光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
こちらはメインブログのアーカイブとなります。

KATOのキハ48から

2021-04-29 05:58:28 | 車両・気動車
 先日入線したジャンクモデルから。

 昨年夏の帰省の折、エーダイのキハ47(M車)を入手していましたがそれとペアを組ませる片運転台車両がKATOのキハ40しかなく、かねてから適当なトレーラーを物色していました。

 先日、普段は鉄道模型を扱わない近所のブック●フでKATOのキハ48を発見。
 お値段は3桁価格とリーズナブルだった事もあって飛びつきました。
 ですが、この時点で「相場より安すぎる」事に注意すべきでした。

 上の写真を見て頂くとお分かりのように前後ともに貫通幌が欠落。
 ご丁寧にも取り付け穴もそのまんま空いている状態でした。
 エーダイのキハ47の方は最初から幌がついていないのですが、KATOの方は幌取り付けが前提の造形なので取り付け穴が丸見えというのは見た目に致命的です(汗)

 かといってそのまま返品するのはもったいない。

 帰宅後ジャンク箱をひっくり返して以前秋葉原で購入した「一代の不覚」モデルのキハ47を引っ張り出しました。

 このキハ47、ウエザリングが杜撰な上にカプラーに無理やりTNを組み込んでいてアーノルド主体の当鉄道では運用が面倒。そのくせお値段だけは一人前だったという恨みのモデルでしたが、前ユーザーが貫通幌を取り付けていたのでそこからパーツを切り離し、今回のキハ48に換装しました。

 とはいえ元々の幌が黒かったので灰色幌が標準の他社モデルと並べると違和感は残りますが。
 もし気になって仕方なくなったら行きつけのショップでASSYを探す事になりそうです。

 それを別にするとKATOのキハ48はエーダイと併結してもあまり違和感はありません。キハ47特有のドア構造での差異が目立ちますが造形面自体ではエーダイとの併結はギリギリ見られるレベルと思います。

モジュール改装進行中・3 「丘の上のお寺」

2021-04-28 05:18:01 | モジュール・2
 モジュール改装ネタの続きです。

 川を挟んでモジュール左半分を覆う「トンネルのついた丘」
 メンテナンス性や輸送時の破損予防のために山ごと取り外せる構造になっています。
 こちらも今回のイベントに備えてフォーリッジやパウダーを追加して潤いを出しました。
 さて、この山(と言うか丘)ですがここは運転会のたびに建物や風景の差し替えが効くようにてっぺんをフラットな平地にしてあります。

 これまでは自作のホテルとかジオコレの教会などを配置して変化を楽しんできましたが、今回の改装を機会に「寺院の差し替え風景」をここに組み込む事にしました。

 従来は建物だけの差し替えですが、使用するジオコレのお寺が本堂だけでなく二層門や鐘撞台も付いてくるのでそれらを一体にしたベースボードとして製作する方向です。
 本来ならば上から見下ろすよりも下から見上げるアングルの方が見栄えがするのですが、イベントでよく使われるモジュール設置用の台(と言うかテーブル)は高さが75センチ内外の物が多く子供でもない限りは上から見下ろすアングルになりがちです。
 ですから、上から覗き込んでもある程度は見られるようにしておかなければなりません。まあ、これは余談。

 早速1,5ミリ厚のプラ板を平地に合わせて切り出し、塗装。
境内までの地面には砂利を敷き詰めて若干の植生を加えた石庭風にしようかとか考えています。

 ベースに門や本堂を仮配置してモジュールの配置してみると、一応周囲の風景の違和感もなく、これまでで一番落ち着いた風景になったと思います。

 これならどうにか行けそうです。

「東北の貨物列車」が行き交う・・・(笑)

2021-04-27 05:15:35 | 車両・客車・貨車

 先日入線の東北本線貨物列車。
 これで纏まった数の「新性能二軸貨車(笑)」が揃った事ですし、いい機会だったのでKATOの花輪線貨物列車も引っ張り出し2列車同時運転と洒落込みました。

 新性能二軸貨車(転がりがよく、カプラーの安定性が良い、一部は扉の開閉可能)はこれ以前にバラ(それも中古w)で何両か入線しているのでそれらも組み合わせました。
 KATOからはツムとトラ、そしてタムがそれぞれ2両づつ。若干ながら貨物編成の延長と見た目の変化をつける意味で重宝します。
 TOMIXからは「週刊SL鉄道模型」のワムとコム、バラで入線のタム・・・なのですがワムはともかくコムとタムはデザインがフリーでプロポーションの誇張が大きいので今回の編成に混ぜ込むのを躊躇させられるのが痛い。

 これでそれなりに長くなった貨物列車を上下線ですれ違い走行させたのですが、ここでへそ曲がりと言いますかKATOの編成の先頭には先日入線のTOMIXのED75重連、一方のTOMIXの編成には昨年入線のエンドウの9600を立てました(ささやかながらメーカーの推奨に逆らったりしますw)

 花輪線の貨物と東北本線の貨物が行き交いそうな場所というと現IGRの好摩駅周辺くらいしか思いつきませんが(笑)レイアウトのシーナリィはあの付近とはまるっきり違う都市風景なのはご愛嬌です。

 エンドウの9600は音はガサツですがスロットルをある程度開くと貨物蒸機らしいえっちらおっちら感は出せますし、ED75もスローかそれに近い低速走行が安定しているのでどちらの編成も安心感のある走りでした。

 そういえば、この手のオムニバス貨物列車を見なくなってだいぶ経ちます。
 ましてや最後尾につくヨに灯が灯る様なんてすっかり思い出の中の場面になってしまいました。

マンガの中のテツドウモケイから・「不器用な匠ちゃん」その1

2021-04-25 05:41:19 | 書籍

高志国太郎さんのブログ記事「漫画の中のNゲージ」を拝見して以来「鉄道模型が出てくる一般漫画」というジャンルに興味を持ち、折を見ながら鉄道模型漫画を探しているのですが、最近拾い上げた成果(笑)から。

物はメディアファクトリーの「コミックフラッパー」に掲載されていた須賀篤志作「不器用な匠ちゃん」

主人公は手先は器用で恋愛には不器用な歯科技工士の藍川寛乃 二十歳。彼女の唯一の趣味は「武器フィギュア製作」(!)だがオタバレを恐れるあまり周囲には趣味を秘密にしていた。
そんなある日、寛乃はとある大型雑貨店(東急ハ●ズ?)の工具コーナーで偶然出会った見ず知らずの青年サラリーマン、渡井進(二十三歳)に自分の趣味を見抜かれる。それをきっかけに渡井の入っているミニチュア工作同好会に入ることに。
最初は渡井の朴念仁ぶりに振り回される寛乃だったがいつしか・・・


というのが初期のストーリー
(実はこれを書いている時点で全6巻のうち2巻までしか読んでいないのですが汗)

作品は割合最近完結した様ですが趣味の特殊性(笑)を別にすればよくある恋愛ものの王道をなぞっている作品という印象です。

さて、ここからが本題。
寛乃が出会った渡井進の趣味というのが(やっぱり)「鉄道模型」なのがわたし的の注目点なのは言うまでもありません(笑)

何しろこいつが寛乃に出会って最初に頼み込んだのが「レイアウト用の人形製作」という展開なのですからたまりません。
「電車だけでなく駅舎や風景、その場にある物全てを作り追求してゆくのが『鉄道模型』と言うんですよ!!」とのポリシーのもとBトレインショーティ(らしい)のレイアウトを制作中らしいです。
(でもNスケールの人形を自作するなんて相当なマニアでもやらない気がしますがw)

彼がBトレイン(らしい)に入った理由が「車両は山手線だと約1万円と少し、実際の編成にするなら別売りのセットを足して約3万かかります。これにレールとコントローラが付くから最低でも4〜5万円はかかりますね ははははは」
という実に身につまされるものだったりして。

ですが薄給なら薄給なりに「100均ショップの素材でジオラマ(というかパイク)」を楽しんだりしているいかにも現代っ子(死語)な鉄道模型ファンです

因みに100均素材のパイクは私の所属しているクラブのメンバーにこれの得意な方々がいまして、運転会のたびに新作が展示されたりしているので私にも馴染みが深い話です。

「簡単なジオラマでもその中で車両がうまく走ったときは なんか・・・達成感がすごいんですよね・・・」という渡井のセリフにはこの趣味の魅力が端的に語られていますが、これまで読んできた鉄道模型の出てくる漫画でこういう素朴な部分をきちんと書いている物は少なかったと思います。

渡井の趣味が語られる(つまり鉄道模型中心の話)部分は単行本1巻の第2話ですが、ここだけでもそれなりに楽しめると思います。
まあ、以後も所々に出てくる様なので残りの話を読まなければと思います(汗)

それにしても、鉄道模型のジオラマ(パイク)造りと社会人ラブコメ描写の合体とは私も想像できませんでした。
これに限りませんが一般漫画で鉄道模型が出るネタというのはメインの読者層が異なる雑誌が多いせいか相当にバラエティが広いと感じます。

なので、折を見てこういう題材も探索してみたいと思います。

マイクロエースの「ジオラマレール」に思うこと

2021-04-24 05:37:47 | 鉄道模型 
 先日紹介したマイクロエースの線路セットのチラシから。

 当時、車両についてはKATOやTOMIXを凌ぐ勢いでラインアップを拡充させていたマイクロエースですが線路についてはこれといったものがありませんでした。精々が外国型Cタンクと貨車の短編成の基本セットに付属していた「黒い整形色の道床つきレールのエンドレス」くらいだったと思います。

 そんな折に突然変異的にリリースされたのが「ジオラマレールシリーズ」でした。とは言え私の近所の模型屋さんでは実物が並んでいるのをみた事がなく、いまだにジオラマレールの実物というのを見た事がなかったりします。

 今回、架線柱、柵のセットに付属していたチラシで初めて大まかなアウトラインがわかった次第です。このチラシがまた(色々な意味で)面白いのなんのって(笑)

 このシリーズは線路に線路際のシーナリィがついた独特な形状。これらを組み合わせて手軽にレイアウトが組めることを売りにしていた様です。基本セットは内回りの単線エンドレスの内側に情景マットが付き、増設用の外周りエンドレスでは線路の外側にマットがついてきるので複線にすると線路の両側にシーナリィが付いたモジュールレイアウト風の情景が出現するという寸法です。

 よく見ると直線部に川と鉄橋のついたのまであって、意外にレイアウトっぽいものにはなっています。

 まあ、そこまでは素直に面白いと思えるのですが、このシステム、立体交差はもとよりポイントひとつないので著しく拡張性に欠けるのが難点です。
 そのくせ複線用に対応している直角クロスレールのオプションがあって「平面交差の8の字」には対応しているのが面白い、というか妙に中途半端です。

 ちらしにはオプションパーツを組み合わせたレイアウトプランが掲載されているのですが、スロットレーシングのコースを連想させる妙に幾何学的なトラックプランで鉄道模型のレイアウトとしての魅力に欠けるのが何とも。
内側のカーブはR281、外側はR321で複線間隔は40ミリという事になり37ミリのTOMIXよりも間延びした複線の様です。

 当時でもこれに注目していた鉄道模型のファンはそういなかった様な気がしますが、実際それ以上のシリーズ展開がされる訳でもなく何となくひっそりと消えた様な印象があります。

 後にこの方法を別なフォーマットで発展させたのはZゲージのマルイProーZのモジュールだったと思いますが、こちらも大して拡張性を発揮できないまま消えた様です。
 シーナリィ付き線路という発想は悪くなかったと思うのですが、それでもポイントや立体交差を含めた拡張性が必要だったのではないかと思います。
ビギナーでもポイントや高架線はやってみたい夢のひとつですが、製品でそれらの夢が提示されなかった点マイクロエースは線路システムに関する限りに詰めが甘かった気がしてなりません。

 実際、私もパーツのセットを見つけて久しぶりに思い出した様な次第です。
 
 お値段もエンドレスの基本セットで2万円弱。複線だと3万6千円程度と割高感も結構なものです。

 これまでにもエーダイやエンドウなど独自の規格のレールシステムで市場に参入したメーカーはありましたが、どれもがポイントこそ設定されていたものの立体交差まで展開する事が出来ずに消えてしまいました。ですが、マイクロのジオラマレールの場合は他メーカーのそれとは異なり「単に列車を気軽に走らせられるお座敷システム」以上の事は考えていなかった様な節があります。

 ある意味それはそれで悪くはないと思いますが、このシリーズが(お座敷運転にしろレイアウトにしろ)「テツドウモケイを走らせる事に価値を感じるファン」の琴線を刺激する物に欠けていたのは確かだと思います。
 その意味では現在車両専門メーカーの様相を見せているマイクロエースらしいアイテムではないかという気もします。

「東北本線一般貨物列車セット」

2021-04-22 05:31:40 | 車両・客車・貨車
 先日、TOMIXのED75を増備した折に同時発売の貨物列車セットに軽く触れました。

 その時は予算の都合とタイミングの問題で入線を断念しかけていたのですが、先日在庫品を見つけ、そこそこ値引きもあった事から急遽入線の運びとなりました。
 まあ、たまにはこう言う偶然もあります。

 そういう訳で物は「東北本線一般貨物列車セット」

 昨年入線のKATOの花輪線貨物セットにワム80000が加わり、ワフがヨ5000に変わった様な12両編成の構成です(よく見るとワム23000の型番違いのワム2000とかも混じってはいますが)
 実はこの製品に目をつけた理由にはそのKATO花輪線セットが関連しています。

 この趣味に入って以来中古品を中心に2軸貨車は随分と増備してきていますが、そこで不満点として感じていたのが(特にナインスケールと河合商会のものに顕著なのですが)車輪の転がりの悪さとカプラーの首振り角の不足(あとカプラー自体の捻れやすさも)でした。
 特に後者は棚幡線や葉純線などのミニカーブ主体のレイアウトで脱線や自然解放の原因になりがちでしたし転がりの悪さも急カーブでの機関車の負担が意外に大きくスロー走行のしにくさに繋がっていたのです。

 KATOの花輪線貨物はその点で転がりもスムーズでしたしカプラーのマウントもしっかりしていたので、TOMIXのそれにも同じ程度の走行性が期待できるのではという思いがあったのです。
 実際、個々の貨車については走行性や追従性には文句がありませんでした。
 レイアウト上で「爪楊枝で軽く突いただけで幽霊のようにスーッと走ってくれる二軸貨車」は個人的には感動的だったりします。

 ヨ5000に関しては「室内灯標準装備」なのが嬉しいですが真横から見た時に床下に集電板とスプリングが丸出し状態なのはいただけません。
 お座敷運転では目立たないでしょうが目の高さで眺めるレイアウトではこれはかなり目立ちます。
 あとはKATOと異なりトラに荷台カバーがない空車状態なのも惜しい。
 ナインスケールのトム・トラですら砂利が積んであったのでプロトタイプのある編成であればそこそこ配慮が欲しかったですね。

 と、文句は多少はありますが模型としての「新性能貨車(笑)」が纏まって入手できるというのはやはりありがたい事です。
 特にNゲージでの二軸貨車はボギー車以上に走行性の改善が著しいのを実感させるセットではありました。
 あとはバラ売りの種類がもう少し増えてくれればとか思いますが。

モジュール改装進行中・その2

2021-04-21 05:27:42 | モジュール・2
 春を迎えて本格化しているモジュールの改装作業から。

 フォーリッジやパウダーを使い川辺のベース露出部を植生で埋めてゆく作業、そして街中や丘陵部に樹木を追加する作業を地味にコツコツと続けています。

 追加の樹木は以前からストックしていたジオコレの「ザ・樹木」の在庫処分(笑)
 ザ・樹木は付属のフォーリッジがとにかく定着が悪い上に接着した後でもすぐにぽろぽろと崩れてしまう位に劣化が激しいためKATOやウッドランドシーニックスのそれを使用しています。

 このアイテムは、枝ぶりがよく、特にケヤキなどは誰が見てもそれとわかるくらいケヤキらしいデザインなので重宝するのですが、手持ちの奴がこのモジュールにはやや不釣り合いなくらいに巨木なのが難。
 何しろ高さはGMの5階建てビルよりも高く、川を挟んで向かい合うトンネル付きの丘陵とほぼ同じになるのですから。

 最初はモジュールのシンボルにでもしようかとモジュール真ん中の川べりに植えたのですが、実際に列車を絡めて見るとこれがまた見た目にうるさい。
 せっかく川辺に配置していた街並みをも食ってしまいかねない勢いでした。

 こうなると仕方がないのでケヤキの方は街並みの背後の方にロウレリーフ的に配置し、元の場所にはやや低めのアカマツを並木状に配置する事にしました。
 背景に引っ込んでもケヤキの存在感は抜群でしたが。
 (余談ですが、都市部などではこの種の高い木は増加傾向にあるのだそうです。
 地域のシンボルとして意識的に残されるケースが増えている事や巨木の大敵である落雷や強風のリスクが高層建造物の増加に伴い減少している事などが関係しているそうですが、その目で車窓風景などを見ると下手なマンションより高い木は意外に見かける気がしますね)

 まだこの方が列車が引き立つようです。

 ゼロから製作するモジュールと異なり既存のモジュールの改装ではメインのシーナリィが出来上がってからの作業なだけに下手をするとせっかくの風景のまとまりを壊しかねない事が実感されます。
 また、ミニカーブ使用のサブエンドレスで カーブ内側にフォーリッジを追加したところ、20M級車が通過する際に「カーブに対して軸距の内輪差が大きいために床下がフォーリッジに乗り上げて走行不能になる」などという笑えないトラブルも。

 これなどは模型ならではのアクシデントですが(汗)これも現物合わせで調整するほかありません。
 運転会ではわたしの手持ち以外の車両が通過する事も多いので、建築限界のチェックは勢い慎重になります。

小田急キハ5100を(やっぱり)動力化したはなし

2021-04-20 05:25:05 | 車両・気動車
 鉄コレ第30弾ネタから。

 今回の30弾は事前の予想に反してモデルの動力化率が高くなりました。
 特にTM-16の動力は会津キハ8500の他にアンレールの名鉄仕様にも使いましたから。

 実を言いますと2つ目のTM-16は「アンレールに使えなかったら小田急のキハ5100に使おう」とか漠然と思っていたものです。
 それが幸か不幸かアンレールのキハ8500にあっさりとTM-16がハマってしまい拍子抜け。
 ですが、そうなるとやっぱり小田急のキハも動力化したくなってしまいました。

 元々キハ5100は単行で運用されていた気動車でしたから大概のユーザーが動力化していた様でユニット自体がかなりの品薄だそうなのですが、それでも辛うじて行きつけのショップに在庫があり3つ目のTM-16が入手できました。

 動力化の工程自体はここで改めて書くことはありません。
 強いて付け足すなら、前に入線していた同じ小田急のキハ5000と2連化するために片側カプラーをKATOのナックル仕様にしたくらいなものです。

 ただ、このお陰で手持ちのキハ5000と合わせて運用上の自由度は大きくなりました。3両で最大4通りの組み合わせができますから(3連だけはカプラーの問題とM車が2両と言う組み合わせから現実的ではありません)

 早速レイアウト上で小田急の気動車2編成とアンレール改の名鉄キハ8500が行き交う事になりました(笑)

マンガ「チャレンジくん」と「C57」のはなし

2021-04-18 05:45:02 | 書籍
 一昨年辺りに高志国太郎さんのブログ記事「漫画の中のNゲージ」を拝見して以来「鉄道模型が出てくる一般漫画」というジャンルに興味を持ち、折を見ながら鉄道模型漫画を探しているのですが、そこで最近拾い上げた成果(笑)から。

 ただし今回の題材については本来ならもっと早く気づいて然るべきだったものでお恥ずかしい次第です。
 何故なら80年代のNゲージブームの時期にリアルタイムで描かれていた作品だったからです。

 ものは弘済出版社から全5巻でコミックスが出ていた(現在では電子書籍でも読めます)荘司としお作「チャレンジくん」
 本作は旧国鉄の「いい旅チャレンジ2万キロ」に因んだタイアップ漫画の様なものらしいですが当ブログでの注目点は「主人公がNゲージ鉄道模型ファン」という設定だった事です。

 冒頭の3ページで主人公が池袋西口の模型店(たぶん「しぐなるは〇す」?)でTOMIXのレイアウトを楽しんでいる描写が見られます。
 作者は少なくともTOMIXはよく調べて書いている様ですが、その後も自宅のテーブルに橋上駅とポイントのついたレイアウトがあるのが確認できました。

 なお、本作の主題は模型鉄の主人公がチャレンジ2万キロに挑戦を志し乗り鉄に転向する話。しかもストーリーが進むにつれて錯綜しまくりの人間関係の下、遂には主人公自身の出生の秘密までが絡むサスペンス漫画になっているという構成。
 これを通しで読むと結構驚かされます。(実は私もそのひとりですw)

 さて、最近これを読んでいて、鉄道描写で気になったのがSLやまぐち号の回で「牽引している12系よりキャブの屋根が高いC57」が描かれていた事です。
 ひょっとするとKATOのC57にTOMIXの12系を牽かせたものをモデルに描き起こしたものかもしれません(笑)

 少々気になったので当時製品化されていたKATOのC57にTOMIXの初期型12系をつなげて見ると確かにキャブの屋根が客車のそれより高くなっています。当時(と言うかつい最近まで)KATOの蒸気機関車モデルはNゲージの通常スケールよりも大きめにモデル化されていたので(わかる人にはわかるというレベルで)牽引する客車や貨車よりも心持キャブの屋根が高いという特徴がありました。
 
 こちらは現行のKATOのC57に同じ客車を牽かせたものですが、機関車自体がいわゆる「ファインスケール化」という奴で以前のモデルよりも小ぶりになり客車の屋根とほぼ同じ高さに揃っているのが確認できます。
 
 とはいえ、それでマンガの値打ちが下がる訳ではなし、あの当時の鉄道模型事情がこういうものだったというのを偲ばせる意味では当時の雰囲気を偲ぶよすがにはなると思います。

 そのほかの車両のイラストはしっかりしていますし。


 そういえば、最近終了したある人気アニメに登場する「(もちろん実物として登場している)電車のパンタグラフがNゲージ製品のそれだった」なんて実例もありましたが、こういうのは「わかる人だけが分かればそれでいい」くらいの気持ちで接するのが精神衛生上好いのかもしれません。

マイクロエースの「架線柱と柵」

2021-04-17 05:41:10 | アクセサリー
 先日、モジュール改装に必要なパーツを買いに行きつけのショップを訪ねて見つけたアイテムです(笑)

 今回のお目当ては街灯と架線柱でした。
 街灯はモジュールの雰囲気に合うGM製を探していたのですがあいにく在庫なし。やむなくジオタウンのそれで代用。
 架線柱はKATO、TOMIX、ジオコレを候補にあげていたのですが、その中に何か見慣れないパーツがありました。

 御店主に伺ったところでは「ショーケースの奥に埋まっていた」との事です。

 これがなんと「マイクロエース製の架線柱」
 かつてマイクロエースから出ていた「ジオラマレール」のセットのオプションとしてリリースされたものです。
 確か15年くらい前のアイテムだったでしょうか。お値段は当時のまま600円(税抜き)
 KATOやTOMIXよりも安価でかつそれなりに個性的なパーツなら手を出す理由にはなります(要は貧乏性汗)


 形状はKATOともTOMIXとも異なる独特のデザイン。
 モジュールの彩としては面白い存在と言えます。

 柵の方はKATOよりは目が粗い形状でこれもこれで使えそうです。

 ただ、見ての通りランナーのゲートが他社のそれに比べて無闇に多かったのには往生しました。柵ひとつ、架線柱一本取り出すのに意外と手間がかかりました。

 早速モジュールの一部に使ってみましたが、目立たないパーツとはいえ、風景の密度が微妙に変わった気がしてそれなりに楽しめました(自己満足)

 さて、本製品には当時の「マイクロエースのジオラマレールのチラシ」も付属していましたが、これはこれで興味深かったので次回あたりに取り上げてみたいと思います。

鉄コレ30弾の「小田急キハ5100」

2021-04-15 05:38:57 | 車両・気動車
 鉄道コレクション第30弾の編成から

 今回は小田急キハ5100をば。
 最近のファンだと「小田急」と聞いてディーゼルカーを連想する人はあまりいないと思いますが、今回のラインナップにはその小田急のディーゼルカーがラインナップされています。
 実車は1955年、当時非電化区間の御殿場線に乗り入れる為にわざわざ新造された特急用気動車でそれゆえに「両運転台で乗務員用ドアがふたつあるのに客用ドアがひとつだけ」という特異なフォルムの持ち主。

 しかもほぼ同系の車体の2連運行が行なわれた事もあるので余計不思議な印象を与える列車とも言えます(基本は単行運用)
 今回のキハ5100は第30弾のラインナップで唯一の単行運用ができる気動車、それも急行・準急として使える車両なので運転派やレイアウト派には魅力的かもしれません。
 実際、行きつけのショップのご店主の話では今回のラインナップで意外に人気があるのがキハ5100だったとの事で専用の動力ユニットを含めてよく出ているそうです。

 さて小田急気動車の鉄コレは実はこれが初めてではありません。
 数年前に小田急の事業者特注品として原型車のキハ5000が2連で発売されていた事があり、私も動力化された中古の出物を入手した事があります。

 ですのでキハ5000と今回の5100を並べて比較ができる訳で。
 見ての通り前面はキハ5000が左右の窓の後退角が大き目なのに対しキハ5100は平面顔(笑)顔つきも電車の貫通扉付きの2200や2600に近いイメージがあります。
 実車がシートピッチなどを変更して室内のゆとりを増やした関係からか窓配置も異なります。

 屋根上機器も5100の方が幾分シンプル。

 カラーリングは共通ですがいわゆる「クローン的」ではなく微妙な個性を並べて楽しめる様になっているのは嬉しいですね。
 (というか、量産品のモデルでそこまで作り分けが効く様になった事が凄い気もしますが)
 今回は自走を考えず、キハ5000が走る風景での「側線の飾り物」に徹した使い方を考えています。

 なお、今回の第30弾のシークレットはキハ5100の初期塗装仕様だそうですが、ネトオクでは早くもプレミア価格の出物が(驚)

モジュール改装に取り掛かる

2021-04-14 05:34:11 | モジュール・2

 昨年秋頃からご無沙汰していたモジュールの改装工事のはなしから。
 以前紹介した様に、今回の改装は主にシーナリィの植生の追加とそれに付随したディテール追加が主です。

 前回はくたびれ切っていた川の水面のリニューアルを行いましたが、先日から植生を少しづつ追加し、ベースの露出部分を減らしてゆく工程に掛かっています。

 線路際や川の石垣の上の土手、或いは樹木の周囲といった所にフォーリッジを貼り付け、手持ちの樹木(主にストックしていた「ザ・樹木」が中心)を適当に配置して密度を上げてゆこうかと。
 あとは線路側の柵や看板の追加。
 改装前のモジュールでは柵の隙間が多くて誰でも線路に侵入し放題状態でしたから保安上からもこれは必要でしょう(笑)

 それにしても、
 暫く運転していなかったモジュールだけにレールの汚れも半端ありません。
 1、2回綿棒で拭いたくらいでは集電を十分確保できず、試運転の列車があちこちで息付きを連発。
 結局レールのクリーニングだけで30分は使いましたか。
 たかだか900×600のスペースのモジュールなのに。

 後の課題は
 過去の運転会の繰り返しの中で行方不明になっていた火の見櫓のリペア
 道端のアクセサリの追加
 自動車やフィギュアの配列(実は改修前のモジュールには人形が配置されておらず無人状態でしたw)
 一部の建物の差し替え、特にモジュール左側の丘陵の上に何かランドマークになりそうな建物を配置したいところ(現在の候補は教会か寺院を考えています)

 と言ったところでしょうか。

みにちゅあーとの「民家E」

2021-04-13 05:31:39 | ストラクチャー
 のび太の家落成に端を発してみにちゅあーとの住宅系に手を伸ばしてしまっている今日この頃。

 今回は「民家E」を取り上げます。

建坪率に制限のある田舎とか郊外ではあまり見ませんが都市部や下町では敷地いっぱいに建てられた住宅がまるで寄り添うようにひと塊になっている風景というのはおなじみと思います。
 特に通勤路線の線路沿いではそうした家々が軒を連ね、一種壮観に見えることすらあるわけで(笑)

 前回紹介の「民家F」なんかもそれに該当する建物ですが、今回の「民家B」もそうした鰻の寝床系住宅の一つです。
 キットの説明書にある組み立て難易度は5つ星中の3。
 前回の「民家F」は4つでしたが、間取りの複雑さが幾分少ないこともあってみにちゅあーとに慣れた人なら2時間もあればできてしまうのではないかと思います(私は就寝前のひとときに集中して作ったので丸1週間かかっていますが)

 さて、出来上がった民家ですが写真を見てもお分かりのように「これ一軒だけ建っていても面白くもなんともない」存在です。壁面はまるでメリハリというものがなくただ窓がついているだけ。
 ですが前述のようにこの住宅は「違った形の住宅が何軒か並んでいる」シチュエーションで最大に威力を発揮します。
民家Fと隣り合わせ、アパートなんかを背景に配置するとこの民家は俄然輝きを増してきます(笑)

 おそらくお座敷運転の沿線に配置しても相当に印象が変わると思います。

 建物の集合体をモデルで再現しようとした時、一軒一軒が同じ様に自己主張が強いとただうるさいだけの風景になりがちです(ジオコレはもちろんですがジオタウンですら住宅に関してはその陥穽に陥っている感があります)
 今回の民家のように自己主張をしない普通の家が混じってこそ初めて街並みが引き立つと考えるのは私だけでしょうか。

 その意味では地味ながらもこのキットの存在意義は大きいと思います。
 贅沢を言えば改造しやすさに意を配るか同系のキットをもう一つか二つ出してくれればより有難いですが。

「少年サンデーとテツドウモケイ」のはなし

2021-04-11 05:43:03 | 書籍
 今回は1970年代の一般雑誌における鉄道模型の扱いのはなしから。


 1970年代前後の時期、一般も読むような雑誌類では鉄道模型のステイタスというか立ち位置がどの様なものかについてはかねて断片的にこのブログでも書いてきました。

 中でも今わたしが読みたいと思っているのがかつて水野良太郎氏が自著で取り上げていた「レイアウトの連載グラビアが掲載されていたという70年代のアサヒグラフ」だったのですがバックナンバーが地元の図書館にあることまでは分かったものの、このコロナ禍の折まとまった時間滞在することにはリスクも感じるので調べるのが後回しになっています。

(小学館 週刊少年サンデー1974年10月20日号3Pより画像引用)
 というわけで今回紹介するのは昭和49年に刊行された「少年サンデー」掲載の「鉄道模型入門」という巻頭特集です。
 わたしも本書の存在を知ったのはつい最近なのですが「週刊少年漫画誌で鉄道模型が纏まって取り上げられている」というのには初めてお目にかかりました(尤もサンデーは元よりマガジンやジャンプが同種の特集を組んでいたかは今のところ確認できていませんが)

(小学館 週刊少年サンデー1974年10月20日号7Pより画像引用)
特集の総量は8ページ。

 巻頭に「メルクリンの大レイアウトに腰掛ける長谷直美(太陽にほえろ!のマミー刑事で有名)」のグラビアが飾ります。
 続いて札幌の16番大レイアウト、ライブスチームやZゲージレイアウト、ステレオの上のNゲージレイアウトとジャンルの偏りなくバランス良い配分で鉄道模型の魅力が紹介されていました。
記事の協力の二番目に機芸出版社の名前があるので記述も要領よくまとめられています。
 あの当時の一般向けの記事で「HOと16番の違い」を記述しているのはかなり珍しい気もしますし。

 ライブ(または大型モデル)の自作モデルの紹介で「金沢の荒崎さん」と書かれていた方が紹介されていましたが「1970年代の伝説的16番レイアウト・雲龍寺鉄道の荒崎良徳氏のことかな?」と思ってみたら最終ページにちょこっと「雲龍寺鉄道祖山線」の写真がついていたのでご本人に間違い無いようです。
 同様に「東京の平岡さんが自作したアメリカの森林鉄道用シェイ式機関車」とはギヤードロコのライブスチームの平岡幸三氏の事でしょう。

(小学館 週刊少年サンデー1974年10月20日号6Pより画像引用)
 さて、この特集を俯瞰して気が付いた事は専門誌に比べて「メルクリンが取り上げられている比率が高いこと」

 特にZゲージの扱いはNゲージのそれよりずっと大きいのですが、昭和49年頃のNゲージというとKATOのラインナップも大したことがなく(ようやくワㇺ80000とD51が出たくらいのタイミングです)トミーナインスケール(2軸貨車とED75)が新たに参入した直後くらいのタイミング。

 つまりこの時点ではシステム性はもとより、車両のラインナップでもZゲージの方が日本型Nゲージよりも充実していた事実を示唆させる物です。
(まあ記事の協力のトップが当時のメルクリン代理店の不二商だったのも関係ありそうですが)

 さて、当時の少年サンデーは人気面でジャンプ、マガジン、チャンピオンに次ぐ週刊誌の有力誌のひとつでしたが、この記事をきっかけに鉄道模型を始めたユーザーがどれくらい居たか興味深いものがあります。

最も冒頭で「さあ、こんな楽しい鉄道模型の世界にキミも入門してみないか」とか煽っておきながら、その一方でミニクラブの基本セットが「パックなしで1万2千円」メルクリンで「レイアウトと言える線路配置の線路を揃えるのに7万円」「線路お化けの大レイアウトで38万円」ステレオ上のNゲージレイアウトの総工費が「30万円」などというサンデーの読者がドン引きするような「お値段のはなし」も載っていたりするのですが(あの当時だと食堂で出される醤油ラーメン1杯が180円前後でしたから余計浮世離れ度が強いですね笑)

 因みに同時期の一般誌への鉄道模型記事の展開としては私の知っている範囲内では学研の科学、学習やその上位誌のサイエンスエコーに若干の記事が見られるのと小学館の学習雑誌にトミーナインスケールの広告が載っていたくらいだったと思います。
 これが大人向けの一般誌ではどの程度の扱いだったのかは今後調べてみたいところです。

「年越し運転レポート」に思ったこと

2021-04-10 05:39:39 | 書籍
 今回は幾分時機を逸してしまったネタですが季節外れな点はご勘弁ください。

 昨年から今年にかけての年越し運転ですが、今年もとれいん誌の年越し運転レポートに拙稿を投稿させて頂きました。

 ですがその際に、こちらのPCのメールソフトのトラブルの為に1月初旬に投稿したつもりでいたのがソフトの修正に伴って締切を過ぎてから突発的に送信されてしまっていたというトラブルがあり、受信したエリエイさんにはご迷惑をおかけした事と思います。
 エリエイの編集部様にはこの場を借りてお詫びいたします。

 さて、先日エリエイさんのサイト上で今回の年越し運転レポートが掲載され、私も含めて22名の方が投稿されていました。
 生憎うちの近所で「とれいん」本誌を置いてくれる本屋さんがなくなってしまっているので誌上での拝見が出来ずサイト上での拝見という形になりましたが、今回はそこで感じたことを書きたいと思います。

 皆様もご承知の様に2020年という年はコロナ禍に始まりコロナ禍に終わるという正直言って不祥な年でもありました。
 その影響は私自身も受けてはいるのですが、今回投稿の他の皆様のレポートを拝見していてもその事が強く感じられるものとなっていたと思います。

 私と同じ様に帰省先での運転ができなかった方、逆に帰省してくる家族がおらずに無観客運転となった方、イベントの中止が重なり製作のモチベーションに影響を受けられた方とその影響は様々でしたが逆にそれを奇貨ととらえ新たなアプローチでこの趣味を楽しまれた方々の存在もあったのは読んでいて心強い思いがしました。

 中でも興味深かったのがクラブのメンバーがzoomを用いてそれぞれの自宅から年越し運転の模様を送信しあうという物です。
 私自身実家や自宅で年越し運転をしながらも「今、この瞬間にレイアウトやお座敷運転で同じ様に走らせている人が何人いるだろうか、それぞれがどういう思いで走らせているだろうか」なんて言う事に思いをはせていたりしたのでこういうアプローチは非常に面白く感じます。
 (一昨年まではそんな事を考えている私の方は「氷点下近い部屋で完全耐寒装備の元お座敷エンドレスでちまちまと走らせていたりするのですがw)

 私の知る範囲でもコロナ禍以前の一昨年の年越しでは鉄道カフェや鉄道民宿でのレンタルレイアウトで年越し運転会が催されたと聞いていますが、これらもネット配信生中継なんかで自宅の年越し運転ユーザーと相互に見られるようなシステムが出来れば相当に面白い事になるのではないかと夢想したりします。
 (実は同じ様な試みがJAMとかグランシップでもできれば例え有料配信であっても個々の都合や地理的環境で行けない人にはそれなりに福音になるのではないかと思うのですが)

 それらを別としてもそれぞれ嗜好や規格が異なりながらも「年越し運転」という一点で様々なユーザーの方々が同じ時間にそれぞれの楽しみを共有しているというのは一種愉快なものです。
 次回の年越し運転がどういう形になるのかはわかりませんが、そういう思いを胸に次回に向けて愉しみを重ねて行ければ、とは思います。