光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
こちらはメインブログのアーカイブとなります。

C54の謎

2010-11-30 21:07:04 | その他

 今回は思い出話です。
 先日C58の話をしましたが、今回はその姉妹編みたいなものです。

 この間も触れましたが、私を鉄道模型の趣味に引き込んだ親戚の機関士の方が退職の時にC58と共にC54の16番ブラスモデルを購入した事があります。
 なぜC58を購入したかについてはおぼろげながら(以前の「大いなる旅路」のブログhttp://pub.ne.jp/arccentral/?entry_id=3253925を参照願います)見当が付いたのですがもうひとつのC54についてはどんな縁があったのかがいまひとつ分かりませんでした。
 自分が乗務していたり縁のある車両を買ったり自作されていた方(ED75、481系、583系などや10系などを作っていました。いずれもペーパー製でしたが)だけに意味もなくC54を大枚はたいて購入するとは思えませんでした。

 C54は昭和6年に17両製造され当初はC51と共用試験する意味で2・3両づつ各地の機関区に配属されたもののどこでも評判がよくなく、戦後福知山~浜田の機関区管内に集中配備され昭和38年に保存機も残さず退役したと聞いていました。
 そこで初期に試験配備されていた機関区のデータを調べてみたのですが私の故郷の機関区はその中に入っておらず、その方がどこでC54と接触を持っていたのかがこれまで私にとっての謎でした。

 その謎が解けかけてきたのはつい先々月、帰省の折にその方の蔵書の一部を借り受けて見た時です。
 その方の所属していた機関区の写真集をめくっていて見つけた戦前の機関庫の写真で多くの9600が休泊しているなかに1両だけC54の15号機が写った写真があったのです。

 写真はその1枚のみでその写真集に付属していた所属機関車のリストにもC54は記載されていませんが戦前の一時期に親戚とC54との接点があったらしい事はおぼろげながらつかめてきました。

 C54にどういう思い出があったのかお聞きしたかったのですが今となってはそれも叶いません。
 しかし現場の評判の悪かったC54とはいえ、わざわざモデルを購入する以上は悪い思い出ばかりだったとは思えない気もします。


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車を替えました。

2010-11-29 16:50:42 | その他
 今回は私事から。

 これまで使っていた赤い1300のHB車が先日走行中にミッショントラブルを起こして昇天致しました(涙)
 子供の送迎や買い物などで狭路を取り回す事が多い関係上、小さな車が必要だったので今回はディーラーの在庫車の中から候補をリストアップしてもらい更にそれらから選んだ候補5車種を全て試乗するというある意味回りくどいやり方で後継機を決定しました(納期を優先したので装備は多少選べても色やカッコは選べないのが難です)
 そうまでして選んだのが軽だったりするのですが(笑)


 それにしても最近の軽自動車は随分と凄い事になっているようですね。ワンボックスでもない乗用タイプ(それでも背だけはやたら高い)を選んだのですがリアシートを畳んだ時のラゲッジスペースはレイアウトボード2枚を飲み込むだけの面積(数値上は)がありますし、ターボ車でもミニバンのハイブリッドよりも良い燃費を叩き出します。
 ブレーキがややプアなのが気になりますが普通に乗っている限りはバブルの時の2500クラスセダン以上の快適さではないかと思われるほどでした。これでは普通車が売れないのも無理はない気がします。

 それにしても、車を選ぶ時の基準のひとつに「レイアウトボード」とかサブロクの合板(又はスタイロフォーム)が積めるかなんて事を考えるようになると車好きでもある(と思っている)私自身も結構毒されている気がしてきました(汗)

 個人的にとても恥ずかしいと思えるカッコの車(今回の車選びでスタイルを度外視した報いです)ですので車種はしばらく秘密です(大汗)
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カーコレクション第12弾

2010-11-28 14:40:21 | アクセサリー

 今回のカーコレクションは現代編。

 先代プリウス、日産AD(マツダファミリア・三菱ランサーのバン仕様としてもOEMされています)クラウン(コンフォート?)そして日産パラメディックの4車種がラインナップされています。
 現代の車種のカーコレはこれまでにコンパクトカー・ミニバン・セダン・商用車がリリースされていますが今回のものでさらに充実した事になります。バスコレやトラコレなどと組み合わせればいまどきの道路を表現する上では大分不満が減ってきたと感じます。

 今回は地味ながらもレイアウトの風景創製に不可欠な「どこにでもいそうな車種」だった事もあり例によって箱買いしてしまいました(汗)


 一番のお目当てはクラウンのタクシー&ハイヤー仕様です。モデル自体の出来も去る事ながら駅前に纏まった数が並ぶと風景の活気度(笑)が格段にちがって来るアイテムである事を実感しました。
 この仕様のバリエーションが欲しいなどとつい勝手な期待をしてしまいます。

 ほかの3種も風景への溶け込み度は極めて高く風景のリアリティ演出には欠かせないと思います。

 箱買いで唯一の難点はパラメディックばかり6台揃ってしまう事(笑)でしょうか。
 もっとも、最近はどうでもいい事で呼び出されるケースが多いせいもあるのでしょうか、私の原住地のような田舎でも日に1・2回はパラメディック(又はトヨタのハイメディック)が走る風景が見られますので案外多くても困らないかもしれませんが・・・


 さてカーコレも大分充実してきましたが、70年代(昭和45年~54年頃)の乗用車、意外に車種が薄いバブル時期のセダン・GTカーや90年代のクロカン4駆、現代ではこれまた欠かせなくなった軽乗用車(ワゴンR、タント、ライフなど)なども期待したいですね。

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ジオコレの電飾キットを試す2・テレビ塔編

2010-11-26 15:04:49 | モジュール.1

 前回、広告塔のライトアップにジオコレの電飾キットを使った話をしましたが、ほぼ同じ要領で放送局の塔にもいくつか仕込んでみました。
 塔頂部に赤い航法灯のようなものがありますが実はこれもジオコレの交番に付属していた赤いLEDを使ったものです。したがって点滅はしません(汗)

 それでもこれがあるとないとでは塔の存在感がまるで違います。

 灯の下部には仰角をつけたライトアップ用の白色灯を二基つけましたが、やはり光量の少なさが致命的です。電池ボックスを別別にしているのに赤灯の光が目立ってしまい肝心のライトアップの効果が感じられにくくなっています。
(上の写真は私の手持ちのカメラの最大感度で撮ったものです)

 しかも放送局の本体はAC電源で光がさらに強いため建物内を点灯させると更に鉄塔が目立たなくなってしまいました。
 鉄塔部については光源や電源に手を加える必要がありそうです。それと航法灯の点滅やストロボ化も課題ですね。
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近鉄23000系 伊勢志摩ライナー

2010-11-25 16:25:40 | 車両・私鉄/民鉄

 久々の新車入線です。
 伊勢参りの折に2度ほど乗った事がある分ロマンスカーにくらべて馴染みのある車両ですがそれにしても製品化は遅かった(笑)

 前のアーバンライナーの時には結構競作されていた記憶があるのでこれもすぐにも出るだろうと思っていたのが甘かったですね。
 今回入線したのは私が乗った事のある登場時の編成のものです。


 アーバンライナーとは異なり如何にも「観光地を走る優等列車」という趣が魅力です。
 前面下部の尾灯ですが進行方向によってきちんと色が変わる芸の細かさもありました。
 この個体だけの問題かもしれませんが走行はややスムーズさに欠け、少しだけノイジィな感じでした。気にしなければどうという事のないレベルですが。

 ともあれレイアウトの華がまた一つ登場しました。

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リボルテックのメーサー車をレイアウトに組み込む(笑)

2010-11-23 18:30:10 | アクセサリー
 今回は少しおふざけな題材の話ですのでご了承を。

 一月ほど前、行きつけの店に入荷していたリボルテックのメーサー車。昭和40年頃の「サンダ対ガイラ」という怪獣映画でデビューした自衛隊の超兵器のモデル化です。
 このシリーズでは昔の特撮物(主に怪獣)がモデル化されているのですが兵器のモデル化は珍しいといえます。

 以前にもお話しましたが、子供の頃がこの種のミニチュア特撮物の黄金期だったお陰でこの種のアイテムでもこれはと思ったものは購入しているのですが今回のモデルほどつぼにはまったものはありません(笑)

 最初モデルを手にとって見た時にはやや大き過ぎるのではないかと思えたのですが、付属のアクセサリや牽引車の座席の大きさを見るとNゲージスケールにかなり近いものである事がわかりました。
 つまり実車(笑)もこれ位の図体だったという事になります。

 道路上に配置してみると2車線分をふさぐ程度の車幅で、メーサー(パラボラ状の発光部)を畳んだ状態ですと街路灯の高さを幾分下回るサイズである事が判明しました。どうやらNのレイアウトにはどうにか組み込めそうです。

 この様に高架道路などに配置して下から見上げるアングルにするとなかなかぐっと来るものがあります(笑)

 パッケージには有名映画監督の「男なら2台買え」といった意味のコメントが付いておりました(劇中ではこのメーサー車は2台一組で作戦行動に出ており、画面の中では最大4両登場するカットがあります)が、予算とスペースの都合でそこまではとてもとても。
 第一この超兵器、戦う相手がいないのですが(汗)

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小布施で「ゆけむり号」

2010-11-22 21:41:08 | 旅行・探訪・イベントなど

 今回は先日長野の小布施に行った折の話です。

 小布施は二度目で前に行った時にはおもに北斎館を中心に浮世絵関係を見て回っていたので今回もその積りでしたが、食事のついでに長野電鉄の小布施駅を覗くことにしました。

 ここは前回の訪問では行かなかった所でしたが、行ってみると駅舎やホームの雰囲気が何やら非電化のローカル駅を思わせ良い雰囲気を感じました。

 その駅の向こう側には「ながでん電車広場」と称して旧型電車や電気機関車が展示されたホームがありました。
 車両の保存状態はやや荒れているようですが何やら「古兵が夢のあと」と言う一節を連想させます。

 そんな旧型車の並びを見ていると向こうから元小田急HiSEの「ゆけむり号」が入線してきました。実は今回の訪問は事前にダイヤを調べていた訳ではなかったのでまったくの偶然だったのですが私にとっては幸運でした。

 ゆけむり号の実物を見るのは今回が初めてなのですがモデルの方では3年ほど前に当レイアウトに入線しており、併用軌道で一般車に混じりながら走っているので(笑)満更馴染みのない車両ではありません。
 私のレイアウト上とは異なり、実車の方はロマンスカーと首都圏ではもう見ないであろうローカル色丸出しの駅施設とのギャップが好対照をなしている感じがしました。

 研修の合間を縫っての自由時間の関係でそれ以上の滞在が出来なかったのが残念でした

 帰りのバスの車内から撮影した現在の村山橋らしいです。昔のは道路と線路の併用橋(犬山橋とは違うタイプですが)だったと聞いていますが今はどうなっていますか。

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ローカルレイアウト製作・9・田圃周り・1

2010-11-21 16:13:43 | レイアウト・葉純線

 ローカルレイアウトの製作記です。
 前回は樹木の話をしたのですが今回の話は順序が前回とは前後してしまいました。ご了承ください。

 内側のエンドレスの中は段々畑状の田圃に設定しました。
 本来ならば地形のベースにたいして線路を土手などで高くするのがセオリーと思いますが、ベースの大きさが小さい事や外側の線路に勾配つきの土手が配置されているために土手を使った線路のかさ上げはレイアウトを狭く見せてしまう恐れを感じました。
 今回は逆に「線路に対して周辺の地形を少しでも低く見せる」ために地面の方を掘り込んであります。
 田圃自体は前のブログでも触れましたがグーパネ3段重ねです。

 畔の部分ですが今回は芯の部分にホームセンターで売られているシリコンを試験的に使ってみました。紙粘土よりも崩れにくく地形の表面を作れるのではと考えましたが、後からカッターで切削しやすい点や弾力性があるせいかソフトな雰囲気の地形になりやすいメリットは感じるものの私自身の技術と照らし合わせるとまだまだ発展途上の技法かもしれません。
 このシリコンのベースの上にプラスター塗布、パウダリングを施しました。
 田圃の本体は津川の秋の畑のシートを使用しています。

 どうにか田圃らしい雰囲気は出ましたがこの段階ではパウダーやシートの彩度が高すぎてどうにも落ち着きません。何より3月下旬の雪の残る季節の設定なのにこれでは4月下旬~5月上旬の雰囲気になってしまいます。

 結局この後少しづつ手を加えてゆく羽目になりました。

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小田急スパイラル・二つの新規入線

2010-11-19 22:03:47 | 車両・私鉄/民鉄


 今年に入りロマンスカー中心に小田急の電車が増えています。
 前にも書きましたが、実際の小田急を利用する機会がなく子供の頃の絵本くらいの付き合いしかない(笑)鉄道なのですがその会社のモデルによくあたるというのは何か因縁みたいなものがあるのではないかという気もします。

 これまではロマンスカーばかりでしたが、今回のは普通の電車です。


 左の写真は先日の帰省の際に見つけたGMキットの9000系。
 前面窓がはめ込み式になっている「さよなら編成」仕様のキットです。実を言うとGMのキットで一編成丸ごと作るのは今回が初めてだったりしますが、編成ものの場合1両作っても成り立たないのであとになるほど気持ちがはやって行くという事を知りました。最後の方はかなりのやっつけ仕事。後になってHゴムの色刺しをやっておけばなどと思っても後の祭りでした。
 とはいえキット素組みだと味も素っ気もない印象です(一番目立つのが塗り残しを出してしまった赤灯という位です。このブログを上げたら修正しなくては)やはりこの種のモデルは改造するかウエザリングで味を出してゆくのが正道かも知れません。

 右の写真は今回の9000系入線にあわせて動力化した鉄コレの1600系です。確かこのモデルは大昔GMの私鉄電車のモデル化第1号になった機種と記憶していますが30年以上を経てこんな形で競合モデルが出るとは当時は考えませんでした。活躍した時代が異なるのでこんな形でのツーショットが存在したかどうかは知りませんが同じカラーリングなので見た目の統一感はあります(厳密には9000系の帯がやや淡い色になっていますが)

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蒸気機関車のペーパークラフト

2010-11-18 07:02:11 | 書籍

 先日の物置の棚卸をしていて発掘した一冊です。
 誠文堂新光社の「切り抜く本・日本の蒸気機関車」。

 ペーパークラフトで16番スケールの蒸気機関車を作る工作本ですが、当時子供の私は購入はしたものの最初のB20の製作が上手くいかずに挫折してそれっきりになってしまっていました(汗)
 あと7100はクラスメートにくれてやった記憶があります。
 それ以外は手付かずの状態でしたのでこれを元にモデルを作る事は今でも可能です。

 ラインナップを見るとC62,D51と言ったメジャーどころはもとより4110、E10、B20などの変わり種もありますが、いま改めてラインナップを見ると6400、4500などの古典機の比率が意外に多いのに驚かされます。

 実際ペーパークラフトとして見ると古典機の方が「様になる」物が多い感じもします。
 私も6400などのテンダ機なら作ってみたい誘惑に駆られました。

 余談ですがマイクロの登場以来充実度の高い日本型蒸気ですが本書で取り上げられている様な古典機は意外に少ないですね。ボイラー径が細すぎてモーターが入らなそうですがA1や7100もモデル化されていることを考えると技術上の問題は少ない気もします。

 ある意味30年がかりの「仕掛かり品のオンパレード」とも言えますが(笑)子供の工作に、自分の趣味にと活用範囲は広そうです。

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オレンジ色の江ノ電

2010-11-16 20:09:55 | 旅行・探訪・イベントなど
 
 先日、甲府盆地周辺のドライブをやったときの話です。
 その行程で昔路面電車が走っていた道路(現地では一般に「廃軌道」と呼ばれています)を通りました。
 路面電車といっても大半は専用軌道で甲府から鰍沢の近くまで20キロ以上を走り抜ける(雰囲気としては名鉄の岐阜と関の間を結んでいた軌道線に近いかもしれません)郊外電車だったようです。
 廃止されたのは昭和37年との事で、今となってはほとんどそれらしい痕跡は残っていませんが線路跡が道路となっていたので並行して走っている街道などを手掛かりにどうにか車で走破してみました。

 実際走ってみると並行する街道よりも高い場所を通るせいか見晴らしが良くカーブがゆったりしているせいか車でのんびり流しても楽しい感じがしました。南アルプスを望みつつ走る単行の路面電車がかつて存在したというのは想像するだに楽しいものがありました。
 今なら観光用に使えたかもと思うと少し残念な気がします。

 ルート途中の公園に保存されている当時の電車がありました。
 オレンジ色の車体はなんとなく秋の昼下がりには似合う気がします。

 この電車、顔つきがどこかで見たような感じでしたがこの路線の廃止後に上田電鉄経由で江ノ電に移り当時の江ノ電風の顔になったものだそうです。
 ここだけ見ると「オレンジ色の江ノ電」にしか見えない所がなんとも。実際内装の表記類なども山梨交通というより江ノ島電鉄を彷彿としてしまいました。
 廻りを見回すと高地の住宅街といった雰囲気で昔ここを線路が通っていた事がちょっと想像できない雰囲気になっていました。

 その後も廃軌道ルートを辿って甲府駅の近くまで走りドライブ終了。

 たまにはこういうのもいいものですね。
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ジオコレの電飾キットを試す

2010-11-15 18:48:17 | モジュール.1

 前回紹介した電飾キットを広告塔のライトアップに使えるか試してみました。
 併せてこれまで組み込んでみた照明類も同時に使い電飾全体の具合もチェックしてみます。

 試験したのは広告塔は先日製作したビルの屋上に設置したピンポン玉使用のものです。銀色なので光の反射が大きい点、多少は有利と思います。

 今回のライトアップ用電飾は白色光のLEDを使っています。これまでのものですと白色光の物は電球色のそれに比べて光量が少なく、二つを混ぜ込むと白色光が目立たなくなる問題がありました。
(尚、ジオコレの場合同じ電池ボックスで電球色と白色光のLEDを混ぜて接続すると白色光の方が極単に暗くなるので使えません。あくまでも電球色と白色光では別々の電池ボックスにする必要があります)
 又、今回の改修でターミナルや放送局の照明のLEDがAC電源式の電池にくらべて強化されたものとなり、かなり明るくなっているのでこれまでの白色光と同じだとすれば余計目立たなくなる恐れがあります。

 そこで今回の作例ではLEDを二つ、同じ方向から光を当ててみることにしました。本来なら異なる方向から光を当てるのがセオリーと思いますが光量が少ない場合は却って不利となると考えました。

 上の写真がその結果です。
 隣接するデパートのライトアップでは同じジオコレ電飾キットの電球色のLEDを使いましたがそちらの方がはるかに目立ちます。白色LEDが電球色に比べて光量の少ない事がよくわかってしまう残念な結果となりました。
 周囲に他の照明やライトアップする物がなかったりすればこれでもそこそこ目立つかもしれませんが今のままだと少し寒々しい感じになってしまいそうです。
 
 尚、夜景のほかの部分は前回の試行時よりは見られる様に感じます。
 季節はクリスマスに向かい、これから市販のLEDイルミネーションが入手しやすくなると思われますのでそれらの中から好い物が出てくればと思いますが。

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ジオコレの電飾キット・ライトアップ仕様

2010-11-14 18:22:25 | アクセサリー

 運転会終了後殆ど手付かずだったモジュールですが運転会には間に合わなかった電飾の追加をやってみようかと考え始めています。

 以前入手していたのですがジオコレの電飾キットにライトアップ仕様というのがリリースされており看板類や広告搭・鉄塔類の照明に使えるのではないかとかねて狙っていました。
 このユニットの特徴はこれまで向きが固定されていたLED台座を任意の角度をつけて取り付けられる台座となっている点です。
 下から仰角をつければかなりライトアップ効果が期待できるのではないかと思えました。


 箱から出してみると確かにライトの向きが変えられる構造になっています。ただしマウントの硬さがゆるい感じで何らかの固定を施さないと簡単にライトの角度が変わってしまう恐れも感じられました。
 とはいえ実際に使ってみないとわからないので早速組みつけてみようと思います。

 最後になりましたが、アクセス数が17万を超えているのをこのブログをつけている時に知りました。
 相変わらずの内容ですがお付き合い頂きありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。


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ローカルレイアウト製作・8・樹木

2010-11-12 22:34:35 | レイアウト・葉純線

 久しぶりのローカルレイアウトの製作記です。

 以前に比べて樹木の製品がかなり色々リリースされてきたのは有難い事です。今回のレイアウトではこれを特に強く感じました。樹木をいちいち自作するのはコストも低く、やりがいもある半面手間の点で下手な車両工作を凌ぐ労力も要求されます。

 一般に日本のローカル風景を俯瞰で見た時に同一画面の中に同じ種類の樹木しかないと言う事はまず考えられず何らかの形で種類のブレンドが必要となります。特に杉・松・竹はかなりの確率で登場する物でこれに何らかの広葉樹を加えて植生を調整する必要がある訳です。

 とはいえ実際の風景の様な植生上のリアルさを正確に再現する事は困難ですのである程度は「見た目のそれっぽさ」を優先せざるを得ません。

 今回メインの樹木はウッドランドシーニックスの広葉樹と針葉樹を中心に使いました。何れもキット状態の徳用サイズです。

 針葉樹は小サイズの物を平地では右奥のコーナーを中心に植樹しましたが、177Rのエンドレスと280Rの連絡線の間に集中的に植え込み、線路感を視覚的に遮断する事で二つの曲線が同時に見える不自然さを軽減させる事を狙いました。

 広葉樹はNでは使いにくい大サイズのキットの枝の部分を切り出して遠景の山の稜線に沿って集中的に植樹させる事で稜線を少しでもリアルに見せたいと考えた物です(したがってパーツは広葉樹でも風景の設定上は針葉樹です)

 左手前の山の部分は山の斜面に植樹する必要がある部分で近景と遠景の区分けがつきにくい部分です。ここは広葉樹の小サイズを適度に混ぜました。
 ここで工夫した所としてはキットそのままの「平面樹」の状態のパーツを場所によって平面のまま使う事で風景の奥行き感をごまかすのに使っています。ですから視点がずれると悲惨な事になりますが。

 川沿いの斜面では樹木が川に覆いかぶさる雰囲気を出したかったのでジオコレの「黒松」「落葉松」を集中的に植えています。外国型の樹木ではなかなか見ないタイプの木だけにジオコレの樹木は大いに助かりました。

 最後に竹藪はこれもジオコレのそれです。川の右岸奥と手前の温泉宿の周辺に集中させました。
 こちらは1か所に集中的に植えないと効果が出ないのですがやってみると狭い範囲に一本一本植えて行くのが意外に面倒で往生しました。

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「ラピタ」「サライ」で鉄道模型

2010-11-11 22:21:14 | 書籍


 この間の話ですが、よく覗かせて頂いているブログでたまたま「ラピタ」「サライ」という雑誌が取り上げられていました。
 これはシニア向けの趣味・ライフスタイル誌という性格の雑誌で主に40代以上をターゲットにしており、前者はクラフト機械いじり系趣味全般の、後者が旅行を中心にした趣味を扱っていたと記憶しています。

 尤もシニア向けと言ってもじじむさい所などは殆どなくむしろ取り上げられる特集のコンセプトは下手なトレンド誌より若々しさすら感じさせる雑誌だったと思います。

 この二誌、私も鉄道模型の趣味を中断していた90年代を中心によく愛読していた雑誌でした。
 ところでそこでは2・3年に一度位の割合で鉄道模型の特集が組まれていた事があります。

 一般誌で鉄道模型が取り上げられる場合、先ず大抵の場合取り上げる側の認識不足・知識不足が目立つ事が多いのですがこの二誌はTMS等を読み慣れている(当時も定期購読は続けていました)目で見ても頓珍漢な所が少なく安心して読める内容でした。
 又、一般向け書籍の良い所として細分化・ジャンル化の激しい鉄道模型趣味全体を俯瞰できるメリットがあります。
 これはともすれば自分のジャンルの中で視野狭窄に陥りがちな自分のような人間にとって有難いメリットですが、この2誌はその点でも遺漏のない構成でした。

 更に専門誌では見落とされがちな「コレクター」「メルクリン」「Gスケール」といったジャンルにも目を向けたり加山雄三のインタビュー等で最近の専門誌では見落とされがちな趣味人としての心構えを語らせたりする辺り、見習うべき所の多い侮りがたい内容だったと思います(そういえばNfゲージというのはこの雑誌で存在を知ったような気が)
 個人的にはNゲージの扱いが小さいのがやや残念でしたが、それでもこれらの特集の載った号は他の「これだ」と思った特集の号と一緒に保存しています。

 残念な事にその後「ラピタ」はトレンド系への方針転換が失敗して休刊し、サライも最近は旅行・グルメ関係が多くてかつての様な生彩を欠いている状態です。
 しかし専門誌(鉄道模型に限らない最近の悪傾向ですが)がマニア受けしか考えないビギナー軽視の狭小化した構成になりがちな今、こうした一般向けの趣味の総合誌の存在価値は非常に大きいと思えます。
 この他「毎日グラフAMUSE」や「自由時間」などがこれに近い線だったと記憶しているのですが、こうした趣味系の一般誌自体もだいぶ減ってきたようですね。

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