光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
こちらはメインブログのアーカイブとなります。

トレインフェスタ2017からその2・当クラブのモジュールのはなし

2017-05-31 05:19:32 | 小説


 グランシップトレインフェスタ2017から。
 当クラブの運転も二日目に入り佳境です。



 初日の段階では私がいなかったという事もあって持ちこんだ二つのモジュールの接合部は脱線、メンテナンス対策から開放状態になっていましたが、

 本来はこんな風にカバーが掛かります。
 ですがこれをやってしまうと「モジュールふたつ分のスペースをとっているのに本線線路の露出が3割くらいしかない」というモジュールとしては本末転倒な状態になってしまう事になります。
 ベースの下を通過する車両を真横から眺めやすくする工夫が必要と痛感しました。
 これなどは頭では多少わかった気でいても本番にならないと実感できない所と思います。

 既存モジュールの改装というある意味、泥縄的な造りの当モジュールでしたが本番での運用のはなしとか来館者の反応については次の機会に。


 さて、今回も他のメンバーの新作が複数投入されて昨年以上の華やかさとなりました。

 ごく普通の風景をごく普通に表現した一見地味なモジュール。
 ですが近づいてみれば見るほどと繰り込みの細やかさに圧倒されてくる感じです。

 激団サンポールさんや会津ヨシさんの刺激というか影響が感じられる作り込みです。
 特に線路と平行する道路の微妙な高低差や坂道の自然さは非常にリアルな構図を可能にしていますし、地面の表現などは従来のモジュールとは一線を画したレベルと思います。


 ストラクチャーもペーパー製のスーパーやZゲージ用を転用した高圧鉄塔が用いられ、市販のストラクチャーも改造やウェザリングで質感を上げる工夫が凝らされているところもハイレベル志向を感じさせました。

 一方、大技の代表が「シンゴジラのあのシーン」のモジュール化。
 一体どうやってこれだけの破片や残骸を集めてきたの!?と思わせるボリューム感。

 流石にNゲージでは予算と出物の都合上「編成物の通勤車が揃えられなかった」と作者から聞いていましたし、実際、設営の時まではホームとゴジラだけで電車は先頭車のみだったのですが



 二日目の撤収直前時に再び見てみたら

 Bトレインであのシーンが再現されていて二度びっくりしました。
 これです、これが見たかった!!


 今回の来館者の関心はほぼこの二つのモジュールに集約されていた感があります。前者は他のクラブの方やモデラー陣に、後者は一般客に。
 その意味でも非常にバランスの取れた展示だったような気がしました。

 実は今回はセッティングの都合上、出品できなかったモジュールまでありましたから来年への楽しみはまだ残っている事になります。

トレインフェスタ2017から・1・鉄道ネタで飲む話

2017-05-30 05:16:17 | 旅行・探訪・イベントなど


 先日終了したトレインフェスタのはなしから。
 とはいっても第一回は模型も鉄道も出ません(笑)

 開催一日目の土曜日、私は仕事の都合で夕方まで職場に詰め、退勤と同時に勇躍車を清水に走らせました。

 目的は言うまでもなく「泊まりがけの懇親会参加」のためです。
 昨年これに参加した折に「鉄道模型の話をしながら一晩中飲むイベント」というものにカルチャーショックを受け、是非参加したいと思っていましたから。土曜の夜とて、渋滞らしい渋滞もなく僅かな遅刻で到着できたのは幸いです。

 広間で海の幸に満ちた豪華料理をつつきつつ指しつ指されつの振る舞い酒。
 他の集まりで飲むのとは一味もふた味も違ってみえます。

 豪華料理の後は各部屋で二次会・・・というか「分科会」いや「駄弁り会」モードに突入。
 各クラブから集まった面々が10畳ほどの部屋に20人近く(もちろん酒を片手に)つめこんで終結するのですから壮観です。

 鉄道の話をしているうちはまだ平和ですがたまに脱線したかと思うと話題が「バスのはなし」になったり「メイド喫茶に行ったはなし」「パーキングエリアの美味いもの情報交換」になったりと鉄道以上にネタがディープになって行くのはどうか(笑)隣では1週間に1両のペースで16番の新作編成をスクラッチする計画」とか「取材の折の苦労話」とかこれまた堅気のついて行けない世界が展開します。

 そうこうするうちに日付けが変わりいよいよトレインフェスタの二日目となる訳です(続く)

トレインフェスタ2017から・1・鉄道ネタで飲む話

2017-05-30 05:16:17 | 旅行・探訪・イベントなど


 先日終了したトレインフェスタのはなしから。
 とはいっても第一回は模型も鉄道も出ません(笑)

 開催一日目の土曜日、私は仕事の都合で夕方まで職場に詰め、退勤と同時に勇躍車を清水に走らせました。

 目的は言うまでもなく「泊まりがけの懇親会参加」のためです。
 昨年これに参加した折に「鉄道模型の話をしながら一晩中飲むイベント」というものにカルチャーショックを受け、是非参加したいと思っていましたから。土曜の夜とて、渋滞らしい渋滞もなく僅かな遅刻で到着できたのは幸いです。

 広間で海の幸に満ちた豪華料理をつつきつつ指しつ指されつの振る舞い酒。
 他の集まりで飲むのとは一味もふた味も違ってみえます。

 豪華料理の後は各部屋で二次会・・・というか「分科会」いや「駄弁り会」モードに突入。
 各クラブから集まった面々が10畳ほどの部屋に20人近く(もちろん酒を片手に)つめこんで終結するのですから壮観です。

 鉄道の話をしているうちはまだ平和ですがたまに脱線したかと思うと話題が「バスのはなし」になったり「メイド喫茶に行ったはなし」「パーキングエリアの美味いもの情報交換」になったりと鉄道以上にネタがディープになって行くのはどうか(笑)隣では1週間に1両のペースで16番の新作編成をスクラッチする計画」とか「取材の折の苦労話」とかこれまた堅気のついて行けない世界が展開します。

 そうこうするうちに日付けが変わりいよいよトレインフェスタの二日目となる訳です(続く)

グランシップ出撃!2017

2017-05-28 09:12:22 | 旅行・探訪・イベントなど
 ・・・なのはいいのですが、今日仕事が入っている関係で肝心の前夜祭に参加できないまま昨夜遅く帰宅したところです(涙)

 私にとっては二度目となるグランシップトレインフェスタ。そんな訳で昨日は午後一杯を設営に費やしました。
 例によってモジュールの群れを搬入し調整と接続の繰り返し。

 ベースのゆがみはもとより、会場のテーブルのわずかな高さの違いでもモジュールが接続できなかったり接続部で脱線を頻発させる事が多いだけにゆるがせにはできないプロセスですが、各メンバーのノウハウと職人芸的な手さばきであっという間にレイアウトが出来上がります。

 メイン会場ではこれより速いペースで設営できている所もありましたが、シーナリィ付きのモジュールレイアウトを同じくらいの時間で設営できるのはクラブとして十分誇れることではないかと思います。
(とか、一番貢献していない私が言ってみる汗)

 設営後の試運転。
 実は今回初めて気がついたのですが、ショッピングセンターとか駅のコンコースと違い、イベント専用に特化した施設での準備段階では「実にのびのびと列車の流し撮りができます」
 周りの一般客を気にせず、また多少派手に動き回って(もちろん邪魔にならない範囲で・・・ですが)撮影に集中できるメリットは大きかったです。

 何故ってクリーニングカーがこんなにカッコよく見えた事はなかったですから笑
 
 明日は一日仕事の後、懇親会には駆けつけようと思っています。
 やはり「テツドウモケイのイベントで酒が飲める」という魅力には抗えません(笑)

2017グランシップ出撃前夜

2017-05-27 05:42:19 | 旅行・探訪・イベントなど

グランシップトレインフェスタへ搬入と設営に出かけます。
 そんな訳で昨夜はひたすらパッキングと準備。

 昨年の初出場がやたらと泥縄のパッキングになってしまった反省からできるだけ安全かつスマートなラゲッジ構成を考えました。

 前回スカスカ感が強かった上に支柱強度に不安のあった「おかもち」も支柱の追加と長さのカットを施しています。
 昨年は大きさがまちまちな上に強度が低すぎておかもちを載せられなかったダンボールもこの機会にコンテナに変更。この辺を一々書いていくと手間が掛かるので後で纏めて書きたいと思います。

 懇親会用の一升瓶も積み込んで


 これで出撃準備完了・・・な筈なのですがまだ持ち込む車両が決まっていなかったりします(汗)
 二回目の参加だというのにまだ泥縄感が抜けません(大汗)

モジュールの再改修・その16・目抜き通りの主役たち

2017-05-25 05:35:34 | モジュール.1
 前回の続き、モジュール上のミニシーンです。

 人形を色々と配置してきましたが、今のままでは「ただ人がいるだけ」の普通の情景です。
 イベントに出品するモジュールですし、他のメンバーがシンゴジラだガルパンだとやっている時になんだか寂しいものがあります(笑)


 特に表通りについては何か目を引くものを配置したいと思い、ミニシーンを追加することにします。
 以前紹介したマウントドラゴン輸送作戦がそのコアですが、ただそれだけではリアリティに欠けます。

 少なくともマウントドラゴンを眺めるギャラリーくらいは一定数必要と思い、手持ちの人形を総動員する事にしました。
主力はジオコレ、ポポンデッタ、プライザーから動員された「カメラマンの群れ」

 これらのおかげで現場の緊迫感が出てきたような気がします。また他の立ちポーズキャラも携帯通話中のポージングを集中させて同様の効果を狙いました。
 こちらはジオラマキャラクターの「こみっくパーティ」の1キャラ。

 この手の場面の必需品の「あっ!あれはなんだ!?」のポージング。
 こういうの、鉄道模型用には意外にないものです(笑)

 あぶないオジサンがミーティング中の脇、手前側の交差点には中継車とTVクルー。
 なぜか「テレビ東京」になりました。

 因みに主役は交換が可能です(笑)本来はこちらを想定していました。

モジュールの再改修・その15 駅前の人間たちを配置する(大汗) 

2017-05-24 05:25:32 | モジュール.1
 モジュール改修も佳境
 一番の難題のひとつだった「人間たち」の配置です。

 いよいよゴーストタウン状態の駅前通りの賑わいを創生するプロセスに入りました。
 この時のためにジオコレやジオタウンを中心に200体近く人形を用意していましたが、まず立ちポーズ、歩きポーズ、座りポーズに分けてシャッフルします。

 ですが、200体近いと言っても一旦パッケージから出すと随分と圧縮されるものです。
 まるで「人型のふりかけ」みたいにも見えます。
 ですが二つのモジュールにまたがる畳3分の2に相当する面積ではこれでもまだ足りないということを実感させられました。

 密度を平均させて配置してみるとまだまだ人通りがまばらなのです。
 とりあえず見える範囲に集中して配置してみましたが精々が日曜日の寂れた県庁所在地の駅前といったノリになってしまっています。


 少しでも賑わいに弾みをつけるためとは言え「水着」「ブルマ」「暴走族」まで動員する羽目になりました。ファッションビルの前では即席の水着撮影会が開催され、駅前広場の隅ではみるからに柄の悪そうなおっさんたちがうんこ座りで周囲を威圧していたりします。

 デパートの屋上ではこれまでどう使うかが悩みのタネだった「ぬいぐるみから顔を出したバイトの子」がようやく定位置を見出しました。遊園地ならハリセン片手のツッコミキャラも違和感ありません(そうか?)

鉄コレの静鉄A3000から

2017-05-23 05:21:16 | 車両・私鉄/民鉄

 今年のGW唯一の休日となった先週の日曜日の事です。

 よく考えたらこの日は4月最後の日曜日でもあったのですが、そのすれすれのタイミングで行きつけのショップから予約していた新車が入ったという連絡がありました。
 第一週のTOMIXC11といい、やっぱりこの4月は新車ばかりの入線になったしまった気がします。

 モノは鉄コレの静岡鉄道A30002連セット。

 今月はグランシップのイベントもありますしタイムリーなことこの上ありません(笑)
 曲面主体の先頭部の造形は鉄コレらしからぬ未来的な造形。
 側面のクリーンな印象は、ヨーロッパ風・・・といいますか、先日入線したアーノルドのオリンピック電車をも髣髴とさせます。

 パッケージの解説によるとこの車両は少なくとも7色のカラーバリエーションの展開が予定されているとのこと。つまりラッピングを別にしてもあと6セットのリリースがあり得る訳です。

 まるで東急300を思わせるイメージですが、都会風の小レイアウトには似合うと思います。

 昨年来何度か静岡に行く機会が増え、静岡鉄道を目にする機会も増えているのですが都市近郊の小私鉄としてなかなか垢抜けたイメージが好ましく思います。1000系なんかは当時の車両としてはなかなか垢抜けた、その代表でしたが、このA3000もそのイメージをより強めてくれるイメージリーダーになりそうですね。

 ところでさっき知りましたが、この車両はGMからも完成品がリリースとのよし。
 ここでもまた同一車両のガチンコ競作が進行しています。

モジュールの再改修・その14 駅前のバスたち 

2017-05-21 05:17:16 | モジュール.1
 モジュール改修のはなし、今回は駅前のバスのはなしから。

 バスの方は10年程前に買っていたバスコレの熊本交通5台を中心に纏めています。
 こちらはターミナル駅舎を作った際に駅前の彩りにと思ってストックしていたものですが購入理由というのが「当時、中古ショップで出物の一番数が多かったから」といういい加減極まるものでした(笑)
 当時の事で1台辺り200円程度だったので今にして思えばリーズナブルです。
 現住地では九州地方のバス会社の馴染みが薄かった事がこの出物の多さの最大の理由だったのではないかと。

 同じ会社のバスが5台もあれば街並みの統一性はそこそこ保たれると思います。
 これとは別に観光バスも何台か混ぜるつもりですがこちらは違うカラーリングが混じっても問題はないでしょう。

 こうして配置してみるとタクシーとバスは駅前の華だという事を実感します。

モジュールの再改修・その13 駅前広場のタクシーから

2017-05-20 05:15:16 | モジュール.1
 モジュール改修から。
 照明の方もひと山越えてあとは細部のモディファイです。

 ターミナルの駅舎が二つもあるモジュールですから駅前広場(の一部)も当然二つあることになるわけですが、駅前広場とくれば付き物なのがバスとタクシーです。

 どちらもそれなりの規模ですから、バス、タクシー共に「多ければ多いほどいい」訳ですが今となってはこれが難しい。
 以前ならカーコレやバスコレ共に中古屋へ行けば適当な安さの出物が買えたものですが今はどちらも新品の単価が高くなった上に、中古でもプレミア価格になる事が多くおいそれと数を揃えられません。
 いや、それ以前に出物自体が少ない。

 今回のアキバ行きの目的の一つがそれだったのですが、カーコレの日本交通二台セットが5000円というのには参りました。他も概ねこんな調子ですから到底手が出ません。

 特に欲しかったのがプリウスやコンフォートなどの現行車、多少譲っても430だったのですがとてもそれどころではありませんでした。


 ただ、同じカーコレでも高いのは現行車と80年代以降の車種の様で、第一弾に代表される60年代車はまだ安価に買えるようです。
 シーナリィの設定年代とのズレは如何ともし難いのですが、背に腹は変えられません。
 従来の手持ちと合わせてトータルで十数台揃える事ができました。

初代グロリアやMS40のクラウン辺りは今の車とプロポーションがあまり変わらないので遠目には違和感が少なくどうにか使えます。

ですが明らかにクラシカルなプロポーションの初代セドリック、310ブルーバードやコロナはさすがにきつい。
これらは目立たないように混ぜてゆくしかありません。

試しに配置して見るとゴーストタウン同然だった駅前が一気に活気付いたのには驚きました。
これならどうにか行けそうです。

モジュールの再改修・その15 駅前の人間たちを配置する(大汗) 

2017-05-19 05:13:19 | モジュール.1
 モジュール改修も佳境
 一番の難題のひとつだった「人間たち」の配置です。

 いよいよゴーストタウン状態の駅前通りの賑わいを創生するプロセスに入りました。
 この時のためにジオコレやジオタウンを中心に200体近く人形を用意していましたが、まず立ちポーズ、歩きポーズ、座りポーズに分けてシャッフルします。
 ですが、200体近いと言っても一旦パッケージから出すと随分と圧縮されるものです。
 まるで「人型のふりかけ」みたいにも見えます。
 ですが二つのモジュールにまたがる畳3分の2に相当する面積ではこれでもまだ足りないということを実感させられました。

 密度を平均させて配置してみるとまだまだ人通りがまばらなのです。
 とりあえず見える範囲に集中して配置してみましたが精々が日曜日の寂れた県庁所在地の駅前といったノリになってしまっています。

 少しでも賑わいに弾みをつけるためとは言え「水着」「ブルマ」「暴走族」まで動員する羽目になりました。ファッションビルの前では即席の水着撮影会が開催され、駅前広場の隅ではみるからに柄の悪そうなおっさんたちがうんこ座りで周囲を威圧していたりします。

 デパートの屋上ではこれまでどう使うかが悩みのタネだった「ぬいぐるみから顔を出したバイトの子」がようやく定位置を見出しました。遊園地ならハリセン片手のツッコミキャラも違和感ありません(そうか?)

モジュールの再改修・その15 駅前の人間たちを配置する(大汗) 

2017-05-19 05:13:19 | モジュール.1
 モジュール改修も佳境
 一番の難題のひとつだった「人間たち」の配置です。

 いよいよゴーストタウン状態の駅前通りの賑わいを創生するプロセスに入りました。
 この時のためにジオコレやジオタウンを中心に200体近く人形を用意していましたが、まず立ちポーズ、歩きポーズ、座りポーズに分けてシャッフルします。
 ですが、200体近いと言っても一旦パッケージから出すと随分と圧縮されるものです。
 まるで「人型のふりかけ」みたいにも見えます。
 ですが二つのモジュールにまたがる畳3分の2に相当する面積ではこれでもまだ足りないということを実感させられました。

 密度を平均させて配置してみるとまだまだ人通りがまばらなのです。
 とりあえず見える範囲に集中して配置してみましたが精々が日曜日の寂れた県庁所在地の駅前といったノリになってしまっています。

 少しでも賑わいに弾みをつけるためとは言え「水着」「ブルマ」「暴走族」まで動員する羽目になりました。ファッションビルの前では即席の水着撮影会が開催され、駅前広場の隅ではみるからに柄の悪そうなおっさんたちがうんこ座りで周囲を威圧していたりします。

 デパートの屋上ではこれまでどう使うかが悩みのタネだった「ぬいぐるみから顔を出したバイトの子」がようやく定位置を見出しました。遊園地ならハリセン片手のツッコミキャラも違和感ありません(そうか?)

またまたC11が入線(マイクロですが)

2017-05-18 05:10:42 | 車両・蒸気機関車
 昨日も書いたC11ネタの続きです。

 今年のGWは日曜日以外休めなかった事もあってGW気分というものがありませんでした。

 ところがその日曜日に近所の中古ショップ(いわゆるハー●オフ)へ出かけてみたら「ホビー関連全品レジにて2割引」
「ああ、こういうところがGWか」とちょっとした余韻に浸ったりします。

 さて、昨日も書いた様に昨年暮れ頃からC11の入線が相次いでいます。
 先月のTOMIXとKATOの新車入線などはまさにその象徴ですが、今回またひとつC11が入線しました。

 お値段はTOMIXのC11の3分の1くらいと書くと大体の見当が付きますか。
 これも上記の「2割引」が効いています。
 
 今回はマイクロの207号機、日高本線仕様。
 いわゆる「二つ目」です。

 これならKATOやTOMIXとキャラが被りませんし。
 ただしモデルが古い事もあって走りっぷりはKATOはおろかTOMIXのにも一歩譲るレベルです。まあ、マイクロらしい豪快さは感じます。

 何よりデフの上に鎮座している二つのライトがぼんやりながらきちんと点灯してくれるのが嬉しい。ただしバックでも点灯しますが。

 KATO、TOMIXと並べてみるとさすがにマイクロが背高ですが、全長の差が少ないので気にしなければ案外目立ちません。細密度の差もごく僅かですし。

 ただ、意外だったのが従台車の造形が少しラフだった事。見た目では40年前のKATOのC11よりもあっさりしており上回りの細密さとのアンバランスを感じます。ですが140Rのミニカーブをクリアできるのは今となっては魅力的です。
 ところでこのC11、マイクロの中でも初期のモデルらしく「貨車が付属しています」

 しかも個人的に私が欲しかった「セフ1」
 プロポーションの落差は大きいのですが最近増備著しいナインスケールのセムの後尾に付ける緩急車には使えます。

偉大なる凡庸の系譜・C11編

2017-05-17 23:10:26 | 車両・蒸気機関車
偉大なる凡庸の系譜。
今回はC11を取り上げます。

実を言いますと昨年の今頃の時期、私の手元にあったC11はKATOの旧製品が2両きり。

うちのラインアップでは少数派でした。

このモデル自体は当時のモデルの中でもよくできていたタンク機でありそれ故に40年以上名機としてあちこちのレイアウトで活躍していた機種といえます。

ところがミニカーブ主体にレイアウトを組んでいた当鉄道の場合、入線できる線区が限定されやすい弱点があり、なかなかメイン機として使えない事情もありました。

それが昨年暮れまでの現状だったわけです。

ところがここ半年の間にKATO、TOMIXと相次いで新型が投入され、ミニカーブでも入線できるモデルも増えたのです。

ここに来てC11の万能性がようやくクローズアップされてきた感があります。
これ以外にもzげーじでもロクハンのC11が入線していますし、今年の上半期はまさにC11旋風です。

元々C11自体が本線からローカル線まで大概の線区に対応できる多用途性を持っているところにかつてはブルトレの牽引機にも使われたスター性、最近はイベント列車の先頭にも立つことが多いアイドル性まで兼ねそなえるに至った機種でもあります。

ここに来ての増備旋風もある意味来るべくして来たという気もしないでもありません。

鉄コレの埋蔵金編成・東武編

2017-05-14 05:03:23 | 車両・私鉄/民鉄
前回からだいぶ間が空きましたが鉄コレの埋蔵金話、今回は番外編です。

これまで鉄コレの通常品を箱買いするとは言っても、同じパッケージを二箱買うケースは殆どありませんでした。
というのも「同じ車両が複数欲しい」というケースがそれほどなかったからですし、事実、通常品で長編成前提の物はありませんでした。
その数少ない例外が第10弾でした。

このシリーズは国鉄の63系電車の私鉄向け仕様を集めた物でしたがメインが身延線仕様のモハ62の先頭車と中間車が1両づつという組み合わせだったのです。
4連を揃えるに確実な方法は箱買い二箱しかないというある意味阿漕(笑)な仕様だったので二箱買うはめになりました。

これでどうにかモハ62系の4連は出来上がったのですがここで思わぬ余禄が付きました。
同梱されていた東武の7300系の1両にシークレットが入っていたのです。
シークレットと言ってもこの車両が組み込まれた編成を鉄コレで再現するにはかなり困難が伴う(一部を改造するか、同形式をかなり大量に揃える必要があるらしいです)そうなのであくまで気分だけの編成ですが急遽東武系も4連に仕立てる羽目になりました。

通常品の鉄コレで東武の電車が出たのはこれが最初でしたが、後は熊谷線用のの気動車が1両だけです。
つい昨年、第23弾で7800系もリリースされ、アイボリー電車のバリエーションがまた広がりました。
一方でオープンパッケージでは電気機関車や路面電車まで出ていますし、事業者特注品ではかなりの機種がモデル化されています。

私が東武マニアだったら全部揃えるのに随分な苦労を強いられたと思いますが、自分の気に入った編成しか揃える気がないのでその点では気楽と言えば言えます。
鉄コレで揃えた東武は上述の7300・7800系の他に6000系とデハ1800の2連がある程度です。
下記の他社のラインナップと合わせると呆れるほど時代がばらばらで博物館でもない限りこれらが一堂に揃うという事はないと思います。

東武というと後はしなのマイクロの8000系とかりょうもうの1800系通勤改装車、それと定番の「DRC」「スペーシア」とこれまた時代的な統一性はゼロ。
「安価で気に入った中古車両を見つけたら買っている」という私の買い物パターンの特殊性を反映してはいます。

が、私の手持ちで鉄コレ以外の東武車は殆どが優等列車の仕様ばかりでしたから、鉄コレの普通電車のラインナップがそこをかなり補足してくれているのも確かです(時代設定がなかなか合わせにくいという難点がありますが)
やはり特急ばかりと言うのもなんだか落ち着きませんし普通列車の編成と組み合わせた同時運転(あるいはただホーム上に停まっているだけでも)で特急車がかなり生き生きして見えるのも確かです。