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光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
こちらはメインブログのアーカイブとなります。

モジュール改装中7 火の見櫓を復活させる

2021-05-29 05:18:46 | モジュール・2
 モジュール改装工事も大詰めです。
 前の運転会の時に紛失していた火の見櫓を再度据え付けました。

 モジュール製作当時はNゲージスケールの火の見櫓というとGM製しかなかったのですが、それから10年ほどの間にジオコレやみにちゅあーとでも火の見櫓が発売され、外見や設定に合わせて選べるようになっているのには驚かされます。

 実はこの機会に別なブランドの火の見櫓に差し替えようかと思ったのですが、改めてみるとGMの火の見櫓は後続製品が出た後でもなかなか端正な造りで、これを差し替えるのはちょっと躊躇させられました。

 結局ストックから予備の火の見櫓を据え直します。
 ついでだったので人形も載せてしまいました。

 但し消防団員のフィギュアは今の処どこからも出ておらず、既存の人形の塗り直しも難しそうなので「非番の団員が何かのついでに登ってみました」と言った感じのノリになっていますw

モジュール改装進行中 その6 クルマとヒトを配置する

2021-05-26 05:12:11 | モジュール・2
 春からこの方続けてきたモジュール改装もそろそろ仕上げの段階です。

 今回は車の配置のし直しと、人形の配置です。
 最初にこのモジュールにかかった時には車の年代も数も無造作に配置していました。作った時はそれでよかったのですが、運転会に持ち込んでみると列車を撮影したり眺めたりする時に手前の車が邪魔になって列車がよく見えないと言う本末転倒な事態がしばしば。

 人形に至っては製作以来1人も配置しないゴーストタウン状態でした。

 後に追加製作したモジュールでは人形や車の密度の配置が風景の活気に大きく影響する事を改めて認識しましたから、今回の改装では車の配置には少しだけ慎重になります。

 撮影ポイントの前に車が邪魔にならない配置を計算し、年式も基本昭和30年代前後に絞りました。
 ・・・までは良かったのですが、一番目立つところに配置していた2000年代のフェアレディZだけはどうやっても外せずにそのままになってしまっています。やむなく手前に人を配置して少しでも隠そうと図っていますが殆ど無意味でした汗

 人形の方は多すぎず少なすぎずを心がけましたが、車ほどの影響はなかったような感じです。まあ、ゴーストタウンよりはマシですが。

モジュール改装進行中・5 花を増やす

2021-05-22 05:54:04 | モジュール・2
 秋から続けてきたモジュール改装もそろそろ大詰めです。
 今回はお寺の周囲の植生の追加。

 本堂前の植え込みで花を増やそうというのが今回の主眼です。
 実はこのプロセスではある秘密兵器(ってほどでもないのですが)を使ってみる事も目的のひとつでした。

 今はなき「こばる」さんが数年前に出していた、その名も「花咲か爺オラマ」
 数年前にソニックシティのイベントで購入していたものです。

 レイアウトに花を増やすアイテムらしい事は漠然とわかっていたものの、これまで使う機会がなく、長い事塩漬けになっていたものです。

 中身は正体不明の白い粉。これが花になるものと勝手に思っていたのですが、実際には水性絵の具と木工ボンドを混合して使うものとわかり、慌てて近所の百円ショップへ急行(画材屋かホームセンターなら六十円くらいで買えるのに)

 これらを混合したペーストをちぎったフォーリッジに軽く叩く様に塗りつけると躑躅なんかの様に花の咲いた木の印象になるという物です。
 色は先述した様に水彩絵具の色を使うので色のバリエーションは無限大。
 今回はピンクと赤を適当に使い躑躅のイメージで仕上げました。

 思ったより華やかさには欠けますが、使い様によっては花壇はもちろん例えばさまざまな色を使う花屋の店先などで威力を発揮すると思います。
 あとは人形と車の配置ですか。

モジュール改装進行中・4 「丘の上のお寺 その2」

2021-05-13 05:14:34 | モジュール・2
 今回はモジュール改装ネタから

 丘の上のシーナリィ差し替え用のベースボードに一応お寺の本堂と二層門を固定しましたが、これだけでは特に上から眺めた時に「無造作に建物が置いてあるだけ」の状態で今一つ見栄えがしません。

 そこで地面の部分を加工し植生を加えることで少しでもそれらしく見える様に手を加えました。

 門から参道にかけての地面を石庭風に見せるためにバラストを撒布、接着します。
 たまたま落合南長崎にあるホビセンの特売で安かったまでは良かったものの、色調が線路用にはピンとこなかったバラストのストックがあったのでそれを転用。
 石庭風にするにはまだベージュっぽい色調なのですが下地の塗装だけに比べるとそこそこ落ち着いて見えます

 あとは乾燥するのを待って植生を適当に加えようかと思います。


 モジュールの線路側から見ると本堂がギャラリーに背を向ける形になりますが、二層門の方を向けると「どこから入ればいいかわからない」シーナリィになってしまうのでこれはやむを得ません。下から見上げるアングルなら本堂の大屋根が目立つのでそれなりに見栄えがするかなとも思います。

 幸いと言いますか周囲の建物は殆どが商家なので、住宅地やアパート街と異なり「どっちが北かわからない」不自然さはある程度抑えられます。むしろ本堂が線路を背にしている事で「北側から見た風景」という設定が固まった感じもします。
(実はこのモジュールを作る時には「どちらが北か」についてはやや無頓着でしたから汗)

モジュール改装進行中・3 「丘の上のお寺」

2021-04-28 05:18:01 | モジュール・2
 モジュール改装ネタの続きです。

 川を挟んでモジュール左半分を覆う「トンネルのついた丘」
 メンテナンス性や輸送時の破損予防のために山ごと取り外せる構造になっています。
 こちらも今回のイベントに備えてフォーリッジやパウダーを追加して潤いを出しました。
 さて、この山(と言うか丘)ですがここは運転会のたびに建物や風景の差し替えが効くようにてっぺんをフラットな平地にしてあります。

 これまでは自作のホテルとかジオコレの教会などを配置して変化を楽しんできましたが、今回の改装を機会に「寺院の差し替え風景」をここに組み込む事にしました。

 従来は建物だけの差し替えですが、使用するジオコレのお寺が本堂だけでなく二層門や鐘撞台も付いてくるのでそれらを一体にしたベースボードとして製作する方向です。
 本来ならば上から見下ろすよりも下から見上げるアングルの方が見栄えがするのですが、イベントでよく使われるモジュール設置用の台(と言うかテーブル)は高さが75センチ内外の物が多く子供でもない限りは上から見下ろすアングルになりがちです。
 ですから、上から覗き込んでもある程度は見られるようにしておかなければなりません。まあ、これは余談。

 早速1,5ミリ厚のプラ板を平地に合わせて切り出し、塗装。
境内までの地面には砂利を敷き詰めて若干の植生を加えた石庭風にしようかとか考えています。

 ベースに門や本堂を仮配置してモジュールの配置してみると、一応周囲の風景の違和感もなく、これまでで一番落ち着いた風景になったと思います。

 これならどうにか行けそうです。

モジュール改装進行中・その2

2021-04-21 05:27:42 | モジュール・2
 春を迎えて本格化しているモジュールの改装作業から。

 フォーリッジやパウダーを使い川辺のベース露出部を植生で埋めてゆく作業、そして街中や丘陵部に樹木を追加する作業を地味にコツコツと続けています。

 追加の樹木は以前からストックしていたジオコレの「ザ・樹木」の在庫処分(笑)
 ザ・樹木は付属のフォーリッジがとにかく定着が悪い上に接着した後でもすぐにぽろぽろと崩れてしまう位に劣化が激しいためKATOやウッドランドシーニックスのそれを使用しています。

 このアイテムは、枝ぶりがよく、特にケヤキなどは誰が見てもそれとわかるくらいケヤキらしいデザインなので重宝するのですが、手持ちの奴がこのモジュールにはやや不釣り合いなくらいに巨木なのが難。
 何しろ高さはGMの5階建てビルよりも高く、川を挟んで向かい合うトンネル付きの丘陵とほぼ同じになるのですから。

 最初はモジュールのシンボルにでもしようかとモジュール真ん中の川べりに植えたのですが、実際に列車を絡めて見るとこれがまた見た目にうるさい。
 せっかく川辺に配置していた街並みをも食ってしまいかねない勢いでした。

 こうなると仕方がないのでケヤキの方は街並みの背後の方にロウレリーフ的に配置し、元の場所にはやや低めのアカマツを並木状に配置する事にしました。
 背景に引っ込んでもケヤキの存在感は抜群でしたが。
 (余談ですが、都市部などではこの種の高い木は増加傾向にあるのだそうです。
 地域のシンボルとして意識的に残されるケースが増えている事や巨木の大敵である落雷や強風のリスクが高層建造物の増加に伴い減少している事などが関係しているそうですが、その目で車窓風景などを見ると下手なマンションより高い木は意外に見かける気がしますね)

 まだこの方が列車が引き立つようです。

 ゼロから製作するモジュールと異なり既存のモジュールの改装ではメインのシーナリィが出来上がってからの作業なだけに下手をするとせっかくの風景のまとまりを壊しかねない事が実感されます。
 また、ミニカーブ使用のサブエンドレスで カーブ内側にフォーリッジを追加したところ、20M級車が通過する際に「カーブに対して軸距の内輪差が大きいために床下がフォーリッジに乗り上げて走行不能になる」などという笑えないトラブルも。

 これなどは模型ならではのアクシデントですが(汗)これも現物合わせで調整するほかありません。
 運転会ではわたしの手持ち以外の車両が通過する事も多いので、建築限界のチェックは勢い慎重になります。

モジュール改装に取り掛かる

2021-04-14 05:34:11 | モジュール・2

 昨年秋頃からご無沙汰していたモジュールの改装工事のはなしから。
 以前紹介した様に、今回の改装は主にシーナリィの植生の追加とそれに付随したディテール追加が主です。

 前回はくたびれ切っていた川の水面のリニューアルを行いましたが、先日から植生を少しづつ追加し、ベースの露出部分を減らしてゆく工程に掛かっています。

 線路際や川の石垣の上の土手、或いは樹木の周囲といった所にフォーリッジを貼り付け、手持ちの樹木(主にストックしていた「ザ・樹木」が中心)を適当に配置して密度を上げてゆこうかと。
 あとは線路側の柵や看板の追加。
 改装前のモジュールでは柵の隙間が多くて誰でも線路に侵入し放題状態でしたから保安上からもこれは必要でしょう(笑)

 それにしても、
 暫く運転していなかったモジュールだけにレールの汚れも半端ありません。
 1、2回綿棒で拭いたくらいでは集電を十分確保できず、試運転の列車があちこちで息付きを連発。
 結局レールのクリーニングだけで30分は使いましたか。
 たかだか900×600のスペースのモジュールなのに。

 後の課題は
 過去の運転会の繰り返しの中で行方不明になっていた火の見櫓のリペア
 道端のアクセサリの追加
 自動車やフィギュアの配列(実は改修前のモジュールには人形が配置されておらず無人状態でしたw)
 一部の建物の差し替え、特にモジュール左側の丘陵の上に何かランドマークになりそうな建物を配置したいところ(現在の候補は教会か寺院を考えています)

 と言ったところでしょうか。

モジュール改修のとっかかり、水面のリニューアル

2020-11-05 05:13:27 | モジュール・2
 先日お話しした来年のグランシップ(あるといいな)に向けてのモジュール改修のはなしから。

 このモジュールの肝は道路橋、鉄道橋合わせて4つの橋が架かる川の部分でした。
 持ち運びを頻繁に行うゆえに水面の表現に重くて割れたりヒビが入る恐れのあるレジンが使えなかった(と言うより恐れをなした)ので、川の水面の表現には水性のクリアニスの重ね塗りで対処しています。

 これは職場でたまたま使っていたデコパージュの技法を応用したものですが、デコパージュの場合は滑らかでまっ平らな表面にしなければならないのに対し、川の表現に使うならむしろ波のような凸凹があった方がリアルになると思い、わざと凹凸の付くように塗り重ねていました。

 建造中から完成直後にかけてはまさに「ぬめる様な水面」が表現でき、自己満足に浸ったものです(大汗)

 ですが年月が重なると当然水面に埃がたまり、水面というよりも古ぼけたキャンバスみたいな状態になります。
 水性ニスなので、軽い汚れなら濡れティッシュで拭いても多少はごまかせますが、年月が経過するとそれにも限界があります。


 という訳で、今回は水面を拭き掃除した後に改めて水性ニスを重ね塗りしました。
 実はこれができる事がニスを使うメリットであると思います。

 原液のままだと刷毛で広げるときに気泡を生じやすいので多少の水を混ぜて落ち着かせます。刷毛もペンキの様に滑らせるのではなく、波を表現するようにちょん、ちょんとつつく様にニスを乗せてゆくと水面ぽくはなります。

 水底を作ったうえでレジンを流すような本格的な奴のようにはいきませんが、視点を下げて眺めると当初の様なぬめる様な水面が復活してくれました。
 あとは前回十分に表現しきれなかった石垣や川べりの植生の追加を考えます。

そろそろモジュールの再改修に・・・

2020-10-29 05:42:03 | モジュール・2
 彼岸も過ぎ、汗っかきに辛い季節が過ぎました。
 これでようやくモジュールの改修に本格的にかかる事ができそうです。

 来年のグランシップが開催されるのか否かは現時点で非常に微妙なのですが、今から掛からないと春までに目星を付けられません。
 今回改修するモジュールは12年前に製作した川と橋の風景に併用軌道エンドレスを組み合わせたものです。

 これまでのクラブの運転会では最も活躍したモジュールでもあるのですが、流石に12年も経つとそれなりにやれやくたびれが目立つ事、また、主に植生の不足に伴う風景の密度の薄さが気になってきていましたからそろそろ改修の時期と思います。

 現在はクレイドルレイアウトの一部として機能していたこのモジュールを一旦取り外し、作業台に持ち込みます。
 ここ10年位シーナリィ関連の手入れをしていなかったので埃や汚れもそれなりに残っていますのでまずはその清掃からです。
 いや、本当に埃のたまり具合が半端ありません。

 特に塗り立ての頃はニスでてかてかしていた川の水面も埃が積もり、単なる溝にしか見えない状態だったのですが(汗)拭き掃除をしても製作直後の様なつやと質感は戻って来ません。

 まあ、これは元々想定していた事で、ある程度水面の劣化を見込んでレジンではなく後から塗り直せるクリア水性ニスの重ね塗りで表現していました。
 今回も基本的にはそれに準拠した形で対応する予定です。

 あとは川の石垣や周囲の道路を中心に植生の追加、出来れば併用軌道部分の一部にダミーの架線を張ろうかと考えています。
 どこまで実現できるかは今の時点では未知数ですが(大汗)

モジュール改修計画2020 その1

2020-02-18 05:29:07 | モジュール・2

 先日メインレイアウトの差し替えで「鉄道の街」モジュールと交代したモジュール。
 これは今から10年ほど前に2番目のモジュールとして製作したものです。

 真ん中に川を通し、更に当時出たばかりだったミニカーブレール140Rを使ったサブエンドレスを組み込み単体のレイアウトとしても使える(それでいて風景はあくまで普通)事を目指したモジュールです。

 サブエンドレスは運転会でモジュールに変化をつける意味で結構重宝したもので、鉄コレならば20M級2連くらいまではどうにか違和感なく走らせる事ができました。

 尤も運転会の方はここ5年くらいご無沙汰しているモジュールでもありますが。
(実は鉄博風モジュールも完成直後から5年くらい寝かせていますw)


 奥行き600のモジュールで鉄道、道路、併用橋で都合5本も橋が掛かっているのが特徴と言えばいえます。

 さて、今年のグランシップではこのモジュールを持ち込む予定ですが持ち込む以上はなんらかの改修またはモディファイをやるつもりでいます。
 差し当たり10年間でくたびれている部分を清掃し、主に植生や川面の表現に手を加えようかと考えています。
 また、この10年間でLED工作の普及に伴い照明類が組み込みやすくなっていますから、場合によっては照明も追加してみようかとも。

 何れにしても例年よりも取りかかりが遅いので、短期間で効果の上がるモディファイができればと思います。

モジュールの動画

2010-04-09 23:16:54 | モジュール・2


 以前帰省の際にモジュールのベランダ上屋外撮影を行なった際の動画が出てきたのでアップしました。

鉄コレの近江鉄道
http://www.youtube.com/user/yuuzuru17?feature=mhw5
MODEMOの東急300「せたまる」
http://www.youtube.com/user/yuuzuru17?feature=mhw5#p/a/u/1/EtV6gFAoHh0

 
 以前のブログにも書きましたが自然光を使った屋外撮影はある意味モデルやジオラマの七難を隠す(笑)側面があると思いますが、この時の撮影は今ひとつその効果が出ていなかったような感じがします。
 ベランダだと充分な採光が取りきれない事と当時の天候が花雲り気味だったことも関係あるかもしれません。

 

 それでも動画上では東急300よりも近江鉄道のほうが幾分自然光の効果が出ているようです(特に影の出方)
 近い内にモジュールかレイアウトの屋外撮影に再度挑戦してみたいと思っているのでその際にはもう少し工夫したい所です。

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モジュールの再配置2・縦の効果

2010-03-30 22:06:35 | モジュール・2

 先日から試しているモジュールの再配置です。
 上の写真の場所、セクションの向こうが直接背景画となっている不自然さがあったのでそれを解消するためにセクションと背景画の間に建物とレリーフを組み込んで見ました。

 山のレリーフはレイアウトのパーツから、建物は今のレイアウトから取って来た物です。
 この中でアオシマの団地は多少背景が外国風であっても半ば強引に風景を日本風にしてしまうという素晴らしいアイテムと思います(笑)

 全体の雰囲気も先日の物よりもかなり奥行きが出てきた感じがします。
 実は今回の試みは以前別の構成でも試してみた事があります。

 昨年の12月14日のブログでも触れていますが、ジオラマに物理的な奥行きを与え重層的に建物やシーナリィを配置する事でモジュールやレイアウトの立体感を強調しリアリティを与えるというのは単純に市販の建物を配置しただけであってもかなり効果的と感じています。背景やレリーフの効果もこうした場合にはより強調されるようです。

 今回の作例は奥行き1・5メートル強で写真のような雰囲気となりましたが、これはレイアウトに留まらずお座敷運転の雰囲気作りやモジュールを組み込む形での組み立て式レイアウトにも使える技法ではないかと思えます。

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モジュールを再配置する(笑)

2010-03-29 19:57:53 | モジュール・2

 運転会も終わりましたが次回の運転会に向けて駅ビルを組み込んだモジュールについてメンバーの方に冷陰極菅の追加を行なってもらえる事となりモジュールを一枚お預けしました。

 結果として2枚のモジュールを配置していたスペースに余裕が出た訳ですがこの機会に以前の機関区風セクションを接続し、ビル街だったモジュールの一部を当初作ってあったトンネルと山のそれ(一昨年のブログ参照)に差し替えて再配列しました。

 ビル街からやや田舎がかった近郊風景になりましたが元々こういう風景で作っていたモジュールだったのでこちらの方がしっくりします(笑)

 モジュール奥にあった道路橋ですが橋の奥にこれも前のモジュールから外した山を配置する事で風景の奥行きが出てきました。この山は今のモジュールでは元々放送局のあったところに配置されていた物です。


 同様にサブエンドレスに機関区風セクションを直結させた事で踏切から奥を覗くアングルでも同様の効果が出ている感じがします。

・・・などと書きましたがこれらはあくまで人間目線かそれに近いところに視点を下げているからと言う話でして少し視点を上げるとしたの写真のようになります。

 なにやらテレビの特撮物のセットみたいですね(笑)


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モジュール更新計画・42・看板と「時代性」

2009-10-27 22:44:04 | モジュール・2


 先日来工事が進行中の「ビルの壁」ですが現在看板の追加工事中です。

 この看板ですが、何れも今では見ないロゴマークの物を選んでいます。
 と、言うのも川を挟んだ反対側が街コレやジオタウン、「三丁目の夕日」の建物などを集中させたいわば「昭和レトロ区画」である事からこちらのビル街にも一応それに合わせた感じにしたものです。

 素材は何れも街で見つけたエナメル看板(地方だからでしょうか、町名表示や街路図などの隅っこにこういう広告が付いている事があります)を写真に撮ったもので看板らしくするために文字を切り抜いて貼り付けることで僅かながら立体感を与えています。


 こうなってくるとモジュールの右半分は「昭和40年代」という想定になってきます。
(ちなみに左半分はどちらかというと昭和50~60年代風、並木道のビル街は平成の風景のイメージになります)
 当然これが似合うのは同年代の国鉄車両辺りだろうと思い、先日入線させた157系を入れてみました。
 想像通り違和感は無いようです。

 こうしてみると看板も素材の選択によっては建物と同等に時代を語るものであることを再認識しました。

モジュール更新計画40・ビル街の弱点を…

2009-10-24 22:05:17 | モジュール・2
 先日の平日休を使った集中工事のメインがこれでした。

 これまで制作してきたビル街と並木道のモジュールはすでに製作してきた二つのモジュールにまたがる形で配置されています。それゆえ各々のモジュールのシーナリィの半分づつがそのまま残る形となるわけです。
 左側のモジュールはそこそこ近代的な風景なので良いのですが、右側のモジュールは街コレやジオタウンの町屋を中心にまとめている上に川を挟んだ向こうが山になっているシーナリィでした。
 山の部分が今回改修したビル街に差し替えられるわけですが、このモジュールの最大の弱点と思えるのはこのスペースが限られているのとビルの一軒一軒が大きめに作られていたため「手前に町屋の街並みのある川の向こうビルの絶壁が出現する」構図になってしまうのです。

 すでに製作されたビル街を取り壊すのも忍びないので少しでも違和感を減らすように建物を追加しました(結局それもビルなのですが)
 まず、川に面したビルの背面にやや縮尺を小さめにした壁面を張り付けました。最近よくやる「ビルのリバーシブル化」です。
 更に川に接する部分にはロウレリーフ上の建物を何件か配置しました。こちらの素材はGM商業ビルの側壁パーツ、中型駅の一階部分、TOMIX詰所の上屋パーツをカットして使いました。

 折角のロウレリーフも真横から見る形になるので効果はありませんが斜め化らのアングルならどうにか見られるといった感じでしょうか。
 それでも「川の向こうは摩天楼」みたいになってしまっていますが。

 一枚目の写真(改修前)と同じアングルから捉えた現在の様子です。手前の風景は同じですがいきなり大都会風になりました(汗)
 こちらはこの後看板の追加とウェザリングに入る予定です。