュア用のアイテムです。

 鉄道模型の時と同様に全てがペーパーキットで組立て自体は簡便な様子。
 ここに同スケールのフィギュアが配されると、生き生きした情景が再現されます。まあ、逆に言えばこれだけ単体であってもあまり面白くないのも確かではあるのですが。

 さらに驚いたのは下の写真のアイテム




 「12分の1スケールの眼鏡フレーム」!
フィギュアのイメージチェンジには好適なオプショナルパーツですね(笑)

 とどめに「3Dプリンタで作った12分の1スケールのパンケーキ!!」何しろこの店の売りがパンケーキなだけにモデルが出るのも理の必然と言えましょう(笑)
 但し12分の1スケールなのにコストは1分の1の本物よりも高くつくようですが(笑)

 これらはこの夏のワンフェスでの発売を目指して鋭意試作中との事。

 これらを見ていて思いましたがフィギュアのドールハウスと鉄道模型のレイアウト造りには強い共通点があるのを実感します。どちらも車両なり人物なりの主役たる対象があってそれらを息づかせるために周囲の風景や舞台を設定し、その相乗効果で一種の別乾坤を建立しようとする方向性などはまさにそれでしょう。

 してみると鉄道模型のメーカーがこうしたフィギュアを使った情景創生に興味を持つのはある意味必然かもしれません。
 又鉄道むすめの例からも分かる様にユーザーサイドでもこの種のフィギュアに興味のある(あるいはもう一つの趣味として定着している)層は確実に増えていますし。

 この調子で行くと「12分の1フィギュア用にサイズを併せた鉄道車両模型」なんてのも出てきそうですね(Nゲージ動力を使ったイベント用模型列車は既に製品化されていますがw)

「全国森林鉄道」

2019-06-23 05:33:31 | 書籍
 今回はこの間見つけた古本から。

 この間JTBの鉱山鉄道の本を紹介しましたが、鉱山鉄道とくると何となく森林鉄道の本も欲しくなります。
 そんな事を考えていた折に近所の古本屋でこれを見つけるというのも何かの縁かもしれません。

 JTBキャンブックスの「全国森林鉄道」

 4扉の20M通勤車が行きかう私鉄電車は都会に行くほど増えるものですが、逆にかつては田舎に行くほどお目に掛かった存在と言えるのが森林鉄道といえます。
 (その割には私の故郷には殆どなく、現住地に2,3本存在した程度だったようですが)
 森林鉄道と言う爽やかさを感じさせるネーミングに違わず、本書で取り上げられる鉄道にはどれもこれも土と森の匂いが感じられます。

 又それと同時にごく素朴に「最小限の設備で成立している施設産業としての鉄道の魅力」が最もよく感じられるのも森林鉄道の魅力とも言えます。各鉄道の車両のラインナップはいずれも最小限の車両を有効に活用するというポリシー故、妙に物持ちが良かったり機能・性能を絞り込んだような動力車が多かったりするのですが、それだけに虚飾を廃した質実な鉄道車両の原点を見る思いもします。

 本書は日本各地にかつて存在した森林鉄道の車両たちをを可能な限り俯瞰して見せた構成となっていますが、機関車ひとつとってもBタイプのDLやまさに軽便鉄道と言った趣の蒸機などが多数掲載されていて、寝る前のトランキライザー代わりに読むには好適な一冊と言えます。この点使用条件によって車両のデザインの差異が大きい鉱山鉄道にない安心感も感じたりしますが。

 先日来、ナローの猫屋線蒸機の入線、あるいは森林鉄道にでも使えそうな機関車がいくつか入線しているのですが本書を読むには良いタイミングだったとも言えますね。

モジュール改修2019 車の配置と時代設定の変更のはなし

2019-06-22 05:27:40 | モジュール4
 今回はモジュール改修ネタから

 今回風景を差し替えたモジュールの右半分の人形や小物の配置は大体すみましたが、車の配置で少し困った事がありました。
 カーコレの登場この方、Nゲージスケールの日本車のミニカーはかなり充実して来ました。
 しかしここ数年のカーコレ新製品は現代の風景に対応した車種が多い反面、単価が高くなり過ぎた事と一度売り切れるとどこを探しても物がない事が多くなり、最近の風景を作る時に困る事が増えています。

 中古ショップでたまにカーコレの出物が出る事もあるにはあるのですが、大半が初期製品の1960年代車か1980年代車ばかりと言うのが現状です。
 今回改修したモジュールの風景の追加部は「国鉄アパート」「国鉄物資部」「鉄道病院」と言った1960年代から1970年代頃のモチーフなので手持ちのカーコレの60年代車で何とかなります。ですから救急車もトヨペットマスターラインで済みますし、サンバーやトヨエースなんかは物資部にはそこそこ似合う車種になります。

 ところが陸橋を境にしてモジュールの左半分は「天下●品」がある事でもお分かりの通り現在かそれに近い設定になっておりモジュールの右と左で時代の断層が出来てしまうというある意味珍妙な舞台設定になっています(笑)
 昨年出展したモジュールでは右側に現在現存するホテルを配置していた為、その名残でもあります。

 こればっかりは行き当たりばったりで改修を進めてきた祟りなので時代設定については右と左で違うまま押し通す事にしました(汗)
 但しそうなると左側の駅前に置いたタクシーが問題です。昨年の時にはとにかく手持ちのミニカーで入手しやすいという観点から60年代のセドリックやクラウンを置いていたのですが今回の改修で確信犯的に時代設定を狭めてしまうとこの部分の違和感が物凄い事になってしまいます。
(旧車マニアがそこそこ存在するオーナーカーと違いタクシーは耐用年数が短い為、10年落ち以上の旧車が使われる事は殆ど無い)

 と言う訳で乏しい手持ちから時代設定に合うプリウスやコンフォートのタクシーを並べてどうにかつじつまを合わせる羽目になりました。
 尤も、車に詳しくない鉄道ファンや一般ギャラリーからすればどうでもいい事なのですが。

 そうなると他のクルマも左側については意識的に現代のクルマを配置し直すことになります。もちろん人形やバイクについても同様で「携帯電話を弄る人」とか「大排気量スクーター」なんかは左側の部分にのみ配置される事になります。

 そんな訳で似たような風景の連続でありながら、実は二つの時代が同居したモジュール(右側から眺めれば60年代、左から眺めれば21世紀)が出現する事になりました。

NゲージのED75の歴史を俯瞰してみる

2019-06-20 05:23:53 | 車両・電気機関車

 日本のNゲージが始まってからもう50年以上が経ちますがその間の歴史の中でモデルの進化が最も感じられる形式と言うとまずED75があげられると思います。
 かのSONYがNゲージ黎明期に発売を企図したのがED75だったのは知られていますが、その後もトミーナインスケール初の日本型機関車としてリリースしたのもED75ですしKATOがこれを最初にリリースした時には空前の「仕様違いの3タイプ同時リリース」なんて事もやっています。

 その後も時代の節目節目でED75は各メーカーからその都度リニューアルやマイナーチェンジを繰り返してきておりある意味「Nゲージの歴史そのもの」とすら言える存在になって来ました。

 私が先日入線のKATOのED75を眺めて考え付いたというのがその事でした。

 いい機会でもあるし、この際手持ちのそれらのED75の中から主要なものを並べてその進化を俯瞰してみたらどうなるか。
 昨日それをやってみました。

 こうしてED75だけ並べて見るのはそれだけでなかなか壮観なのですが、年代順に並べると50年間の進化が手に取るように感じられます。
 とりあえず前面写真だけ並べても違いがすぐ分かるのではないでしょうか。
 (写真は上から順に時代が下ります)

 SONYマイクロトレイン(恐らく前ユーザーのリペイントもの)

 トミーナインスケール

 TOMIXによるリニューアルモデル

 エーダイナイン

 KATO初代品(但しスカートが固定式になった後期モデル)

 マイクロエース

 TOMIXの二代目HG仕様品(但し700番台)

 KATOの二代目現行モデル(但し700番台)

 こうして見るとボディ造形だけ見ても進化の過程は一目瞭然。
 初期のスカートが首を振る「アゴワレ」逆にカプラー部分の欠き取りが異様に大きいモデルから現行品はスカートがボディマウントになったのみならず解放梃の別パーツ化などで細密度も向上。現行KATOに至っては後付けパーツでジャンパ線まで取り付けられるようになっています。

 正面の印象を左右する窓ガラス廻りも異様にぶっといナインスケールからはめ込み窓へ、更にHゴム表現を省略した物を経てボディ側にHゴムを色刺しした初代KATO品、現行に近づくにつれてHゴムが窓ガラスにモールドされ、太さも徐々に細くなってゆくのが分かります。

 走行性についてはもっと各モデルの進化が実感できますがそれについては次の機会にでも。

今月の新車から KATOのED75 700番台

2019-06-19 05:21:38 | 車両・電気機関車
先日の入線車から

KATOのED75 700番代です。
現在リリースされているED75の中では最新モデル(とはいえリリースから3年くらい経っていますか)で最近最密志向を強めている同社のノウハウが注ぎ込まれた75といえます。

 とはいえ、リリースからだいぶ経っているので新車の入線はまず無理と思っていたのですがアキバの某ショップで値引率の良い700番代を見つけたのはもっけの幸いです。

 これまでの同社の75は前面Hゴムがガラスではなく車体にモールドされていたのですが今回はガラス側のモールドとなりかつ非常に細い造形になりました。
 屋根上の配線も金属化。最密感と質感を併せ持った表現は今時のNゲージらしい出来です。

 700番代でこれまでの最新モデルはTOMIXのHG仕様でしたし、実際私も当時飛びついたクチですが(汗)もう既に今度のKATOの製品とは10年近い間が空いています。
 今回2つを試しに並べてみると10年分の造形の進化は実感されます。
 Hゴムも手すりも明らかにKATOの方が細いですし、見た目の最密感でそれなりに差を実感させられます。

 尤も、基本的な造形・印象把握についてはプロトタイプがほぼ同じなので差はほとんどありません。3メートルも離れて見れば違いはほぼ気になりませんw
 むしろ走行性でこの二者に殆ど差がない方が意外といえば意外です。

 さて、今回のED75を眺め、並べて見たらふとやって見たくなることがあります。
 それについては次の機会に。

また、こんなタイミングであんまりな(涙)はなし

2019-06-18 05:16:24 | 鉄道模型 
 

先日SNSでクラブのメンバーとやり取りしている時に秋のKATOの新製品ラインナップが発表になったという話題が出ました。

 最初はE233系の中央線ラッピング編成とかが話題に出ていたのですが、予告ポスターを見ていたら
 「701系1000番台仙台色セット」と言うのを見つけて仰天しました。

 マイクロに始まり、鉄コレでも701系がリリースされたりするたび「これがKATOで出ればなあ」とか不満とも希望ともつかないため息をついていたものでしたが、ここにきてようやく真打が登場と相成った訳です。

 まあ、それだけだったら単純に嬉しい訳ですが今回ばかりは(わたし的に)タイミングが微妙すぎる。

 先週の当ブログの記事でも上げた様に「JREの鉄コレで701系盛岡色編成をでっちあげる」なんて事をしたばっかり。
 しかもJREの鉄コレが出る直前にも通常品の鉄コレで盛岡色をひと編成作ったばかりだったというタイミングの悪さに泣かされたばかりですから。

 今回は仙台色ですが、いずれ秋田、盛岡と順次バリエーションが拡大されるであろう事は容易に想像できますし、もしそうでなかったとしても今回の仙台色仕様をベースに現行盛岡色をでっちあげたくなるであろう事は火を見るより明らかです(大汗)

 なんだか昨年来私は701系に魅入られている様な気がしてなりません。

 この趣味を続けているとこういう局面にいつかはまみえるという事でしょうか。

「駅前文化遺産」

2019-06-16 05:34:29 | 書籍
中野の某同人誌屋さんで入手したアイテムから。
「八角文化会館 駅前文化遺産」

これを買ったショップは普段アニメとか特撮、あるいは昔のドラマの同人誌が並んでいることが多く、こうしたシーナリィガイドみたいな物件紹介の同人誌が並ぶとは思いませんでしたw

本書は内容的には以前紹介した「都市、街の建築」に似た構成ですが、本書の場合地方都市からも急速に消えつつある駅の周囲の建築風俗を重点的に取り上げています。
実は購入のきっかけは店頭で本書を見た時に表紙に今は亡き「盛岡バスセンター」の記載があるのを見つけたからだったりするのですが笑。

本書の座談会の中で「駅舎や鉄道は趣味として人気のジャンルだけど駅前って鉄道マニアからフル無視状態だよね」といった意味の話があり、半分はうなづきながら読みましたが、実際にはレイアウトやモジュールビルダーなどでは駅前風景の創成がメインストリームのひとつとなっています。

が、その割には駅前風景のシーナリィガイド、それも地方都市を取り上げたものは、まとまった資料本はこれまで殆どなく、精々が昔のGMのカタログの一コーナーで概論が載った程度といえます。

本書では地方都市からも失われつつある「あの頃の駅前風景」の雰囲気を残している駅のガイドから始まり「ステーションデパート」「バスセンター」「駅前噴水」「駅前ビル」などを取り上げ、そのよすがを偲ばせる写真やキャプションがついています。
どれもこれも生きた駅前風景の創成には欠かせないヒントが満載されていて読むだけでおなかがいっぱいになります。

それでいて、これらの活気を感じさせるアイテムが満載の駅前風景が今世紀に入ってから急速に絶滅しかけているという現実に考えさせられるところも多いですが。少なくとも私は自分のレイアウトの駅前をコンビニとファーストフード店と100円ショップだけで埋め尽くそうとは思わないです。

本のボリュームから言って、内容が総花的になりがちなのはやむを得ないことで、これを読んですぐにレイアウト作りにフィードバックできる部分は少ないですが、それでも通して読むと何かしら触発されるところは多いと思います。

モジュール改修2019、線路際の小商店街

2019-06-15 05:28:27 | モジュール4
モジュール改修ネタの続きです。

 当モジュールは元々テーマに応じて線路以外の風景を差し替えるというコンセプトのモジュールですので常に意識して場所ふさぎを作らないと空き地ばかりが目立つ事になります。

 クラブの規格ではメインラインの手前側に約10センチ程度の空白の場所があります。
 本来はここもシーナリィのスペースなのでここに何を並べるか、何を表現するかも各メンバーの腕の見せ所のひとつと言える所です。
 他の作例だと概ね「線路と平行する道路」とか「駐車場」とかになる事が多いのですがたまに「自動運転で電車が往復するトロリーライン」とか「切りとおしの丘陵」とかが表現される事もあります。

 今回の改修時、ここをどうするかについては私もしばし悩みました。
 何しろここの部分だけが最後まで手つかずでしたし、何もしなかったら「ただの駐車場」にしかならなくなります。

 そこまで考えてふと思いついたのは「そう言えば他のモジュールで『街並みの中で列車が見え隠れする構図』が無かったな」という事でした。
 それなら「適当に店を並べた商店街でも置こうか」と言う方向に向かい出すと後は早いものです(笑)

 クリア塩ビ板をアスファルト色に塗装した上に店舗を並べます。
 建物ですが、作る時は面白がっていたくせにいざ出来上がると数年前から塩漬けになっていたGMキットの改装版「時計台ラーメン」「もじゃハウスの喫茶店」そして昨夏の即売会で入手していたTOMIXの「不二家」を選択しました。

 そこまで作った時に入手したのが先日紹介した甲府モデルの「車両展示台」!
 前にも紹介したようにこのアイテムはあらゆるレイアウトに使える優れものと思いますし、レイアウトやモジュールのデッドスペースふさぎにもなかなか使えるものです。

 車両は何を展示するかも碌に考えず「ただ素組みして置いただけ」という行き当たりばったりな展開ですが、これはこれで様になります。
 暫定的に展示車に使ったのはこういう用途には持って来いの「全身オレンジ色の9600」
 もちろんマイクロエース製です。

 上手からモジュールを列車が通過するのを人間目線で追って行くと、最初は3件の店舗の影だったのがこの展示スペースに来ると急に視界が開ける感覚が味わえます。同時に長手方向から見る風景を陸橋と商店街で隠す事で列車を眺める視線を限定させる効果も狙いました。


 こうして線路の奥だけでなく手前側にもそこそこ風景が組み込まれました。
 ですがこのやり方の一番のメリットは「メンテや撮影などの時に適宜ベースを外してスペースを作れること」にあります。
 おかげでちょっとしたコンデジ辺りまでなら「モジュールの中に入り込んだようなカットが撮りやすい」です。

鉄コレの701系盛岡色をグランシップ入線させる(汗)

2019-06-13 05:24:32 | 車輌・電車
トレインフェスタでの入手品その3
とは言っても今回のは入手に関して偶然の要素はありません。

2月下旬にJR東日本のNewDays限定の鉄コレが出た折にその中の「701系盛岡色」の入手に苦労した話を書いたことがあります。
その時は先頭車が1両しか入手できず、目論んでいた編成化ができませんでした。

ですがその後、クラブのメンバーが同じ盛岡色を入手して今回のイベントの折に譲ってくださる事になり、目的に一歩近づきました。
ただしそのままでは「パンタなしの先頭車同士の2連」にしかなりません。
そこで予め鉄コレの青い森鉄道のパンタ付き車のジャンクを入手、パンタも都合しておきました。



グランシップの当日に入線整備(というか改造)を済ませイベント内で試運転させようという腹づもりです。
当日到着した盛岡色701系の屋根を青い森鉄道のそれと交換してパンタを装着。足回りは今回ユニットが都合できなかったので、既に改造済みの701系の足回りをコンバートさせて対応しました。

こうして出来上がった「701系の現行盛岡色2両編成」
ただしモデルが1種類しかないので「2連でどちらの車両にもトイレがある」という問題がありますが。走らせる分には問題ありません。

この手の加工が「車両工作」と呼べるのかはわかりませんが、ここまでの改修は大体15分くらいですみました。

これで当鉄道での「701系盛岡色」はそれぞれ製品や加工方法の異なる4編成が揃いましたが、他のどれもが何かしら弱点を抱え(マイクロのは旧色、これまでに加工してきた2編成はボディ色調に難あり)ている中で最も決定版に近いものになりました。

それにしてもイベント当日にこんな離れ業をやらせてしまうトレインフェスタ恐るべしですね。

「テツドウモケイを飾る」に思うこと2

2019-06-12 05:13:59 | 思いつくままに・考察
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 先日来紹介している、甲府モデルの車両展示台。
 私も早速飛びついてNの仕様はモジュールに組み込みましたし、16番仕様は台所の隅の机の上に置いて即席の鉄道カフェ気分を堪能させていただいています(爆笑)

 それらを眺めていてふと思ったことから。

 前にこのブログだったか誰かへのコメントだったかで書いたことがるのですが「鉄道模型を飾って眺めるなら16番以上のサイズ」というのは私にとって兼ねてからの持論です。
(それゆえに最近のNモデルのむやみな細密化には批判的な目で見てしまう面もあるのですが)

 まあ、私の場合はガラス張りのコレクションケースなんてセレブな真似ができるわけもなく「食器棚の一隅にモデルを並べる」という貧乏感丸出しのレベルですが。

 ですが今回Nサイズの展示台が製品化され、そこに蒸気なんぞを並べてみるとこれはこれでなかなか良い雰囲気なのです。
 サイズがサイズなので上から眺めるのがメインなのですが周囲を手すりで囲むだけでモデルが「無造作に机上に乗っている」感じがかなり薄められ、見るからに「ああ、飾っているな」という感じになったのには驚かされました。

 それを眺めて思ったのですが、最近「模型を飾る」という概念に大きな変化が生じ始めているのではないかと感じています。

  例えばうちの職場の同僚の机の上、あるいはデスクトップPCの上なんかを見るとスーパーのガチャで買ったと思しきフィギュアやミニカー、あるいはネットでダウンロードされたペーパークラフトが飾られているのを見かける事が多くなりました。そういえばうちの子供の机の上なんかもそうです。

 それらのモデルは大概が手のひらに乗るような小サイズ。ミニカーでいえばチョロQかトミカくらいのサイズのことが多いのです。勿論コレクターの様に何十個も載っているなんて事はなく、せいぜいが2、3個のレベルですがこれがインテリアの一構成要素としてみた場合、なかなか画になっているのです。
 

 確かに職場の机の上に16番のC62の2号機が載っていたら単純に邪魔くさいだけでしょうし、仕事の合間の息抜きとして寛ぎたい時に手に取って眺めるならN位のサイズがむしろちょうど良いともいえます。

 確かにかつては「書斎のガラス棚の中に飾られたコレクションを眺めながらブランデーでも嗜む」的なライフスタイルがマニアの憧れの的だったと思いますし、それは今でも一部のコレクターの憧れのひとつだと思います。
 ですが最近の様に居住環境が狭小化し、机の隅っこの小スペースにも安らぎが求められる時代の中では「模型を飾る、愛でる」という行為そのものにも変化が生じているのではないかと感じられる様になってきました。

 そう考えると最近ディスプレイ専用のNモデルが週刊コレクションで出てきたり、一部メーカーが先頭車だけのモデル展開を始めてきている事にも合点がいきます。

 Nゲージのモデルと言えども「飾る、手に取る、愛でる」という要素が無視できなくなってきているという事なのかもしれません。

 とはいえ、私なんかは未だに16番のC52を眺めながら珈琲なんぞすするのを楽しみにしている旧世代ですが(汗)

2
 故・水野良太郎氏が「鉄道模型入門」という本でレイアウトの魅力の例えとして以下の様な話を書いたことがあります。

 タタミや床の上にレールを敷いて走らせていたあなたは、一度それを

 「テーブルの上にレールを置き、そこへ車両をのせて眺めてください」
 つまり、目の高さや目の位置に近づけて眺めるとどんなに実感的に見えるのかがよくわかるのだ。

 「電柱を一本、ついでに小さな樹木や草花に見える様なのを、線路わきに置いてみてください」
 車両がより一層生き生きして見えるのは、それを囲む周囲の情景や環境などの雰囲気が具体的に見える時だという事がこうして眺めるとよく理解できるはずである。

 「さらにレールをもう少し継ぎ足して、プラスチックで作った家屋を並べてみませんか」
 「簡単なプラットホームの様な台を置いてみてはどうですか」

 「喫茶店やバーのマッチのラベルをはがし、裏に細い木で支柱を付け、立てかんばんを作り、それを線路わきに建ててみよう」

 「ミニチュアカーを線路わきに並べてみよう」
(中略)
 そうした行動にかられることが、鉄道に対する意識の変革を物語っているのであって、タタミ=車両(幼児のオモチャ)次元からの脱皮をはじめるということになるのだ

(廣済堂 水野良太郎著「鉄道模型入門」131-132Pから引用)

 こうする事で単なる素立ちの車両だけの展示から「周囲の風景と一体化させることで車両までもが生き生きと見える」という効果が得られるという例えをわかりやすく表現した名文だと思います。これは走らせる事に限らず、飾る場合にも当てはまる事ではないかと思えるのです。

 なんで今になってこんなことを意識し始めているかというと、この春からのコロナ禍に伴う積みキット消化の過程で増えたペーパー建物の並べ替え遊びが上述の素朴な意味でのレイアウトの魅力を再認識させているように感じているからです。
 特に先日作ってみた線路のお立ち台(侍らせ台)を作ってからよりいっそうそれが実感されてきています。

 まあ、今回の私の場合は車両より先に建物ありきで進んできているのが異なりますが(笑)それでも出来上がったキットの一般建造物の手前に線路を敷き、車両を侍らせて(爆笑)並べてみると車両ばかりか建物の一軒一軒までもが急に生き生きと風景を彩っているのが実感できるのです。

 車両だけを飾っても面白みを欠くのと同様に建物についても「それだけがぽつんとあっても面白くない」訳で、それらが同じ風景を構成する要素として機能した時初めて生きた情景になるのには感動すら覚えます。

 更に趣味違いでスケールの異なるミニカーなんかを手前に置いて眺めると強遠近法の効果で風景の中に入り込んだ様な効果すら得られます。

 写真でもその効果は解るのですが、これは実際の模型風景に頭を突っ込んで眺めると下手な3D映像よりも臨場感(ライブ感覚)が高いのを感じられます。
 ましてや鉄道模型の場合は「実際に線路の上を車両が自走できる」のですからこれが楽しくない訳がない!

 この半年、手持ちのモデルの組み合わせでそれをやってみるとレイアウトの魅力というものは案外簡単に表現(実現)可能なものではないかと思えるようになっています。

 従来私個人の感想として鉄道模型の車両を飾るなら16番以上のサイズという考えを持っていますし、基本それは変わっていないのですが、NやZゲージの場合「周りの一部分を切り取った情景と併せた車両展示」ならば意外といけるのではないかという考えも出てきています。
 これだと16番なら2両分のスペースで同じ2両でも風景込みの展示ができますし、空間の広がり感が得られるだけ訴求力も大きいのではないかと(この場合、車両を走らせる事にはそれほどこだわらなくてもいい気もしますし)

 これだけバーチャルリアリティだ3Dだと仮想体験が発達してくると仮想風景を建立する模型のレイアウトの存在意義が疑われがちなのですが、この独特のライブ感覚はバーチャルでは決して得られない性質のものです。
 写真や映像ではちゃちに見えるはずのものが現場で直接眺め、体感する事で「それがどうしたの?」と切り返せるくらいの魅力を見せてくれる事があります。
 (逆に写真ではリアルに見えていたモデルが実物を見ると幻滅するくらいに小さいことにショックを受ける場合もあります。これなどは写真・映像のトリック撮影的な性格も物を言っているのですが)

 実を言いますとこれは私自身、レイアウトとそこで車両を走らせる事に拘っているうちに忘れかけていた部分でもあります。
 走らせるだけでない、車両や建物が魅力的に見える様な掲示、展示の大切さというものを今回のコロナ禍に伴う趣味の嗜好性の変化が教えてくれているようにも感じます。

j trainのサプライズ(但し私だけw)

2019-06-11 05:51:36 | 書籍
 今回は先日購入した雑誌で驚いた事から(ただし驚いたのは私だけw)

 先日私の所属するクラブのメンバーとLINEでやり取りしていた折に「今月発売のj trainで(私の故郷の)盛岡客貨車区が取り上げられている」と言う情報を頂きました。
 その時は情報は頂いたものの、田舎の事ゆえ当該の雑誌が近場の書店になく、街に出て何軒かの書店を回ってやっと購入できたのがつい先日の事です。

 頂いた情報の通り、今月号では昭和30年代から40年代にかけて(つまり私の幼少時)の盛岡客貨車区に所属していた旧客が一部は図面付きで7ページに渡って掲載されていてなかなか興味ある内容でした。
 最初は「ここに出ているオロハ30、KATOのオハ31系の切り継ぎでできるんじゃないかな」とか思いながら頁を繰っていたのですが、そのうち或る写真を見つけて手が止まりました。

 それは昭和40年時点の盛岡駅から国鉄盛岡工場、そして当該の客貨車区も含めた上空からの航空写真です。

 この一帯は市街地から離れたターミナル駅にありがちな「あらゆる国鉄施設が一か所に集積した『鉄道の街』の様相を呈して居る一角」なのですが今年のモジュール改修の際にモチーフにしていた「鉄道病院、国鉄アパート、物資部」を含めた区域もそこに含まれていたのです。


 上の写真は今回改修したモジュールを真上から撮影したものですが、今回の写真と照らし合わせるとスケール通りとは行かないまでも概ね配置が当時の配置に沿って並んでいた事が改めて確認できました。
 何しろ今回のモジュール改修で泣かされたのが「自分の記憶以外の資料が殆ど無い」と言う点でして、時代の違いからくる区画の差異(モジュールではアパートに隣接して跨線橋が掛かっていますが昭和40年当時はまだ国道46号線の旧道の跨線橋は架橋されていなかった)こそあるものの、十分に当時の記憶の裏書になる資料に初めてまみえる事ができたのです。

 同時にこの航空写真を眺めながら当時の思い出を改めて思い起こす事もでき、文字通り望外の楽しさに浸る事も出来ました。
 jtrainは上述の事情からなかなか自分で買う事のなかった雑誌ですが、初めて買ったこの号は文字通り私の宝物のひとつになりそうです。


 尤も、この号を紹介してくれたメンバーのお目当ては付録に付いてきた「2019年版首都圏貨物列車詳細時刻表」でしたが。
 こちらはこちらで現住地を含む主要な貨物列車の時刻表を俯瞰できるアイテムでして夜寝る前に読むにはなかなかいいアイテムではあります。
 真夜中の眠れない時なんか、その時間に走っている貨物列車の位置を想像し「眠らない鉄路」のイメージを膨らませていると結構眠れたりして(笑)