光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
こちらはメインブログのアーカイブとなります。

CASCOの傾斜ネットフェンス

2011-02-28 18:15:54 | アクセサリー

 先日行きつけのショップで丁度入荷しているのを見つけたCASCOのネットフェンス。
 フェンスそのものは他からも出ているのですがこれの有難いところは傾斜に対応している事です。

 ご覧の通り10度から35度まで4段階の傾斜に使えます。


 早速私のレイアウトにくみ込みました(笑)
 写真のポイントは階段のすぐ脇を線路が通るという物騒極まりないロケーションでしたが、傾斜ネットの35度が見事に適合してくれました。

 これで線路に人が落ちるのは防げそうです(笑)
 このほか山地の境界線の仕切りや、造成地などには欠かせないアイテムといえます。

 これまである様でなかった物だけに有難いアイテムですね。

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帰ってきた「青岩軍団」(笑)

2011-02-27 15:42:19 | アクセサリー

 今回はレイアウト上のミニシーンの話です。

 昨年暮れに入手していた某刑事たち。

 装甲車の活躍シーンに使ってもよかったのですがこのポージングを見ると他のシーンにも使えそうでした。
 で、これまで使用を保留していたのですが、先頃のカーコレ第13弾に三菱キャンターがあるのを見つけて方向が決まりました。

 モンモンならぬ「青岩」刑事と力味ならぬ「巻野」刑事の組み合わせ。
 ずばり「大○会PARTⅢ」の第一話のシーンです。

 片桐竜次・福本清三扮する犯人がキャンターの荷台でバズーカを構えて検問を突破しようとするのを○岩がショットガンで狙撃・ロールオーバーに至るクライマックスはOPにも使われ毎週お目に掛かっていました。

 今回Nスケールでそのシーンが再現可能になった訳です。

 このミニシーン、レイアウト上のどこでも再現できるように全てのパーツは透明プラバンのベースに接着してあります。
 プラのNスケールモデルの強みでベースに瞬着で軽く押さえるだけでキャンターのロールオーバー寸前のポーズは簡単に再現できました。

 実は劇中ではこのキャンターはの手で荷台に火炎瓶(!)を投げ込まれ荷台が火だるま状態で突っ込んで行くのですが今回はそこまでは再現できませんでした(汗)


 レイアウト上で必然性のある設定さえあれば(例えば上記のシーンでは撮影隊と組み合わせるなど)この種のミニシーンはもっと取り入れられて良い様に思います。
 少し意味が違ってきますがこの種の遊びについては折を見てまた触れたいと思っています。

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テンプレートを変更しました。

2011-02-26 15:12:00 | その他
 このブログを立ち上げて以来3回位テンプレートを変更していますが、今月に入って動画の表示方法を変更したりブックマークを追加したりと変更が増えたので、そろそろモデルチェンジの機会かと思いまして、画面そのものも変更することにしました。

 一番の変更点は本文を始め、これまでのテンプレートでは見づらかった右側のコメント・リンク・ブックマークなどを黒地に白の字体に変更したことです。
 更に画面右上の「Change font size」の「small」「standard」「big」をそれぞれクリックする事で字体の大きさを変えられる様になっています。

 Small、Big共にクリックを繰り返すと際限なく文字が拡大・縮小するらしく一文字が画面いっぱいになるまで拡大できたのには驚きました。
 逆に極限まで縮小すると画面から文字が見えなくなります。これにも驚きましたが、結局は見る方で丁度良い大きさにしてもらえば良いと思います。

 又、表示画面が大型化したのでアップロードした動画の表示も拡大し、特にワイド画面の動画で威力が大きいようです。

 併せてカテゴリー欄を整理・拡張し過去のブログの検索しやすくしたつもりです。

 おおむね機能面では悪くないと思っていますが、
 殆ど「鉄道模型の話のブログ」のはずなのに写真が「クルマのメーターパネル」というのはいかがなものか・・・と我ながら思います。

 サンプルに鉄道のそれが無かったためですが、テンプレートは定期的に追加されているようなので良いのが出たらまた変更すると思います。

 

「パノラマ島奇談」に魅せられる

2011-02-25 18:45:41 | 書籍

 今回は少し畑違いの本の話です。

 江戸川乱歩の「パノラマ島奇談」。乱歩の作品は「蜘蛛男」「黄金仮面」などは読みましたし、鉄道関連では「押絵と旅する男」の独特な幻想感に感銘を受けてきたのですが、恥ずかしながら本編は最近になってようやく一読しました(汗)

 ストーリーは知っている人の方が多いと思うので割愛しますが、ある犯罪計画によって巨万の富を得た主人公が、M県の孤島の中に自分だけの理想郷を築く過程と出来上がった島の視覚効果を駆使して閉じられた孤島の空間を無限大のパノラマに見せる展開には圧倒されました。

 ここで描写された「パノラマ」は以前取り上げた「ジオラマ論」で語られていた19世紀末の見世物パノラマのイメージによく似ています。

 自分の趣味の関係上、どんな本を読んでもレイアウトと結び付けて捉える悪い癖があるのですが本編でもそれは例外ではありません(笑)
 後半のパノラマ巡りの下りで無限の広がりを感じる(それでいて実は極度に距離が誇張されただけの)風景を背景に作者(主人公)の美意識が反映された森や海底が再現され、その中を人魚や白鳥を模した裸女たちが戯れ咲き誇るシーンが延々描写されます。

 ところで、この「裸女たち」を「列車たち」に置き換えるとどうでしょうか。
 正に海外の著名なレイアウトで見られる「作者の心象風景をモデル化した鉄道の一大パノラマ」となりはしないでしょうか。

 それを抜きにしても展開のグロテスクさがあってもなお作品世界に引き込まれる小説でした。
 と同時に自らの美意識のみの反映で構成された自分だけの桃源郷に自ら殉じようとする主人公のはかなさも心を打ちます。

 そして読んでいた私はこの一篇に「レイアウト趣味の極北」を見た思いがします(笑)
 ある意味これはここまでやったら破滅するという「趣味人全てへの自戒の書」とも言えるかもしれませんね(大汗)
 
(レイアウトの写真は本編と関係ありません)

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北斗星の悲喜劇

2011-02-23 18:50:16 | 車両・電気機関車

 今回は昨年暮れの年越し運転での話です。

 その年またぎの記念列車として24系の北斗星の起用が決まっていましたがその牽引機にはKATOのEF510・北斗星仕様が使われるはずでした。
 (このEF510は昨年暮れの帰省の折に見つけたものでごく初期のロットだったと思われます)

 本走行前の試験運転で颯爽と24系を引き始めたのですが
<object width="640" height="390"><param name="movie" value="http://www.youtube-nocookie.com/v/rIvNkf8sFcM?fs=1&amp;hl=ja_JP"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube-nocookie.com/v/rIvNkf8sFcM?fs=1&amp;hl=ja_JP" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="640" height="390"></embed></object>
 見事に引っかかりました。

 写真をよく見るとお分かりかもしれませんが台車の枠の一部が低く出っ張っているために踏み切り部分に引っかかったようです。
 同じようなトラブルは以前KATOのオシ17でも経験していますが、動力車では初めてです。他の車両ではメーカー・製造時期を問わずこうしたトラブルはありませんでした。
 この二つに共通しているのは台車枠が他車にくらべて低くなっている(一種のシャコタン状態)点でしょうか。

 とりあえずその場は急遽第二候補のD51に振り替えて年越し運転は何とかしのぎました。

 聞く所では初期ロットのEF510北斗星仕様は台車枠の低さから来る同様のトラブルの話がいくつかあり私も聞いてはいたのですがよもや自分の買った奴もだったとは(汗)

 現在発売されている追加ロットの品ではその点は改修されているそうですが本機の場合どうしたものか(部品交換してもらうか、走行性を最優先して引っかかる部分をカットするか)思案中です。

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レイアウト改修プラン2011

2011-02-22 17:23:43 | レイアウト・竹取坂

 今年に入ってメインのレイアウトは本線にダブルクロスが入ったりするなど変化の予兆が出始めています。
(自分がやろうとする事に「予兆」などという言葉を使う事自体「行き当たりばったりに改修している」雰囲気がぷんぷんしますが)

 現在計画しているのは本線右側のエンドレス部分内側のシーナリィの改修です。
 上の写真は1昨年までのレイアウトの右側です。
 当初はショッピングセンターとしてファーラーの欧風商業ビルを並べていましたが、でかさと自己主張の強さから竹取坂のシーナリィの中ではかなり浮いた存在となってしまっていました。

 ビルそのものは一昨年、モジュールの駅前百貨店に供出されましたので、この部分のスペースが丸々あいた形になっています。


 現在は百貨店といれかわりに以前のモジュールから回収したマンションや寄宿舎を中心にとりあえず建物を並べている状態です。
 前よりは建物から来る圧迫感は軽減したと思います。
 又、建物自体の自己主張が薄まり、周囲との調和してきました。

 レイアウトの風景モチーフが地方都市の中の観光地という想定なのでややハイカラな輸入建造物を取り混ぜつつも日本の光山市として表現したい所です。

 そこで建物自体は同じ物を使い、地形をもう少し自然なものにする方向で改修したいと思います。
 とりあえずこれが今年の目標の一つという事で(今更になって・・・ですが)

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カーコレクション第13弾

2011-02-21 20:19:30 | アクセサリー

 カーコレは毎回楽しませてもらっていますがその第13弾が登場しました。

 今回は70年代の商用車という想定のラインナップのようですね。キャンター・ダイナ・ランクルと渋い選択です。
 これらの車種は実車を見てもマニア以外はとっさに名前が言えない様な物ばかりですが、当時の街角で見かける確率が非常に高い車だったと思います。
 それだけに重宝するセットといえそうです。



 個人的につぼにはまったのは「カローラ30のバン」でした。実は亡父が3番目に乗っていたのが30カローラの1200だったからですが、歴代カローラの中でひときわバンをよく見かけた車種だけになかなかクレバーな選択とも思います。
(余談ですが30カローラは1200・1400・1600でそれぞれ顔が違う独特の構成でした。モデルのものはセダンで言えば1400シリーズのものです)
 ダイナのレッカー車も面白いですし、ランクルも営林署や工事現場に似合うタイプです。

 ところでカーコレも第13弾ですが何故か70年代の車両が商用車ばかりというのが気になります。できればここらでシビック・セリカ・230セドリック辺りをラインナップしてくれないかと期待しているのですが・・・

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MODEMOの江ノ電10形

2011-02-20 14:42:08 | 車両・路面電車

 今月の新車ですが今回のは本当に待ちかねました。
 ここ最近の江ノ電の車両の中では最も有名なもののひとつでありながら製品化がかなり遅く、又リリース自体も延期があったりしてかなり焦らされたのは確かです(笑)


 スタイル・塗装はMODEMOらしい細かさです。ヘッドライト・テールライトは点灯式で白色灯を使っていますがこの車両の場合にはぴったりな雰囲気でした。


 走りについてはこれまでのMODEMOの製品と比べて正直微妙なところです。

 最小カーブは140Rとなっていますが、実際の140Rのエンドレス(無勾配、一部クロスレールと併用軌道あり)では所々に引っ掛かりがある走りで、場所によっては車輪の空転も頻発していました。

 そこで不良品かと思い、購入した模型店でチェックしてもらいましたが、最初はトラブルが再現されましたがテストコース(こちらも140Rのエンドレスです)を何周かする内に当りが取れてきたのか徐々に走りがスムーズになりました。
 なぜこうなったのかは不明ですがとりあえず持ち帰り様子を見る事にしました。
 この際にショップに在庫していた別の個体もチェックしてもらいましたが、後半では私のものよりものろのろとした走りでした。他のモデルに比べて個体差が激しいのかもしれません。

 なお、メインのレイアウトのユニトラック216Rのエンドレスでは問題なく走行しています。

 ともあれこのところ増備がぱっとしなかったトラム線に久々の大型スターの登場となりました(笑)

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701系ファミリーの話

2011-02-19 23:08:50 | 車輌・電車


 最近の東北地区で主役となっている電車と言えば701系とその亜種と言う事が出来ると思います。
(余談ですが、先日再放送を観たドラマの「ガリレオ」の中で福山雅治扮する主人公が701系を讃える話をする落ちがついていて仰天しました)

 この車種の特徴としてJRのみならず新幹線の延伸に合わせた東北本線の第3セクター化に合わせてそれぞれの会社の仕様(現段階ではカラーリング程度の違いしかありませんが)が存在する事で線区ごとの違い以上のバリエーションを持つ可能性がある(終戦直後に63系が私鉄に卸されて様々な仕様を持つようになった経緯とも似ています)事です。

 このモデルは既にマイクロから仙台・秋田仕様、及びIGR・青い森鉄道仕様が製品化されていますが何分リリースから大分経っているために新品の入手はほとんど不可能な上に中古もなかなか出物にあたらないのが難点と言えます。

 とはいえ少しづつ出物を見つけては増備を進めています。流石に他のモデルほど安価な訳にはいきませんが。

 この701系、外観が「平成のモハ63系」とでも言いたくなる位素っ気ないスタイルで琴線に触れる部分が少ないのですが最小で2両編成から成立する事、先頭車が貫通扉付きの切妻スタイルのおかげで増結して長編成化しても113系や165系程には編成の乱れがない事などレイアウトで使うには重宝する特徴も備えています。

 その意味では現在進めているレイアウト(これについてはいずれ触れる予定です)にも使えそうな要素も大きいといえます。

 現在の当レイアウトでのラインナップはIGR・青い森が在籍しています。要するに今の盛岡駅辺りでお目に掛かる組み合わせです。
 私の子供の頃は首都圏の103系などで線区ごとに色の違う電車が集うさまに憧れをもっていた物ですが今では地方の都市でもそんなカラフルな組み合わせができる様になってきました。

 とはいえこの組み合わせではカラーリングは地味なうえに現時点では盛岡色がなし、実物では秋田色は標準軌なので他線区との相互乗り入れが不可能だったりするのですが。

 これらの701系グループ。今は活躍の時を静かに待っています。

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大レイアウトを考える・9・俯瞰の魅力・3

2011-02-18 17:41:09 | 思いつくままに・考察
 実現できるのかの当ても無いのに考えだけが先走る個人的大レイアウト論。今回もその続きです(汗)

 趣味の中断中に読んでいた伊藤俊治の「ジオラマ論」
 19世紀から20世紀にかけて写真・交通機関の急速な発達に伴う人間の知覚イメージの変容を主にヴィジュアルの側面から考察した本で、その中で仮想現実としてのジオラマ(模型に限らずパノラマ画・立体写真・ジャンルの俯瞰としての図鑑・SFX技法等も含めたイメージ)の構築と効果の章に多くのボリュームを割いています。

 それまでも読んでいましたが、特にレイアウトを作り始めた頃から折に触れて読み返す事の多い本です。

 さて、その本の冒頭、気球に乗って世界最初の航空写真を撮影したナダールが初めて見下ろすパノラミックな俯瞰像のパリの街並みに感動した印象が書かれています。

 一部を引用させていただくと「(前略)この上空から見る縮小された世界では境界線がくっきりと浮かび上がり、その鮮明さに魅了される。余計な物は目に入ることなく、すべての醜悪さから逃れるには距離を置くに限る」

 この感覚は大レイアウトを見下ろす時にも当てはまるのではないかと思います。

 そして、この本の中で狭義のジオラマの定義は「剥製やミニチュアを組み合わせて作り上げる実物そっくりの擬似環境装置」と捉えられています。

 したがって大レイアウトの効能の最たるものはこの「擬似環境を楽しませる」事にあるのではないでしょうか。
 小さなレイアウトでは「視界いっぱいに広がるパノラマ感」の迫力はかなり近接して見たとしても大レイアウトほどには再現できないと思います(その理由については近い内に触れたいと思います)

 その点で「魅力的な俯瞰」の持つ意味は大きいと考えます。

 余談ですが、模型雑誌で呼称されるミリタリーやアニメプラモの「ジオラマ」の大半はむしろ広大な空間の一場面のみを切り取ったという意味で「パイク」「ヴィネット(意味は「背景が風景となった肖像画」だそうです)」に近いものともいえると思います。この違いを例えるなら「庭園」と「盆栽」の違いに近いかもしれません。


 ただ、この点を意識して作られた大レイアウトはジオラマの本場であるドイツをはじめとした海外ではともかく日本では博物館を含めてあまりない様に思います(単にでかいだけのレイアウトならばいくつもありますが)

 さて、恒例となりました(笑)動画のおまけです。
 思いっきり架空の編成です。
<object width="480" height="390"><param name="movie" value="http://www.youtube-nocookie.com/v/AQlZIsQXG_M?fs=1&amp;hl=ja_JP"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube-nocookie.com/v/AQlZIsQXG_M?fs=1&amp;hl=ja_JP" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="480" height="390"></embed></object>


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大レイアウトを考える・8・俯瞰の魅力・2

2011-02-17 18:21:36 | 思いつくままに・考察
 今回も前回に続いて俯瞰の魅力の話です。

 子供時代、山の中に住んでいた余録で通学路では必ず街の俯瞰を毎日眺める生活でした。
 又、実家の田舎の家は近くを通る幹線を通過する列車を盆地を挟んでパノラマで眺める事のできる環境でした。

 今にして思えばその環境は後になってレイアウトをイメージする上で少なからぬ影響とインスピレーションを与えてくれていた様に思います。

 以来旅行や帰省では俯瞰で街の全体を眺めるのが楽しみの一つとなっています。
 何とかと煙は高い所が好きと言いますし(笑)

 さて、そんな経験も交えて理想の俯瞰というものを考えてみたいのですが。
 
 ひとつには地形の要素があるでしょう。おもに川の曲がり・山の起伏によって形作られた自然の地形がレイアウト上に再現できればそれだけでかなり雄大なイメージを与える事が出来ると思います。

 そしてもうひとつ、街並みの要素。
 単なる家やビルの羅列では魅力的な俯瞰が出来るとは思えません。
 俯瞰で眺めただけでその街の性格が見えてくるような眺めが必要ではないでしょうか。
 都市一つとってもそのなりたちが城下町か門前町か宿場町かで見え方が違うでしょうし、商業都市か工業都市か、あるいはベッドタウンかでも違った風景になる筈です。

 そして重要なのがそれらの「連続性」ではないでしょうか。
 レイアウトが単なる風景の一点だけをモデル化するのではなく「隣町はどうなっているのか」「どちらが東京(或いは大阪)なのか」「どちらに海があるのか」が明確である事(島国の日本の風景をモデル化するならこれは避けて通れない条件です)は鉄道そのもののモデル化であるレイアウト、それもある程度以上の規模の物では必須の条件と言えます。

 これらのモチーフが具体的であれば作り手の主張が見える俯瞰が作れるのではないかと考えます。

 以前CSで観たアメリカのテレビ番組の「世界の鉄道・旅と模型(TRUCK AHEAD)」に紹介されている海外の著名な大レイアウトはどれもこれも鉄道と産業の繋がり・鉄道と周囲の地勢の繋がりが視覚的に表現されている物が多く、流石に彼の地はセンスといい見せ場の作り方といい一日の長があると感心しきりでした。

 今の日本のレイアウトはその点でいまだ揺籃期と言いますか、一部のトップレイアウトを除けばヴィネット的な切り取られた風景の羅列に終始しているレベルの物が多く、レイアウトの外側を意識出来ない幕の内弁当みたいな雰囲気を感じる事が多いと感じます。

 一言でいえば「ローアングルではそれらしく見えても俯瞰では散漫なイメージしか見えない」物が多い。それはレンタルレイアウトでも一部を除けば同じ印象です。

 流石にこればかりはモデルを作って実験するという訳にはいきません(笑)が心に留めておきたい考えではあります。

 今回はわれながらずいぶんと偉そうな内容になっている気がします。自分の腕のなさを棚にあげて全く何を言ってるんだか(汗)

 そんな訳で今回も最後は動画でお茶を濁します。昨年の年越し運転から
<object width="480" height="390"><param name="movie" value="http://www.youtube-nocookie.com/v/D0gfqEMfOgc?fs=1&amp;hl=ja_JP"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube-nocookie.com/v/D0gfqEMfOgc?fs=1&amp;hl=ja_JP" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="480" height="390"></embed></object>
<object width="480" height="390"><param name="movie" value="http://www.youtube-nocookie.com/v/6Vstobskrug?fs=1&amp;hl=ja_JP"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube-nocookie.com/v/6Vstobskrug?fs=1&amp;hl=ja_JP" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="480" height="390"></embed></object>
 E351スーパーあずさとE257かいじの走行シーンですが、同じレイアウトの向きと風景を差し替えているので以前の動画とつなげるとなんとなくでかいレイアウトを走らせているような錯覚を感じ・・・ないでしょうか(大汗)


<object width="480" height="390"><param name="movie" value="http://www.youtube-nocookie.com/v/gkrESM-F-Yw?fs=1&amp;hl=ja_JP"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube-nocookie.com/v/gkrESM-F-Yw?fs=1&amp;hl=ja_JP" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="480" height="390"></embed></object>
 以前上げたE351とE257の動画です。

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「あのマシン」がやってくる!

2011-02-15 22:17:53 | アクセサリー
 どうも最近脳充血みたいな論を振り回しすぎているきらいもあるのですが、今回はそろそろ少しくだけた題材の話をさせていただきます(笑)



 以前「ある有名ドラマの特殊車両」をモデル化してモジュールに飾った事がありますが(笑)このほど同様の車両が製品化される由。
 鉄道模型のアイテムと考えた場合、ある意味快挙といえましょう(笑)

 実を言いますと以前、イベントの折に写真をお見せしたのがきっかけで製造元さんに微力ながら協力(と言ってもデータ提供などですが)させて頂いたのですがそのご縁で試作品を頂いたものです。

 早速私の車両と並べてみたのですが(恥)
 「さすがプロの製品は違う」と言うのが率直な感想です。
 私の自作品に比べてモールド、フォルム把握の確かさには頭が下がります。何しろ私の時は不器用さゆえモールドできなかったキューポラやのぞき窓・手すり類もちゃんと付いていますし、何より全体のスムースな造形が素晴らしいですね。

 この車両、今年のJAMの限定販売予定との事ですがこれだけの出来ならかなりの反響が(笑)ありそうな気がします。
 (何しろ反響次第ではシリーズ化も期待できるので、是非ヒットして欲しいという下心もあるのですが)

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大レイアウトを考える・7・俯瞰の魅力・1

2011-02-14 18:55:13 | 思いつくままに・考察
 これまで「大レイアウトの魅力とは何だろうか」について線路のカーブの曲率の観点から書いてきましたが、今回からはシーナリィの方向から考察してみたいと思います。
 製作記と違って予断や不消化の所もあると思いますが、今回もご勘弁を。

 まずは前振りから。

 先日の帰省の折に実家の本棚から見つけ出した「社会科の図鑑」
 そこの見開きページに掲載されていた「町と村」のパノラマ画に40年ぶりくらいに再会しました。

 このパノラマは社会の図鑑らしく「村と町の繋がり・産業の中での物や人の流れ」が一目でわかる様なパノラマ形式となっていて子ども心にも楽しく眺めていた記憶があります。

 海外の博物館や高輪の物流博物館のレイアウトなどは「鉄道によって運ばれる物や人の流れを視覚化する」コンセプトのものがありますがそれに近い感じといえばいいでしょうか。

 最近青空文庫で読んだ幸田露伴の「観画談」でも山寺の中の屏風に描かれた町や村のパノラマ画に主人公が感銘しそれをきっかけに人生そのものを変えてしまう下りがありますが、そこまでは行かないまでもパノラマ画と言うのは人の心をとらえる何かがあると思います。

 これまでレイアウトやジオラマをリアルに見せる方法のひとつとして「人と同じ視線で見る」と言うのがありました。確かに小レイアウトやパイク・ヴィネットであればローアングルの視点は有効ですし、特に屋外撮影の時には絶大な威力を発揮していると思います。

 しかしこれはあくまで「小さな風景・切り取られた風景の一片のみを少しでもリアルに見るための方便」であり、ある程度以上の規模のジオラマやレイアウトでは通用しない見方ではないかと最近思えて来ました。
 大きな風景ほど俯瞰で見ないとその凄さ・魅力は伝わりにくいと思います。

 理想の大レイアウトの条件をシーナリィの側から考えると「俯瞰が魅力的であること」というのも考えられると思えます。

 では魅力的な俯瞰とは何でしょうか。
 (以下次項に続く)
<object width="480" height="390"><param name="movie" value="http://www.youtube-nocookie.com/v/THKpVZUSvK4?fs=1&amp;hl=ja_JP"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube-nocookie.com/v/THKpVZUSvK4?fs=1&amp;hl=ja_JP" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="480" height="390"></embed></object>

 退屈な話だったかもしれませんので動画を追加しました。
 一昨年のレイアウト改修時のものです。


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年越し運転のオオトリたち

2011-02-13 17:57:47 | 車両・蒸気機関車


 先日、動画の貼り付けのやり方をようやく覚えたのですこし調子に乗らせて頂きます(汗)
 時期はずれですがご勘弁を。

 趣味の再開からこっち毎年大晦日には年越し運転と称してその年に入線した編成を中心に運転会を行うのですが、毎年元日の0時には前年の目玉機関車に編成を引かせて(あるいは単行で)レイアウトの本線を1周させるのが運転会の締めとして恒例になっています(あくまで私の中でのみですが)
 その様子は毎回ビデオに収めているのですが今回はここ2・3年のものからピックアップして披露したいと思います。

 風景が違う様に見えるかもしれませんがこれは毎年風景の差し替え・改修をやっているためです。

<object width="480" height="390"><param name="movie" value="http://www.youtube-nocookie.com/v/UJ2YBBMyoCU?fs=1&amp;hl=ja_JP"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube-nocookie.com/v/UJ2YBBMyoCU?fs=1&amp;hl=ja_JP" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="480" height="390"></embed></object>
 
 4年前の大晦日撮影のKATOのC62です。
 年越し運転の当日(つまり大晦日)にショップの店頭にあるのを見つけて衝動買いするという前代未聞の経験をさせた(おまけに入線即年越し運転という離れ業までさせました)ロコです。
 ですから付属品が殆どがついていません。

 実はこれを買うまでNの蒸気に偏見をもっていたのですが、本機の導入をきっかけに蒸機が増備されるきっかけを作ってしまったターニングポイントの機関車でもあります。

 
<object width="480" height="390"><param name="movie" value="http://www.youtube-nocookie.com/v/NziuybtTZcE?fs=1&amp;hl=ja_JP"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube-nocookie.com/v/NziuybtTZcE?fs=1&amp;hl=ja_JP" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="480" height="390"></embed></object>

 一昨年の年越し運転の主役TOMIXのC57です。KATOのOE88を牽引させました。
(それまで年越し運転は「初荷」にあやかって貨物列車を使うのが恒例でしたが、以後は客車列車も増えました)
 出来も凄かったですが値段も凄かった(汗)もしもC62みたいに衝動買いでもしようものなら3が日はどうなった事やら。

 冒頭音声が入っていますが・年越し運転はラジオの時報を合図に発車させる慣わしです。
 これは学生時代D51とフレキシブルレールの組み合わせで運転していた時から変わっていません。

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 そして昨年はKATOのD51。
 今回は室内灯標準装備の24系北斗星(KATOの初期モデルです)を牽引させました。
 冒頭に同じKATOのEF510が出てきますが試運転中に脱線とレールへの引っ掛かりが多発するトラブルがあり直前で牽引機を変更した経緯があります。
(同じロットの510ではこのトラブルが多かったようですね)

 ですがその年のイヤーモデルと考えると全てをリニューアルしたD51の方が結果としてはふさわしかった気がします。

 それにしてもこうして見ると蒸気機関車が使われる事が多いですね。
 キャラクター的にこうした運行には向いている所があるからでしょうが、次の運転ではどうなりますか。



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趣味の原点をふりかえる・26・関沢新一氏のレイアウト

2011-02-12 18:26:29 | 趣味の原点をふり返る
 
 先日物置をひっくり返して見つけた雑誌。
 私が小学生時代の頃の学研の「学習」です。実はこの雑誌、私が鉄道模型を始めるきっかけとなった記事が掲載されています。

 その頃までは親類に16番をやっている機関士がいたと言っても、この時期までは鉄道模型というのは自分がやるには高嶺の花もいいところで値段的にも、又、工作の技術的にも小学生の自分が踏み出すにはまだ早い感じがありました。
 そんな時に読んだ「学習」の記事は私にとって衝撃的でした。

 これまでも時々このブログで触れてきた関沢新一氏(美空ひばりの「柔」の作詞者にして「モスラ」のl脚本家。「ほろびゆく蒸気機関車」でSLブームを拓いた方でもあります)の「自宅内を一周するレイアウト」との出会いです。

 家の中の壁沿いに線路が張り巡らされ、一周するうちに春夏秋冬の風景を列車が通り過ぎる演出。トイレの中にまで本線の一部が通過する遊び心とこだわり。
 どれもこれもそれまで知っていた車両工作中心の「鉄道模型」とは一線を画した世界でした。
 「自分なりの夢の国をわが手にする」楽しさがそこにある事を知った訳です。

 「これをやりたい、いつかこういうのをやりたい」と考え始めたそのタイミングに近所の模型屋で初めて「関水金属のNゲージ」に出会いました。この二つが無ければ鉄道模型の趣味に入るタイミングは少なくとも5年はずれたかもしれません。

 関沢氏のレイアウトは本人が出したがらなかったらしく、TMSを初めとする専門誌には殆ど載らなかったと記憶しています。
(雪のトンネルの部分はCMフィルムに使われて海外で賞を取ったという事ですが何のCMだったのかは私にとっては謎のままです)
 むしろ今回の「学習」のように児童向けの雑誌や一般向けのムック類で見かける事が多かったかもしれません
(一時期私も見かけたら買う様にはしていたのですがトータルでの資料が少なくこのレイアウトの全貌はつかみきれませんでした)

 最近、理想のレイアウトとか、大レイアウトの魅力について考える事が多かった折、今回の発掘は嬉しい物がありました。

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