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光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
こちらはメインブログのアーカイブとなります。

マイクロのEH10試作型と「酒の上の失敗(大汗)」

2025-06-17 05:59:19 | 車両・電気機関車
 今回はトレインフェスタにまつわる「酒の上のしくじり」という残念な話から。

 前夜祭の帰りに真夜中の駿河屋で見つけたのはマイクロのEH10、試作型です。
 EH10は試作型と量産型とでは車体の長さが微妙に異なり、パンタの位置も違うのですが、それゆえにマイクロ辺りが出しそうな題材です。

 実はこの時同じ個体が2両ありまして、お値段も適当(因みに駿河屋は当時レジで1割引というセールをやっていた)と思ったので2両を試走させて比較した上で、ちゃんと走る方をレジに持っていった…はずなのです
 ですが、これを買った時のわたしときたら「クラブのトレインフェスタ前夜祭でしたたか酔っ払っていて、正常な判断ができない状態」でした。
 それでいて本人は「そこまで酔っていない」という強気さでしたから、その時はそれで済んでいたのです。

 馬脚が出たのは翌日のトレインフェスタでのデビュー兼試運転の時。

 まず外見では「カプラーが片方欠損」車体を持ち上げると動力ユニットがずり落ちそうになるという微妙なコンディション。
 まあ、この辺りならリペアできそうな感じだったのですが、

 レールオンで通電した途端「モータが空回りを始め、クラッチの滑ったMT車みたいな走りを始めた」のには参りました。

 そう、レジに持って行った際に、よりにもよって「悪いコンディションのモデルの方を出してしまった」のです。
 アルコールに頭を毒されていたわたしの見落としとしか言い様がありません。

 そう考えると6千円弱のお値段は如何にも高い。
 やはり酒が入っていると碌なことがありません。

 結局、翌日もう1両の方と交換して事なきを得ましたが、酔っぱらい状態での買い物は危険だという教訓だけが残りました。

 代わりに来たモデルは走行性については問題なし。手持ちのPS22仕様と異なり片側が無動力となっているのが目を惹きますが、軽量になった反面ダイカストブロックがオミットされたらしく窓の向こうがスカスカに良く見えます(笑)

5月2日なので「EF52」のはなし

2025-05-22 05:23:01 | 車両・電気機関車
 ここ数年、GWどきのネタとして使ってきた「日付ネタ」

 今日が5月2日なので「EF52」で行きます(笑)

 この機関車は1928年に登場した直流電機で、それまで輸入機が中心だったこのジャンルで本格的な国産電機を企図して9両製造された物ですが、おもに旅客用を想定した高めのギア比を採用し、デッキ付きC~Cの動輪配置などの基本構造と相俟って以後EF58まで続くF級直流電機の流れを作ったひとつだそうです。

 (ちなみに派生機のEF54については来年あたりのネタにしようかと)

 当初は東海道線で活躍していましたが後半生は阪和線や中央東線でも使われていたそうなので、わたしの現住地とまんざら縁のないロコでもありません。

 そのEF52ですが以前ジャンクのまとめ売りされていた「ワールド工芸アソート(笑)」のなかに1両入っていまして、これが当鉄道唯一のEF52となっています。

 ワールドの電気の中でも設計が手慣れてきた時期の製品であり、かつ車体に曲面がほとんどないカクカクした構造のせいかブラスボディとの相性も抜群という隠れた佳作ではないかと(わたし個人は)思っています。

 これが牽く様な編成というとやはり旧客、それもスハ32系かオハ31系みたいな奴とかでしょうか。

ワールド工芸のED91とうちの「ED91のようなもの」

2025-05-07 05:32:47 | 車両・電気機関車
 先日ついに入線を果たしたワールド工芸のED91。

 前回のブログにも書きましたが、入線のきっかけはマイクロエースの3軸フリーのED91風モデル2両の切り継ぎモデルを作っていた事でした。
(故松本吉之氏が著書の中でマイクロのモデルを「2両切り継いでスケール機を作ってみたくなる傑作モデル」などと持ち上げていたのに誘惑されまして汗)

 その時のモデルはほとんど勢いとノリだけででっち上げた要素が濃厚だったのですが、そうなるとどうしても正調のモデルが欲しくなってきたという面も大いにあったと思います。

 その時の夢が叶った以上、この二つを並べて比べてみるのは必然であります(笑)

 さて、実際に二つを並べてみてまず気付くのはマイクロの仕様の小ささです。

 元々のモデルがスケール機を出す意図ではなく、既存の3軸動力のサイズに合わせたディフォルメを行っていたからだと思われますが、ワールドのモデルに比べて幾分ほっそりした印象がありました。

 側面がワールドが3窓4ルーバーの仕様なのに対し、うちのモデルは「驚異の4枚窓8連ルーバー」という豪快さ(笑)
 ここは当然実車準拠のワールドのモデルが上回ります(当たり前か)

 因みにマイクロの「タイプ」はルーバーが「田の字」表現で、前面飾り帯がボディ下部にモールドされているところから見て1号機を想定している模様です。ワールド付属のナンバープレートは21号機のものでした。


 ですが前面の印象は松本氏のご指摘の通り、ED91らしさがよく出ており、ここばかりはワールドと遜色ありません。
 (なお、デッキ周りはKATOのDD13の転用です)

 屋根上はマイクロの仕様がパンタ以外が一体成形のパーツなのでもう勝負になりません。一応銀河の碍子などパーツの追加と配線をしてはいますが、そもそもこちらのED91は作者の勘違いで屋根上を黒に塗装してしまっていますので(大汗)

 因みにうちのプロトタイプが、1号機とすると裾の黄色帯やその下の黒色は必要無かったことになるので、ますます「ED91の様な物」に近づきます(もう少しちゃんと調べてから作ればいいのに大汗)

 走行性はワールドの方はテンダードライブの蒸機のそれに準じた構造の様で車輪の径も機関車用の大径。当然4軸駆動です。
 そこへゆくとこちらのモデルはボディサイズから動力を逆算する形で決定したため鉄コレのTMー01Rを使っており車輪の径が小さいのは勿論、片代車駆動が祟り牽引力も貧相な物です。

 ・・・とまあ、結果についてはどっから見てもワールドの圧勝なのですが、出来の悪い子ほど可愛いとの故事の通り(笑)マイクロ切継ぎモデルの方もなんとなく憎めないのも確かです。

 まあ、この辺りは個人の好みということでw

静岡行きと「ワールド工芸のED91」

2025-05-03 05:46:35 | 車両・電気機関車
 先日の静岡行きで入線を果たした(わたし的に)お宝モデルから。

 実はこのアイテムはコロナ禍の以前から「いつかは入線させたい」と思っていた物でした。
 それはワールド工芸のED91。

 あまりにも題材が渋すぎてNゲージのモデルにまみえる事自体が難しいモデルではないかと思います。
 このモデル、実を言うとコロナ禍の前の年くらい(約5年前)のタイミングで静岡の模型店の店頭で委託品を見つけていたものでした。
 そこまでは良かったものの、当時はそのお値段の高さに引いてしまい、手が出せませんでした。

 その直後から例のコロナ禍が始まり、静岡を含めた遠出の機会が激減。

 ようやく最近になって静岡に出かける機会は徐々に増えてきたものの、今度は件の模型店の休業日が増えた関係で、平日休を使って覗く機会がなかなか作れなくなり、とうとう今日まで来てしまいました(この辺り、完全に愚痴です)

 つい先日、遂にその機会が作れたのですが、店に入る直前まで「あれから5年も経っているし、流石にもう売れてしまっているのではないか」と正直戦々恐々でした。
 ですから、ショーケースにまだED91が飾られているのを見つけた時は心底ホッとしたものです。

 お値段こそ5年前と変わっていなかった(因みにほぼ新車当時の定価)ですが、考えてみたらここ2、3年の間にNゲージのモデルも随分と高騰していますから、皮肉にも5年前のワールドのモデルは相対的にそれほど高く見えなくなってきているのですから、時代は変わるものですね。

 さて、ワールド工芸のED91が欲しかった理由ですが、それには10年くらい前にマイクロのショーティモデル2両を切り継いで準スケール機のED91「のようなもの」のモデルを作っていたことが関係しています。
 その時はわたしの腕の拙さに加えて、出来上がったモデルのサイドビューがあまりに実機と違いすぎた事もあって「ED91みたいなもの」という大惨事な出来だったので、店頭で正調のスケール機を見つけた時にゾクっと来てしまったのです。
 結果として実際に入線できるまで丸5年くらいかかりましたが、その甲斐はあったと思います。

 モデル自体について言うなら、ワールドのブラス機だけあって薄手の素材のボディは端正な印象を持ちます。
 殊にデッキ周りの手すりの細さ、屋根上の配線類の細密感もなかなか。

 流石に走行性は年式相応のレベルですが、それでも不満は感じません。

 問題のわたしの作った「ED91みたいなの」との実際の比較については次回以降にでも。

KATOのEF65 0番台(アゴ割れ仕様)

2025-02-01 05:22:59 | 車両・電気機関車

 今回は、昨年9月のネタがまだ続いている帰省の戦利品から
 タイトルからお分かりの様にモデルとしては普通の中古です。

 これまでこのブログで紹介して来た今回の帰省の戦利品はトミーナインスケール、エーダイナイン、学研エヌ、中村精密、しなのマイクロ、マイクロエース、エンドウ、宮沢模型(ワールド工芸)と実に多岐にわたるのですが、一つだけ肝心のメジャーメーカーが抜けているのにお気づきでしょうか(笑)

 今回紹介するのはそのメーカーの中古モデルです。
 2024年の当鉄道でNゲージはもとよりHO(16番)やZゲージにまでヴィンテージモデルが相次いで入線している「EF65」
 帰省途中で見つけた例のショップで見つけたのが「KATOのEF65 0番台」でした。

 このモデルはKATOの初代モデルの最終型としてリリースされたものでそれまで500番台ブルトレ塗装しかなかった同社の製品で初めての0番台のモデル化でした。
 1967年の初リリース以来、動力の改良はもとより当初EF70を転用していた足回りもスカートの専用化など、何度かバージョンアップを繰り返してきたKATOのEF65ですが、その最終型(1980年前後)ではナンバープレートが選択式になりHゴムへの色刺しがされ、細密感を向上させています。
 更に電磁式アンカプラー対応とEF65としては初めて「ヘッドライトが点灯する」様になり初代ボディモデルの決定版となりました。

 見た目のくたびれっぷりは仕方ありませんが手にした時の満足感の高いモデルと言えます。

 ですが初代モデルの最大の弱点(・・・ですよね汗)の「アゴ割れスカート」はそのまま残されているので急カーブの見苦しさはやむを得ません。

 ところで、このEF65はお値段が1200円と今回入線したモデルのどれよりも安価だったのですが、走行性のスムーズさは他社の同時期の機関車のどれよりもスムーズ(かつタフネス)だったのには驚きました。
 さすがは老舗のKATOだと感心します。

 ところで今から10年以上前、これより古い仕様のKATO製EF65 500番台のジャンクが余っていたので、2両ほど0番台に改造(リペイントと銀河モデルのパーツでディテールアップ)した事があります。
 当時としてはわたしも頑張ったつもりなのですが、2両も挑戦したのに今回のモデルのレベルに達していないのはまったく暗澹たる思いです(大汗)

マイクロエースの「趣味のカラー」編成

2024-12-21 05:37:06 | 車両・電気機関車
 先日の帰省の戦利品から。

 今回のはたぶん、こういう機会でもなかったら手を出さなかったであろうアイテムと言えます。
 先日紹介のWebコミック「TEZMO SYNDOROME」でも取り上げられていた「マイクロエースの趣味のカラー」をひと編成まるごと入手できました。

 それも昨年静岡でジャンクを入手していたのと同じ「イタリア国鉄カラー」の仕様で、です。
 「趣味のカラー」はフランスTGV、アメリカアムトラックのカラーリングのモデルが出ていますが、イタリア国鉄のカラーが一番なじみが薄い物ではないでしょうか。
 ネットで検索した範囲ではE444R電気機関車のカラーリングがごく近いかなと思える程度ですが、彼の地の鉄道もカラーリングのバリエーションがなかなかに多いのでどれと特定することはできませんでした。

 今回の編成は既発売のEF71と10系客車4両の組み合わせ。カラーリングで元々の印象が激変しているところは趣味のカラーの面目躍如たるものがあります(笑)
 10系客車の連結面の幌が外れかかっているのは「この頃のマイクロ客車のお約束」みたいなものです。昨年の暮れに静岡で見つけた奴で幌が取れていたのを「何かの事故品」だと思っていたのですが、そのあと入手したマイクロの10系客車のどれもが同じように幌が外れていた(もちろん、ノーマルの10系もそうです)ので、まるで一種の「仕様」ではないかと思えるほどで(笑)


 EF71の方はナンバープレートまで「趣味のカラーに合わせている」のは真面目な造りですが、よく見ると客車に比べると塗分けの雑さが目に付きました。これだと「前のユーザーが勝手に塗り替えた中古品」に見えなくもありません。でもこんなのばっかりだったとしたら「池袋の駅前の露店でたたき売られてしまう」のも無理はない気もします。

 但し走行性は当時物のモデルとしては普通のレベル。さすがに現在のモデルと比べるとスムーズさには欠けますが不満もありません。

 昨年入線の客車2両と併せると「最大7連の趣味編成(爆笑)」が実現するのですが10系の台車抵抗の大きさからすると平坦線での使用が精々かもしれません。

 ところで、今回ここまで趣味に走ったモデルをわざわざ購入したのにはもう一つ隠れた理由があるのですが、それについてはいずれ紹介する事もあるかと思います。

しなのマイクロのED21・おかわり

2024-12-14 05:57:01 | 車両・電気機関車
 先日の帰省の戦利品から。
PA064896.jpg
 前回紹介したしなのマイクロのED42とともに入線したのが、同じしなのマイクロのED21でした。

 一応国鉄の電気機関車ですが、元々は富士身延鉄道(後の身延線)の210型をルーツに持つものです。

 1980年代頃のしなのマイクロは主に金属車体の箱型ED級電機を次々に出してNゲージメーカーの中でも異彩を放っていたのですが、このモデルはその中でも後期に当たる製品です(この少し後から、後のマイクロエースに連なるEF71,EF64などのプラ製の近代型ロコを出し始めます)

 当時は完成品と並行してキットも出ていたのだそうですが、生憎キットの方は見た事がありません。ただ、キットの台車がEF15の流用なのに対して、完成品モデルの方はED21専用の台車を奢っていたのでキットよりもお得感が高かったのは確かです。
 (実際、他のモデルとは明らかに異なった目立つデザインの台車です)


 水色ボディの独特なカラーリングもしなののラインナップの中では目立つものでしたが、悪目立ちするほどではないので電化ローカル線のレイアウトならどこでも似合うのではないかと思います。
 屋根上は一見あっさりしていますが、パンタグラフは意外なほど細密で雰囲気が良く、また避雷器を挽物で表現するという小技も効いていて、それほど単調なものではありません。

 今回入手したモデルは事実上ほとんど使われていなかったのではないかと思われるくらいピカピカのコンディションでしたから、どこかのコレクターの放出品(あるいは形見?)ではないかと思います)

 走行性もED42よりもスムーズでした。

宮沢模型の「EF60アメリカントレイン仕様」

2024-11-30 05:53:10 | 車両・電気機関車
 今回は帰省のはなしからやや離れた入線車のはなしです。

 先日閉店したヤマナカ模型の最後の探訪で何か記念になるようなモデルをと探していて見つけたのが宮沢模型の「EF60アメリカントレイン仕様」でした。

 宮沢模型といっても外注先はKATOで既存のEF60の色替え、一部パーツ追加した特注品です。
 EF60自体は私も好きなロコですが、この仕様の個性の強さにはいささか驚かされるところがあります。
 モニタ窓まで塗装され「スピリットオブ76(注)」もかくやという派手なカラーリングと化しているのですが、改めて見直してみると意外とEF60には似合っている様な気がして来るのですから不思議なものです。

 走行性も問題なく、後付けパーツの殆どが前ユーザーによって取り付け済みとなっているのはこの場合有難いポイントでもあります。

 さて、これに何を牽かせるか考えますが、実は手持ちの外国型にかなりショーティ化されたSANTA FE仕様のショーティ化されたアーノルドの客車があるので、それを牽かせるのが一番手っ取り早いでしょうか。

あるいは意表をついてマイクロの「趣味のカラー」の客車を繋げる(控車代わりにOE88のナハを前後に繋げるのもありかもw)とか、素直に20系を牽くというのもアリかもしれません。

 この手のお祭り仕様の楽しみの一つに「自分だったら何を牽かせるか考える」というのがありますが、こういうお遊びは(考証ガチガチ主義に近かった)学生時代のわたしだったらまずやらなかったろうなという気もします。
 (いや、そもそもこういうモデル自体を買わなかったろうと)

 注・・・スピリットオブ76とはアメリカ建国200年を記念したカラーリングの事で当時のアメリカでは飛行機からビルから何から派手なことこの上ないカラーリングが練り歩いたものですが、当時のトミーナインスケールでもそのカラーリングのディーゼル機関車が製品化されたことがあります。

光山鉄道管理局

しなのマイクロのED42・遂に4両目(汗)

2024-11-09 05:05:36 | 車両・電気機関車
 帰省途中の悪魔の散財で得た戦利品から。

 今回はしなのマイクロ製のED42です。
 ED42自体は現在のマイクロエースからも出ていますが、今回のは最初期の金属ボディのモデル。
 同じく金属製のワールド工芸はボディの細密さでは今回のモデルを上回るものの「動輪のロッドがジャック軸に連動しないのでロッドの動きが安っぽく見える」弱点(あとカプラーポケットが無粋なボックス形状なのもマイナス点)があり旧製品のしなの製もそう悪いモデルではありません。

 実はしなののED42は以前から入線させていたモデルだったのですが、今回また入線させた理由は「これで実物通りの4重連が可能になる」からでした(爆笑)
 最初にED42を入れたのは2012年の事で、その後順次増備を進めてきたのですが、今回の入線で12年目にして夢が実現したことになります(それまでは3重連プラスED41で対応していた)
 随分と気の長い話でしたが、諦めないで待っていればこういう事もある、という事でしょうか。

 走行性は走りはじめで幾分ロッドがぎくしゃくしますが、ある程度当たりが付いてくると割合ちゃんと走る印象でした。

 むしろこの個体の問題はエージングが進んだようなボディの質感(笑)
 表面に粉を吹いた様に見える前面はやや薄汚く見えるのも確かなので洗浄かリペイントは必須と思われます。

 でもこれを始めたらほかの3両にも同じ事をしないといけない様な気が(汗)

 あと、無動力の仕様がない(旧製品の一部にはトレーラーが、後のプラ製リニューアル品は無動力機を交えたセットです)ので電気はかなり食いそうですし、第一、この4重連がきちんと走れるのかはいまだに未知数です。

 しなの製のED42の特徴はもう一つ、エッチングのメリットを生かし「4種類のナンバーの仕様が製品化されている」のですが、帰宅後チェックしてみたら手持ちの1両と同じ「18号機」でした(他は5号機、7号機、15号機および戦時型の28号機)

宮沢模型のEF55と「鉄道模型考古学N」のはなし

2024-11-06 05:53:47 | 車両・電気機関車

 今回は先日入線した宮沢模型ブランドのEF55のはなしから。

 これに限らず、今回入線したヴィンテージモデル大行進に際しては帰宅後、故松本吉之氏の「鉄道模型考古学・N」と首っ引きで入線した車両たちのチェックを行っています。
 この間のJAMに際して松本氏の事に触れたばかりなのに、今また氏の代表作が役に立っているわけで、私のホビーライフにおける氏の影響力の大きさに改めて感じ入っている次第です。

 特に今回の再読の中で一番参考になっているのが宮沢模型のEF55でした。
 上掲書によると、このモデルは(宮沢模型から発注された)ワールド工芸のEF55としては二世代目に当たるもので、いつもならキット主体の同メーカーの中では珍しい「完成品のみの限定品」という扱いになっています。
 そのせいか、サイズが初代よりも大きくなりまるで別物の様な扱いを受けているのが今モデルの特徴でもあります。

 ところで、今回入線させた55と「考古学」に掲載されていた写真のEF55とでは、これまた印象が違うのです。
 こちらのEF55はむやみに腰が高いうえに先輪が「普通のプレート車輪(要するに昔のNゲージの車輪によくある奴)」でどうかすると軸が指に刺さりそう(笑)な一種過激な構造。更に車体の真ん中にはほかのモデルにはない「2連のエアータンクが鎮座」しています。

 改めてよく見ると、この足回りの構造は当鉄道で今年の春に入線した「TOMIXのEF58初期型の動力ユニットそのままの形状」なのです。
 なにしろ従台車のフレームまで58のそれを転用しているせいで平妻のほうの1軸台車が異様に間延びして見え、KATOやマイクロのそれを見慣れた目からすると不気味ですらあります。

 ところが、これらの特徴的な部分が「考古学」掲載の写真からは全く消えているのです。

(ネコパブリッシング 松本 吉之著 「愛蔵版鉄道模型考古学N」47Pより画像引用)
 本文中では先輪を「シバザキ模型のスポークに交換している」と軽く触れている程度ですが、写真を見る限りではそれに加えてエアータンクの撤去(TOMIXのEF58は動力ユニットの車体側にエアータンクが付いていました)何らかの腰を落とす処理を加え、更に斜め前からのアングルで撮影することで平妻側の1軸台車の不自然さをカバーしているように見えます。
 (それでも中央部の2軸の動輪付近の台車の造形が不自然に見えるあたりにエアータンクの痕跡が感じられます)

 これらの点から本書の中で松本氏が宮沢のEF55の掲載に当たり一種の加工というか美容整形(笑)を加えた可能性は濃厚だと思います。
 もちろん、それが悪い事ではなく同書掲載の中村精密のC51などでもモデルの弱点をカバーする様な加工製作の作例を掲載するのはいくつか見られます。

 そもそも本書は模型販売用のカタログではありませんし、宮沢のEF55が個性的なモデルだという事は解説文でも暗に示されていますから、これを持っているユーザーにとっては加工の指針くらいにはなったのではないかと思います。

 参考として今回のモデルを最新のアップデートであるKATOの55と並べてみると如何に個性的かお判りいただけるのではないかと。
 同じ形式の機関車が2両繋がっている筈なのにまるで別の機関車に見えてしまう所が凄い(笑)

 とはいえ、これがリリースされた当時はEF55のために専用の動力と足回りを設計するのは非常に困難でしたし(現に本書に掲載されているワールドの初代モデルの写真も足周りはKATOのEF57ベースの模様です)限定品とはいえ量産モデルを既製品動力で製品化しようとしたら、当時もっとも入手しやすかったであろうTOMIXのEF58を使い、ベースモデルの寸法に合わせてストレッチした車体を作る方が確実かつ現実的なやり方であったろうと思います。

 そう思えばこのモデルは、その後当のワールド工芸をはじめ、マイクロエースやKATOの手によってアップデートされ続けたNゲージのEF55の進化の過程を偲ばせる一種のミッシングリンクのような物ではないでしょうか。

 確かにプロポーションはあれですが、先述した様に248Rのカーブはクリアしますし、走行性も悪くはありませんから。
(ただ、先頭部の造形は幾分ラフでして他社の3モデルよりも先頭部の丸みが弱く、ボンネットの中央部は丸いのに両肩は直線的に削り落とした様なアンバランスさを感じます)

 ・・・とか堅苦しい話はそれくらいにして。

 今回の55でどうしても一番気になってしまうのが「ピカピカ光る先輪(笑)なのは間違いありません。本の中で松本氏がやった様に私もここだけは何とかしたいと思いました。
 でも、手持ちのパーツにスポーク車輪はないし、さてどうしようかと思った時ふとひらめいたこと(爆笑)

 一昨年辺りに足回りのダイカスト崩壊を起こしバラバラになった某メーカーのEF56。

 ダイカストはばらばらというか粉々にはなってしまいましたが、プラ製の台車とデッキは無事にサルベージされていました。宮沢よりも時代が新しいモデルなのでデッキの先輪も当然スポークの黒染め車輪です。
 これを今回のEF55に使ってみたところぴったりとはまりましたし走行性にも影響はありませんでした。

 で、
 ついでにあの間が抜けて見える平妻側の1軸の先台車も元のEF58と同様に2軸化してしまいました(先台車のくぼみにワンタッチではめ込めます)
 真横から見た感じはむしろこの方がバランスがいい位です。

 スケール性を気にするならそれこそKATOやワールド工芸の3代目以降のモデルが製品化されていますし、たまにはこういう変わり種のEF55が1両ぐらいいてもいいだろうという気分にはなります(大爆笑)
 まあ、強いて言えば実車が存在しない「幻のEF55の4号機」という事にしても面白そうですしw

 せっかく急カーブをクリアできるのだから下手に腰を落とす必要もないでしょう。
 例えば今度のクラブの運転会でこっそり走らせてみて「正体を見破るメンバーが何人居るか」試してみるなんて意地悪な使い方もあります(余談ですがクラブのメンバー間ではマイクロとKATOのEF55の普及率は割と高いですw)

宮沢模型の「第4のNゲージEF55」

2024-11-02 05:51:42 | 車両・電気機関車
 帰省途中の鉄夏ラスボス散財アイテムのひとつから

 実は今回のが一番の曲者と言えます。
 「宮沢模型のEF55 ナヌ32限定セット」もちろんNゲージです。

 昨年の今頃、ほぼ決定版といっていいKATO製を入線させたとき「マイクロやワールドの仕様もあるし、まさかこれ以上EF55が増えるなんて事がある筈がない」と思っていたのですが、
 その「まさか」が現実となりました(大汗)当鉄道では4両目のEF55です。

 私がこれに手を出した理由のひとつはセットに入っている金属製モデルのナヌ32(同クラスの単品の暖房車の半額程度)だったのでEF55は半ばおまけのようなもの(事実このお値段だとEF55は実質タダです)と心得ていたのですが。
 箱から出して改めてみてみると、これまで紹介してきた各社のEF55のどれよりもユニークかつ豪快さんな仕様だったのに驚きました。

 このEF55は(宮沢から発注された)ワールド工芸としては2代目に当たる仕様で初代よりボディを拡大し足回りはTOMIXのEF58をベースにオリジナルの先輪、従輪を加えたものの様です。
 さて、昨年の今頃はKATOのEF55がリリースされていて、当ブログでもマイクロやワールドの3代目モデルとともにEF55特有の「あのボディ形状でどうやって急カーブをクリアさせるかの各社の(涙ぐましいほどの)工夫を紹介しています。

 今回の宮沢模型のモデルは「243Rのカーブを(曲がりなりにも)クリアしました。KATOやワールドのモデルを知っている人ならここでまず驚かれると思います。
 一体どうやってあの深いスカートと先輪で急カーブをクリアできるのか?

 今回の個体だけなのかもしれないのですが、このEF55は「先輪がスカートの下に来るように腰を高くする」というまるで一休さんの頓智みたいな方法で先輪の首を振らせていたのです。
 (そのせいか普通に地面に置くと先輪の一部がスカートより前に出ている)
 なるほど、これならスカートに関係なくカーブはクリアできますが、そのせいかプロポーションはこれまで紹介してきたEF55のどれよりもおかしな印象になっています。
 他社モデル(ワールド工芸の3代目を含む)に比べてボディが長い上に異様なほどの腰高になっていてKATOの55と連結すると同じ機関車とは思えないほどの印象差があります。

 更に従輪につけられたカプラー(TOMIXのMカプラー準拠の模様)の柄がやたらと長いうえに車輪自体がこれまた普通のNゲージの車輪なので、足元が締まらない事夥しい(笑)

 書籍などでこのモデルが紹介されるときには決まって「先輪と従輪を他社のスポーク付き車輪に交換している」のですが、確かにこのモデルを見ていると私もやりたくなります。
 当時はこれでも完成品として売られていたそうなので、前ユーザーが作り損なったとかいう訳でもなさそうです。

 とまあ、造形についてはこの通りなのですが急カーブを含めた走りっぷりはどうかするとマイクロよりもスムーズなので(少なくとも)当鉄道における存在意義はあると思います。

エーダイナインのEF65 1000

2024-10-04 05:20:04 | 車両・電気機関車
 帰省の散財アイテム・その1から

 前に紹介しましたが、帰省の往路で某ショップで見つけたヴィンテージモデルの群れの中から
 まずはエーダイナインのEF65 1000番台2両をば。

 この「2両」というのが曲者である事にお気づきの方もおられるかと思います。
 エーダイナインのEF65は動力車とは別に「重連用の動力なしトレーラー」というのが設定されており、それを入れた2両セットも存在していたのだそうです。

 今回の個体はそれぞれバラ売りされていたものですが元々はセット売りだった可能性もあります(その理由は後述)

 わたし個人は既にエーダイの65は入線させていたので今更追加する気はなかったのですが、検品で箱から出した時にハッとしたのです。
 「うちのとはパンタが違う!」

 うちに入線している65は下枠交差式のPS22(これがまたエーダイ特有の造形でモデルの個性となっているのですが)でしたが、今回の個体は菱形パンタのPS17の仕様。

 このパンタがまたKATOともTOMIXとも違う「シューまで含めた全金属製パンタグラフ」
 この手のパンタは昔のエンドウやGM製なんかにもありましたがNゲージで全金属製パンタ搭載のEF65なんてエーダイくらいしかないのではないでしょうか。

 さて、エーダイの65の特徴にはもう一つ「車体番号が貼り付け式」というのがあります。これもまた他社にはないものなのですが、今回のM車のパッケージにはそれは入っていませんでした。
 まあ、コレクターでもない限りそこまで拘っても仕方がないので、トレーラーともども購入したわけですが、帰宅後トレーラーの方の箱を開けてみたら「こっちの方に2枚入っていた」のに腰砕けました(笑)
 二つのモデルは離れた所に置いてあったので、もしM車だけだったら「ナンバーヘッドマークなし」になっていた筈なので、まとめて買ったのは正解でした。
 が、今回の二つは元々は重連セットのバラシだったのではないかという推定も成り立ちます。少なくとも前ユーザーは同じ人だったのでしょう。
 尤もヘッドマークの方は劣化が進んで「絵柄の半分くらいが欠けていましたが」

 走行性については手持ちのエーダイモデルの中でもかなり好い方。ノイジーさも少なく割合スムーズでしたし、トレーラーの軽さもあって重連でも息を切らしません。

「偉大なる凡庸」の系譜2024・EF65編

2024-08-07 05:59:58 | 車両・電気機関車
 先日のEF58に続く当鉄道の「偉大なる凡庸」のはなし第二弾
 今回のネタはEF65です。

 前回このネタで「偉大なる凡庸」としてEF65を取り上げたのは12年前、続編として前回EF65を取り上げたのは2017年ですが、流石にあれから7年も経つと当鉄道のEF65の顔ぶれにも変化が出てきています。
 当時の記事はこちらから
「偉大なる凡庸」の系譜・2・EF65
偉大なる凡庸のそれから・EF65編

 Nゲージで言うならその間の変化としては
 従来KATOの独壇場だった当鉄道にTOMIXの高崎機関区セットでいきなり3両も500番台が入線した事と、これまたこれまでノーマークだった「マイクロエースのEF65」が入線した事で0番台、500番台に関する限り当鉄道の65も百花繚乱の域に達しています。

 どちらもKATO製とは異なる佇まいと造形のノリを感じさせるものでKATOのそれと並べてもクローン臭さがないのが面白いところです。

 そして今年に入ってからの新展開としては、16番とZゲージでEF65が相次いで入線した事でしょう。

 これについては相当に偶然の要因が大きかったのでまさに幸運という言葉が似合います。
 特にマルイの65はコロナ禍以来5年ぶりのZゲージの入線でしたから。

 これらを合わせると当鉄道のEF65の在籍数は同じく「偉大なる凡庸」のED75に匹敵する物になっていてまさに「両横綱」という言葉が似合いそうな感じもあります。
 が、故郷で馴染みがあり新製品を新車で入線させることが多いED75と違い、EF65はその9割以上が中古モデルの入線なのが特徴的です(それだけに定価より高いものはありませんでしたし)

 まあ、それだけ「どこの中古ショップにも出物がある機関車」という事でもありますが、それでもわたしの琴線に引っかかる様なモデルが今でも散発的に出てきているというのは凄いはなしなのではないでしょうか。

7月3日なのでED73のはなし

2024-07-23 05:07:59 | 車両・電気機関車
 今回の元記事は7月3日にメインブログで上げたものの再録です。もう7月も20日を過ぎて居て何ですが、ご勘弁を。

 今回は久しぶりに日付絡みの語呂合わせネタから。
 今日が7月3日なのでED73を取り上げたいと思います。

 故郷ではED75しか見る事のなかったわたしにとって、同じ交流機でも活躍の場が九州北部に限られていたED73はとても気になるロコのひとつでした。
 故郷や現住地で見る電気機関車は貫通扉の必要性から「半流線形」を名乗りながらも絶壁みたいなフロントフェイスでメリハリに欠ける印象だったのですがED72やED73は鳩胸というか逆スラントノーズのモダンなお面で惹かれるものがあったのです。

 加えてED73の場合、組み合わされるのがこれまた当時もっともモダンなデザインの20系客車の「さくら」なんかでしたからイメージとしてもとても垢抜けた印象を刻み付けられたものです。

 実車の方はED72から蒸気暖房機を除き車体を短縮化させた貨物(とブルトレ)専用機の扱いでしたが、その成り立ちゆえか軸重が重くなり運用範囲が限定されたせいもあってか、割合早い段階でED76やEF70などに振り替えられたという一種薄幸な機関車だった様です。
 保存機も1両もない様ですし。
 イメージとしてはモダンな感じもあるED73ですがどことなく儚さをも感じるのはそういう経緯も関係あるのかもしれません。

 Nゲージでも本機のモデル化は比較的遅い方で、プラ量産品としてはマイクロエースが発売、一時期見られた「151系九州乗り入れ対応編成」のセット〈151系編成にサヤ420を組み合わせた仕様)もリリースされていました。
 (クラブのメンバーの一人がこれを持っていまして、運転会で走らせているのを見るのが楽しみだった思い出もありますw)

 流石にそっちの方は手が出なかったのですが、数年後にKATOから1000番台がリリースされた時には半分舞い上がる気持ちで速攻で入線させた思い出があります(実車を見た事もないのに汗)

 モデルの走行性能もなかなかスムーズで惰行もほどよく効くので単機で走らせても楽しい機関車ですが、やはり20系を繋げた時が一番似合う様な気もしますね。

「偉大なる凡庸の系譜・2024」EF58編

2024-07-05 05:46:19 | 車両・電気機関車
 今年の上半期は先日入線のTOMIXの仕様、春に入線したKATOの初代青大将の仕様とふたつのEF58の記事を上げたのですが、どちらもコメントでの反響が思いのほか大きく、記事を上げた私も驚いています。

 その折のコメントでも上げましたが、当鉄道のEF58は「偉大なる凡庸」の称号が似合う位に在籍数が多いロコでして過去それをネタに二度ほど記事を上げています。もちろんその度に在籍数も増えている訳ですが、二度目の記事を上げた以降も今回のを入れて4両増えた事になりトータルで14両くらいになった勘定になります。

 まあ、一部を除いてどれもが中古かジャンクで格安に入線した物ばかりという共通点がありますがw

 前回の記事以降に増えたのは「大窓」と「TOMIX」の仕様。
 実は数は大いに増えたEF58なのですがその大半は「小窓のひさし付き」の仕様でして大窓や小窓でもひさし無しの仕様はあまり無かったのです。
 例えばNゲージの58の初期の代表格だったエンドウなどは4両中3両までがひさし付き。それどころか後にレストア用に買い入れたASSYのボディまでもがひさし付きだったのですから偶然なんてものではありません。

 エンドウの58はひさし付きの方が200円くらい高かったと記憶していますが、これはおそらく「子供や孫のプレゼントにNゲージを買おうとしたお父さんおじいちゃんが『少しでも高そうに見える方を』とか言って選んだものが多かったのではないかと思えます」
 (バブルの頃のクルマの世界ではこういう購買パターンを「一番高いのくれシンドローム」とか呼んでいましたがw)

 事実、エンドウのNゲージは名古屋の三越とか盛岡のニチイなんかでも売っていたので「デパートで買えるテツドウモケイ」の代表格でしたからw

 KATOのモデルが小窓ばっかりというのは、これは単に偶然だと思います。
 
 ですが前回の記事から何年か経ち、その間にかねて欲しかったTOMIXの大窓仕様やこればっかりは当分入線しないだろうと思っていた青大将仕様まで入線し、当鉄道のEF58のバラエティも随分賑やかになりました。

 あと忘れちゃいけないのはカツミ模型店の「EB58」と称するHOのショーティモデル。NのEF68のどれよりも古いモデルなのですが、走りはきちんとテツドウモケイしていますし58のディフォルメとしてはなかなかいい線を言っているモデルだと思います。

 このところ機関車を中心にリニューアルが進むNゲージの世界、EF58も現行の仕様が出てから大分経ちますし、二大メーカーもそろそろリニューアルの時期ではないかと思います。
 出来ればそれに合わせてデッキ付きの旧仕様のモデル化もそろそろあっても良いのではないでしょうか。
 ・・・って、これ2017年の時にも書いたぞ(!)